信用できる不動産営業マンの見分け方
絶対に後悔しない間取りと生活動線
【2019年】住宅ローンやフラット35の金利比較ランキング

ハウスメーカーの比較方法、選び方をマスターしよう!

注文住宅を建てようと思い立った場合、「まずは何をしたら良い?」という相談をよく受けます。
インターネットで検索すると、住宅展示場やハウスメーカーの広告ばかりが表示され、一方であまり目立たないところには失敗談や後悔しているブログ等が多く見受けられます。
「マイホームは3回建てないと満足しない」と云われますが、失敗や後悔の原因は施主(家を建てる人)の手順違いや基礎知識不足、ハウスメーカーの比較不足、あるいはハウスメーカーの営業マンを過信する事に起因することが多いと感じます。

マイホームは繰り返し購入する人はほとんどいません。大抵の物は何度も購入経験が有り、費用や自分に合うものがわかっています。マイホームはきっとあなたも初めての買い物でしょう。経験がないので不安に思ったり迷いが生まれたり…。ましてや注文住宅は契約時に家は出来上がっていませんし、建売住宅や分譲マンションのように完成品を見て決めることも出来ないのです。間取りの図面や見積書で判断し、契約しなければ注文住宅で家は建ちません。

当サイトでは、夢の新築一戸建てを建てるにあたり何から始めれば良いか、失敗や後悔をしない為に知っておくべき事、完成までのオススメ手順や、ハウスメーカーの必ず比較すべき部分、絶対にコストカットしてはいけない部分、それらの理由を出来るだけ分かり易く書いています。

前提条件として、このページでは「家族全員の安全を守り、快適に暮らせる満足度が高い住宅を建てる」
一方で建物の寿命が短かったり、メンテナンス費が高い住宅といった「安物買いの銭失いに類する住宅建築は避ける」ことに基づきます。

~ハウスメーカーで新築を建てる手順~

  1. まずは予算計画
  2.  建築予定地域に対応したハウスメーカーでカタログ請求(専門・得意分野を知る)
  3. ハウスメーカーの比較方法(坪単価と工法・耐震・断熱・気密性能を比較)
  4. ハウスメーカーの比較方法まとめ
  5. どんな家を建てるか条件整理しよう
  6. 実際見に行き、提案や相見積もり(1回目)を取る
  7. 条件に最も近く、見積もりに納得したハウスメーカーと仮契約(見積もり2回目)する
  8. 住宅ローン金利を比較して借入
  9. 全て納得したハウスメーカーと本契約(最終交渉)

大体このような手順で進めていくと、失敗に繋がる手順間違いを避けることが出来るかと思います。
※土地を有していない人は、手順2~5で並行して土地探しを行って下さい。手順5の相見積もりでは実際の土地図面を渡してプラン作成をしましょう。

まずは予算計画

マイホーム予算

第一にすることは、ご家庭内で大体いくら位の家を建てるか予算を明確に決めることをオススメします。マイホーム作りには、予算計画が最も重要になります。予算計画が完璧でなければ、買えない住宅商品を検討材料にしていたり、本来買うべき必要のない住まいや高額オプションの数々を買ってしまうことにもなりかねません。初めて新築一戸建てを注文住宅で建てる方は、住宅建材や設備の値段も詳しくないのが当然ですから、アレも良いコレも良いとなりがちです。一番最初に見積もりしたファーストプランは、ほとんどの家庭で予算オーバーしてしまうと言われます。
また、気に入ったハウスメーカーが見つかっても予算面で折り合わず振り出しに戻されたり、営業マンから嫌な顔をされたり、無理をして住宅ローンが通らなかったり、非常に疲れることになります。

ですから、家を建てると決めた際は、必ず建物予算を明確に出して下さい。
俗に云う「上物いくら」の事です。

ハウスメーカーがどんなグレードの外壁材、屋根材、床材、キッチン、ユニットバス、トイレ、を標準採用しているのか、予算が決まっていれば各社を比較して最適なものを選ぶことが可能になります。
予算を決めてからその予算内で、ハウスメーカー各社がどんな家を建てることが出来るのか、耐震性や断熱性はどうか、内装や設備はどんなものか、比較検討することが非常に重要です。総コストは同じでも、設備の標準グレードが良い部材や設備ですと見た目も性能にも長く満足出来ます。
他方で逆もまた然り、標準グレードが低い部材を使っているハウスメーカーを選んでしまうと、折角高い買い物をしたのにガッカリしますし調査不足だったことを長年後悔し続けることになります。
しっかりと予算を決めてから、その予算内であなたがハウスメーカーに何を求めるか、あなたが理想とする家を建ててくれるか比較していきましょう。

すでに上物の予算がある程度決まっている場合、予算に合うハウスメーカーのカタログを取寄せてしまいましょう。各社の大体の「特徴」,「建築工法」,「坪単価」,「値段」等が把握できます。

注文住宅で予算をかけるべき場所

長く満足できる注文住宅を建てるためには、予算をかけた方がいい場所、予算を削ってもいい場所が存在します。
柱や梁など住宅の構造部分は目には見えない部分ですが、予算をかけるべき箇所です。耐震・家の寿命に関わる大事な部分なので、コストカットは絶対にオススメしません。外壁や屋根、窓なども断熱効果が落ちてしまうと、日々の住み心地が悪くなってしまいます。
住宅の基礎部分や骨組は、住宅の安定性、安全性に関わる重要な部分ですので、コストカットすべきで無いと覚えて下さい。
キッチンや水回りの設備は、標準グレードの高いものにした方が満足するのは当然ですが、多少グレードを落としたとしても役割はしっかり果たしてくれます。それに最近のキッチンや水回りの設備はデザイン性にも優れ、かつ安価なものも出揃っています。外構(庭・庭木・擁壁・ウッドデッキ・車庫・など)に関しても後から追加できるものなので予算を削っていい場所と言えるでしょう。
建築面積を小さくしたり間取りを狭くすることも、削っていい場所を削り、ハウスメーカーにいろいろプラン出しをしてもらった後、まだ予算オーバーしているというときの最終手段。せっかく注文住宅を建てるのに、建築面積を小さくして住みにくくなってしまっては後悔します。予算を削っていい場所は日々の住み心地や安全性に影響が出ない範囲で行うよう、覚えておきましょう。

住宅ローンなどの総コストについて

実際に家を建てるには、住宅の建築費用だけでなく、住宅ローンの金利やオプション代金(諸費用等)を支払うことを考えなければなりません。低金利である今、フラット35(金利1.27%)で計算しても2500万円の借入が完済まで3056万円支払う事になります。坪単価の高過ぎるハウスメーカーは余程予算上限が大きなご家庭でなければ実際問題厳しいところ。月々の支払っていける金額を元にローン金利を計算し、さらにオプション代としてプラス200万円程計画しておくと良いでしょう。
具体的には、坪単価×建築面積+オプション費用(200万円程度)×住宅ローン金利=総コスト ※土地代を含まず
ざっくりした計算では、住宅価格(メーカー見積もり金額)よりも25%程度上乗せした金額あたりが最終的に支払う総コストになります。
実際に住宅ローンを組むのはまだ先のハウスメーカーを決めて本契約を締結する時ですが、自分が幾らまで住宅ローンを組めるのか事前に審査しておく人も多いです。事前に融資限度額を知ることで予算や総コスト、返済計画がハッキリします。詳しくは下記にまとめていますので併せて読んで下さい。

建築予定地対応のハウスメーカーでカタログ請求

ハウスメーカーカタログ 資料請求から1週間程度で続々ハウスメーカーのカタログ本が届きます。

次にすべきは、あなたが新築戸建てを建てる予定の都道府県に対応した注文住宅メーカーに絞ってカタログ請求を行って各社の特徴や得意分野・工法を比較することです。
ハウスメーカーや工務店が対応していない都道府県で「このメーカーで建てたい!」と考えても時間の無駄になってしまいます。
カタログ請求だけであれば、この時点では10社程度してしまってもかまいません。その中から実際に電話をかけたり、住宅展示場、モデルハウスへ行くのは、この時点で行う手順ではありません。実際にカタログを見て、各社の特徴や住宅性能に関して勉強・比較した上で、良いと思えたハウスメーカー5社程度に絞り込んでからにしましょう。

ハウスメーカーのカタログ取寄せは、1社づつホームページから取寄ようとすると、個人情報を入力する箇所が多くて大変な作業量。当サイトがオススメするのはライフルホームズさんのカタログ請求ページから対象地域を選んで名前や住所、決まっていれば建築予算を入力し、あなたが建てたい地域に対応したハウスメーカーを一気に取寄せてしまうことです。

当サイトでは、株式会社LIFULLさんが運営するLIFULL HOME’Sで一括カタログ請求をオススメ致します。
ハウスメーカーの中(下請けや孫請けの施工会社含む)には、残念ながら粗悪な建築工事をしてしまう会社があります。(株)LIFULLは東証一部上場企業で、カタログ請求できるハウスメーカーには徹底した審査を行っています。悪質なハウスメーカーや工務店、施工会社はLIFULL HOME’Sへ掲載が出来ません。欠陥住宅など建てられたら怒り心頭どころの話ではありません。信頼と実績のあるハウスメーカー及び施工会社に依頼するようにしましょう。

住宅展示場へ行く前に、必ずカタログでハウスメーカーを知ろう

マイホーム作りに後悔している人の多くは、住宅の基礎知識もなく「住宅展示場」に飛び込んで契約してしまっています。注文住宅を建てる人の実に7割近くが、何から始めれば良いか分からずに、まず住宅展示場に足を運んでいます。こんな事を書いてはハウスメーカーに怒られてしまうかもしれませんが、先に住宅展示場へ建物を見に行ってしまうと、現地の営業マンに良いことばかりを言われて洗脳されて契約してしまう人が50%を超えていると統計上出ています。住宅展示場にある注文住宅メーカーのモデルハウスは標準グレードではない贅沢なオプション多数に加えて、とても広い間取り。内装やインテリアはプロにコーディネートされた上質な空間に仕上げられています。これを実際目の当たりにしてしまうと、誰しもが夢心地になり、「この家が良い!」と心が躍るもの。
それは殆どの場合が予算オーバーであり、別料金が発生するオプションや内装がてんこ盛りです。
住宅展示場オプション
結果、マイホームを建てる上で凄く楽しいアレコレ1から考える時間も少なく、無理をした住宅ローンの支払いに追われる毎日を過ごし、更にはモデルルームで見た豪華な内装や設備の高額オプションを削り取った標準仕様の家が出来上がってしまったり、あるいは高額オプションを入れるために床下面積を削ってしまったり。。

