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住友不動産の坪単価 一覧
それではまずはじめに住友不動産の注文住宅の坪単価についてまとめていきます。
注文住宅を建てるうえで「予算上限」は真っ先に決めておくべき重要なポイントです。
いくら魅力的なハウスメーカーでも予算が合わなければ候補にすることはできませんよね。また、家づくりは否が応にもワクワクしますので、ついついオプションをたくさん付けてしまいたくなりますが、予算オーバーの金額で住宅ローンを組むことはオススメできません。あらかじめ予算上限をしっかりと決めておくことで冷静な判断ができるようになるはずです。
最終的な総額に直結するハウスメーカーの坪単価は、注文住宅を建てる上で非常に重要な指標となりますのでしっかりと下調べをしておきましょう。住友不動産はそれぞれの商品モデルによって坪単価が異なるため、それぞれのザックリとした坪単価を一覧にしておきます。
住友不動産の商品プラン | 本体価格の目安(35坪想定) | 坪単価の目安 |
---|---|---|
ジェイ・アーバン(J・URBAN)シリーズ | 本体価格2,625万円~3,150万円 | 坪単価75万円~90万円前後 |
プレミアム・ジェイ(PREMIUM・J)シリーズ | 本体価格3,150万円~ | 坪単価90万円~ |
ジェイ・レジデンス | 本体価格2,450万円~3,150万円 | 坪単価70万円~90万円前後 |
邸宅型住宅シリーズ | 本体価格2,625万円~ | 坪単価75万円~ |
インターネット上のハウスメーカー比較サイトでは、住友不動産の価格帯について「坪単価40~70万円前後」と言われているようですが、実際にはもう少し高いです。口コミ情報でも「少なくとも坪単価70万円~」という情報もありますし、管理人が実際に住宅展示場の住友不動産のモデルハウスで営業担当者と話した際にも、住友不動産の平均価格は「坪単価80万円~100万円」というお話を聞いています。
住友不動産の主力商品であるジェイアーバンシリーズは少なくとも「坪単価75万円~」と考えておいた方が良いでしょう。特にコロナ禍以前に比べて、近年では全体的な物価上昇も目立ちますしウッドショックなど建材が高騰している事情もございます。ハウスメーカー各社が値上げ傾向にありますので、住友不動産の注文住宅も坪単価75万円以上と考えておくべきでしょう。もちろんさらにオプションを付けるケースも多いので、実際にはもう少し坪単価が高額になる可能性も十分にあります。
住友不動産の価格帯は、感覚としては住友林業や積水ハウスよりは若干安いくらい。価格帯としては、ミドルコストハウスメーカーと高級ハウスメーカーの中間程度と言えると思います。
注文住宅でマイホームを建てるなら、必ず「予算に合うハウスメーカー」を複数社みつくろって比較・相見積もりしてください。
注文住宅は基本的にオーダーメイドの一点モノ。ほとんど「定価」という概念がありません。つまり自分の条件であいみつをとらなければ「自分の条件のマイホームの適正価格」があいまいのまま。
適正価格があいまいのまま、なんとなくフィーリングで決めてしまうことだけは絶対にやめましょう。
注文住宅は似たような見た目や性能でもハウスメーカーが違えば「300万円~1000万円単位で価格差がある」のが当たり前の世界です。後から「向こうのほうが安かったのに…」と後悔しないためにも必ず複数社のカタログを比較・相見積もりを取るようにしてください。
住友不動産の商品プランごとの坪単価
続いて住友不動産の商品プランごとの坪単価をそれぞれの商品の特徴とあわせてチェックしていきましょう。
住友不動産では大きくわけて4つの商品ラインナップを展開しています。
それぞれの商品のおおまかな坪単価・特徴をいかにまとめますので参考にしてみてください。
ジェイ・アーバン(J・URBAN)シリーズ
ジェイ・アーバン(J・URBAN)の本体価格2,625万円~3,150万円
ジェイ・アーバン(J・URBAN)の坪単価75万円~90万円前後
ジェイアーバンシリーズは限られた空間のなかで居住性を向上させる創意工夫が施された都市型住宅プランです。都市部の一戸建て住宅は敷地面積が限られていますが、住友不動産のジェイアーバンはデザイン性の高さと住み心地をハイレベルに両立。2003年-2004年にグッドデザイン賞を受賞するなど優れたデザインと機能性が評価されています。ジェイ・アーバンは住友不動産の注文住宅のスタンダードシリーズと言えるでしょう。
プレミアム・ジェイ(PREMIUM・J)シリーズ
プレミアム・ジェイ(PREMIUM・J)シリーズの本体価格3,150万円~
プレミアム・ジェイ(PREMIUM・J)シリーズの坪単価90万円~
プレミアム・ジェイシリーズはジェイアーバンシリーズの上位モデルで住友不動産の注文住宅商品としては最上位のシリーズとなります。少なくとも坪単価90万円以上が予算目安となりますので、ズバリ高級注文住宅といえる商品ラインナップです。高額ではありますが、その重厚感・デザイン性は素晴らしく他にない独創的な住まいを実現できます。プランニングの豪華さは、高級ハウスメーカーの競合他社と比較してもハイレベルと言えると思います。
ジェイ・レジデンス
ジェイ・レジデンスの本体価格2,450万円~3,150万円
ジェイ・レジデンスの坪単価70万円~90万円前後
ジェイ・レジデンスは「天然木」を使用した落ち着きのある風格と、「深い軒」による美しい陰影、「水平ライン」がつくるシャープで洗練された外観が特徴的です。また、ジェイ・レジデンスは標準仕様でマンション仕様のハイグレードな内装を採用しています。
邸宅型住宅シリーズ
邸宅型住宅シリーズの本体価格2,625万円~
邸宅型住宅シリーズの坪単価75万円~
邸宅型住宅シリーズは世界各国の伝統的な住宅スタイルをモチーフにした個性あふれる外観が特徴的な商品モデルです。日本の街並みにも合うよう、豊富なバリエーションが用意されています。邸宅型住宅シリーズには洋風の「Foreign スタイル」と和風の「Japanese スタイル」があります。
これらの商品はいずれも「木造住宅」となり、構造(工法)は住友不動産の4つの工法「ウッドパネル工法」「ウッドパネルセンチュリー」「2×4(ツーバイフォー)工法」「2×6(ツーバイシックス)工法」から選択できます。選択する工法によっても坪単価が変わってきますが、住友不動産の注文住宅は基本的にフルオーダーですのでプランニング次第で価格幅は上下すると考えておいた方が良いでしょう。設備グレードの選択によってもひとつひとつ金額が変わってきますので、上記にピックアップした住友不動産の坪単価・本体価格はあくまでも目安としてお考えください。
また住友不動産の商品は上記4つの商品シリーズのなかでさらに細かく商品が細分化されていますので、詳しい性能や内容が知りたい方はカタログ請求をして比較することをオススメします。
※近年、世界的な木材不足(ウッドショック)や世界情勢(為替相場)の影響により、住宅部材の価格が不安定な状況です。住友不動産の本体価格・平均坪単価に関しても、できる限り正確にお伝えしていますが、あくまで目安としてお考え下さい。正確な価格については直接ヒアリングされることをオススメします。
誰もが「マイホームで失敗したくない」と思っているはずなのに失敗例は後を絶ちません。
それはズバリ「比較検討が足りない」からです!
マイホームに限らず高額な買い物をする時は「どの会社が品質・性能が良いか」「どの会社がお得か」必ず比較しますよね?同じような見た目の家でも品質・性能・価格は大きく異なります!複数社を比較検討することでハウスメーカーの特徴をしっかり知る事ができ、更に最終的な価格交渉の際も有利になります。
失敗しないために、必ずハウスメーカーの無料カタログで「比較」して下さい!

住友不動産の注文住宅は高い?安い?価格設定は?
