アフターが手厚いハウスメーカー(最終更新:

ハウスメーカーランキング

【2024年版】ハウスメーカーアフターサービスランキング
アフターサービスランキングの評価基準は「初期保証年数」、「保証延長制度の期間」「定期メンテナンスの頻度」を基準に加点しています。またローコスト価格帯にも関わらず「保証延長制度」や「定期メンテナンス」が充実している場合は+★1評価される場合があります。

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積水ハウスロゴ

アフターが手厚いハウスメーカー1位
積水ハウス

マイホームは建てた後の事も重要です。保証やアフターサービスを独自の視点で評価しました。ハウスメーカー・工務店の比較で【アフターサービスランキング1位】は《積水ハウス》です。

総合評価
※総合評価に関して
掲載基準は当サイト独自の見解を含みますが、住宅性能評価とプラスαの加点方式としています。加点する★評価については1.耐震性能2.断熱性能3.気密性能4.アフターサービス5.坪単価6.その他の合計★評価数で総合評価としています。基本的にはハウスメーカーや工務店の公表している性能数値を基にしていますが、その通りに建築されなかった事例が多い等の報告や、それ以上の性能を体感した口コミ投稿や評価が多い場合は、当サイト評価が上下する事があります。
耐震性
※耐震性能に関して
耐震性能で評価している数値は、耐震等級を基に加点していますが、耐震等級の表記が無くても制震ダンパー・免震装置などによって耐震性能が高い場合もありますから、それらも加味した当サイト独自の評価を表示しています。
※星評価の基準
1
「耐震等級未取得の在来工法」
2
「耐震等級2」
3
「耐震等級3相当 or ツーバイ・パネル」
4
「耐震等級3」
5
「耐震等級3+制震技術」または鉄骨造
断熱性
※断熱性能に関して
耐断熱性能の評価は、断熱等級や使用している断熱材だけでなく、住宅内部からどれだけの熱量が逃げるかに踏み込んだ数値=UA値(外皮平均貫流率)を基に評価しています。
※星評価の基準
1
UA値未表記
2
UA値0.87以下 断熱等級4
3
UA値UA値0.6以下 断熱等級5(ZEH基準)
4
UA値0.46以下 断熱等級6
5
UA値UA値0.26以下 断熱等級7
気密性
※気密性能に関して
気密性能の評価は、住宅の隙間の総量(C値)を基準にしています。 C値は数値が小さいほど高気密住宅になり性能も高いです。 1件1件気密測定(C値を計算する検査)を行っているかどうかも大きなポイントとなっており、それらも加味した当サイト独自の評価を表示しています。
※星評価の基準
1
C値未表記~2.1
2
C値2.0~1.1
3
C値1.0~0.70
4
C値0.69~0.50
5
C値0.49~0.2
アフターサービス
※アフターサービスに関して
アフターサービスは「初期保証年数」、「保証延長制度の期間」「定期メンテナンスの頻度」を基準に評価しています。またローコスト価格帯にも関わらず「保証延長制度」や「定期メンテナンス」が充実している場合は+★1評価とし、それらも加味した当サイト独自の評価を表示しています。
※星評価の基準
1
公式HPに表記無し~初期保証10年のみ
2
初期保証10年+保証延長10~20年
3
初期保証10年+保証延長30年
4
初期保証20年+保証延長あり
5
初期保証30年+保証延長60年
坪単価(コスパ)
※坪単価に関して
坪単価での評価です。平均坪単価は主力商品を標準モデルで建てた場合の「本体価格」を基準としています。ただし、住宅性能や設備が優秀で価格が安い場合は+★1評価としてランキング表示しており、それらも加味した当サイト独自の評価を表示しています。
※星評価の基準
1
「坪単価105万~」
2
「坪単価90~105万」
3
「坪単価75~90万」
4
「坪単価60~75万」
5
「坪単価60万未満」
その他
※その他に関して
その他の掲載基準はその会社独自の特許技術や特許工法、オリジナルの全館空調設備や住宅設備などの開発力、施工技術レベルや検査体制、全国的な知名度の高さやブランディング力などを基に、当サイトの独自の評価点を加えて表示しています。ハウスメーカーの評価には出来うる限り客観的な視点で評価を行っております。
当サイトの評価
住宅業界で長年に渡り着工数トップクラスを走って来た「積水ハウス」も上位にランクインです。

積水ハウスは鉄骨造「イズ」「ビー」シリーズと木造「シャーウッド」等を用意し、あらゆる顧客のニーズに応える幅広い商品を販売しています。

テレビCMでもお馴染みの積水ハウスは安心感・信頼感がありますし、最初から最後まで仕事が丁寧。打ち合わせ段階から営業マンの教育が行き届いていますし、積水ハウスの看板を背負った積和建設が責任を持って施工を行います。完成後も長期に渡る初期保証期間に加え、60年以上の保証延長制度と無料の定期点検などアフターサービスも万全。着工数第1位のハウスメーカーなので全国展開している点も大きな強みで、とにかく「総合力」という点ではトップクラスの住宅メーカーと考えて良いと思います。