はたしてそれは施主が本来建てたかった家なのか疑問を呈します。
もっと違うハウスメーカーも調査すべきだった… 比較すればもっと良いハウスメーカー見つかったのではないか?という声がとても多いのが実情です。

一概に住宅展示場に見に行くことが間違いだとは書きませんが、ちゃんと各社のカタログで特徴を知った上、何があなたのご家族に本当に必要で、何を削るかの条件整理をし、必要な部分が得意なハウスメーカーの絞り込みが終わってからにしましょう。パッと見の外観や内装ではなく、本当に大事なのは基礎や耐震性、断熱・気密性や生活同線にあります。まずはその大事な部分を知って欲しいのです。
もちろん大手住宅メーカーは耐震性や断熱性の高い建物を競い合って開発していますが、それでも得意と不得意は有ります。住宅展示場やモデルルーム、ショールームと呼ばれる場所で自社の不得意部分を正直に不得意と言うメーカーは少なく、ほとんどの営業マンは「大丈夫ですよ!心配ありません!」と言います。
住宅展示場は何が何でも契約を取りたい住宅メーカー営業マンの巣窟です(笑)
マイホーム作りは営業マン主導ではなく、常に施主であるあなたが主導でいるべきなので、各社の特徴や得意分野をしっかりカタログ請求で精査することから始めると良いです。知識を得た上で取捨選択していくことで、失敗や後悔することは確実に減らすことが出来ます。

ハウスメーカーの比較方法

ハウスメーカー比較
カタログ請求を行うと、1週から10日前後で続々と郵送されてきます。木造ツーバイフォー、鉄骨住宅などの建築工法や耐震性能についてや、「高気密・高断熱で業界最高!」「標準仕様で耐震等級3!」「ZEH住宅(太陽光発電と蓄電池で光熱費0円のゼロエネルギーハウスの略)ならお任せ下さい!」「全棟、長期優良住宅保障!」「24時間○○空調(室内温度を変えずにホコリやウイルスを99%除去し続けます!)」など各社が何に力を入れているか概ね把握できてくると思います。

必ず比較して欲しいポイントとしては、
リアルに支払うお金の部分(坪単価・総コスト)、建物の強さや安全性に関わる部分(建築工法や耐震性能)、夏は涼しく冬は暖かい快適さ(断熱・気密性能)、これらを実現してくれるハウスメーカーのプラン・デザイン力(提案力)の4項目が最重要です。
冒頭で記した通り、「家族全員の安全を守り、快適に暮らせる満足度が高い住宅を建てる」に基づき比較検討していきましょう。

1ハウスメーカーの坪単価と工法を比較

ここからは実際に比較していくべき具体的な項目について書いていきます。
一番最初に決めて欲しいのは、前述の通り自分の「建てる家の明確な予算」です。
カタログ請求を行って良いと思えるハウスメーカーが見つかったとしても、大幅な予算オーバーでは実現不可能です。
そこで皆さん知りたいハウスメーカーや工務店の建築面積1坪あたりいくらで建てられるか、目安となる坪単価を事前に調べておきましょう。
単純に、40坪の平屋住宅を建てる予算は2500万円上限とした場合、坪単価62.5万円以上は予算オーバーになります。

ハウスメーカー各社の坪単価は、オプションのない標準グレードで公開していますので、ある程度の把握できます。
建築予定地域に対応したハウスメーカーの中から、予算に対して坪単価が高すぎるメーカーは一先ず除外しましょう。逆に安すぎると思えるローコストメーカーについては長期的な満足度は低いものになるでしょうから同じく除外で良いですが、もし気になるローコストメーカーがあれば、どの程度標準グレードや建材が落ちるのか1社程度は参考にしてみるのはどうでしょう。

大手ハウスメーカー坪単価と工法一覧

※横にスワイプできます。

 
ハウスメーカー 坪単価 建築工法 特徴
木下工務店 40~70万円 DUOフレーム工法(木造軸組み・ツーバイフォー) ・独自の制振技術で地震エネルギー70%低減
・高気密、高断熱
・ZEH対応住宅で光熱費0円
住友不動産 40~80万円 木造ツーバイフォー、ツーバイシックス ・地震対策テクノロジーで特許取得
・高気密、高断熱性で省エネ住宅
・デザインバリエーション
住友林業 40~80万円 木造在来工法(マルチバランス)、ツーバイフォー、ビッグフレーム構法 ・木造最大手が1件1件自由設計
・木の温もりを感じる上質な無垢材
・長期優良住宅に標準対応
大和ハウス工業 40~80万円 木造、鉄骨系プレハブ造 ・主力は天井高いジーヴォシグマ
・独自の耐力壁
・窓が大きい
積水ハウス 50~80万円 木造、鉄骨造 ・業界最大手ブランドと建築実績
・プラン提案力が高い
・ダインコンクリートの重厚感
一条工務店 50~80万円 木造ツーバイフォー、ツーバイシックス工法 ・高気密高断熱ナンバーワン
・雪国では最有力候補
・全館床暖房
パナソニックホーム 50~80万円 重量鉄骨 軽量鉄骨 大型パネル造 ・制振鉄骨軸組構造
・24時間換気(ヘパフィルター)
・標準仕様がパナソニック製品
三菱地所ホームズ 60~90万円 ツーバイフォー・ツーバイシックス工法、RC造 ・高気密高断熱の先駆け
・全館空調システム「エアロテック」
・高級住宅の自由設計
ミサワホームズ 65~75万円 木質パネル 鉄骨系ユニット造 ・耐震+制震の「MGEO」
・グッドデザイン賞28年連続受賞
・蔵のある家
ヘーベルハウス 65~90万円 軽量鉄骨・重量鉄骨造 ・柱の少ない重量鉄骨
・強くてスッキリした室内空間
・アフターサービス充実
レスコハウス 50~90万円 RC造 ・災害に強いコンクリート住宅
・身体にも家計にもやさしい「Z空調」
・耐久、耐震、遮音、断熱に強いRC造
大成建設ハウジング 60~80万円 ツーバイフォー、RC造 ・8つの災害に強い「パルコン」シリーズ
・大空間のコンクリート住宅
・遮音性、防音性に優れる
スウェーデンハウス 80~90万円 木質パネル工法 ・オリコンで高い満足度
・高気密、高断熱
・スウェーデンから材料輸入

ここでは全国的に展開している大手ハウスメーカーを取り上げてみました。
一般的に坪単価は大手ハウスメーカー>中小建築会社>街の工務店の順で建築費用が抑えられる傾向です。また、人気の建築設計事務所に依頼する場合も、費用が高めになることがあります。

工法については後述しますが、鉄骨系や鉄筋コンクリート(RC造)などの高い建材を必要とする工法を用いれば、やはり坪単価も高くなってしまいます。
しかし、一概に坪単価が高いからと希望の建築工法を諦めてしまう事はありません。工法はそのままに、内装や設備のグレードを少し下げることで案外上手くいく場合もあります。
坪単価が高過ぎるメーカーは一旦除外とは書いたものの、あなたが何を重視するかなので、鉄骨工法で建てたければ鉄骨工法で建てるべきで、鉄骨住宅を専門にしているハウスメーカーの中から比較をするべきです。

2ハウスメーカの耐震性能・工法を比較

ハウスメーカー耐震等級耐震性能には国が定めた等級基準「1級」「2級」「3級」が設けられています。1級が最低基準で、2級は1級の1.25倍、3級は1級の1.5倍の耐震性能です。最低基準の1級でも、震度6~7の地震では倒壊しないと言われています。自分が建てたいと思えるハウスメーカーや工務店の同シリーズは、耐震等級がいくつの等級が付くのか、必ず確認しましょう。新築一戸建てを建てる上で、この耐震性を最重要と位置付ける人も沢山います。中古住宅を見ても耐震等級のない建物は価格面で劣るため、戸建住宅の資産性にも関わります。耐震性は住宅の骨組みである建築工法とも密接な関係にあります。

工法における特徴や耐震性能、寿命など

一般的に工法でメジャーなのは「木造」「木造2×4」「鉄骨」「鉄筋コンクリート」です。
日本で建てられている戸建住宅の7割強は木造または木造2×4工法になります。どの工法も一長一短が有りますが、当サイトでオススメする工法は木造ツーバイフォー木造ツーバイシックス、または鉄骨系になります。鉄筋コンクリート造は寿命も長く頑丈ですが、コスト的にも一般的ではない(建築費用や固定資産税等)ので、このページではフォーカスしません。

▼木造(在来工法)の特徴と耐震性能

在来工法(木造軸組工法)は、柱と柱の上に渡して屋根などの重量を支える「梁」を組み合わせて作る工法(軸組)。 木造軸組工法は壁ではなく柱で荷重を支えますから、大きな窓や間仕切り壁を取り除くなどの間取りの面で自由度が高い間取りやデザインの自由度が高い特徴があります。また、将来的な増改築もしやすいと言えます。
耐震性能に関しては、地震などの揺れに対して軸組が変形したり壊れたりしないよう、主に筋交いを壁の中に設置して支えます。2000年の建築基準法改定によって、在来工法(木造軸組工法)の耐震性のは大きく向上し、耐力壁の配置バランス計算、ホールダウン金物の設置、地盤調査が義務化されました。新築戸建ての場合は最低基準である耐震等級1以上(長期優良住宅証明書は耐震等級2以上)になりました。
木造住宅の寿命は30~35年程度と言われていましたが、建築基準法改定や各社の研究によって、これから新しく建てる木造一戸建ては平均寿命50年以上に伸びたと言われています。デメリットとしては施工大工のスキルや経験に大きく依存する部分があります。