次に住友不動産の注文住宅は「一般的にみて高いのか?安いのか?」という点をまとめていきます。
結論から申し上げますが、住友不動産の注文住宅はスタンダードシリーズのジェイ・アーバンであれば坪単価75万円~が予算目安となります。坪単価75万円~と聞くと、単純な価格帯としては決してローコストとは言い難いですが「住友不動産の注文住宅」というネームバリューに加えて、非常に評価の高いデザイン性、そして高耐震・高断熱の住宅性能面を考えれば非常にコストパフォーマンスに優れる価格と言えるでしょう。
また住友不動産の注文住宅は基本的にZEH住宅が標準仕様となっています。高気密高断熱の住宅性能に加えて、太陽光パネル・蓄電池などの創エネ設備もあらかじめ備わっていると考えると坪単価75万円~という価格帯も納得感があると思います。
住友不動産はマンションデベロッパーのスケールメリットを活かし、高級マンション仕様の設備をリーズナブルに取り入れることも可能です。誰もが知る住友グループの大手ハウスメーカーで上場企業でもありますので、企業としての信頼度は抜群で安心感もあるでしょう。特に耐震性・気密性・断熱性にこだわる方、マンションライクな外観・高級感のある内装がお好みの方はぜひ一度チェックしておきたいハウスメーカーの一角と言えると思います。
ただし近年では物価高騰も著しく、住宅業界も年々値上げの傾向となっています。住友不動産も他社ハウスメーカーと同じく、近年では価格の変動もありますので当サイトに掲載している坪単価・本体価格はあくまで参考程度にとどめて頂ければと思います。
「住友不動産の注文住宅が高いのか?安いのか?」という点について、ご自身でしっかりと理解するためには複数のハウスメーカーと比較するのが一番です。住友不動産の注文住宅を第一候補にしている方も、一社決め打ちで検討するのではなく必ず複数社で比較することをオススメしています。
住友不動産と価格・坪単価を比較しておくべきハウスメーカー
注文住宅の家づくりにおいて何よりも大切なのは「比較すること」です。
家づくりをご検討中の方のなかにはすでに心を決めているハウスメーカーがあるケースも多いですが、そんな方でも一社決め打ちで検討するのではなく、必ず一度は複数社を比較しておきましょう。複数のハウスメーカーを比較することで、あなたの建てたい条件のマイホーム、その相場観が養われます。
この項目では住友不動産を候補として検討している方が比較しておくべき競合ハウスメーカーをいくつかピックアップしておきます。
- 住友林業

住友不動産を候補としてご検討中の方は、住友林業とも比較してみると良いかもしれません。住友不動産と住友林業は同じ住友グループではありますが、施主からすれば別のハウスメーカーと考えて問題ありません。住友林業も木造のフルオーダー注文住宅を得意としており、デザイン性の高さや高級感・重厚感で高い評価を得ています。住友林業はズバリ高級ハウスメーカーですので、住友不動産と比べても若干価格帯は高額になりますが、住宅性能のバランスも非常に優秀ですしとにかくデザイン性の高い住まいを検討中の方は一度はチェックしておきたいハウスメーカーです。
- 一条工務店

高気密高断熱の注文住宅と言えば一条工務店。一条工務店もぜひ住友不動産と比較しておきたい一社です。住友不動産は、どちらかというとデザイン性の高さや外観・内装の高級感・設備グレードに注目されがちなハウスメーカーですが、断熱性の高さやZEH仕様が標準となる住宅性能もかなりのもの。一条工務店もZEH住宅に強みを持っていますし、自社オリジナルの太陽光パネルをコスパに優れる価格帯で提供していますので住友不動産のZEH住宅と比較するにはもってこいの会社です。価格帯も近いのでぜひ一度比較してみましょう。
- ダイワハウス

ダイワハウスも日本を代表するハウスメーカーの一社です。住友不動産は木造注文住宅を提供しているのに対して、ダイワハウスは鉄骨造住宅を得意としています。木造住宅と鉄骨造住宅では強みが異なりますので、一社は鉄骨造住宅を比較しておくことをオススメします。鉄骨造の家は木造住宅に比べると、すこし価格帯が高くなりますのでローコスト住宅で検討されている場合は、候補にしにくいですが住友不動産を検討されているのであればダイワハウスも十分検討できる価格帯です。ダイワハウスもデザイン性・高級感・重厚感には定評がありますので、ぜひ一度比較してみてください。
繰り返しになりますが、注文住宅のハウスメーカー選びではたとえ本命のハウスメーカーが決まっていたとしても複数の会社を比較することがマストです。
本契約を済ませてから「あっちのハウスメーカーの方が安かったのに…」「こっちの工務店の方が住宅性能が高かったのに…」と後悔することの無いよう、候補のハウスメーカーは少なくとも2~3社程度は比較・相見積もりをとることをオススメします。
当ページをご覧の方の中には、すでにフィアスホームを本命に決めている方もいるかもしれませんが、たとえすでに心を決めていたとしても比較は絶対にしておきましょう。価格帯が近い競合会社の住宅カタログを比較することで、あなたの理想とするマイホームの相場観が養われますし各社で異なる価格・住宅性能・外観・内装・住宅設備グレードなど細かい部分の目利きもある程度はできるようになると思います。
フィアスホームを検討している方は、試しに上記にピックアップした競合ハウスメーカーも合わせて比較してみてはいかがでしょうか。オススメです。
なお、詳しくは後述しますが「複数社で比較し相見積もりをとること」は契約直前に行う最終的な値引き交渉の場面でも強力なカードとなります。注文住宅のハウスメーカー選びにおいて「比較」と「相見積もり」はメリットこそあれど、デメリットになることはありません。ハウスメーカー選びで必ず行うべき必須項目と覚えておきましょう。
注文住宅でマイホームを建てるなら、必ず「予算に合うハウスメーカー」を複数社みつくろって比較・相見積もりしてください。
注文住宅は基本的にオーダーメイドの一点モノ。ほとんど「定価」という概念がありません。つまり自分の条件であいみつをとらなければ「自分の条件のマイホームの適正価格」があいまいのまま。
適正価格があいまいのまま、なんとなくフィーリングで決めてしまうことだけは絶対にやめましょう。
注文住宅は似たような見た目や性能でもハウスメーカーが違えば「300万円~1000万円単位で価格差がある」のが当たり前の世界です。後から「向こうのほうが安かったのに…」と後悔しないためにも必ず複数社のカタログを比較・相見積もりを取るようにしてください。
住友不動産の注文住宅は値引き出来る?
次は「住友不動産は値引きしてくれるのかどうか?」という点についてまとめていきます。
マイホームは一生に一度の大切な買い物です。数千万単位の買い物となるため、数%だけでも値引きしてくれるのならばそれに越したことはないですよね。注文住宅を建てる場合、ほとんどのハウスメーカーで「値引きは可能」です。住友不動産でも、その他ハウスメーカーと同様に多少の値引きには応じてくれるケースが多いようです。
住友不動産 値引き価格の限界は?
では住友不動産の注文住宅では具体的にどれくらいの値引きが可能なのか?という点についてみていきましょう。
住友不動産の注文住宅では複数の構造(工法)、商品モデルを展開しているため、選択する内容によって若干値引きの余地に差がありますが、インターネット上の口コミ・評判をまとめると住友不動産もその他のハウスメーカー同様におおよそ「3%~8%程度」の値引きに応じてくれる可能性が高いようです。詳しい値引き金額に関しては「ぶつけてみないとわからない」のが正直なところですが、おおよそ「3%~8%程度」であれば交渉の余地があると考えておきましょう。
住友不動産 値引きのコツ
住友不動産もその他のハウスメーカーど同様に値引き交渉を有利にすすめるコツが存在します。この項目では、住友不動産の値引きのコツを詳しくまとめていきます。
- 決算期を狙う
上場企業のハウスメーカーの場合「決算期を狙う」のは有効な値引きのコツです。企業であればどこも共通して決算期前には少しでも売り上げを上げておきたいものです。住友不動産も上場企業ですので、決算期は公表されています。もちろん、住友不動産ほどの企業が売り上げにせっぱつまっていることはないと思いますが、大きな企業ほど決算期前のノルマ・売り上げに関してはうるさく言われる可能性は高いです。
決算期前の値引き交渉は、上司の決裁を取り易いケースも多いため、値引き交渉を有利に運べる可能性が高まります。
住友不動産の決算期は以下の通りです。
本決算 :03月31日
第1四半期決算:06月30日
第2四半期決算:09月30日
第3四半期決算:12月30日
注意しないといけないのは「決算日」までの本契約が求められる可能性が高いという点でしょう。住友不動産の本決算は3月末のため、2月くらいから交渉を始めるのがちょうど良さそうです。
- 住宅が売れにくい時期を狙う
住宅が売れにくい時期を狙って値引き交渉をするのも有効な値引きのコツと言えます。住宅業界は2月・6月・8月が売れにくい時期と言われています。おそらく2月・8月は「二八(ニッパチ)」と言われどの業界でも売り上げが下がる時期で、6月は梅雨の時期のため住宅の内覧に足を運ぶ方が少ないからだと思われます。ハウスメーカー側も売れにくい時期だと値引き交渉に乗ってくる可能性があります。
ただしこの項目に関してはそこまで大きな効果は見込めないため、無理して合わせる必要はないでしょう。「タイミングが合えばラッキー」くらいに考えておきましょう。
- 値引き交渉は契約前の一度だけ
この点はどのハウスメーカーでも同じですが、基本的に値引き工業は「一発勝負」と考えましょう。契約前に細かく何度も値引き交渉をすると、担当者も上司に値引き交渉をしにくくなります。
値引き交渉は「契約前の一度だけで勝負する」のがもっとも効果的と言えるでしょう。一度だけの勝負とですから額面の遠慮はしてはいけません。ハウスメーカー側としても決まりかけた契約はなんとしてもまとめたいもの。少し大胆な額面交渉をしてもしっかりと相談に乗ってくれる可能性が高いです。
- 設備やオプションなどの値引きを交渉する
金額面での値引きだけが交渉ではありません。金額面での値引きが難しいと感じた場合、設備のグレードアップなど有償のオプションをサービスしてもらえないか?という交渉に切り替えるのも一つの手です。
基本的にハウスメーカーは、自社の独自技術に関しては値引きに消極的ですが、他の会社でも採用できる設備などは値引き交渉しやすいと言われています。住友不動産の場合は、マンション開発を手掛けていることから高級仕様の設備はスケールメリットがあるため交渉しやすいと言えるかもしれません。
- 複数社で比較検討・相見積もりをとる
これはなにも注文住宅に限った話ではありませんが、自動車を買う場合でも家電を買う場合でも、複数の店舗を回って一番条件に合うところで購入するのが普通です。ハウスメーカーにおいても「競合他社と相見積もりを取ること」は値引き交渉を有利に進めるコツです。
できれば「同等程度の価格帯の競合他社」で相見積もりを取るのが効果的です。同価格帯のハウスメーカーの方が競り合ってくる可能性が高いからです。住友不動産であれば「トヨタホーム」「一条工務店」「トヨタホーム」「セキスイハイム」「積水ハウス」あたりが同格程度の競合他社といえるでしょう。
競合他社で相見積もりをとることは値引き交渉において非常に重要なため、もしあなたが「住友不動産で決めた!」と考えていたとしても必ず比較し、相見積もりをとっておくべきです。
まずは希望の予算・エリアに対応しているハウスメーカーを何社か見つけることから始めましょう。せっかく相見積もりをするなら性能スペックやデザインが希望条件にある程度あてはまらないとあまり意味がありません。
そこで最初のふるい落としに役立つのが「住宅カタログ」です。何冊かカタログに目を通すだけで各ハウスメーカーの特徴・強みがだいたいわかってきます。何社かお気に入りをみつくろったら「あいみつ」を取ってみてください。
似たようなスペックでも「ハウスメーカーごとにこんなに価格が違うの?!」と驚くと思います。価格差を知らずになんとなく決めてしまってたら…ゾッとしますね。すごくカンタンな作業ですが、これをやるかやらないかでマイホーム計画の失敗率は格段に下がります。「カタログ比較」は注文住宅の登竜門。まずはライフルホームズから始めましょう!