耐震面では「ユニバーサルフレーム構法」などの軸組構法では、積水ハウスは「ブレース(筋交い)」と「シーカス(制震装置)」で高い耐震性を誇ります。耐震ではなく制震です。地震の揺れそのものを軽減してしまいます。

断熱性能は積水ハウスの大きな特徴として「ぐるりん断熱」を採用しています。各部位に適切な断熱材を採用し、小さな熱も逃がさないオリジナルの断熱仕様で、室内の温度ムラが少ない住まいを実現し、性能表示制度の断熱等性能等級の最高等級である「等級4」。気密性に関しては同社から公表がないものの、ZEH基準に対応する商品も用意されているので一定水準以上の断熱性能は保持していると考えられるでしょう。

積水ハウスの魅力は住宅性能面だけではなく、秀逸なデザイン性も高評価ポイントです。特に近年人気の大空間リビングなどの提案力は素晴らしく、高級感や非日常感を与えてくれる洗練された内装のデザインには惹かれる方も多いのではないでしょうか。外観においても、積水ハウスのフラッグシップモデル「イズ」シリーズでは外観に重厚感を与えてくれるダインコンクリート外壁を採用する事が出来ますし、それ以外の商品でも高品質な外壁材ベルバーンの評判も上々です。

積水ハウスで新築した人の平均坪単価は80万円~110万円辺りが多く、少し価格もお高めですが、商品も多彩なので少し背を伸ばせば手が届く商品も用意されています。価格面でも隙を感じさせない辺りが注文住宅業界トップを長年に渡り走り続けて来た所以かもしれません。

ランキングに係る各評価項目を解説

  • 耐震性
  • 断熱性
  • 気密性
  • アフターサービス
  • 坪単価(コスパ)
  • その他

耐震性★★★★★

※耐震性能に関して
耐震性能で評価している数値は、耐震等級を基に加点していますが、耐震等級の表記が無くても制震ダンパー・免震装置などによって耐震性能が高い場合もありますから、それらも加味した当サイト独自の評価を表示しています。
※星評価の基準
1
耐震等級1~2
2
耐震等級2
3
耐震等級3相当
4
耐震等級3+制震技術や実大実験
5
耐震等級3+鉄骨造+制震技術+免震技術

積水ハウスでは震度7クラスの大地震への対応も想定した制震構造「シーカス」を採用しています。これは地震動エネルギーを吸収し熱エネルギーに変換するダンパーで、地震時における住宅の変形量を従来の1/2まで抑える事が出来ます。他にも基礎の下に「免震ダンパー」を設置するなど、地震に対して万全の態勢を整えています。

今は地震に耐える「耐震性」だけの時代ではありません。積水ハウスでは「耐震性」だけではなく、地震の揺れを制御する「制震性」、揺れを直接伝えない「免震性」にも力を入れているハウスメーカーと考えて良いでしょう。

断熱性★★★

※断熱性能に関して
耐断熱性能の評価は、断熱等級や使用している断熱材だけでなく、住宅内部からどれだけの熱量が逃げるかに踏み込んだ数値=UA値(外皮平均貫流率)を基に評価しています。
※星評価の基準
1
UA値未表記
2
UA値0.87~0.58
3
UA値0.56~0.47
4
UA値0.46~0.31
5
UA値0.3~0.2

積水ハウスの主力商品は鉄骨造ですが、鉄骨造住宅は木造住宅に比べて断熱性能では少々分が悪い傾向にあります。理由は鉄は木に比べて熱を通し易い性質がある為です。

積水ハウスでは省エネルギー基準を全地域標準仕様でクリアしていると表記されているので、一定水準以上の断熱性能が確保されていると考えるべきですが、実際は断熱性能に関する評判はあまり良くないのが実情のようです。

積水ハウスでは「標準仕様」「ハイグレード仕様」「プレミアム仕様」の3段階に断熱仕様が分けられていて、鉄骨造の場合は「プレミアム仕様」で「UA値0.6」辺りというヒアリング結果もあります。尚、積水ハウスには木造住宅シャーウッドもあるので、断熱性能を重視したい方はシャーウッドを選ぶか、鉄骨造ならプレミアム仕様を検討される事を推奨します。

気密性★★

※気密性能に関して
気密性能の評価は、住宅の隙間の総量(C値)を基準にしています。 C値は数値が小さいほど高気密住宅になり性能も高いです。 1件1件気密測定(C値を計算する検査)を行っているかどうかも大きなポイントとなっており、それらも加味した当サイト独自の評価を表示しています。
※星評価の基準
1
C値未表記~2.1
2
C値2.0~1.1
3
C値1.0~0.70
4
C値0.69~0.50
5
C値0.49~0.2

積水ハウスは家を断熱材で包み込む「ぐるりん断熱」を採用しているので高い気密性能に期待出来ます。例えば熱の通り道になりやすい柱部も断熱材で覆ったり、床の根太もすっぽりと断熱材で包む事で、気密性をグッと高める効果に期待出来ます。