▼木造ツーバイフォー工法の特徴と耐震性能

ツーバイフォー工法(2×4枠組壁工法)は、枠と面(合板)で構成された壁・床・屋根・天井のパネル(枠組み)を組み合わせて、箱状(6面体)の構造から家をつくる工法です。壁の枠に2インチ×4インチの部材を用いることからツーバイフォー(2×4)工法と呼ばれます。箱状になることから、変形に対して強くすることができる特徴があります。従来工法に比べて耐震性、耐火性に優れるとされ、優良住宅取得支援制度の耐震等級2及び3が多いです。また木造(在来工法)と比べると、壁が抜けない分、間取り変更の制限はありますが、高気密高断熱の家が作りやすいです。工場で枠組みを作って現地に輸送しますので工期の短縮が図れます。
更に2インチ×6インチを組み合わせたツーバイシックス(2×6)工法もあります。骨組みや耐震やの強さにおいて更に強固になります。寿命は従来工法より長いと勘違いしがちですが、同等程度と言われます。(ツーバイフォーの日本普及は約20年前なので今後のデータ次第)デメリットとしては箱状の構造の為、リフォームがし難い点。

▼鉄骨造(軽量鉄骨・重量鉄骨)の特徴と耐震性能

鉄骨造には軽量鉄骨造と重量鉄骨造があります。軽量鉄骨造は細い鉄骨(鋼材の厚さが6mm未満)を沢山使い強度を出しています。重量鉄骨は太い(鋼材の厚さが6mm以上)大きな柱や梁を使うことにより強度を出しています。柱が木材でなく鉄材なので地震に対して強度があることや、シロアリ対策不要ということはご理解頂けると思います。細い柱で荷重を支えることができるため、木造や鉄筋コンクリートでは建築できないスッキリとしたデザインとともに、間取りの自由度も高い工法。一概には言えませんが、鉄骨造は建築コストや自由設計度、耐震性、耐久性、耐火性、遮音性、耐用年数において、木造と鉄筋コンクリート造の中間とされます。デメリットとして断熱性能は木造と鉄筋コンクリートに劣るとされます。

ハウスメーカーの耐震性能一覧

耐震等級 ハウスメーカー
等級3 ・三井ホーム・三菱地所ホーム・住友不動産・一条工務店・積水ハウス・パナソニックホームズ・旭化成ヘーベルハウス・大成建設ハウジング・住友林業・ダイワハウス・セキスイハイム・日本ハウスHD・フジ住宅・トヨタホームズ・アイフルホーム・ヤマダホームズ・タマホーム
等級2 ・ミサワホーム・スウェーデンハウス・東急ホームズ

※その他、耐震等級3相当や2相当のハウスメーカーもありますが、ハウスメーカー側の明記がない場合は今回記載していません。上記に掲載されていないメーカーにつきましては、ご自身で確認頂く必要があります。

▼耐震性能(耐震等級)が高いと、地震保険料が永続割引されます

地震の多い日本で新築戸建てを建てる人の殆どが地震保険に加入すると思います。以後何十年と支払い続ける保険なので月々の支払額は少ない方が良いに決まっています。地震保険には、等級割引というものがあり、等級によって割引率もかわりますので覚えておいて下さい。

耐震等級1:10%割引
耐震等級2:30%割引
耐震等級3:50%割引

耐震等級が高いほど割引率がアップします。耐震等級3では地震保険料が半額まで割引適用されます。
乾地震保険は最長5年の契約ですが自動更新を行うことが出来ます。35年地震保険に加入していた場合、大凡50万円程度割引されることになります。

3ハウスメーカーの断熱・気密性能を比較

 

ハウスメーカー断熱性はじめに、断熱性能と気密性能とは何か簡単に書いておきます。

  • 断熱性能とは

熱貫流率とも呼ばれ、室内外の温度差によってガラス窓を通過(貫流)する熱量の大きさを表します。熱貫流率は小さいほど、熱貫流抵抗は大きいほど断熱性に優れている。わかりやすい数値としてQ値(熱損出係数)を各ハウスメーカーが公開しています。このQ値が小さい程、暖房や冷房の快適な温度を外に逃がしにくくなりますので断熱性能が高いと判断されます。断熱性をウリにしているメーカーは積極的に研究開発した結果をQ値として発表しているので、カタログ等にしっかり値を書いてあります。値が書いていないメーカーや工務店は疑いの目で見るべき

  • 気密性能とは

住宅が密閉されているか、住宅全体の延べ床面積に対する隙間がどれくらいの割合なのかを表します。断熱性のQ値と同じく気密性能にはC値の公開があります。C値が小さければ隙間が少なく、木材が湿気を吸い込んで痛んでしまう事が少なかったり、室内の冷暖房を外に逃がしにくい。基準プランでの計測値を記載しているので実際にそのメーカーで注文住宅を建てたとしてもその通りになる保証はありません。(間取りや窓数等にもよる為)

断熱性能は比較的認識度があります。断熱性能が高くても、気密性能が低いとエアコンの熱や冷気が隙間から流れ出てしまいますし、外気が入ってきてしまいますので断熱性と気密性は密接な関係にあると覚えておいて下さい。どちらか一方が優れているだけではダメです。特に気密性能は軽視する人も多い(重要性を知らない人も多い)ですが、湿気が隙間から室内だけでなく基礎や断熱材に入り込み、そこからカビや細菌が繁殖して家の耐久性や寿命を著しく削ります。

わかりやすく例えるとすれば、
冬の雨が降っている時に、あなたは温かいカシミアのセーター(断熱材)を着ています。
しかしセーターは雨に濡れては凍えてしまいますし、風邪引いてしまいます。
雨や風を通さないウインドブレーカーやカッパ(気密性)などを着ましょう!という話です。
住宅は365日、何年も何十年も厳しい紫外線や雨風に曝されています。隙間が多い住宅は雨水の浸食や湿気の吸込みによって、木材や断熱材を腐らせしまう場合があります。マイホームの寿命を短くするだけでなく、隙間風によって冷暖房が効かない住宅が完成してしまいます。家を建てた人が後悔したポイントの堂々1位が「住宅室内の寒さ・暑さ」です。後悔したポイント第2位は「光熱費が高い」ことで、どちらも高断熱高気密で解消できた筈です。甘く見ていると、お先に家を建てた後悔先輩達と同じ道を歩むことになりかねません。
ですから、このサイトでは高気密・高断熱の性能はこだわった方が良いとオススメします。
高気密・高断熱の住宅は、しっかりと実証実験を繰り返し、Q値とC値の公開をしている大手ハウスメーカーで建てる事で、1年を通して快適かつ寿命の長い住宅になります。
最初に断熱・気密性能の予算を削ってしまうと、後々修理やメンテナンスで多額の修繕費用がかかること、光熱費が高くなること、快適ではない室内温度になること、肝に銘じておくと良いでしょう。

大手ハウスメーカーの断熱性能・気密性能の比較一覧

断熱性能や気密性能は快適な住まいの目安を測るため、数値化(断熱性能=Q値、気密性能=C値)されています。注文住宅メーカー各社の断熱性能(Q値)や気密性能(c値)を実際に比較してみましょう。

ハウスメーカー(商品モデル) 断熱性能(Q値) 気密性能(C値)
一条工務店(i-smart) 0.51 0.59
木下工務店(グラシヤス) 1.08~2.5 0.6
東急ホームズ(ミルクリーク) 1.3 2.0
スウェーデンハウス 平均1.32 平均0.62
ウィザースホーム 1.34 0.39
ミサワホーム(120mm仕様) 1.37 0.43
三井ホーム(プレミアムエコ仕様) 1.42 推定1.2~1.5
セキスイハイム(グランツーユー) 1.6以下 0.99
三菱地所ホーム(長期優良住宅モデル) 1.6 2.0
積水ハウス(プレミアム仕様) 1.6 公開なし
ミサワホーム(標準仕様) 1.8 公開なし
トヨタホーム 1.86 公開なし
住友林業(プレミアム仕様) 1.92 5.0
ダイワハウス 2.23 公開なし
へーベルハウス 2.7 公開なし
タマホーム 2.7 公開なし
パナソニックホーム 2.7 公開なし

※Q値、C値共に数値が低い方が性能が優れます。※当サイトでのオススメQ値3.0以下、C値5以下を掲載。Q値順で並べていますが、2019年3月現在公開されている情報なので、今後数値や順番が変更される可能性があります。※ローコスト住宅ではない普通の工務店の場合、c値は5.0~10.0、日本全国に既に建っている木造住宅のC値は10.0~20.0程度と推定されています。

日本の北海道や東北地方では「一条工務店」で注文住宅を建てる人が断トツ首位で多いです。それは何故か、上記の通り一条工務店の気密・断熱性能がズバ抜けているからに他ならないですね。雪国での断熱性能は死活問題ですし、断熱性が悪いと電気代や灯油代等の暖房器具に凄まじく費用が掛かります。よって、施主が注文住宅を建てる地域によっても最重視しなくてはいけない優先順位が異なる場合があります。
断熱つながりで言えば、雪国の窓サッシはアルミでは無い事が多いです。アルミは科学的に熱の伝導率が高く、外気温度を室内に伝え、室内温度を外に逃がしてしまい、室内と外気の温度差から窓やサッシに結露が発生します。
ですから雪国の窓サッシはアルミではなく木と樹脂で出来ていることが殆ど。樹脂サッシはアルミサッシ(単層ガラス)の1000倍の断熱効果があります。
また、断熱性能の高くないハウスメーカーを選択する場合は、窓サッシを樹脂サッシやハイブリッドサッシに変更したり、単層ガラスを2層ガラスや3層ガラスに指定(有償オプション)することも可能な場合もあります。※確認が必要
大手注文住宅メーカーですと、断熱材や気密性能、窓サッシ等、快適に暮らせるグレードの高いものが標準装備されていることが多いです。厚さ15センチ以上で出来た鉄筋コンクリート造の新築マンションでC値は1.0と言われているので1.0を切るハウスメーカーはRC造よりも気密性が高く素晴らしいと言えるでしょう。建築工法がツーバイフォーやツーバイシックス等のボックス状であり、研究開発を続けているからこそ、この数値を公表できます。このあたりも大手ハウスメーカーの強み。

断熱性は断熱材や窓サッシなどの建材グレードに概ね依存することがおわかり頂けたかと思いますが、気密性を高めるには、必ず現場の職人の技術力、誤差の少ない高い施工精度が必要です。高気密住宅を施工するためには、時間がかりますし、技術力の高い(コストも高い)職人を投入する必要があります。やはり高断熱高気密住宅を建てたくば、大手ハウスメーカー直請けの施工業者で、100件以上の建築実績ある職人さんが良いです。ローコスト住宅の場合、気密性や断熱性を宣伝していても、施工を下請けの下請け(孫請け)会社で受注することも多く、安価な料金で経験の少ない若い職人さんに任せます。一生に一度のマイホーム作り、本音を言えばこういった経験や技術力が足りない職人さんに建てて欲しくないでしょう。高断熱気密性を売りにしているハウスメーカーは、建築中に都度厳しいチェックも行います。

注文住宅で家を建てる人は断熱性能や気密性能よりも間取りや外観・内装に予算をかける人も見受けられますが、夏は暑く冬は寒い家は快適とは言えません。繰り返しになりますが、断熱性と気密性は予算をかけるべき場所と言えます。

住宅の断熱性能の大部分は窓で決まる!