- その他 ハウスメーカー 値引きの裏ワザ
上記に挙げた値引きのコツ以外にも当サイトでは注文住宅の値引きの裏ワザをまとめて紹介している特集ページを用意しています。本格的にハウスメーカーと値引き交渉に入る前に、下記のリンクよりチェックしておきましょう。
住友不動産の構造と特徴
住友不動産の注文住宅について、まずは構造や特徴をまとめていきます。一戸建て住宅の構造は後から変更できない重要なポイントです。住友不動産の注文住宅はどんな構造で造られているのか、あらかじめ把握しておきましょう。
住友不動産では基本的に4種類の構造(工法)を採用しておりすべて木造住宅となります。住友不動産が採用する4種類の構造(工法)を一つ一つみていきましょう。
ウッドパネル工法 日本の伝統的な木造軸組工法と先進テクノロジーを融合させた住友不動産のオリジナル工法。具体的には柱や梁、土台の接合部を構造用接合金物で強化した軸組構造をベースに、高強度パーティクルボードを加えツーバイフォーのような面構造の強さをプラスしたハイブリッド構造です。高倍率耐力壁「パワーパネル」と「制震ダンパー」を標準採用しており、地震などの外力に優れた強度を発揮します。パワーパネルの壁倍率はなんと11.1倍(内周部)。驚異的な高強度です。 |
ウッドパネルセンチュリー ウッドパネル工法にさらに耐久性や断熱性に磨きをかけた上位クラスの工法です。ウッドパネル工法を主軸に、基礎のグレードや木材のグレードがアップしています。また内外二重断熱や窓には高断熱トリプルガラスを採用するなど断熱性能も大幅にアップしています。 |
2×4(ツーバイフォー)工法 床・壁・天井の6面をダイヤフラムと呼ばれる枠組みパネルで構成し、強固に接合されたハコ型のの6面体構造を造る工法です。ハコ型に一体化された構造は地震や台風などの外力に強く、また気密性・断熱性能も高い工法として知られています。住友不動産の2×4工法は制震ダンパーが標準搭載されており、地震の揺れを約50%低減してくれます。ちなみに2×4(ツーバイフォー)工法は「2×4材」と呼ばれる2インチ×4インチの木材規格と合板を使用していることが工法名の由来です。 |
2×6(ツーバイシックス)工法 2×6(ツーバイシックス)工法は2×4工法と基本的な構造は同じです。異なるのは使用する木材規格のサイズです。2インチ×6インチの木材を使用しているため、単純に2×4工法よりも壁が分厚い工法です。壁が分厚いため、耐震性・気密性・断熱性なども2×4工法よりも優れます。住友不動産では2×6工法でも制震ダンパーが標準搭載されており、地震の揺れを約50%低減します。 |
ちなみに住友不動産特有の特徴として、「キャンペーン内容がとても大盤振る舞い」という点を特執しておきます。
すでに住友不動産のカタログ請求をしたことがある方ならご存知だと思いますが、住友不動産ではカタログをお送りするだけでなく、お得なキャンペーンをかなり高頻度で行なっています。その詳細のパンフレットも随時郵便で届くことになります。
驚くべきはその内容で、「それオプションで追加したら何百万円かかるの?」という設備やキャンペーン仕様、あるいはそもそもの住宅価格が10%程度お値引きされた決算セールなど「え?この価格でこんなに良い家が建つの?しかも住友不動産だよ?」と思う内容が多いです。スミフの住宅に興味がある人は必見の内容になっていますので、まだの方は是非この機会にカタログまとめて取寄せをご利用なさってみて下さい。
住友不動産の特徴
次は住友不動産の注文住宅の特徴についてまとめていきます。住友不動産の注文住宅の特徴は大きく4つです。
- デザイン力が評価されている
住友不動産の注文住宅は、外観・内観ともにデザイン性が高く評価されていることが大きな特徴です。住友不動産といえば、「ジェイ・アーバン(J・URBAN)シリーズ」や「プレミアム・ジェイ(PREMIUM・J)シリーズ」などの都市型住宅が有名ですが、これらはいずれもグッドデザイン賞を受賞しています。「せっかく注文住宅を建てるならデザインや見た目にもこだわりたい!」という方は住友不動産の注文住宅は心に刺さるかもしれませんね。
- 高級マンション仕様の内装
住友不動産はマンション開発も手掛ける総合デベロッパーという強みを活かし、マンション仕様の内装を注文住宅に取り入れていることが大きな特徴です。例えば住友不動産の注目住宅ではキッチンのワークトップにはセラミックや天然御影石などを採用したり、室内ドアはハイドアタイプを採用したり標準仕様のグレードが高いです。機能性・デザイン性ともに優れた高性能な素材を標準仕様で採用できるのは、高級分譲マンション開発を手掛けているから、大量の仕入れをすることによるスケールメリットを活かしているのでしょう。住友不動産の注文住宅は標準仕様で設備グレードが高いことがも大きな特徴です。
- 耐震性能が高い
住友不動産の注文住宅では4つの構造(工法)を採用しており、それぞれで性能は若干異なりますがいずれも非常に耐震性能が高くすべての工法において耐震等級3が標準装備です。
2×4工法、2×6工法などの壁で建物を支えるタイプの工法はもともとが地震に強いですが、木造軸組み工法に改良を加えたウッドパネル工法や、ウッドパネルセンチュリーもツーバイフォーの技術を取り入れ非常に耐震性能が高いものとなっています。また住友不動産では他社では有償オプションとなるケースが多い「制震システム(制震ダンパー)」を標準搭載しているところも特徴でしょう。
- 気密・断熱性能が高い(ウッドパネルセンチュリー工法・2×6工法は特に)
住友不動産の注文住宅は気密性能・断熱性能も高いことが特徴です。特にウッドパネルセンチュリー工法と2×6工法の気密・断熱性能は素晴らしいです。ウッドパネルセンチュリー工法では「内外ダブル断熱」を採用しており断熱性能の高い「フェノールフォーム(45mm厚)」に加え「高性能グラスウール(105mm厚)」を組み合わせています。ウッドパネルセンチュリー工法のUA値は「0.31」と非常に優れた数値となっています。
「2×6工法」では、もともと断熱性能の高い2×4工法に比べ高性能グラスウールを厚さ1.57倍敷きつめており、こちらも「UA値:0.42」と非常に優れた数値です。なお、2×4工法では2×6工法には気密・断熱性能ともに及びませんが、それでも十分に一般的な在来工法に比べれば高い性能と言えるでしょう。
住友不動産の基礎
次は住友不動産の基礎をみていきましょう。基礎とは建物が乗っかっている土台のことです。もちろん、建物を建てた後では変更がきかないうえ、耐震性・耐久性などに影響する非常に重要な箇所ですので、必ずチェックしておきたい項目と言えるでしょう。
一戸建て住宅の基礎は大きく分けて「べた基礎」か「布基礎」の2種類があります。これらの違いはザックリと下記のとおりです。
布基礎とは…鉄筋で補強された逆T字型の基礎で、帯状の連続的に一体化した構造を持ち、上部からの力や地盤の構造によって不同沈下を防いでいます。 |