但し、積水ハウスでは気密性能を現す数値「C値」に関しては公開していません。そもそも鉄骨造がメインのハウスメーカでは気密性能が公表されているところが少なく、これは木造に比べて気密性能を確保しづらいという理由があるのかもしれません。

但し、積水ハウスで実際に建てた方の口コミなどを調べると、住空間に関する快適性で不満の声はそれ程多くはありませんので、一定水準以上の気密性能は確保されていると考えて良いと思います。寒冷地に新築をお考えの方は少し慎重に考えた方が良いかもしれませんが、それ以外のエリアにお住まいなら必要十分の性能は有していると考えて良いのではないでしょうか。

アフターサービス★★★★★

※アフターサービスに関して
アフターサービスは「初期保証年数」、「保証延長制度の期間」「定期メンテナンスの頻度」を基準に評価しています。またローコスト価格帯にも関わらず「保証延長制度」や「定期メンテナンス」が充実している場合は+★1評価とし、それらも加味した当サイト独自の評価を表示しています。
※星評価の基準
1
公式HPに表記無し~初期保証10年のみ
2
初期保証10年+保証延長10~20年
3
初期保証10年+保証延長30年
4
初期保証20年+保証延長あり
5
初期保証30年+保証延長60年

積水ハウスが多くの方に選ばれている理由の一つに充実した保証制度・アフターサービスが挙げられると思います。

積水ハウスでは構造躯体と雨水の侵入を防止する部分について「初期30年保証制度」を採用しています。無償で受ける事の出来る初期保証が30年。これは住宅業界でTOPクラスの水準です。新築引き渡し後から30年間も無料保証が付随されるのは、実際に住んでいてとても安心出来るのではないでしょうか。

尚、30年目以降も10年毎の有償点検・補修を受ける事で「お住まいが続く限り保証」と、永年の長期保証を受ける事が可能です。無償点検に関しても引き渡しから3カ月/1年/2年/5年以降5年毎に自宅訪問。それぞれの時期に合わせた定期点検を実施し、必要に応じて手直しや補修を行ってくれます。

積水ハウスの保証・アフターサービスの安心感は住宅業界トップレベルと考えて良いでしょう。

坪単価(コスパ)★★

※坪単価に関して
坪単価での評価です。平均坪単価は主力商品を標準モデルで建てた場合の「本体価格」を基準としています。ただし、住宅性能や設備が優秀で価格が安い場合は+★1評価としてランキング表示しており、それらも加味した当サイト独自の評価を表示しています。
※星評価の基準
1
坪単価90万~
2
坪単価80~90万
3
坪単価65~80万
4
坪単価50万~65万
5
坪単価50万以下

積水ハウスの注文住宅は平均坪単価80万円~110万円前後。ブランドイメージも高いので、一般的に「価格が高い」部類に入ると思います。ですが、高価格帯であるにも関わらず、着工数トップクラスである事を考慮すると、「高価格だけど高品質」な注文住宅を提供出来ているハウスメーカーと考える事も出来ると思います。

また積水ハウスは完全子会社の積和建設が施工を担当し、土地探しも積和不動産グループが行ってくれます。「家を建てる」という部分で一貫したサービス提供が可能な点も価格価値として考えたいところです。

ですが、積水ハウスはテレビCMなど広告宣伝費にも相当お金を掛けていますので、その費用が坪単価に乗っていると考えれば「割高」に感じる部分もあると思います。それも踏まえて星2評価としました。

その他★★★★★

※その他に関して
その他の掲載基準はその会社独自の特許技術や特許工法、オリジナルの全館空調設備や住宅設備などの開発力、施工技術レベルや検査体制、全国的な知名度の高さやブランディング力などを基に、当サイトの独自の評価点を加えて表示しています。ハウスメーカーの評価には出来うる限り客観的な視点で評価を行っております。

積水ハウスの注文住宅におけるフラッグシップモデルとして注目したいのが「イズシリーズ」の外壁「ダインコンクリート」です。一般的なコンクリートよりも耐久性が高く、劣化しにくく、何より見た目が美しい事から人気の外壁材となります。ダインコンクリートに憧れて積水ハウスを選ぶ方も多いそうです。

また最近流行りの間仕切りの無い「脱LDK」「大空間リビング」の間取りを、標準梁の約10倍の強度をもつ高強度梁「ダイナミックビーム」を採用する事で実現。30坪~40坪のコンパクトな住宅でもホテルのロビーのような空間を造れる点は大注目です。

また積水ハウスは高級注文住宅でありながら、長年に渡りトップクラスの着工数を走り続けて来たのは、多様なニーズに応えて来たという事でもあります。実績や信頼感、安心感という点では積水ハウス以上の会社は見つからないのではないでしょうか。また営業マンのレベルが高い点もブランドイメージを確立出来ている大きなポイントです。

2

大和ハウスロゴ

アフターが手厚いハウスメーカー2位
大和ハウス

マイホームは建てた後の事も重要です。保証やアフターサービスを独自の視点で評価しました。ハウスメーカー・工務店の比較で【アフターサービスランキング2位】は《大和ハウス》です。