冬の場合、窓50%、外壁20%、屋根5% の割合で室内の温かさが出ていってしまいます。
夏の場合、窓75%、外壁12%、屋根5% の割合で外気の熱さが室内に伝わります。

せっかく断熱性能の良い外壁や屋根を付けても、窓が一般的な単層ガラスのアルミサッシ窓だと、夏は暑く冬は寒い家の出来上がりです。つまりは、窓サッシと窓ガラスは予算を削ってはいけない場所です。寒い地域にお住まいの方は樹脂サッシやハイブリッド樹脂サッシ、窓ガラスは2層ガラス以上を推奨します。断熱性能やQ値のテスト結果を出しているのはハウスメーカーだけでなく、窓サッシメーカーも多くあります。大手ハウスメーカーの独自商品でない、YkkAPやLIXILといったオススメの有名サッシメーカーもありますので、気になる人は下記「窓断熱の性能比較」ページを確認してみて下さい。

外壁も断熱効果や遮音効果あり!

外壁もそこそこ重要です。断熱性だけでなく、遮音性も兼ねていますから、外からの騒音が酷い家や、ご自宅での話し声などが外に丸聞こえしてしまう家も快適とは言えませんね。外壁についてはハウスメーカー独自商品や提携商品がほとんどなので、窓サッシのようにオプション変更は出来ないことが多いです。ランクが低い外壁だと5年に一回メンテナンスが必要で、グレードが高い外壁だと20年に一回のメンテナンスで済みます。概ね外壁のメンテナンスは定期的な外壁塗装が必須になりますが、最初に選ぶ外壁グレードの違いで、メンテナンス周期に大きな開きが発生します。

外壁の断熱性能や遮音性、特徴やメンテナンス周期をまとめてみましたので、是非こちらも併せて読んで下さい。

屋根も断熱などの比較をした方が良いのか

もちろん、断熱材は入れた方が良いですが、窓サッシや外壁に比べると、屋根はあまり断熱性能を期待できません。断熱性能や気密性能をしっかり施工するハウスメーカーであれば、自然と屋根断熱は入れてくれますし、気密施工しやすいのは屋根ではなく施工面が平らな天井裏になります。屋根は斜頸のある作りが殆どなので、手間やコストがかかる部分になります。その辺はハウスメーカーと相談して決めていけば良いでしょう。屋根は外壁と同じくハウスメーカー独自商品なことが多いですし、断熱性だけという側面から見ればそこまで重要ではないので、比較検討しなくても、窓サッシや外壁を重視(予算をかける)した方が性能は向上します。

建築物省エネルギー性能表示

bels省エネルギー性能表示
断熱性能を比較するとき、どれだけ節電できるかを表す「建築物省エネルギー性能表示制度」もわかりやすいです。これは、★(星)の数で、建物の省エネルギー制度を比較する制度です。平成28年度の基準値が「★★」で、「★★★」はそれから10%削減、「★★★★」が15%削減、「★★★★★」が20%以上削減の最高等級とされています。
標準仕様で自分が建てた場合、★いくつか?概ね何%の削減になるのか?実際に建物を見に行った時や見積もりの際には担当者に聞いてみると良いでしょう。上記で比較した大手ハウスメーカーは大体★4~5つ、建売住宅やローコスト住宅は現時点での最低基準値★2つが多いです。
省エネという部分を見ても、今後の光熱費が割安になると考えれば、気密断熱性能は重視すべきと言えるでしょう。

4ハウスメーカーのプラン・デザイン力(提案力)を比較

ハウスメーカーの提案力
最後の比較項目として、ハウスメーカーがあなたの理想とする注文住宅をどれだけ実現できるかの話。
木造専門のハウスメーカーに鉄骨造を依頼するのは無理ですので、前提として予算と工法、重視する条件が決まったら、後は対象となる注文住宅メーカーが、「注文住宅」という名の通り、どこまであなたの条件に対して実現してくれるかの提案力を比較しましょう。
あなたは分譲マンションやアパートを買うのではなく、既に完成している分譲住宅でも、建売住宅でもありません。購入経験のない買い物なので、自問自答しても答えを出すことが難しい。このサイトでも基本的な失敗しない注文住宅の作り方を解説していますが、「ご予算」「事情」「こだわりの要望」が家庭毎に異なりますので答えまでは直接お会いしてお話を聞かなければ正解に限りなく近い物をご提案出来ません。注文住宅を建てるにあたっては、当サイトを読んで基礎知識を付けてもらうのはもちろんのこと、実際に親身になってあなたの理想を叶えてくれるハウスメーカー及び信頼できる営業マン(担当者)に巡り会う必要があります。
注文住宅で家を建てる人にとってハウスメーカーの提案(プラン力・デザイン力)は一番重要な項目と言えるかもしれません。各社の外観や内装、設備、仕様などはカタログを見れば大体のイメージはつきますが、実際あなたの希望やこだわり通りに仕上げることができるかどうかは、この提案力にかかっていて、これは実際にハウスメーカーとの仮契約や見積もりまで進まないとわからない事です。なので、提案力を比較するには、次の手順4「希望条件の整理」を行い、ハウスメーカーを絞り込んだ後、実際に住宅展示場やショールームを見に行き、手順5「プラン出しや相見積もり」の段階で確かめる必要があります。

家事がラクになる間取り、子育てしやすい間取り、高気密高断熱の家、エコ住宅で電気代がかからない家、コンパクトな都心の土地に建てる狭小住宅、ガレージやウッドデッキのある一軒家、希望の暮らしができる間取りなど、あなたがどんな家を建てたいか、それを実現してくれる注文住宅メーカーを見つけましょう。希望や要望をしっかり伝えれば「こんなプランはどうですか?」と数パターン提案してくれるのが理想です。
この時、いくら外観や内装が気に入ったハウスメーカーであっても「既定の間取り図から大きく変更できない」「生活導線が考えられていない」など、こちらの希望が通らない場合があるかもしれません。プラン出しで設計費用を削って利益を出そうとしているメーカーも中にはあります。一生に一度の買い物なので、妥協はしたくないところです。提案力が低いハウスメーカーは除外するという人も結構います。逆に親身になってあなたの要望を必ず叶えようと努力を惜しまない担当者も居ます。巡り合わせの要素も強いですが、見極めていかなくてはなりません。ハウスメーカーの担当者はこちらの都合で変更が出来ないので、くれぐれも基礎知識のない内に住宅展示場に行って、最初からゴリゴリ営業の担当者を付けられてしまうことは避けて下さい。あなたが基礎知識がないとわかれば、自宅に押し掛けて来て、契約を急かし、最悪帰ってくれない営業マンも居ますからね。

ハウスメーカの比較方法まとめ

ハウスメーカーのカタログを元に比較している間に、なんとなく理想の家のイメージが掴めてきましたか?
以上4項目は絶対に比較して注文住宅をオーダーしてみて下さい。この4項目のバランスを見て最低基準をクリアした注文住宅メーカーだけを選んでいきましょう。住宅関連業界や住宅に知識のある方ならば、上記で紹介した比較4項目が弱いハウスメーカーは論外という項目です。
比較項目1,2,3は実際に見に行く前に比較し、項目4は実際に相見積もりに入った段階に必ず比較して下さい。
この手順通りに進めている人は4番は後回しにしてかまいません。ただ絶対に忘れないように。
ハウスメーカーを絞り込むことは、簡単には家族会議で決まらないかもしれませんが、良く比較し知識を得ることは注文住宅を建てる上で非常に有益です。特に、最終的なハウスメーカー決めにおいて比較や知識を生かして「値段交渉」できるようになります。ハウスメーカーも同じ工法のライバル会社に僅差で契約を取られるくらいなら、ディスカウントしてでも自社で契約を取りたいものです。知識や交渉材料のない状態では、ほぼほぼ定価あるいは有償オプションてんこ盛りで売りたいハウスメーカーの術中に嵌ってしまいます。
値下げに関して詳しくは後ほど解説しますが、最低限比較すべき項目と外装や内装に惑わされない鑑定目や、鋭い質問ができる事がベストです。