ベタ基礎とは…床全体に格子状に鉄筋を入れ、床面にコンクリートを打つ基礎です。地面への設置面積が広い為、基礎全体で建物を支える事が出来ます。 |
住友不動産の注文住宅では基本的に「べた基礎」を採用しています。べた基礎は建物の荷重を底板全体で受け止める構造で、比較的施工の手間がかからず床板全体をコンクリートで覆うので、湿気やシロアリの侵入に強いという特徴があります。
住友不動産のべた基礎は一般的なものよりも基礎の立ち上がり幅が分厚いのが特徴です。基礎の立ち上がり幅が分厚いとそれだけ堅牢・強固な土台となります。
一般的なべた基礎の立ち上がり幅は「120mm以上」とされておりますが、住友不動産のべた基礎は立ち上がり幅「150mm」が確保されています。またウッドパネルセンチュリーの場合はさらに立ち上がり幅が分厚く「180mm」が確保されています。
住友不動産の耐震性能
次は住友不動産の耐震性能についてまとめていきましょう。
日本は地震大国であり、近年でも東日本大震災や熊本地震など大規模な地震に見舞われています。今後も南海トラフ地震や首都直下型地震など、大きな被害をもたらすだろう地震が警戒されているため、日本で住宅を建てるなら「耐震性能」は絶対に軽視すべきではありません。
住友不動産の注文住宅の耐震性能はどうなのでしょうか?住友不動産の家を検討している方は気になるところだと思います。
前述の「住友不動産の特徴」の項目でも少し触れましたが、住友不動産の注文住宅は非常に耐震性能が高いと言えます。順番に説明していきます。
住友不動産の注文住宅はすべての構造(工法)で耐震等級3
まず住友不動産の注文住宅はすべての構造(工法)の建物で耐震等級3(最高等級)を取得しています。
※耐震等級とは住宅の耐震性能をわかりやすくランク付けした等級のことです。耐震等級のランクは1~3まであり、3が最高等級となりもっとも耐震性能が高いです。各等級の耐震性能は以下の通りです。
耐震等級1 建築基準法と同程度の建物 |
耐震等級2 等級1で想定する地震の1.25倍に耐えられる建物 |
耐震等級3 等級1で想定する地震の1.5倍に耐えられる建物 |
住友不動産では注文住宅一棟ごとに緻密な構造計算を行い、耐力壁の数・配置のバランスを適切に設定することで全棟で耐震等級3を実現しています。
住友不動産の注文住宅は面で支える構造
一戸建て住宅には大きく分けて「点で支える構造」と「面で支える構造」の2種類があり、一般的に「面で支える構造」のほうが地震に強いとされています。
住友不動産では4つの構造(工法)を採用しておりますが、いずれの工法も「面構造」を取り入れています。2×4工法や2×6工法などは「面で支える構造」の代表格ですので説明を割愛しますが、木造軸組み工法をベースにしたウッドパネル工法・ウッドパネルセンチュリーでも軸組み構造をベースに高強度パーティクルボードを耐力面材に採用し、「面構造の強さ」をプラスしたハイブリッド構法となっています。
一般的なパーティクルボードは建築基準法では壁倍率2.9倍に該当しますが、住友不動産が採用する高強度パーティクルボードは実大実験で規定数値を大きく上回る「壁倍率:4.46倍」をマークしています。
住友不動産の4つの構造(ウッドパネル工法・ウッドパネルセンチュリー・2×4工法・2×6構法)はすべて「面で支える」という要素があるため耐震性能は高いと言えるでしょう。
住友不動産の注文住宅は制震ダンパーを標準搭載
住友不動産の注文住宅では、全ての構造において「制震ダンパー」を標準装備しています。
住友不動産の「制震ダンパー」は、地震の揺れを「約50%低減」させる効果がああります。繰り返す与信にも強く、揺れによる家具の転倒を防ぎます。また、特にメンテナンスの必要もありません。
他社ハウスメーカーでは、制震ダンパーは「有償オプション」の位置付けとされているケースが多いですが、住友不動産では標準搭載されている点は評価できる点でしょう。
住友不動産の注文住宅は高倍率耐力壁「パワーパネル」を標準搭載
住友不動産のウッドパネル工法・ウッドセンチュリー工法では、さらに耐震性をプラスすべく高倍率耐力壁「パワーパネル」を標準搭載しています。
一般的な木造軸組構法の場合、筋交い耐力壁の壁倍率は「2.0倍」となりますが、これに対して住友不動産のパワーパネルでは「内周部:11.1倍・外周部:13.4倍」と5倍以上の高強度となっています。このため、耐力壁の数自体を少なくすることが可能で設計の自由度も大きく高まっています。外周部にパワーパネルを採用することで、間口の広いビルドインガレージや大開口の窓などが実現可能となります。
ツーバイ工法ではSPW構法を採用
2×4工法、2×6工法などのツーバイ工法はそもそもが地震に強い工法とされておりますが、住友不動産のツーバイ工法はさらに1枚壁を加える「スーパーパワーウォール(SPW)構法」を採用。壁の下地に使用する外壁パネルの強度により、外壁の耐震性をおよそ30%アップさせています。
またSPW構法はアート感覚の美しい外壁仕上げで建物デザインの立体感をより引き立てる構法となっており、耐震性とデザイン性を両立させた次世代の外壁構法として評価されています。
新耐震構法「ニューパワーコラム」(有料オプション)
有償オプションにはなりますが、住友不動産の2×4工法・2×6工法にはさらなる新耐震構法「ニューパワーコラム」を搭載することが可能です。
ニューパワーコラムは建物1階部のコーナー部分に鉄と木を組み合わせたハイブリッド構造の「コラム(柱)」を配置することで耐震性能を高める仕組みです。
ツーバイフォー、ツーバイシックスはもともと地震に強い造りですが、ニューパワーコラムを建物の四隅に配置することでさらに住宅の耐震性能が30%程度もアップするようです。ニューパワーコラムは特許を取得している独自のオリジナル耐震構法です。
新制震システム「ニューパワーキューブ」(有料オプション)
また、こちらも有償オプションにはなりますが、2×4工法・2×6工法に新制震システム「ニューパワーキューブ」を搭載することも可能です。
「ニューパワーキューブ」は、基礎と一体化したL字型のRC壁の上部にアクリル系粘弾性体を使用した制震装置(VEMダンパー)を設置し2階床と強固に結合した構造体のことです。ニューパワーキューブは地震によるエネルギーを熱エネルギーに変換し、建物の揺れを吸収・低減する仕組みとなっています。さらに併せてRC壁の内側部分は収納スペースとして活用できるというメリット付きです。
ニューパワーキューブの5つの特徴
低コスト
プランの制約が少ない
3階建てでも1箇所で対応可能
全方向からの地震に対応
収納としても利用可能
なお「ニューパワーコラム」と「ニューパワーキューブ」は併用はオススメできません。技術としては併用も可能ではありますが、それぞれの特徴がそれぞれの良い面を相殺し合う性質があるため、どちらか一方の採用が推奨されています。
住友不動産は寒い?断熱材・断熱性能・UA値は?