総合評価
※総合評価に関して
掲載基準は当サイト独自の見解を含みますが、住宅性能評価とプラスαの加点方式としています。加点する★評価については1.耐震性能2.断熱性能3.気密性能4.アフターサービス5.坪単価6.その他の合計★評価数で総合評価としています。基本的にはハウスメーカーや工務店の公表している性能数値を基にしていますが、その通りに建築されなかった事例が多い等の報告や、それ以上の性能を体感した口コミ投稿や評価が多い場合は、当サイト評価が上下する事があります。
耐震性
※耐震性能に関して
耐震性能で評価している数値は、耐震等級を基に加点していますが、耐震等級の表記が無くても制震ダンパー・免震装置などによって耐震性能が高い場合もありますから、それらも加味した当サイト独自の評価を表示しています。
※星評価の基準
1
「耐震等級未取得の在来工法」
2
「耐震等級2」
3
「耐震等級3相当 or ツーバイ・パネル」
4
「耐震等級3」
5
「耐震等級3+制震技術」または鉄骨造
断熱性
※断熱性能に関して
耐断熱性能の評価は、断熱等級や使用している断熱材だけでなく、住宅内部からどれだけの熱量が逃げるかに踏み込んだ数値=UA値(外皮平均貫流率)を基に評価しています。
※星評価の基準
1
UA値未表記
2
UA値0.87以下 断熱等級4
3
UA値UA値0.6以下 断熱等級5(ZEH基準)
4
UA値0.46以下 断熱等級6
5
UA値UA値0.26以下 断熱等級7
気密性
※気密性能に関して
気密性能の評価は、住宅の隙間の総量(C値)を基準にしています。 C値は数値が小さいほど高気密住宅になり性能も高いです。 1件1件気密測定(C値を計算する検査)を行っているかどうかも大きなポイントとなっており、それらも加味した当サイト独自の評価を表示しています。
※星評価の基準
1
C値未表記~2.1
2
C値2.0~1.1
3
C値1.0~0.70
4
C値0.69~0.50
5
C値0.49~0.2
アフターサービス
※アフターサービスに関して
アフターサービスは「初期保証年数」、「保証延長制度の期間」「定期メンテナンスの頻度」を基準に評価しています。またローコスト価格帯にも関わらず「保証延長制度」や「定期メンテナンス」が充実している場合は+★1評価とし、それらも加味した当サイト独自の評価を表示しています。
※星評価の基準
1
公式HPに表記無し~初期保証10年のみ
2
初期保証10年+保証延長10~20年
3
初期保証10年+保証延長30年
4
初期保証20年+保証延長あり
5
初期保証30年+保証延長60年
坪単価(コスパ)
※坪単価に関して
坪単価での評価です。平均坪単価は主力商品を標準モデルで建てた場合の「本体価格」を基準としています。ただし、住宅性能や設備が優秀で価格が安い場合は+★1評価としてランキング表示しており、それらも加味した当サイト独自の評価を表示しています。
※星評価の基準
1
「坪単価105万~」
2
「坪単価90~105万」
3
「坪単価75~90万」
4
「坪単価60~75万」
5
「坪単価60万未満」
その他
※その他に関して
その他の掲載基準はその会社独自の特許技術や特許工法、オリジナルの全館空調設備や住宅設備などの開発力、施工技術レベルや検査体制、全国的な知名度の高さやブランディング力などを基に、当サイトの独自の評価点を加えて表示しています。ハウスメーカーの評価には出来うる限り客観的な視点で評価を行っております。
当サイトの評価
総合力とブランディング力が魅力なのが「天井の高い家」のテレビCMで有名な大和ハウスです。

大和ハウスは鉄骨造をメインに扱うハウスメーカーで主力商品は「xevoΣ(ジーヴォシグマ)」です。ジーヴォΣはキャッチコピーが「天井の高い家」だけあって1階、2階ともに天井高2m72cmとゆとりの設計です。天井の高い家は開放感があり、ハイドア設備等と組み合わせる事で高級感を演出する事も出来ます。

天井の高い家を実現する為にはそれだけ強固な構造躯体が必要になりますが、大和ハウスではΣ型のエネルギー吸収型耐力壁「D-NΣQST(ディーネクスト)」を標準搭載し、巨大地震のエネルギーを繰り返し吸収できる構造を実現しています。この時点で耐震性能に関しては他社メーカーと比べてアドバンテージがありますが、オプションでさらに「制振技術DAEQTD(ディークトディー)」を追加することも可能。ただでさえ耐震等級3の建物に、さらに制震技術も追加すれば鬼に金棒です。オプションですが、安全性に関わる部分なので検討する価値はあるでしょう。

大和ハウスの主力商品は鉄骨造なので、断熱性能や気密性能に関しては木造パネル系住宅と比較した場合はスペック値上は少し劣って見えるかもしれません。ですが大和ハウスでは外張り断熱工法を採用するなど、鉄骨造の弱点を補う断熱工法が採用されています。寒冷地でない限り必要十分な断熱性能は確保していると考えるべきでしょう。但し、大和ハウスでは断熱性能や気密性能の具体的な数値の公表は行っていないようです。