どんな家を建てるか条件整理しよう

ハウスメーカー要件定義
予算を決め、各注文住宅メーカーを比較したら、色々な情報と知識が付いてきたかと思います。情報過多な状態で、絞り込みが難しいと感じている人も少なくないはず。それで良いのです。
次は希望する条件を整理をして実際に見に行くハウスメーカーを絞り込んでいきましょう。
何も決まっていない状態でアレもコレも、と見に行くのは失敗のもとです。直接相談したり、見に行きたい気持ちをグッと我慢して絶対に妥協できないものをメモに書き出し、重要度の低いこだわりは除外しなければなりません。家族間でよく話合って建てる家の具体的イメージを確定していきましょう。
繰り返しになりますが、注文住宅メーカーは各社得意不得意があります。例えば、自由な設計が好評のA社(だが気密性に関しては不得意のようだ…)。エコ住宅ならB社(だが断熱性能が低い窓サッシが標準グレード…)。気密・断熱性に非常に優れるC社等(しかし規定モデル、プランから大幅な間取り変更はできない…)。カタログを見ているとわかると思いますが、それぞれ一番の売りは何なのか。得意不得意を知らずして不得意なメーカーに無理強い注文してもあまり効果は期待できないものが出来てしまいます。実際断熱性が低い(数値的根拠あり)工務店に「断熱性も気にする」ことを伝えても、「心配しなくても大丈夫です。弊社の断熱は…」と始まって、じゃあ安心だなんて思って契約してしまう人、すごく沢山います。建ててからどうも断熱が良くないのではないかと調べると、数字的根拠はかなり悪い数字になっていた。なんてことも。。
見た目の外観や内装を気にするのか、住宅の性能にこだわりたいのか、間取りが大切なのか、それとも子育てのしやすさ重視か、家事動線が良い家を建てたいのか、ご家庭それぞれの絶対に妥協できない部分を具体的に書き出して下さい。
ただし、先に書いたように、ご家族の安全と快適さを損なわないよう、耐震性・気密性・断熱性だけはしっかりとしたハウスメーカーにして欲しいです。

理想のプランを引出すために

良いと思えるプラン、理想の間取りに出会う為には、施主であるあなたもハウスメーカーに協力していく必要があります。
一部の富裕層を除いては、ほとんどの方が住宅ローンを組んで新築を建てますから、高額なオプション料金のかかるものやこだわり条件は取捨選択して整理していかなければなりません。

ここまで手順通りに進めた方は、様々なカタログを取り寄せし、好みのハウスメーカーや工務店をご家族で話合っていることでしょう。住宅メーカーに理想に近いプランを予算内で提出してもらうにあたり、重要なことは、あなたやご家庭の好みと絶対に外せない条件をはっきりと伝えられるようになることです。
どこにこだわりたいか、どんな生活をしたいか、明確に伝達することで、間違いなく理想に近いプランが上がってきますし、後に他社と比較する際は有償オプション料金も比較できます。何十年も支払いを続けるマイホームの住宅ローンですから、「あれも良いこれも良い」と言って予算を大幅にオーバーしている状態では先に進みません。そろそろ現実的に厳しそうな事は一旦保留にして、本当に必要なものだけを選ばなくてはなりません。

建てたい家の具体的なイメージは出来てきていますか?
ご家族で話合い、率直に「こういう家が建てたい!」と言えるようにしましょう。

▼注文住宅で家を建てるのだから、しっかりと注文しよう!

~例1~ こだわりたい部分の注文条件

ハウスメーカー比較マイスター家族家族団欒にこだわりたいので、
日当たりの良い大きくなリビングダイニングキッチンを無垢材で作りたい!
大きなお風呂も必須だね!

~例2~ 性能部分の注文条件

パパハウスメーカー要望耐震性能・断熱性能・空調(換気)や
省エネなどの等級を詳しく知りたい。
長期優良住宅の証明書も確認させて下さい!

~例3~ 趣味嗜好部分の注文条件

ハウスメーカー比較マイスター子供ピアノの練習をしたいから、
防音とまでいかなくても、音漏れの少ない
遮音性の高い部屋を作って欲しい!

~例4~ 設備のグレードや素材に対しての注文条件

ハウスメーカー比較マイスターママキッチンは対面式で
3口以上のIHコンロが良い!
廊下や階段も無垢材に統一したい!

etc… などでしょうか。
一般的な条件を載せてみましたが、変わりダネとしては「屋上にプール」「半地下室に防音シアタールーム」「隠し部屋・隠し金庫」「2階3階賃貸併用住宅」「バーベキュー空間」「1階は全てビルドインガレージ」「ロの字型中庭」「スキップフロアの間取り」なども一定の人気がありますね。
絶対外せない条件は伝え忘れがないように、スマホにメモを箇条書きにしておき、打ち合わせ時や電話でも、いつでも全て伝えられる状態にしておきましょう。時間があれば、ネットの画像検索を使って参考になる建物の写真や図形などを保存して見せたり、担当者へのメールで添付するとイメージが格段にしやすくなります。
これらの希望や絶対条件を実際に伝えると、結構高い見積もりが出来そうですが、外したくないと家族会議で決まったのでしたら伝えましょう。その後でやっぱりビルドインガレージは建築費用がかかり過ぎる… プールも維持費が大変だから諦めるか…。という選択が出来ますからね。逆に、防音シアタールームはこれ位の建築費用で出来るなら是非取り入れよう!という選択が生まれるかもしれません。ご家族の趣味嗜好に合わせて、何か個性的な設備や部屋を設けられるのは注文住宅で家を建てる特権です。
特殊過ぎる場合には、その設備や部屋だけは専門の業者を入れることも可能です。

相見積もりを取る場合は、絶対に外せない条件を伝えきってから、必ず希望条件を作った場合と作らなかった場合の2パターンの見積もりを一律で依頼しましょう。
ピアノが引ける遮音部屋を作った場合、作らなかった場合。
廊下と階段に国産無垢材を使った場合、使わなかった場合。
それぞれラフ設計と見積もりしてもらいましょう。

実際見に行き、提案や相見積もり(1回目)を取る

必ず比較するべき項目「坪単価・耐震性・気密断熱性」を比較した後に、絶対に必要なもの、必要でないものの条件整理ができた段階で「実際この会社の建物を見てみたい」、「話を聞いてみたい」と思える目星を付けた注文住宅メーカー5社以内に絞り込んで実際に見に行きましょう。内覧をさせてもらう時に気をつけたい点としては、1社につき3時間~4時間程度かかること。住宅展示場やモデルハウスに居る営業マンは予算や土地、希望条件などこと細かく聞いてきます。それに加えてハウスメーカー側の設備や仕様についての説明もあります。1社1社すべてに同じこと(予算や土地や希望条件)を説明して、ハウスメーカー側の説明を聞かなくてはなりません。なので住宅展示場に目星を付けたハウスメーカーが揃っていれば、移動の苦労は減りますが、1日1社2社でクタクタに疲れてしまいます。
見に行く前の時点でハウスメーカーを選別できていないと大変な事になります。さらに、内覧するハウスメーカーへ電話番号や住所の記入をしなければなりませんので、俗に言う「営業ラッシュ」が内覧した全社と、場合によっては住宅展示場全てのハウスメーカーから行われる事になります。選ばれるのは1社なので熾烈な営業競争が始まります。

ですから、実際に住宅展示場やショールームを見に行く時は、必ず建築予定エリアに対応したハウスメーカーのカタログ一括請求を行い、厳選した5社以内まで絞り込んだ上で行くようにして下さい。

もちろん、豪華に飾られた有償オプションの数々に目を向けるのではなく、あくまで標準グレードがどの程度で、耐震性や気密断熱性はカタログの通りなのか、外観や内装、その他建材も気に入るかどうか必ずWEBやカタログだけでなく実物を見て確認しましょう。本当は住宅展示場やショールームではなく築10年程の同メーカーで建てた人の家を見せてもらうのが一番良いのですが、こればかりは難しいことが多いです。親戚やご知人に目当てのハウスメーカーで家を建てた方が居れば、その方に見せてもらったり感想を聞くのも良いです。極一部ですが実際に1泊できる宿泊体験会を行っている工務店もあります。

気に入ったハウスメーカーへの相見積もりは常識!?

ハウスメーカー相見積もり

一昔前のインターネットがない時代、競合のハウスメーカーに全く同じような仕様やプランで相見積もりを取るのは失礼だ!といった声も聞かれました。しかしその声は住宅営業マンやハウスメーカー側の声であって、インターネットが普及した昨今では情報や口コミが溢れています。情報を参考に比較検討することは今や一般的になっています。
そもそも注文住宅メーカーはインターネットでの一括資料請求を広告として出稿していますし、住宅展示場は競合ハウスメーカーが沢山集まっています。その中から1社だけ選ばれることをハウスメーカー側も理解しています。

度々になりますが、ハウスメーカーにはそれぞれ得意不得意があり、特徴が異なります。比較検討したり、値段の部分を数社調査するのは消費者の当然の権利です。失礼ではないか?印象が悪くなるのではないか?等、特に気を使い過ぎる必要はありません。絶対に必要な条件を満たしているハウスメーカーが数社ある場合は、ざっくりとした概算相見積もりを5社以内で取ることをオススメします。あいみつを取ることにより、大体あなたが建てようとする家がどの位の総コストで出来上がりそうか相場を把握できます。これが1度目のあいみつです。

ハウスメーカーに対し、相見積もりを取って比較すると言っても、ご家庭毎の求める条件を、多くの注文住宅メーカーに対して要求するのはオススメできません。具体的なプラン出しや見積もりを行うには料金がかかる場合もありますし、各社住宅メーカーにとって負担になるばかりでなく、それを比較する側にとっても大きな負担になると思います。
1社につき「標準グレード」と「希望オプション」の2項目のラフ設計や費用を見積もってもらったとしても、1度に10社を比較しようとすると20以上の仕様について比較検討しなくてはなりません。この量はプロの専門家が比較したとしても一番適切なものを選ぶのは難しいです。現時点で候補が5社以内でない場合は、そろそろ5社以外は切り捨てる事が必要があります。
この時、実際の土地に合わせたプラン提案(ラフ設計)をしてくれる会社が大半だと思います。ラフ設計とは、本設計の前に大体このような設計になりそうという大雑把な設計図のこと。その際、割としっかりとしたラフ設計を出す会社は設計者が描き、土地に測量まで来ますから、極一部の会社では手付金のような形で5万円~10万円程度の料金が発生することもあります。料金が発生するからといって、1社だけの決め打ちは危険です。
設計無料のメーカーも多いですが、営業担当者がCADというPCソフトを使って自作する場合もあり、当然設計者ではないので希望した条件が全然反映されていない事もあります。
また1社だけの決め打ちだとハウスメーカー側が知ると、建物価格や有償オプションは予算内に収まるシリーズの定価で契約を取ろうとしてきます。他店の値段も知らないのですから、値段交渉の余地が少ない事は納得頂けると思います。相見積もりは値下げの切り札にもなる事が多いですし、施主側が建てたい家の相場を知るためにも、候補の数社は相見積もりすることを強くオススメ致します。
ラフ設計費用が多少かかっても、相場を知れることで元は取れる公算が大きいですし、おおよその完成イメージを掴めたり、提案力や営業担当者との相性を測るという意味合いでは凄く重要な部分。より理想に近いハウスメーカーかどうか、大凡の総費用を知る為にも、多少は経費と割り切るのが上策と考えてはいかがでしょうか。