せっかく注文住宅で家を建てるのですから断熱性能にもこだわりたいですよね。当サイトでも断熱性能は一戸建て住宅にとっても特に重視すべきポイントと位置付けています。次は住友不動産の断熱材・断熱性能について詳しくまとめていきます。
- 住友不動産の断熱材は高性能グラスウールを採用
住友不動産では基本的に断熱材に高性能グラスウールを採用しています。4つの工法によって「外壁部分の断熱材の分厚さ」が異なります。またウッドパネルセンチュリーのみ、外壁部に高性能グラスウールにプラスして断熱性能が非常に優れた「フェノールフォーム」が採用されています。
2×4工法 高性能グラスウールを採用 外壁:高性能グラスウール(89mm厚) 天井:高性能グラスウール(200mm厚) 床下:高性能グラスウール(80mm厚) UA値:0.50 |
2×6工法 外壁:高性能グラスウール(140mm厚) 天井:高性能グラスウール(200mm厚) 床下:高性能グラスウール(80mm厚) UA値:0.42 |
ウッドパネル工法 外壁:高性能グラスウール(105mm厚) 天井:高性能グラスウール(100mm厚) 床下:高性能グラスウール(80mm厚) UA値:不明 |
ウッドパネルセンチュリー 外壁:フェノールフォーム(45mm)+高性能グラスウール(105mm) 天井:高性能グラスウール(100mm厚) 床下:高性能グラスウール(80mm厚) UA値:0.31 |
ウッドパネル工法のみUA値は不明となりますが、入っている断熱材の分厚さから考えると単純な断熱性能は以下の順に優れていると言えるでしょう。
ウッドパネルセンチュリー>2×6工法>ウッドパネル工法>2×4工法
※この点はあくまで当サイト管理人のザックリとした見解ですので参考までにしてください。
端的に言って、住友不動産の断熱性能はいずれもかなり優れていると言えるでしょう。
2×4工法の「外壁:高性能グラスウール89mm厚」に関しては「分厚さは普通くらい」と言えますが、2×4工法はもともと気密性能・断熱性能のアドバンテージのある工法ですし、「UA値:0.50」と優れた数値が出ているためこのくらいで十分かと思います。
特に断熱性能が優れているのは2×6工法とウッドパネルセンチュリーでしょう。この2つの断熱性能は他社ハウスメーカーと比較してもかなり優れた数値と言えます。住友不動産の断熱性能はトータル的にみて非常に優れていると言えると思います。
※断熱材の種類や断熱工法については下記のページに詳しくまとめていますので、是非ご覧ください。
住友不動産の窓断熱
住宅において熱損失がもっとも大きい箇所は開口部、つまり「窓」です。一戸建て住宅では夏の冷房時には約7割の熱が窓から流入し、冬の暖房時には室内の暖気のおよそ5割が窓から流出してしまいます。要するに「戸建て住宅の断熱性能の5~6割は窓で決まる」と言われるほど、窓断熱は重要なポイントです。
住友不動産では窓ガラスに断熱性能の高い「アルゴンガス入りLow-E複層ガラス」を採用しています。この複層ガラスは中空層には空気よりも熱を伝えにくい性質をもった「アルゴンガス」を封入し、特殊な金属膜をガラス面にコーティングしたもので、一般的な1枚ガラスに比べて断熱性能は5倍とも言われています。
窓サッシには「アルミ樹脂複合サッシ」を採用しています。アルミ樹脂複合サッシは室内側に断熱性能が高い「樹脂性」、室外側に軽くて丈夫なアルミを組み合わせたサッシです。アルミ樹脂複合サッシは一般的なアルミサッシに比べて熱伝導率が1000分の1と低く、優れた断熱性能を誇ります。
ただし「アルゴンガス入りLow-E複層ガラス」・「アルミ樹脂複合サッシ」に関しては他のハウスメーカーもほとんどが同レベルの設備を採用しているため、この点は住友不動産のアドバンテージとは言えないでしょう。住友不動産の「窓断熱」は普通レベルと言えます。
※ただしウッドパネルセンチュリーは高断熱トリプルガラス
ただし住友不動産の4つの工法のうち、最も断熱性能に優れる「ウッドパネルセンチュリー」は窓断熱性能も頭一つ抜けています。
ウッドパネルセンチュリーでは窓ガラスには「アルゴンガス入り:Low-Eトリプルガラス」を採用し、窓サッシには「樹脂サッシ」を採用しています。
トリプルガラスは文字通り、ガラスを3枚組にしたもので2つの中空層があるため非常に断熱性能が高いものとなります。トリプルガラスの断熱性能を表す熱貫流率U値は0.91W/㎡Kとなり、これは一般的なペアガラスアルミサッシ(4.65W/㎡K)のおよそ5倍の断熱性能となります。また樹脂サッシはアルミ樹脂複合サッシよりも断熱性能が優れています。
ウッドパネルセンチュリーの窓断熱性能は非常に優れていると言えます。
家を建てるなら断熱性能は超重要です!
というのもマイホームを建てた人の後悔ポイント1位が「室内の寒さ・暑さ」、2位が「光熱費が高いこと」だと言われているからです。コレ、どちらも高気密・高断熱の家なら解消できていた後悔ポイントです。
せっかく注文住宅を建てるなら「夏涼しく冬暖かい省エネ住宅」が良いのは当たり前ですよね。
マイホームの気密・断熱で失敗したくないなら、必ず「カタログの数値」で比較してください。
営業マンに「気密・断熱はどうですか?」と聞くだけじゃダメです。だいたい皆「うちは悪くない」というはずです。気密・断熱に自信のあるハウスメーカーなら“住宅カタログに必ず数値を載せる”ものです。カタログの数値に嘘はありません。
逆にカタログに数値が載っていなければ、その会社は「自信がない」と判断してOKです。これをやっておけば「気密・断熱での失敗」はまずありません。
気密・断熱性はハウスメーカー各社で力量差が非常に大きく表れるポイント。先輩方と同じ後悔をしないために気密・断熱の数値は必ずカタログで比較しておきましょう。
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24時間換気システムを標準搭載
住友不動産の注文住宅では「24時間換気システム」を標準仕様で搭載しています。2×4工法や2×6工法などの気密性が高い住宅では、室内の滞った空気が外に逃げにくいという性質があります。
気密性の高い住宅では換気が重要。建材にVOC[揮発性有機溶剤)が含まれていなくとも家具や日用品から化学物質が放出されることもあるためです。
住友不動産では全ての住宅に24時間換気システムを標準設定し、住まいの隅々まで快適で心地よい室内環境を実現。また室内の空気をつねに新鮮に保つだけでなく湿気やカビを抑制する効果もあります。また、オプションになりますが「全館24時間冷暖房計画換気システム」を搭載することも可能です。
住友不動産はZEH(ゼッチ)にも対応
住友不動産の注文住宅の特徴として、基本的に「ZEH住宅」が標準仕様という点が挙げられます。
ZEH(ゼッチ)とはNet Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略で、住宅の断熱性能と省エネ性能を向上させ、また太陽光パネルなどの創エネ設備を搭載することで自宅で発電する環境を整え、年間の消費エネルギーと創るエネルギーの収支をおおむねプラスマイナスゼロにする住宅のことです。
住友不動産では、コロナ禍以前まではZEH仕様は基本的に有償オプションの位置づけでしたが、近年では電気料金の高騰などで省エネ住宅の需要が高まっていることもあり、光熱費コストを大幅に抑えられるZEH住宅が基本仕様となりました。
住友不動産のZEHは以下の設備を整えることにより、年間の消費エネルギーと創エネルギーをを相殺します。
◆創エネルギー 太陽光発電システム エネファーム |
◆省エネ エコキュート エコジョーズ ハイブリッド給湯器 LED証明 高効率エアコン |
◆電気使用量を見える化 HEMS |
◆高断熱 高断熱構造 透湿・防水・遮熱シート Low-E複層ガラス アルミ樹脂複合サッシ |
ZEH住宅仕様は今でも多くのハウスメーカーがオプションの位置づけとしているので、基本仕様でZEH住宅を提供している点は住友不動産の大きな特徴と言えるでしょう。
ただし、ZEH住宅は敷地条件の関係上太陽光パネルを搭載しても発電効率が悪いケースなども考えられます。敷地条件によっては、ZEH仕様を取りやめることは可能なはずです。ZEH仕様を望まない場合は、その分の価格は下げてもらえると思われますが、念のためヒアリングしてみましょう。
基本的に屋根の向きが北向きなど発電効率が極端に悪い場合はZEHはあまりオススメできませんが、そうでない場合はZEH住宅はオススメです。
住友不動産の外観・外壁
次は住友不動産の注文住宅の外観・外壁についてみていきましょう。
一戸建て住宅の外壁は建物の強度・耐久性・耐震性などに関わる重要な要素であると同時に「住宅の顔」とも言える、見栄えを左右するポイントでもあります。せっかく注文住宅を建てるのですから、見た目にもこだわりたい人は多いでしょう。
住友不動産といえばガラスマリオン・ガラススクリーンが人気
住友不動産の注文住宅は、「ジェイ・アーバン」シリーズや「プレミアム・ジェイ」シリーズを中心に都会的でスタイリッシュという評判が多く見受けられます。
住友不動産の注文住宅が「都会的・スタイリッシュ」と評されるのは、住友不動産が得意とする「ガラスマリオン」「ガラススクリーン」の存在が大きいと思います。
ガラス・マリオンとは特徴的な緑色っぽく見える強化ガラスをバルコニーなどにあしらう住友不動産の人気オプションで、ガラススクリーンは外観の一部に同様の強化ガラスをあしらうオプションです。ガラスをあしらうエクステリアはプライバシーの確保のほか、見た目も非常にキレイでスタイリッシュな印象を与えますね。
画像でみた方がわかりやすいと思いますので、ガラスマリオン・ガラススクリーンをあしらった住友不動産の注文住宅[外観実例]をピックアップします。
ガラスマリオン 実例写真①
ガラスマリオン 実例写真②
ガラススクリーン 実例写真①
この青っぽいような緑っぽいようなすごくキレイなガラスが「ガラスマリオン」「ガラススクリーン」です。高級マンションのバルコニーなどで見かけたことがあるのではないでしょうか。マンション仕様の外観を一戸建て住宅にも取り入れたということでしょう。さすが、マンション開発・分譲も手掛ける住友不動産です。
ガラスの種類は以下の3種類です。
- ミルキークリスタル(透明度が低い)
- マットクリスタル(半透明)
- クリア(透明ガラス)
金額としては5枚セットで80万円前後の料金となります。価格的にはお高めですが、住友不動産の代名詞的なエクステリアのため採用実績は多いです。
なお、住友不動産はマンション開発で培った技術によって大きなガラスを使っても建物の強度を保つ技術力、地震時にガラスが割れないようにする技術があるため、このようなガラスマリオン・ガラススクリーンを採用できますが、その他のハウスメーカーではこのような特大のガラスをあしらうことはほぼ不可能です。
つまり住友不動産の注文住宅が都会的でスタイリッシュと評される大きな理由の一つとして「ガラスの使い方が上手い」ということが挙げられると思います。
住友不動産の高耐候外壁材
住友不動産の注文住宅では外壁材に「高耐候外壁材」を採用することが可能です。
「高耐候外壁材」は100%無機塗装のセラミックコートが施され、紫外線をカットして色あせ・日焼け・劣化を抑えます。また表面には「光触媒」がコーティングされ、付着した汚れを雨でセルフクリーニングする性能も備わっています。さらに30年の長期にわたる高耐久性でメンテナンスの手間・コストを大幅に低減できます。