また大和ハウスの一番のウリである「天井が高い家」というのも実際、他社でも条件次第では実現できてしまいます。そのため大和ハウスならではの特徴を挙げるのはちょっと難しいのですが、強いて挙げるなら総合力でしょう。

大和ハウスは総合的にバランスよく高い水準をクリアしています。住宅というのは「なにかがズバ抜けている家」よりも「どこを切り取っても高水準な家」を選ぶ人が多いということです。大和ハウスは耐震性能、断熱性能、省エネ性能、外観、内装、どの点をとっても及第点以上のものを提供しています。

価格は高めですが、バランスの良い鉄骨造住宅をお求めの方にはオススメのハウスメーカーです。圧倒的知名度を誇るゆえ、注文住宅にブランド価値を求める人にもオススメです。

ランキングに係る各評価項目を解説

  • 耐震性
  • 断熱性
  • 気密性
  • アフターサービス
  • 坪単価(コスパ)
  • その他

耐震性★★★★★

※耐震性能に関して
耐震性能で評価している数値は、耐震等級を基に加点していますが、耐震等級の表記が無くても制震ダンパー・免震装置などによって耐震性能が高い場合もありますから、それらも加味した当サイト独自の評価を表示しています。
※星評価の基準
1
耐震等級1~2
2
耐震等級2
3
耐震等級3相当
4
耐震等級3+制震技術や実大実験
5
耐震等級3+鉄骨造+制震技術+免震技術

大和ハウスの主力商品「xevoΣ(ジーヴォシグマ)」は標準装備で「耐震等級3」です。「xevoΣ(ジーヴォシグマ)」には大和ハウス独自のエネルギー吸収型耐力壁「D-NΣQST(ディーネクスト)」が標準搭載されており、これが地震エネルギーを繰り返し吸収し構造体への損傷を防ぐ役割を担っています。xevoΣ(ジーヴォシグマ)は震度7クラスの加震実験を4回連続で検証しましたが柱や梁の損傷はなく新築時の耐震性能を維持することを実証しています。

さらにオプションで「DAEQTD(ディークトディー)」という制振技術を搭載することも可能。本音を言うと、できれば安全性に関わる部分はオプションではなく標準装備であってほしいところですが、大和ハウスは頑丈な構造躯体が持ち味なので、標準仕様のままでもトップクラスの耐震性能を有していると考えて良いでしょう。

断熱性★★★

※断熱性能に関して
耐断熱性能の評価は、断熱等級や使用している断熱材だけでなく、住宅内部からどれだけの熱量が逃げるかに踏み込んだ数値=UA値(外皮平均貫流率)を基に評価しています。
※星評価の基準
1
UA値未表記
2
UA値0.87~0.58
3
UA値0.56~0.47
4
UA値0.46~0.31
5
UA値0.3~0.2

大和ハウスの主力商品は「鉄骨造」です。鉄骨は木造よりも熱伝導率が高いため断熱性能は低くなりがちですが、大和ハウスでは鉄骨造の弱点を補うため、外張り断熱工法を採用し建物の外周をぐるりと断熱材で囲んでいます。外張り断熱は家中を隙間なくくるむ断熱工法ですので、基本的には充填断熱工法よりもスキマができにくく断熱性能が高いと言われています。

断熱材の厚みは100mmですがグラスウールボードなどを合わせた断熱層の厚みは132mmとなり、そこそこ分厚い方です。大和ハウスでは断熱性能を現す数値「UA値」を公表している訳ではありませんが「ZEHレベルの高断熱仕様」のオプションを用意しています。このオプションを採用すればZEH基準値以上の断熱性能を保持する事は可能と判断する事が出来ると思います。

気密性★★

※気密性能に関して
気密性能の評価は、住宅の隙間の総量(C値)を基準にしています。 C値は数値が小さいほど高気密住宅になり性能も高いです。 1件1件気密測定(C値を計算する検査)を行っているかどうかも大きなポイントとなっており、それらも加味した当サイト独自の評価を表示しています。
※星評価の基準
1
C値未表記~2.1
2
C値2.0~1.1
3
C値1.0~0.70
4
C値0.69~0.50
5
C値0.49~0.2

大和ハウスはホームページに「xevoΣは、家全体の隙間を徹底的に塞ぎました」と記載があるため、住宅の気密性能は重視していると思われますが、肝心な「気密性能の数値(C値)」は公表されていません。とはいえ大和ハウスは建物の高気密化をはかるため、「気密テープ」や「防湿・気密シート」を採用しているため、大手ハウスメーカーレベルでの最低限の気密性能は確保されているとは思います。気になる方はC値に関しては実際に担当者に聞いてみることをオススメします。

尚、ハイクラスプラス断熱仕様などのオプションを採用する事でZEH基準値をクリアする事は可能なので、高気密高断熱住宅を目指したい方はオプションの採用を検討するようにしましょう。