※モデルハウスや住宅展示場に行けば、簡単な見積もりを出してくれますが、この段階では内装や設備のアレコレ詳細を決める前の「仮契約」もしていなければ、実際に建物の建設を行う契約「本契約(工事請負契約)」も行っていない段階での「概算見積もり」です。凄く大雑把な数字で少しでも安く見せるように出来ていますので、この時の見積書の金額よりも、本契約時は大きく費用が上がります。それはそういうものとしてこの段階では理解する必要があります。一度目の見積もりは大体の住宅価格相場を知るためと割り切って下さい。大雑把な「概算見積書の金額で建てろ!話が違うじゃないか!」等と後々トラブルになる事も多いですが、ハウスメーカー側も、施主が後から色々追加・変更したものを全て無料にしろというのは無理な話ですよね…。

注文住宅メーカーを最終比較(アフターサービス・信用力・寿命)

ここまでで、本命の注文住宅メーカーから良いプランと見積もり内容をGETできた方は、そのまま話を進めても良いでしょう。契約に至りそうな最有力メーカーが見つかり、親身になってくれて相性が良い担当者巡り合えたなら仮契約まで進んでも良いです。ただし、仮契約や本契約時に「あれ?この請求項目は見積もりの時点では無かったし、他のハウスメーカーではこの請求項目の金額も含めていくらだったぞ‥?」というような落とし穴が潜んでいる可能性もありますから、一度は目を通しておいて下さい。
順調に仮契約に進める人がいる一方、内覧や相見積もりを行ってもドングリの背比べ状態で決めかねる人も居ます。そんな場合は下記の追加比較を行ってみることもおすすめします。

▼本命のハウスメーカーが選べない人は追加比較しよう

  • ハウスメーカーのアフターサービスを比較

購入後の補償内容や定期メンテナンスの詳細(無料点検期間や有料点検期間)、瑕疵担保期間(万が一施工不良があった場合の損害賠償期間)を比べてみよう。大手注文住宅メーカーではあまり見られませんが、中小工務店の場合は欠陥があったら大変です。瑕疵担保期間が短かったり、無料点検が付帯していない場合もあるので要チェックです。

  • ハウスメーカーの信用力を比較

アフターサービス期間や定期メンテナンスのコストが安価であっても、会社自体が倒産してしまったり経営不振になってしまえば、当然その会社からの補償やアフターサービスは突然受けられなくなってしまいます。当サイトでは長年の信頼と実績あるハウスメーカーを掲載していますが、ローコスト住宅やデザインを売りにした中小工務店は10年後20年後も存在している可能性は、大手に比べると大きく信用力に欠けてしまいます。

  • ハウスメーカーの建物寿命を比較

これから日本で建築する新築一戸建ての寿命は、新しい建築基準法によって長くなっています。具体的に何年という書き方は控えますが、「高耐久」「100年住宅」「子供に受け継げる家」等、長寿命に力を入れているハウスメーカーもあります。カタログからも力を入れているメーカーはわかりますので確認してみて下さい。

※このサイトで比較している大手ハウスメーカーの場合は、上記比較3項目は概ね平均を上回る信頼と実績があります。小さな工務店や設計事務所に依頼する場合、この3項目もシビアに精査・比較した方が良いと思料します。

本命と次点のハウスメーカーと仮契約(2度目の相見積もり)する

注文住宅契約
この時点では、もう建設地の土地も確定し、家族間で整理した条件もしっかりと組みこんでくれたハウスメーカーも本命1社と候補1~2社程度に落ち着いているかと思います。本命のハウスメーカーのラフ設計と見積書は希望に近かければ話を前に進めましょう。話を前に進めるには、より詳細な事柄を決めていく打ち合わせが必須となり「仮契約」の締結が必要になります。マイホーム建築における仮契約締結とは、土地の測量や地盤調査を行い、大雑把なラフ設計から「本設計図」の作製へ移行します。建物の間取りを細かく提案されたり、施主側が変更指示を出したり、外壁や内装はもちろん壁紙や木材選択、キッチン・トイレ・お風呂などの水回り設備も選択していきます。カタログや内覧である程度の標準グレードはもう把握されていると思いますので、どこのグレードを上げて、どこのグレードを下げるか等、担当者と詳しい打ち合わせを行って決めていく段階の事を仮契約と呼びます。ただし、どんなに本命メハウスメーカーの仕様や接客態度に満足していても、本契約を迫られた場合は、簡単にサインしてはいけません。

仮契約は同時に3社行う

仮契約をするには手付金が必要になります。仮契約後に他の会社にしたくなってしまった場合、手付金は全額ないし半額程度は戻ってこない契約を結ぶことになりますので、慎重に家族会議を行った上で、本当に選りすぐったハウスメーカーと仮契約して下さい。通常は3社以内に収めるのが良いでしょう。
本命で順調に進んでいれば、無駄な費用だと感じる方も多いと思いますが、最終決定直前の設計図面、希望条件の有償オプション等、メーカーとの打ち合わせた後なので、ほぼブレのない間取りや総コストを比較して最終決断する位の気持ちが良いと思料します。例えば仮契約金が本命A社に10万円、候補B社とC社に併せて20万円支払ったとしても、最終的に20万円以上値下げ交渉できればお得です。値下げ交渉は100万円~1000万円にも昇ることがありますので、仮契約の手付金は必要経費として考えれば宜しいです。
実際仮契約した後の本命メーカー担当者の対応が悪く、補欠の補欠だったハウスメーカーが逆転ホームランのディスカウントが炸裂して本契約に至るなんて事はザラにあります。ですから、このサイトでは、本命だけで話を進める(仮契約→本契約)のではなく、本命と候補のハウスメーカーも3社程度で仮契約まで進めることをオススメしています。

本命含めた複数社との仮契約を行うことで、「詳細な見積もり書」が出揃うことになります。最終的に決定打となり得る「お値下げ交渉」を行う際も、仮契約後の詳細プランや見積もり書が数社あった場合に施主側の交渉力・説得力が増します。

ですから、できれば同時に、本命以外の候補メーカーがあれば、仮契約も進めていきましょう。
2社3社と仮契約するということは打ち合わせ量も多く、非常に大変な時期になります。ですが、やはり一生に一度の買い物なので、より良い会社、より良い条件で、より後悔なく納得できるマイホームを建築するために頑張って下さい!

▼2回目の相見積もりの注意点

  • 注文住宅の予算は8割で伝える

あいみつは希望金額の中で、どれだけあなたの希望条件に応える提案ができるハウスメーカーかを見分けるのが本質です。

まず注意して欲しい点は、概算見積もりをお願いし、建物予算を伝える時は、建物自体の最大予算の8掛けで伝えるのが妥当です。
何故ならば、その最大予算を使い切ったプランを提案してくることがほとんどだからです。実際は、追加オプションや内装を決めるのはまだ先で、予算の使いどころは他にもあります。ハウスメーカー営業マンによっては、「足りなければ親に援助して貰えませんか?」「住宅ローンもう少し足せませんか?」等と言ってきます。失礼な言動に腹を立ててしまう人も居ますが、ここは逆手に取って「検討する」と伝え一旦引きましょう。その後ディスカウントをお願い場面で「予算オーバーしちゃうけど、もう少し予算を何とかできるよう私たちも頑張りますので、ハウスメーカーさんも少しお勉強して頂けませんでしょうか… 」というニュアンスで行く方が相手への心象も悪くなく、上司に値引き交渉をしてくれる場合が多いです。
また相見積もりで他社と比較している事を告げる場合も、「本当は御社が本命で、お願いしたいところなのです…」と一言付け足してあげた言い回しをしてあげると良いでしょう。
ハウスメーカーは自社で独自の技術開発競争を行っていたり、他社より耐震性が高く、高気密高断熱にしようと日々研究しています。あいみつによる過度な価格交渉で大手ハウスメーカーのプライドを逆なでするような言い方よりも、大人な言い回しをした方が成功率も上がり上策です。
技術が高いメーカーに価格面で無理強いをすると、最悪「ローコストメーカーで建てれば良いではないか!」、「建材を安価なものに変更しよう」、と考える人間もいます。それでは本末転倒になってしまいますので、あくまでも今の仕様から落とされる事ないように心象を悪くしないよう心がけましょう。

  • 仮契約したハウスメーカー各社とは真剣に

この2回目のあいみつ時に気をつけたい点として、あいみつを取る全ての会社を同じ仕様で仮契約し、本命メーカーと同じ先入観のない真剣な打ち合わせを行って下さい。最初から本命メーカーを心に決めている態度では、仕事として真剣勝負している担当者に失礼ですし、そういう態度は簡単に見抜かれてしまいます。当然渾身の提案は引き出せません。それでは意味がないです。本命メーカーも候補のメーカーも差別はせずに見ましょう。
相見積もりしていることを各担当者に伝える伝えないも自由ですが、「必ずしも本契約するとは限らない。それでもいいという場合だけ打ち合わせをお願いしたい」と打ち明けてしまうのも手。あいみつで難色を示すようなメーカーなら、断ってもらって正解ですが、「それでもいいから検討の一社に加えて欲しい」と、大体のメーカーは言ってくれるはずです。ただし相見積もりの競合相手は、最終契約の直前まで明かさない方が良いでしょう。
「他所では幾らだが、お宅はそれより安くなるのか!?」、という駆け引きではなく、此処までで育んだ信頼関係を壊さぬよう、どの会社に対しても「最終候補まで残っていて良く思っている」といったニュアンスを出すのが良いでしょう。

仮契約をすると、詳細の打ち合わせなどマイホーム建設がグッと進み現実味を帯びてきます。

  • あなたの理想とする家、求める条件は満たしている設計図は書いて貰えましたか?
  • ご家族全員がハウスメーカーの提案している設計、つまりは間取りや生活動線に納得していますか?
  • 最終的な見積もり内容は、無理なく住宅ローンを返済していけそうですか?