また、他にもサイディング・タイル・吹き付け外壁など一般的な外壁はほぼ全て採用することが可能です。それぞれの外壁については、当サイトで外壁の特集ページを設けておりますので、そちらをチェックしてみてください。
住友不動産の屋根
次は住友不動産の屋根についてみていきましょう。とはいえ、住友不動産は屋根材に関しては特に独自のテクノロジーやオリジナル商品を採用しているわけではありません。
住友不動産の注文住宅では、標準装備では「スレート屋根(コロニアルグラッサ)」を採用しているようです。
スレート屋根(コロニアルグラッサ)
スレート屋根は「安い」「軽量」「高耐久」「防火性」「耐腐食性」などの特長をもつ優秀な屋根材であり、近年の一戸建て住宅ではもっとも採用実績の多いポピュラーな屋根材です。特に屋根材の大手企業ケイミュー社が提供するスレート屋根「コロニアルグラッサ」は、住友不動産だけでなく「ダイワハウス」「住友林業」など、数多くのハウスメーカーに採用されている人気の屋根材です。
コロニアルグラッサの特徴は「30年間はメンテナンスが不要」という点でしょう。一般的にスレート屋根は「10年~15年程度でメンテナンスが必要」な屋根材ですが、ケイミュー社のコロニアルグラッサは紫外線から表面を保護する塗装が施されているため耐久性が高くメンテナンス頻度がかなり少なく済みます。なおコロニアルグラッサ以外にも瓦屋根や金属屋根なども採用することは可能です。
住友不動産の内装と間取り
次は住友不動産の内装・間取りについてまとめていきます。
好みの間取りや内装を担当者と相談しながら一つずつ決めていくのが注文住宅の醍醐味ですよね。
ただし、住友不動産の家は基本的に「自由設計」となり、施主によって内装・間取りのプランは無限の選択肢があります。そのため全てを紹介することは難しいですが、参考に内装実例をいくつかピックアップしておきます。
住友不動産の内装実例①
住友不動産の内装実例②
住友不動産の内装実例③
住友不動産の注文住宅は高級マンションライクの設備を採用
また住友不動産は大型のマンション開発なども手掛けていることから、注文住宅にも高級マンショングレードの内装・住宅設備をリーズナブルに採用しています。
例えば優れた機能性と美しいデザインを兼ね備えるウルトラセラミックストーンを採用した住友不動産オリジナルデザインのキッチン&洗面化粧台や、人造大理石の保温浴槽・換気感想暖房器具などを備えたバスルームなどハイグレードなマンション仕様の設備は人気があります。
住友不動産のオリジナルキッチン
住友不動産のバスルーム
住友不動産の平屋
次は住友不動産の平屋についてまとめていきます。平屋は「1階」のみで構成された一戸建て住宅のことです。平屋は階段がないため、必然的に上下の移動がなく、ラクで効率のよい生活動線を確保しやすいことでお年寄りやお子様をもつご家庭からも人気があります。
他にも平屋は、重心が低く建物の総重量が軽くなるため相対的に地震にも強く、構造上の制限が少ないので「高い天井」や「大開口の窓」など開放的な間取りプランも実現しやすいメリットがあります。
たくさんのメリットがある平屋造りですが、建設予定地が都市部などで広い土地が確保できない場合には2階建て・3階建ての建物を選択するほうが無難でしょう。
平屋は1階建ての住宅です。それはつまり「敷地をぜいたくに使う」ということです。無理して平屋造りにすると希望の広さ・間取りを実現しにくくなる可能性が高く、また都市部で周りに建物が密集している場合は日当たりが悪くなってしまう可能性もあります。平屋を選択するかどうかは慎重な判断が必要です。
住友不動産 平屋の実例
住友不動産でも平屋造りの注文住宅を手掛けておりますので、いくつか実例をみていきましょう。
住友不動産の平屋実例①
住友不動産の平屋実例②
住友不動産でもしも欠陥があった場合の保証とアフターサービス
マイホームは建ててゴールではありません。むしろ建てて実際に住んでからがスタートラインです。
住友不動産などの大手ハウスメーカーで注文住宅を立てて「欠陥住宅だった…」というケースは少ないですが、欠陥住宅でなくともどんな住宅でも実際に長く住んでいけばどこかに綻びが出てきます。マイホームはそういう綻びを細かく修繕しながら住んでいくもの。だから保証とアフターサービスが大切なのです。次は住友不動産の保証・アフターサービスについてまとめていきます。
住友不動産の保証
それでは住友不動産の保証を見ていきましょう。
住友不動産の保証は定期的な点検と「10年ごとの有料メンテナンス工事」を請けることで最長60年まで保証が継続する長期60年保証となっています。
最長60年の保証は非常に長くこの点は手厚いですが、建物の引き渡しから10年ごとに有償のメンテナンス工事が必要ですので、逆に言えば「初期保証は10年間のみ」とも言えます。
前提知識として知っておいて頂きたい点は、新築住宅を購入される場合は品確法という法律によって構造上主要な部分・雨漏りを防止する部分については少なくとも「10年間」は売り手側(ハウスメーカー側)が瑕疵担保責任を負うことが義務付けられています。
つまり「どのハウスメーカーで注文住宅を建てても初期保証10年間は付く」ということです。
その為、企業体力のある大手ハウスメーカーでは他社との差別化を図る意味でも、法律で義務付けられた範囲を超える「初期保証20年~30年」を付けている会社もあります。
住友不動産が大手ハウスメーカーであること、またやや高額な価格帯であることを考えると初期保証に関してはもう少し頑張ってほしいところです。最長保証が60年まで続く点は十分手厚いですが「初期保証10年」に関しては少し物足りない印象を受けます。
住友不動産のアフターサービス
住友不動産ではアフターサービスとして、以下のタイミングで無償点検を行っています。
- 3か月点検(無償)
- 1年点検(無償)
- 2年点検(無償)
- 10年点検(無償)
- 20年点検(保証が継続していれば無償)
- 30年点検(保証が継続していれば無償)
- 40年点検(保証が継続していれば無償)
- 50年点検(保証が継続していれば無償)
- 60年点検(保証が継続していれば無償)
住友不動産の定期点検は保証期間が継続している間は「定期的に無償点検を実施する」という内容です。
建物の引き渡しから最初の10年間は3ヶ月点検、1年点検、2年点検、10年点検を専任スタッフが行います。そして10年ごとの有償メンテナンス工事を行い、保証が継続している建物は20年目~60年目も無償で定期点検を行います。
また住友不動産では、施主専用の問い合わせ先を用意しているので住まいに関する相談や困りごとなどは24時間365日受け付けています。
住友不動産で注文住宅を建てるメリットとデメリット
ハウスメーカー選びは本当に悩むと思います。どこのハウスメーカーも長所と短所がありますので、自分にとってどのハウスメーカーが一番合っているかをしっかりと見定める必要があります。
この項目では住友不動産で注文住宅を建てる場合のメリット・デメリットをまとめておきます。この項目をハウスメーカーを決める判断基準の一つとしてお役立てください。
住友不動産のメリット
- 耐震性能が高い
住友不動産の大きなメリット(長所)は、耐震性能が高いという点が挙げられます。住友不動産では「ウッドパネル工法」「ウッドパネルセンチュリー」「2×4工法」「2×6工法」と4つの構造(工法)を採用しておりますが、いずれの構造(工法)も耐震等級は最高等級3を取得しており、また制震ダンパーや高倍率耐力壁「パワーパネル」などがプラスされているため、耐震性能の点ではかなり安心できる建物と言えるでしょう。
- 気密・断熱性能が高い
住友不動産の注文住宅は気密・断熱性能も高いと言えます。2×4工法、2×6工法などはもともと気密・断熱性能が高い工法として有名ですが、その他のウッドパネル工法、ウッドパネルセンチュリーなどもツーバイフォーで培った「面で支える」という技術を追加しており、こちらも気密・断熱性能は高いです。
- デザイン性が評価されている
住友不動産の注文住宅は外観・内観ともにデザイン性が高いことも高く評価されています。住友不動産の商品は複数のモデルでグッドデザイン賞を受賞しておりますし、住友不動産の代名詞ともいえる「ガラスマリオン」「ガラススクリーン」など緑色っぽい特徴的な強化ガラスを外観にあしらうデザインも人気があります。
また内装においても、マンション開発を手掛けるスケールメリットを活かし高級マンショングレードの設備をリーズナブルに採用できるのも大きなメリットです。
- そこまで坪単価が高くない
住友不動産は高い耐震性・高い気密断熱性・高いデザイン性を誇りながらも、大手高級ハウスメーカーと比較するとそこまで坪単価が高くない点も大きなメリットと言えます。もちろん、ローコストメーカーと比べると安い坪単価とは言えませんが、コストに対するパフォーマンスは高いハウスメーカーと言えると思います。
住友不動産のデメリット
- 保証・アフターサービスが物足りない
住友不動産は注文住宅のハウスメーカーとしてたくさんの長所がありますが、正直「保証・アフターサービス」の面では少し物足りないと言わざるを得ません。大手ハウスメーカーの中には、住友不動産の保証を上回る保証を付けているところもありますので、この点は短所(デメリット)と言えるでしょう。
ただし最低限の「構造躯体:10年保証」は初期保証として付いていますので、その他のメリットと照らし合わせて納得できるのならば十分候補になると思います。
- 最初から最後まで一貫して営業マンが担当する
住友不動産では最初から最後まで一貫して「営業マン」が担当します。この点は担当営業マンがデキる方で、話がスムーズに進めばメリットにもなるのですが、最初の担当者がもしもあまり「使えない営業マン」だった場合、せっかくいいハウスメーカーなのに候補から外してしまう可能性もあるでしょう。また設計士や建築士と直接お話しする機会が少ないのもデメリットと言えるため、デメリットの項目としています。
- ツーバイ工法は間取り変更や増改築(リフォーム)がしにくい
住友不動産が採用している2×4工法、2×6工法などのツーバイ工法は地震や台風などの外力に非常に強く、また気密・断熱性能も高いことが大きなメリットですがデメリットも存在します。ツーバイ工法のデメリットは、着工後の増改築や間取り変更などのリフォームに対応しにくい点です。ツーバイ工法は壁同士を強固に接合させて6面体のハコ型を造る工法のため、面を取り外すことが難しいのが大きな理由です。マイホームを建てた後、将来的に増改築をする可能性がある方はリフォームの際に制限が出てくる可能性があることを予め理解しておきましょう。
マイホーム購入は人生の一大イベントですし、非常に高額なお買い物です。ハウスメーカー選びに迷っているなら、一度専門家による客観的な意見をお聞きすることをおすすめします。
ハウスメーカーのカタログを見たり、モデルハウスを見に行くと心が舞い踊って冷静な判断が出来なくなっていたりしてしまいますね。後から「もっとハウスメーカー選びを頑張ればよかった‥」「同じような家がもっと安く契約できたかも‥」「住宅性能があまり良くないかも‥」このような後悔の言葉が残念ながらネットには溢れています。
仮にも何千万円と住宅ローンを組んで長期間支払いをしていくお買い物ですから、自分達は絶対に失敗したくない。そうお考えならば、是非一度は「家づくりの専門家」による中立的なアドバイスを受けておく事をオススメします!!