アフターサービス★★★★★

※アフターサービスに関して
アフターサービスは「初期保証年数」、「保証延長制度の期間」「定期メンテナンスの頻度」を基準に評価しています。またローコスト価格帯にも関わらず「保証延長制度」や「定期メンテナンス」が充実している場合は+★1評価とし、それらも加味した当サイト独自の評価を表示しています。
※星評価の基準
1
公式HPに表記無し~初期保証10年のみ
2
初期保証10年+保証延長10~20年
3
初期保証10年+保証延長30年
4
初期保証20年+保証延長あり
5
初期保証30年+保証延長60年

大和ハウスは構造躯体と防水に関わる箇所に「初期保証30年」を採用しています。その他の部位に関しては事前にヒアリングするようにしましょう。

尚、30年目以降は有料メンテナンス工事を行う事で15年毎の保証期間延長を行っており、60年目以降も診断・保証を行っています。業界屈指の保証内容なので、近年大和ハウスは着工数を伸ばしている要因の一つではないでしょうか。

定期点検に関しては25年目までが無償で、30年目以降は5年毎の有償点検とはなりますが、積水ハウスと並んで住宅業界屈指の保証・アフターサービスを提供していると考えられると思います。

坪単価(コスパ)

※坪単価に関して
坪単価での評価です。平均坪単価は主力商品を標準モデルで建てた場合の「本体価格」を基準としています。ただし、住宅性能や設備が優秀で価格が安い場合は+★1評価としてランキング表示しており、それらも加味した当サイト独自の評価を表示しています。
※星評価の基準
1
坪単価90万~
2
坪単価80~90万
3
坪単価65~80万
4
坪単価50万~65万
5
坪単価50万以下

大和ハウスはブランディグ力の上手なハウスメーカーで、広告費もかなりの金額掛けています。商品にその広告費も上乗せされているので、当然価格は割高になってしまいます。但し、前述の通りブランディング力に優れた企業なので、ブランド価値が高いのも大きな特徴。注文住宅に詳しくない人でも大和ハウスの名前を知っている事が多いので、人に自慢出来る家として魅力的に感じる人は感じるのではないでしょうか。主力商品の平均坪単価は80万~110万円あたりを目安にしたいです。

その他★★

※その他に関して
その他の掲載基準はその会社独自の特許技術や特許工法、オリジナルの全館空調設備や住宅設備などの開発力、施工技術レベルや検査体制、全国的な知名度の高さやブランディング力などを基に、当サイトの独自の評価点を加えて表示しています。ハウスメーカーの評価には出来うる限り客観的な視点で評価を行っております。

正直、大和ハウスは「特徴のうすいハウスメーカー」とも言われており、大和ハウスならではの特徴を挙げるのはちょっと難しいのですが強いていうならば「総合力」でしょう。

大和ハウスは総合的にバランスよく、性能・仕様ともに高い水準をクリアしています。住宅というのは「なにかがズバ抜けている家」よりも「どこを切り取っても高水準な家」を選ぶ人が多いということです。大和ハウスは耐震性能、断熱性能、省エネ性能、外観、内装、どの点をとってもズバ抜けているわけではないもののしっかり及第点以上のマイホームを提供しています。

3

住友林業ロゴ

アフターが手厚いハウスメーカー3位
住友林業

マイホームは建てた後の事も重要です。保証やアフターサービスを独自の視点で評価しました。ハウスメーカー・工務店の比較で【アフターサービスランキング3位】は《住友林業》です。