以上3点に間違いや疑問がないか、必ず確認して下さい。
気になることがあれば、納得するまで担当者と打ち合わせを繰り返しましょう。

▼2度目の相見積もりを比較しよう

【見積書の内容】

  1. 共通仮設工事
    (建築現場の仮設建物や足場作りや着工前の現地調査費用)
  2. 建築本体工事
    (基礎や建物自体の建築費用から建材、建具などの材料費まで ※全工事費用の7~8割を占める ※メーカーによっては木工事・建具・屋根工事に分けられることもある)
  3. 電気設備工事
    (建物の電気配線、コンセント、スイッチ、照明器具を取り付ける工事 ※別途有償オプションとして見積もるメーカーがあるので注意)
  4. 給排水設備工事
    (水回りの給排水工事や水道配管、水栓蛇口、排水、洗面台、浴槽、便器などの取付工事 ※屋外工事は別途になることもあります。)
  5. 冷暖房設備工事
    (エアコンや室外機の取付工事)
  6. ガス・給湯工事
    (お風呂場やキッチン、ガス温水床暖房)
  7. 門・塀・外構工事
  8. その他、標準仕様外工事や業務費用、建築申請費など
    (有償オプションや太陽光発電システム、長期優良住宅申請費用など1件毎の住宅仕様によって異なる)

注文住宅は価格だけで判断してはいけません!

住宅工事における概算見積もり(1回目)では、大雑把な内容で後々のトラブルになりかねません。
そのため、2回目(仮契約)の見積もり書は工事内容がはっきりと記載された見積書の提出を依頼しましょう。「工事別内訳明細見積書という書式に基づいて作成して下さい」と伝えれば大丈夫です。後でハウスメーカーを最終決定する時にも、各社同じ書式の見積り書を作ってもらった方が比較しやすいです。見積もりを検討する際、価格だけの判断は禁物です。工事別の費用の割合を比較し、各社の構造材や材料の違いを把握しましょう。見比べた時に何故高い?何故安い?と感じたら、担当者にバンバン質問して疑問を解消していきましょう。それぞれ価格と内容のバランス、仕様の違いを把握し、最終判断に役立てましょう。

住宅ローン金利を比較して借入

マイホームの購入において、比較検討すべきはハウスメーカーだけではありません。住宅ローンについても比較することで土地・建物に至る総費用を抑えることが出来ますので、ざっくりと説明しておきます。
住宅ローンを契約するタイミングは本命メーカーや候補のメーカーから「これだ!」というプラン提案及び見積書に納得をしたら、住宅ローン融資の相談にいきましょう。
事前に自分が幾らまでローンが組めるか先に試しておいても良いです。(銀行や住宅金融支援機構に嫌な顔はされません。)

現在の住宅ローン金利はアベノミクス景気、ひいては日銀の異次元緩和によって歴史的な低金利水準と言えます。
金利は3000万円の住宅ローンの金利が0.1%上がった場合、35年間の総返済額では、59万円の費用増となります。1%上がったら、617万円の費用増。生涯一番高額な買い物になるであろう住宅のローン金利は今がとてもお得です!増税や金利の動向は必ずチェックし、良いタイミングで契約しましょう。
住宅ローン金利仮
住宅ローンには、様々な種類があり、大きく分けると「変動金利」と「当初固定金利」と「フラット35」があります。

住宅ローン選びはハウスメーカー選びと同じく、知識が無ければ土地や家を買うときに不動産業者またはハウスメーカーに紹介される提携ローンで契約する人が多いです。しかし住宅ローンの種類や金利の安い銀行を比較して選べば、数百万円の総返済額が減ります。(よくわからないからハウスメーカーや不動産屋のおすすめローンにしよう!)という考えはやめましょう。借入可能額については年収ベースで計算され、一般的には年収の8倍~最大10倍といわれています。ですが、この数字は住宅業界・不動産業界が予算を沢山使って欲しいから、沢山取りたいから、このような記事を多く目にすると思いますが、実際に無理なく返済していく為には最大借入可能額にチャレンジするのではなく、年収の6倍程度にすると良いでしょう。8倍~10倍という限度額も借りれないことはないですが、住宅ローン返済負担率が高いと住宅ローン貧乏に陥ってしまいます。目安としては年収ベースで6倍、少し背伸びしても7倍程度までと考えるのが良いと覚えておいて下さい。

借入の審査基準は各銀行によってマチマチですが、大手銀行では年収200万円以上、ネット銀行では年収400万円以上でないと審査落ちします。ネット銀行では大手銀行よりも低い金利商品が多いため、審査は厳しくなっています。個人事業主や勤続年数3年以上ない場合は審査に苦戦することが予想されます。

当サイトがオススメする住宅ローンは「フラット35」。銀行やネットバンクが窓口となっていますが、民間金融機関と国(住宅金融支援機構)が提携して提供しますので借入は銀行ではなく国になります。金利は変動せず35年間固定になりますが、2019年5月時点の金利は「年1.290%」で上記図(金利の推移)を見てもめちゃくちゃ安くローンが組めます。全期間固定金利はベースの金利は高いものの、史上空前の低金利の今、全固定金利で契約してしまえば今後リスクを取らなくて済み、返済額もずっと一定なので返済計画しやすいことをオススメしています。年収や勤続年数に規定はなく、借入可能額については年収400万円以上の人は返済負担率35%以下、年収400万円未満の人は返済負担率30%以下の借入金額ならば可能とされています。金利の水準を見ても、新規借入の場合はフラット35が有利です。特に大手ハウスメーカーでのマイホーム建築は長期優良住宅に該当することが多いので、後述するフラット35Sで借入するのが良いと言えるでしょう。

また現在は2019年10月に予定されている消費税率の引き上げに伴う4つの支援策が国から受けられます。

  • 住宅ローン減税の控除期間が3年延長
  • すまい給付金が最大50万円、対象者も拡充
  • 新築最大35万円相当、リフォーム最大30万円相当の新たなポイント制度創設
  • 贈与税非課税枠は最大3000万円に拡大(現行最大1200万円)

フラット35の金利を調べる
https://www.flat35.com/

「フラット35S」という金利を更に安くできる住宅ローンもあります。
一定の条件がありますが、このサイトで紹介しているような大手ハウスメーカーの注文住宅のように、省エネルギー性、耐震性など質の高い住宅を取得される場合に、借入金利を一定期間引き下げる(金利Aプラン:10年間-0.25%、金利Bプラン:5年間-0.25%)制度です。

次にオススメするのは「変動金利」です。ベースの金利が一番安く「当初固定金利」より得している状態が長く続いている(過去30年)からです。「当初固定金利」も当初10年の金利が安く契約する人も多いですが、当初10年以降にガッツリと金利が上がってビックリする人が後を絶ちません。。
ハウスメーカーの提携銀行またはご自身のメインバンク等の銀行系住宅ローンにするのか、それともフラット35、フラット35S等の国庫から借りるのか、あなたの自由ですが、できるだけ金利が安く、総返済額を抑えられる住宅ローンを契約すべきです。住宅ローンの金利の比較だけでなく、可能なら前倒ししてローンを返済していきたい人は「繰上げ返済手数料」の安さも重要になってきます。新築一戸建てで注文住宅を建てるとなると殆どの人が住宅ローンを活用するかと思います。自分にあった金利・返済方法を選択して下さい。
住宅ローンについて、選び方や金利比較まで、詳しく特集した記事も用意してありますから、そちらも併せて読んでみて下さい。

全て納得したハウスメーカーと本契約(最終交渉)

ハウスメーカー交渉ハウスメーカーの選び方も大詰め。各社の「工事別内訳明細見積書」が出揃い、住宅ローンの目処もついたら、いよいよ最終決断(最終交渉)の時です。
もしかしたら、施主であるあなたやご家族の中ではもう依頼するハウスメーカーは決まっているかもしれません。ここまでで色々なハウスメーカーのカタログを見て、特徴や工法を知り、同時に耐震性や断熱性・気密性の重要度なども把握したと思います。モデルハウスや住宅展示場などで実際に建物の外観や内装、設備や有償オプションも見て、理想のマイホーム像も出来上がってきた頃でしょう。アフターサービスや会社の信用力等も含め、総合的にどの会社に依頼するのが一番良いか、もうボンヤリと、あるいはもうハッキリと見えていてもおかしくありません。最終決断の前に「工事別内訳明細見積書」にわからない項目や、納得できない項目があれば、ハウスメーカーの担当者と一緒に解決もしましょう。以降にアレがしたいコレがしたいとは出来ません。設備の一部アップグレード等なら可能なことも有りますが、見積や、設計にかかわることは本契約の前に全て出し切らなければいけません。保留しておいた事、後で聞けば良いと思っていた事、忘れている事はないか、ご家族で最終確認しましょう。
ハウスメーカーが決まれば、あとは最終的なお金の話です。住宅の価格は当初予定していた予算の範疇に収まっていますか?まだ少しオーバーしている人もいるかもしれません。しかし、現時点で諦める必要はないです。最後の最後、本契約前の値下げ交渉は必ずしましょう。ハウスメーカー希望価格や定価という企業側利益が沢山載った状態の見積書から、少し粗利益を削ってもらって得をすべきです。
当サイトの手順通りに進めたのならば、あなたは沢山のハウスメーカーを比較し、相見積もりを取り住宅価格の相場を知っています。最終的な判断に必要な仮契約も数社と締結し、各ハウスメーカーの本契約前の提示価格(工事別内訳明細見積書)もお持ちの筈です。
何をすれば良いか分からず、住宅展示場やモデルハウスにまず足を運んでしまい、本契約に至ってしまう大多数の施主と比べて、お値下げ交渉のカードと基礎知識が他の方より豊富なはずです。ひいては、より良い物をよりお買い得に手に出来る可能性が大きいと言えます。