「家づくりの専門家」に相談するといっても、ハウスメーカーの営業マンに相談するのとは一味違います。基本的にハウスメーカーの営業マンは自社で契約して貰いたいのが本音なので、偏った意見を言いがちです。
当サイトがおすすめするのは、第三者である専門家が、損得勘定なく客観的なアドバイスをしてくれるWEB無料相談サービスを利用する事です。
NTTデータの100%子会社が運営する「HOME4U家づくりのとびら」は、専門のプロに家づくりにおけるあらゆる「疑問」や「質問」に直接相談する事が出来ます。
などなど…客観的に比較したいこと、ハウスメーカーにはちょっと聞きにくいことを、注文住宅を知り尽くした専門家が的確に回答あるいは選択肢を教えてくれます。強制されることも営業されることも一切なく、なんならしつこいハウスメーカーにはお断り代行も完全無料でして下さいます。もっと言うと、もしお気に入りのハウスメーカーが見つかった場合、所謂「ベテラン営業マン」のみ紹介してもらえます。新人営業マンやいい加減な営業マンはNTTグループのご紹介者には対応させないのです。この強み、めちゃくちゃメリットなこと、わかる人にはわかりますよね。
空いた時間に自宅から気軽に利用する事が出来ますし、WEB無料相談の予約は1分程で出来るので簡単です。WEB無料相談といってもスマホ1台あればハウスメーカー選びから様々な疑問の解決まで完結できてしまいます。詳しくは下記ページで特集しているので、興味のある方はチェックしてみて下さい。
住友不動産の注文住宅 評判・口コミ・坪単価・価格・実例 まとめ
このページでは住友不動産の注文住宅についての評判・口コミ・坪単価・価格別実例などをまとめてみましたが参考になりましたでしょうか。
より皆様に役立つコンテンツにしていくためには、皆様の口コミ・評判の書き込みが必要不可欠です。住友不動産で実際に注文住宅を購入された方は、良かった点・悪かった点・メリット・デメリットなどどんなことでもかまいませんのでご感想を寄せて頂けると嬉しい限りです。
注文住宅のハウスメーカー選びで失敗しないために、最後にアドバイスをさせて頂きます。
住宅に限った話ではありませんが、高額な買い物をする時は「どの会社が品質・性能が良いか」「どの会社がお得か」必ず比較しますよね?マイホーム購入は特に比較検討が大事です。
見た目は同じような家でも品質・性能・価格は大きく異なります!ハウスメーカーごとにどんな特色があって、どんな価格設定なのか。注文住宅の知識を身につけておけば必ず判断材料になりますし、また複数社を比較検討することで最終的な値引き交渉の際も有利になります。
注文住宅を検討しているならまずは無料でカタログを見てみましょう!注文住宅のハウスメーカー選びはここから始まります!
無料カタログをまとめて請求するなら「ライフルホームズ」が断トツオススメです。東証一部上場企業が運営する大手不動産サイトですので、あやしいハウスメーカー・工務店が紛れ込まないよう厳しく審査を行っています。住宅は高額な買い物なので安心して使えるサイトかどうかは重要なポイントです。
またLIFULL HOME’Sは国内TOPクラスの不動産サイトだけあって、全国規模で1200件以上(2019年6月時点)のハウスメーカー・工務店を網羅しています。知名度は低いけれど良い家を建てる質実剛健な工務店さんは全国各地にたくさんあります。LIFULL HOME’Sならそのような未知の優良工務店と巡りあえるかもしれません。
LIFULL HOME’Sではエリア検索・予算検索・テーマ検索とさまざまな検索方法で自分にあったハウスメーカー・工務店を検索できるため、そもそもエリア対応していない工務店や予算が合わないハウスメーカーを除外して検討できるのでムダな時間を省けます。
ただでさえマイホーム購入は疲れてしまうもの。省ける時間は省いて賢くハウスメーカーを選びましょう!
住友不動産で注文住宅を建てて後悔しないために評判をチェックしよう
最後に住友不動産の評判についてまとめておきます。
マイホームの購入は人生でもっとも高額な買い物です。絶対に失敗したくないですし、後悔したくないですよね。よく調べずにハウスメーカーを決めてしまうのは失敗の元です。候補のハウスメーカーの口コミ・評判はしっかりとチェックしておきましょう。
注文住宅を建てる際、実の体験談ほどためになるものはありません。この項目では住友不動産で注文住宅を立てた先輩方の口コミ・評判をまとめます。
住友不動産の評判
総合的なバランスで決めました 住友不動産の2×6で注文住宅を建てました。総合的なバランスが取れているハウスメーカーだと思います。2×6はモノコック構造なので耐震性・断熱性はかなり高いですし、耐震等級3も標準装備、さらに制震システム(ダンパー?)も標準で付いています。家の性能面ではかなり高い方じゃないですかね。モノコック構造だと他社にもあるので悩みましたが、外観デザインの好みと価格面で住友不動産にが勝っていたのですみふに決めました。 |
デザイン性は申し分なし スタイリッシュで直線的な外観デザインに惚れ込み住友不動産のジェイアーバンに決めました。ツーバイシックスです。外観はかなり気に入ってますよ。ガラスの使い方が上手いというか、一戸建てなのに高級マンション風のデザインっていうんですかね。妻の友人も遊びにきましたが、評判もいいです。(まぁ普通悪くいわないですけどね)ただガラスマリオンを付けるとけっこうオプション料金高いです。ネットでみると住友不動産は坪単価が比較的安いなんて書いてありますけど実際は割とオプション付けることになるのでそこまで安くは感じませんでした。担当者もボリュームゾーンは坪単価80万円超えですって言ってましたしね。金額的には積水、ミサワ、一条とほとんど変わらないですよ。 |
耐震性と断熱性を重視した結果 家で大切な性能はなんといっても耐震性と断熱性。耐震と断熱に優れたツーバイシックスで候補を絞って最終的に住友不動産と一条工務店で迷いましたが、最終的にはデザインが好みで、天井が高い住友不動産に決めました。担当者に話を聞いたりカタログ比較した限りでは、すみふと一条では耐震性、断熱性はそこまで大差ないと思います。無事に引き渡しが完了し住んでますが、耐震性は地震が来ないとわかりませんが、断熱性は実感できるレベルです。以前住んでいたマンションに比べても暖かい気がします。 |
遮音性も○ それから昼間は車通りがそこそこ激しい道路に面していますが、以外に遮音性もいいですね。車の音もそこまで気になりません。さすがに大型トラックが通ると多少振動はありますが。 |
住宅展示場のハウスはオプションだらけ 住宅展示場で住友不動産のモデルハウスを拝見しました。確か、ジェイスカイという商品だったと思いますが、これまで見たモデルハウスでも1、2を争うくらいに素敵でした。でもよくよく話を聞くとかなりオプション満載のモデルハウスだったようで、実際に同じ程度の家を建てるとなると予算を30%以上オーバーしてしまうとのこと。オプションを削れば、家を建てること自体はなんとかなりそうでしたがイメージとだいぶかけ離れてしまいそうでしたのでいったん白紙に戻しました。やっぱりモデルハウスが素敵なのはオプションたくさん付いているからなんですね。 |
営業マンのゴリ押しに嫌気 住友不動産、一条工務店と注文住宅の相談をしましたが、一番営業マンとそりが合わなかったのが住友不動産ですね。正直、デザイン性の面では住友不動産は悪くないと思っていたんですけどね。「とにかく契約第一」という態度が透けてますし、話もコロコロ言っていることが変わるので。それに営業マンだけとしか話ができない、設計士と直接話しができないシステムはどうかと思います。 |
住友不動産の評判 まとめ
住友不動産の評判をザックリとわかりやすく箇条書きでまとめます。
- 耐震等級3は安心できる
- 制震ダンパーが標準装備なのは嬉しい
- 内装のレベルは高い
- 気密・断熱性が良い
- ツーバイ工法は遮音性も優れている
- ガラスマリオンは高い
- オプションを付けると結局坪単価はそこまで安くない
- 営業マンとそりが合わなかった
- モデルハウスの設備はオプションだらけ