総合評価
※総合評価に関して
掲載基準は当サイト独自の見解を含みますが、住宅性能評価とプラスαの加点方式としています。加点する★評価については1.耐震性能2.断熱性能3.気密性能4.アフターサービス5.坪単価6.その他の合計★評価数で総合評価としています。基本的にはハウスメーカーや工務店の公表している性能数値を基にしていますが、その通りに建築されなかった事例が多い等の報告や、それ以上の性能を体感した口コミ投稿や評価が多い場合は、当サイト評価が上下する事があります。
耐震性
※耐震性能に関して
耐震性能で評価している数値は、耐震等級を基に加点していますが、耐震等級の表記が無くても制震ダンパー・免震装置などによって耐震性能が高い場合もありますから、それらも加味した当サイト独自の評価を表示しています。
※星評価の基準
1
「耐震等級未取得の在来工法」
2
「耐震等級2」
3
「耐震等級3相当 or ツーバイ・パネル」
4
「耐震等級3」
5
「耐震等級3+制震技術」または鉄骨造
断熱性
※断熱性能に関して
耐断熱性能の評価は、断熱等級や使用している断熱材だけでなく、住宅内部からどれだけの熱量が逃げるかに踏み込んだ数値=UA値(外皮平均貫流率)を基に評価しています。
※星評価の基準
1
UA値未表記
2
UA値0.87以下 断熱等級4
3
UA値UA値0.6以下 断熱等級5(ZEH基準)
4
UA値0.46以下 断熱等級6
5
UA値UA値0.26以下 断熱等級7
気密性
※気密性能に関して
気密性能の評価は、住宅の隙間の総量(C値)を基準にしています。 C値は数値が小さいほど高気密住宅になり性能も高いです。 1件1件気密測定(C値を計算する検査)を行っているかどうかも大きなポイントとなっており、それらも加味した当サイト独自の評価を表示しています。
※星評価の基準
1
C値未表記~2.1
2
C値2.0~1.1
3
C値1.0~0.70
4
C値0.69~0.50
5
C値0.49~0.2
アフターサービス
※アフターサービスに関して
アフターサービスは「初期保証年数」、「保証延長制度の期間」「定期メンテナンスの頻度」を基準に評価しています。またローコスト価格帯にも関わらず「保証延長制度」や「定期メンテナンス」が充実している場合は+★1評価とし、それらも加味した当サイト独自の評価を表示しています。
※星評価の基準
1
公式HPに表記無し~初期保証10年のみ
2
初期保証10年+保証延長10~20年
3
初期保証10年+保証延長30年
4
初期保証20年+保証延長あり
5
初期保証30年+保証延長60年
坪単価(コスパ)
※坪単価に関して
坪単価での評価です。平均坪単価は主力商品を標準モデルで建てた場合の「本体価格」を基準としています。ただし、住宅性能や設備が優秀で価格が安い場合は+★1評価としてランキング表示しており、それらも加味した当サイト独自の評価を表示しています。
※星評価の基準
1
「坪単価105万~」
2
「坪単価90~105万」
3
「坪単価75~90万」
4
「坪単価60~75万」
5
「坪単価60万未満」
その他
※その他に関して
その他の掲載基準はその会社独自の特許技術や特許工法、オリジナルの全館空調設備や住宅設備などの開発力、施工技術レベルや検査体制、全国的な知名度の高さやブランディング力などを基に、当サイトの独自の評価点を加えて表示しています。ハウスメーカーの評価には出来うる限り客観的な視点で評価を行っております。
当サイトの評価
良質な木造住宅を手掛ける住友林業は人気のハウスメーカーです。

住友林業はその名のとおり、日本国内で森林造りから手掛け自社建材もふんだんに使う「木の家」を提供しています。

住友林業の家は「ビッグフレーム構法」「マルチバランス構法」の2種類の構造がメインです。どちらの構法も耐震等級は「最高等級3」を標準装備しており、実際の加震実験では耐震等級3をはるかに超える加速度にも耐えるという結果が出ています。

特にビッグフレーム構法は近年、住友林業が薦める新しい構法で高い耐震性を実現しながらも、設計自由度も高く大空間を作りやすい構法として人気。ビッグフレーム構法は一般的な柱のおよそ5倍の幅を持つ、「長方形の板」のようなかたちをしたビッグコラムという柱で建物を支える構造。このビッグコラムが耐力壁の役割を果たすため、住宅の間取りを制限する「柱」や「梁」を最小限に抑えられます。

このため大空間・大開口を実現しやすく天井高もとりやすい構造です。住友林業は提案力にも定評がありますので、他社で実現できなかった希望の間取りが実現する可能性もあります。間取りや設計の自由度は比較的高いハウスメーカーです。

断熱性能・気密性能のそれぞれはそこまで高い数値は出ていませんが、総合的な省エネ性能では標準以上の数値が出ているため、寒冷地にお住まいでなければ標準装備で十分問題ないかと思います。もちろん「ZEH(ゼッチ)」に対応しています。

価格(コスパ)の面では、やはり高級ハウスメーカーとして知られるだけあってズバリ「お高め」ですが、その分「木の風合い」を活かした内装なども得意ですので、高級感ある住宅を求める方にはオススメです。大手ハウスメーカーのなかでもブランド価値が高いメーカーですので、まず間違いなく「住友林業で注文住宅を建てた」といえば自慢できるでしょう。

ランキングに係る各評価項目を解説

  • 耐震性
  • 断熱性
  • 気密性
  • アフターサービス
  • 坪単価(コスパ)
  • その他

耐震性★★★★★

※耐震性能に関して
耐震性能で評価している数値は、耐震等級を基に加点していますが、耐震等級の表記が無くても制震ダンパー・免震装置などによって耐震性能が高い場合もありますから、それらも加味した当サイト独自の評価を表示しています。
※星評価の基準
1
耐震等級1~2
2
耐震等級2
3
耐震等級3相当
4
耐震等級3+制震技術や実大実験
5
耐震等級3+鉄骨造+制震技術+免震技術

住友林業では「ビッグフレーム構法」と「マルチバランス構法」の2種類の構法を採用していますが、どちらも耐震等級3を標準装備しています。

どちらの構法でも実物大の住宅モデルで加震実験を行い耐震性能を検証していますが、ビッグフレーム構法は阪神・淡路大震災の最大加速度818galの3.3倍の揺れに耐え、マルチバランス構法では阪神・淡路大震災時の最大地動加速度の1.2倍(1,090gal)に耐えています。いずれも耐震等級3の想定レベルをはるかに上回る高い耐震性能を確認済み。