注文住宅の値下げは、2回のあいみつと決算期狙い

ハウスメーカー値下げ交渉
一生に一度の特別高額な買い物である新築一戸建て(注文住宅)でのお値下げは、あなたとご家族の毎日の家計事情に大きく関係します。
当サイトでは再三あいみつ(相見積もり)をした方が良いと書いている理由の一つに、値下げ交渉のカードになるという側面も持っているからです。
成功すれば100万円~1000万円程度住宅ローンを組む金額が減りますから、実質的にはそれ以上家計に余裕が出来ます。
またはあいみつによって、同じ工法、仕様や設備グレードがほとんど同じでもA社B社よりもC社は200万円安いというような発見もあるでしょう。
家電でも同じような事が言えます。家電大手のビックカメラ、ヤマダ電気、ヨドバシカメラ等は、他社の値段を意識し他店より見積もり金額が高ければ、それよりも安くします!と価格競争していますよね。注文住宅メーカーに関しても同じくライバル会社を凄く意識し合っています。ライバルと比較している事を示すのは、契約を取りたい営業マンにとってはプレッシャーになり、ライバルに取られる位なら値下げしても自社で契約して欲しいという心理が働きます。
繰り返しになりますが、あいみつは合計2回に分けて取る必要があります。
1度目はカタログで比較して気に入った5社程度を見に行き、ハウスメーカーの大雑把な概算見積りで設備グレードと実勢価格(価格相場)を知り、ふるいにかけるため。
2度目は消去法で残った本命含む1~3社程度、より詳細な間取りや設計について打ち合わせを繰り返し、ほぼ正確な住宅価格を出せる仮契約(有料)時。

  • 値下げ交渉は各ハウスメーカーの決算前がオススメ

大手ハウスメーカーは東証1部上場企業が多く、決算期は販売戸数や着工契約数を大変気にします。ハウスメーカーの営業担当者や、その上司にももちろんノルマが有り、決算前の第四半期(決算前3カ月)は特に数字を作らなければいけない時期です。各社の決算日がいつか、調べておくとお得があるかもしれません。こういった時期には各社キャンペーンと称した実質値下げを行うこともあります。例えば「○○シリーズが通常2500万円→1980万円!」、「今月契約者のみ有償オプション300万円分プレゼント!」、「太陽光発電装置 機器・設置料金 無料月間!」などです。実質大幅値下げキャンペーンを打ち出している会社から更に値下げするのは厳しい場合もありますが、出来る限り施主側が得をするタイミングで契約したいところですね。
本契約に至るまで、本命メーカーと候補メーカーの対応は本契約書類に判子を捺すその時まで差別せずに真摯に対応しましょう。最後の最後で一発逆転があるかもしれません。本当に今期ノルマに追われている会社が大幅値下げしてくる可能性などもまだ有ります。ポイントとしては、小出しの値切りは営業マンや上司も余り良い顔はしませんし、段々と呆れてしまい通用しません。数社仮契約まで行い、精密な比較対象(工事別内訳明細見積書)を持って最後の最後で大きく交渉すると成功率が良いでしょう。
ハウスメーカー各社の決算期やディスカウントの情報は、個別のハウスメーカーページに記載しています。あくまで他の方がディスカウントに成功した方法を記載していますので、実際にそれで上手くいくかどうかはタイミングや交渉術に左右される部分がありますが、是非一度は参考に読んでみて下さい。

>>ハウスメーカー一覧ページへ

仮契約から本契約業者決定までのおおまかな流れは以下の通りです。

  1. 仮契約
    比較したい最終候補のハウスメーカー(3社以内)が決定したら仮契約。手付金は10万円ほど入金するのが一般的です。
  2. 間取り図や設備等の仕様書の作成・変更
    納得できるまで担当者と打ち合わせを繰り返し、希望の間取りに沿ってプラン(設計図面)を提案してもらいましょう。
  3. 見積り書の作成
    提案してもらった設計図面を元に見積りを出してもらいましょう。
  4. 最終見積りの提示
    予算オーバーしている場合は見積りの調整をしていきます。
  5. 本契約(請負契約)
    本契約として工事請負契約書を交わします。着手金は100万円ほど入金するのが一般的です。

新築一戸建ては今が買い時!?

マンションVS戸建て
上記図を見てもらえばわかると思いますが、マンション価格は非常に高値で売買されています。2019年5月時点でも値上がりし続けています。一方で戸建住宅価格はというと、あまり変わっていません。住宅ローン金利も安い今、戸建て住宅が見直されて売れ始めています。その証拠に首都圏郊外の土地が沢山売れて値上がりを始めています。金利と戸建て住宅価格が低水準である昨今、買い控える局面ではないと言えるかも知れません。逆に待ちすぎると金利・戸建住宅価格が上昇する場合もありえます。一方で東京都心部では土地の値上がりが凄まじく、30坪で1億円を超えるような高値で売買がされています。都心部での新築一戸建ては利便性もピカイチですが、土地の高騰具合から見ても買える人は限られています。だからこそ都心部から少し離れた首都圏郊外の土地が売れているのでしょう。

新築の注文住宅は高品質が保障されている!?

街の工務店やローコスト住宅メーカーと比較すると、やはり大手ハウスメーカーの注文住宅は値段が高いと感じてしまう人も少なくありません。
しかし、実際のモノ(建材、設備、仕様、性能)を見れば、大手ハウスメーカーは実質工事費用を抑えられているのが事実です。大企業だからこそできる耐震や高気密高断熱の研究開発を重ねた結果であり、科学的データに裏打ちされた最新技術、耐震・設備性能、品質を考えれば、価値に対する正当な価格設定であると考えられ、価格的に損をしてしまうという訳ではありません。
実際に、工務店や設計事務所などの一般的な工法・住宅設備を用いた建築では、設備性能や耐震保証などの面で、同様の結果をだすことが難しいという現状があります。この点が大手ハウスメーカーの強みのひとつです。

確かに価格面だけで見れば、大手ハウスメーカーの注文住宅は多額の広告費を費やしていますので、広告宣伝費を使っていない小さな工務店に比べれば、広告費分を施主が払う費用に価格転嫁はされています。具体的には建物価格に3%が広告宣伝費用として上乗せされているとされています。このサイトでは値下げ交渉の仕方まで書いてしまっていますので、正直3%という数字は大きくない数字だと思います。それ以上にお値下げに成功してしまえば良いのですから…。
お問い合わせや口コミページにも「●●●万円のお値下げに成功しました!」や、「このサイトの通りに交渉して3%下がりました!」という報告が続々と届いています。新築一戸建て(注文住宅)の総費用は人生の買い物の中でも一番高いかもしれません。その高い買い物に更に3%上乗せされたら3000万円の物件で90万円上乗せされていることになりますね。でも、本当に3%というお値下げはここまで説明してきた手順通りに進めて下されば殆どの場合、成功するでしょうし、もっとお値下げできる可能性が大きいので一概にハウスメーカーの注文住宅は割高だと考えなくても宜しいかと存じます。

住まいは、基本的性能でメンテナンスのサイクルとタイミング、費用が異なります。また、基本的なポテンシャルの違いで、住宅の耐久性も変わります。誰しも一生一度の特別高額な買い物だけに、出来る限り安価に家を建てたい、多額の住宅ローンを組みたくないと考えるものですが、頻繁的にメンテナンスしなければならない住まいや、基本ポテンシャルが低く30年もすればリフォームや建て替え必至の住まいよりは、ある程度高品質な家を建てる方が、長い目で見たときにコストパフォーマンスも良いと思います。
価格面ばかりに気を取られてしまうと、暮らしていて不憫に思うことが沢山ある、安かろう悪かろうの住まいになってしまうことが多いです。
文中にも書きましたが、新築戸建てを建てて後悔している人の1番の理由が「住宅が寒い・暑い」、2番の理由は「光熱費が高い」です。
安さに拘れば、高気密高断熱の家は建ちません。冬はとても寒く、夏は地獄のような暑さの室内になります。よってエアコンや冷暖房器具などをフル稼働させて光熱費も高くなります。
安さに拘れば、耐震性能や強度、耐久性の高い家は建ちません。大きな地震が発生した時にご家族の安全を守れる強度のある家を最低限建てて欲しいと切に想います。

ハウスメーカーで注文住宅の建て方まとめ

ここまで、ハウスメーカーや注文住宅の基本や比較方法の要点を、いろいろ急ぎ足で説明してきました。
結局何が伝えたいかまとめますと、安い家を買うと、それなりの家しか買えません。むしろ修繕にお金のかかる長期的に見ると高価な家になってしまう可能性大です!
一方で大手ハウスメーカーの高性能な家を買うのは、安い家に比べて値段はちょっと高い!ですが、長期的な観点から思料すれば、寿命も長くメンテナンスや修繕コストも軽微な場合が多く、ローコスト住宅に比べて毎日の快適さが段違いです。

結論、ちょっと高い家を値切ってなるべく安く買おう!
コレです!コレに着きます!
これが、後悔しない満足する家なんです!

洋服や家電を買う時、自分の身の丈よりちょっと高価な良い物を買った方が満足しますよね?
ちょっと高価で良い品物が、セール価格や大幅な値下げをしてもらって買えたら嬉しくてニコニコしますよね?
家はこれからの人生毎日を過ごす大事な空間です。絶対に後悔のないよう、予算を使うべきところに使い、使わなくて良いところには使わない(後から付け足す)ように心がけましょう。
住宅の基礎部分や骨格、耐震性能に断熱材や窓サッシ、気密性は後から付け足すことは出来ません。
日本の木造家屋の平均寿命は33年と国土交通省の統計が出ていますが、今大手ハウスメーカーの木造家屋は50年~100年住宅と言われています。大手ハウスメーカーだけでなく、施工会社の技術力や経験に優れていなければ良い家は建ちません。
注文住宅を建てるのでしたら、出来れば信頼と実績があるハウスメーカーで、かつ厳しい審査をクリアした施工会社(実際に家を建てる大工さん達)を選んで頂くことで、末長く家族全員の安全を守り、快適に暮らせる満足度が高いマイホームを建てる事が出来ます。
税金に関しても、長期優良住宅証明を取得することで、家計の圧迫を和らげてくれます。
これから先の電気代も大きく削減できるでしょう。

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