住友不動産の2×4工法、2×6工法の耐震・気密・断熱性に関しては好意的な評判が目立った印象です。またデザイン性においても概ね高評価のようです。
その反面、担当営業マンに関する評判はネガティブな意見が目立った印象です。営業マンの対応に関しては評価が分かれる会社と言えるかもしれません。良い営業マンに当たるかどうかは運の要素も大きいため、そりの合わない営業マンが担当になった場合は単刀直入に担当を変えてほしい旨を伝えるのも一つの手かもしれません。
住友不動産の口コミを募集しています
当サイトでも住友不動産の注文住宅についての口コミを大募集しています。注文住宅をご検討中の皆様に、より役立つコンテンツとしていくために皆さまのご協力が必要不可欠です。
住友不動産で注文住宅を建てた方は住友不動産の良かった点、悪かった点などの口コミを寄せて頂けると嬉しい限りです。また住友不動産をご検討中の方やモデルハウスを見学に行かれた方なども些細な感想でも口コミをお寄せください。どうぞご協力をお願い致します。
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住友不動産って高級マンションのイメージだから一戸建ての家も高級で坪単価高いのだとばかり思ってましたが、言うほど高くはないんですね。このサイトだと割と褒めてるみたいだし悪くないかもです。個人的にはジェイレジデンスが気になっています。
興味持って住友不動産の一戸建てを色々調べましたが、確かに外観は数あるハウスメーカーでも1、2を争うほどカッコいいと思います。ガラスマリオン・ガラススクリーンが「すみふ」の代名詞みたいに言われてますが、これはもしかしたら好ききらいがハッキリ分かれるかもしれませんね。個人的にはガラスマリオンをあしらった都市的なデザインよりも、ジェイレジデンスのような落ち着いた高級木造住宅のような外観の方が好みです。このデザインで坪60万円で建てられるなら検討する価値アリなハウスメーカーだと思います。
スミフは外観が映える家が多いですが、ガラスマリオンやルーバーなんかはオプションなので、何だかんだでカッコよくまとめようとすると坪単価も高くなっちゃう。部屋の天井と軒下の高さを揃えたり、インナーバルコニーに出る際の段差を無くすにも結構な追加費用が必要。事前に希望の提案を見積もりに出して貰わないと、とんでもなく予算オーバーになっちゃいますよ(経験談)。
住友不動産の家が気になっています。
耐震性や断熱性などのバランスがいいハウスメーカーだと思います。外観もカッコいいですよね。
決算前だったからか、担当の営業マンが色々サービスしてくれました。軒天を木目調にしたり、玄関ホールのエコカラットなど。かなりお得に契約できたのではないかと思います。スミフの家は安く建てようと思えば安く建てられるし、拘り過ぎると高級注文住宅になってしまうしで、匙加減が難しいですね。半年にも渡るマイホーム計画もようやくゴールが見えて来たところです。完成が待ち遠しいですね。
東京レジデンシャルというチラシがポストに入っていました。延床面積30坪の2階建てで2×6工法。その他断熱や設備も良く本体価格1940万円だったと思います。2階建てで30坪ということは、100㎡あたりの広さということでしょう。この商品は新しい商品なのかご存じの方おりませんか?ネットで検索しても出てこないので。
またこの東京レジデンシャルという商品のモニターハウスキャンペーン等は行いますかね?引渡し前の1週間をモデルハウスとして見学会させる代わりに200~300万円割引きしてくれるやつです。
東京レジデンシャルスタイルですね。耐震等級3、劣化対策等級3、維持管理対策等級3、断熱性能等級4、ツーバイシックス、外装は純国産総タイル貼り、キッチンやお風呂は高級マンション仕様などなど、宣伝文言は大変素晴らしく思います。新商品っぽいので、モニターハウスはあるかもわかりませんが、このあたりは直接問い合わせしないとはっきりしないでしょうね。商品自体と価格が本当なら、私も興味あります。
私は梅雨時期の施工だったので雨対策に関してはしつこい位にお願いをしておきました。現場でも天気予報を入念にチェックして貰い、養生もしっかりと行うように何重にもチェックをして貰いました。おかげで工期は掛かりましたが、安心して家づくりを任せる事が出来たと思います。たまに抜き打ちで現場を見に行きましたが、しっかり仕事をしてくれていましたよ。
私は担当が営業所長と少し偉い人で、ある程度融通を効かせられる人だったので、値引きやサービスを結構して貰いましたね。少しでもお得に家を買うには営業マンが大事って話は良く聞きますし、実際にそうだと思いました。新人が担当になってしまったらご愁傷様ですね。
住友不動産から届いたチラシの企画で販売している延べ床面積30坪から特に変更せず、キャンペーンの200万円分オプションサービスで見積もり取りましたが、そこいらの建売住宅買うなら住友不動産で建てた方がよっぽどか外観も内装もグレードが良いですね!土地探しが面倒と思う方もいるかもしれませんが、やっぱり一からアレコレ決める注文住宅で決定して本契約の申し込みも進んでいます。また不満点や満足したことなど引き渡しされてから書きにきますね!
数年前にすみふで建てましたが、施工は全部下請けに丸投げ。職人の腕も悪くて大変でしたよ。左官屋は真面目で仕事も丁寧でしたが、他は本当に無責任でやる気の無さそうな職人ばかり。聞いた住友不動産の仕事は報酬が少ないらしく、職人のモチベーションが低いようでした。
担当の営業マンは知識も豊富で、私の希望や我儘も親身になって聞いてくれる優秀な人でした。営業マンに当たり外れがあると言うのは理解していますが、何千万円もの大金を支払う訳なので、やはり営業マンがどれだけ優秀なのかで建てる家に大きな差が出来るのも頷ける部分です。
3月に契約しました。決算期の値引き額が大きかったのと、丁度オプション100万円サービスキャンペーンをやっていたのでお得感がありました。これから着工ですが、完成が待ち遠しいです。予算の関係でガラスマリオンとかは諦めましたが、天井高に広めのリビング、希望の間取りが実現出来そうです。
分譲マンションか一戸建てかで迷った人に向いている会社とは思う。ラグジュアリー仕様のインテリアが得意だし、設備なんかも割かし豪華なの装備してるからね。私は契約時に入れたい仕様やら設備やらを全部想定した上で見積もりを作成して貰い、その上で値引き交渉をしてお互い納得出来る落とし所で契約しました。なので後から追加費用が発生したりもしなかったのでスムーズに話が進みました。
近所で建て替えしているメーカーが住友不動産。前の建物を解体するときバンバン釘やコードを止める尖ったものが飛んできた。建築中は今年の大雨もあり、大量の雨が滝のように飛んでくる。管理がなっていないハウスメーカーです。
すみふのモデルハウスに見学言った時に坪単価を聞いたがだいたい坪100万円って言ってたんだが、坪60万円から建てられるの?最初の提示が坪100万円で、最終的に値引きしますよってことなのか。それとも単にあしらわれただけなのか。
西東京の住宅展示場に見学にいった時にハウスメーカー何件かのモデルハウスを見ましたが住友林業と住友不動産がズバ抜けてかっこよかったです。あからさまにモデルハウス仕様だったけど。
最近、ご近所でよく建っています。
都内で住友不動産とは、、どんなリッチなご家族が住むのかと思いきや、お話してみると大手の割にかなりリーズナブルだとか。こちらのサイト見たら理解でき決算キャンペーンなどを利用しているのですね!私は建て替えでハウスメーカーを探していましたので住友不動産の注文住宅に熱視線で見るようになりました。
個人的にガラスマリオンは好みではないのですが、それ以外の使用とブランド力に惹かれています。
こちらで書かれていたキャンペーンに乗っからせていただいました。
断熱材のアップグレード、外壁材のアップグレード、キッチンのアップグレード、浴室のアップグレードと凄まじくお得をした気分で契約に至りました。自分の中では神サイトです!今後も何かあれば口コミ投稿していきます。よろしくお願いします。