更に住友林業では耐震構造に加え、地震エネルギーを吸収する効果に期待出来る制振装置「地震エネルギー吸収パネル」を装備しています。耐震と制震、双方でハイレベルな性能を有している事から、最高評価としました。

断熱性★★★★

※断熱性能に関して
耐断熱性能の評価は、断熱等級や使用している断熱材だけでなく、住宅内部からどれだけの熱量が逃げるかに踏み込んだ数値=UA値(外皮平均貫流率)を基に評価しています。
※星評価の基準
1
UA値未表記
2
UA値0.87~0.58
3
UA値0.56~0.47
4
UA値0.46~0.31
5
UA値0.3~0.2

住友林業の注文住宅は断熱性能も優れています。
住友林業の断熱材は充填断熱工法のグラスウールを採用。充填する厚さは100mm厚で必要十分な量の断熱材が施工されています。

窓断熱に関しては標準装備でアルゴンガス入りのLow-Eペアガラス、サッシはアルミ樹脂複合サッシです。サッシもガラスも非常に断熱性能の高い装備ですが、大手ハウスメーカーの中では一般的な装備です。住友林業の断熱性能は寒冷地にお住まいでない場合は問題ないレベルと言えると思います。

尚、寒冷地仕様の場合は断熱性能を現す数値「UA値0.46」、それ以外の地域では「UA値0.56」を保持しています。極めて優秀な断熱性能を有しているハウスメーカーと考える事が出来るでしょう。

気密性★★

※気密性能に関して
気密性能の評価は、住宅の隙間の総量(C値)を基準にしています。 C値は数値が小さいほど高気密住宅になり性能も高いです。 1件1件気密測定(C値を計算する検査)を行っているかどうかも大きなポイントとなっており、それらも加味した当サイト独自の評価を表示しています。
※星評価の基準
1
C値未表記~2.1
2
C値2.0~1.1
3
C値1.0~0.70
4
C値0.69~0.50
5
C値0.49~0.2

住友林業は構造的にも建物の気密性能は一定水準以上を保っているとは思いますが、残念ながら住友林業では気密性能を現す数値「C値」を公表していません。

但し、住友林業で実際に建てた方の口コミや評判を見る限り、住友林業の温熱環境に関しての不満は少ないですから、高水準な気密性能は確保されていると考えて良いでしょう。正確な気密性能が公表されていない為、高評価し難いですが、住友林業の気密性能は限りなく上振れし易い評価になると思われます。

アフターサービス★★★★★

※アフターサービスに関して
アフターサービスは「初期保証年数」、「保証延長制度の期間」「定期メンテナンスの頻度」を基準に評価しています。またローコスト価格帯にも関わらず「保証延長制度」や「定期メンテナンス」が充実している場合は+★1評価とし、それらも加味した当サイト独自の評価を表示しています。
※星評価の基準
1
公式HPに表記無し~初期保証10年のみ
2
初期保証10年+保証延長10~20年
3
初期保証10年+保証延長30年
4
初期保証20年+保証延長あり
5
初期保証30年+保証延長60年

住友林業は以前までは競合他社に比べて保証期間が短いハウスメーカーでしたが、2020年から初期保証期間30年、保証延長制度も最長60年目迄に改善されました。これで住友林業の保証・アフターサービスは注文住宅業界トップクラスの待遇となります。

保証だけではなく無料定期点検も改善されていて、10年目まで5回、10年目以降も7度に渡る無料定期点検が実施されます。保証延長制度の適用には10年毎の防蟻再施工と30年目の外装メンテナンス工事が必要となりますが、建物を長期に渡って保全する為の必要経費と考えるべきでしょう。

坪単価(コスパ)★★

※坪単価に関して
坪単価での評価です。平均坪単価は主力商品を標準モデルで建てた場合の「本体価格」を基準としています。ただし、住宅性能や設備が優秀で価格が安い場合は+★1評価としてランキング表示しており、それらも加味した当サイト独自の評価を表示しています。
※星評価の基準
1
坪単価90万~
2
坪単価80~90万
3
坪単価65~80万
4
坪単価50万~65万
5
坪単価50万以下

住友林業と言えば国産木材に拘った木造住宅の高級注文住宅ブランドです。木質系の住宅メーカーとしてはトップブランドにあたりますから、平均坪単価も80万円~110万円前後と価格もお高めになります。

ですが洗練された上質な空間や、良質な国産木材が随所に採用されていたり、確かな技術力やブランド価値。それらを考慮すれば価格以上の価値を感じられるのではないでしょうか。少なくとも住友林業でマイホームを建築する事が出来れば、それはかなり自慢出来る事だと思います。

その他★★★★

※その他に関して
その他の掲載基準はその会社独自の特許技術や特許工法、オリジナルの全館空調設備や住宅設備などの開発力、施工技術レベルや検査体制、全国的な知名度の高さやブランディング力などを基に、当サイトの独自の評価点を加えて表示しています。ハウスメーカーの評価には出来うる限り客観的な視点で評価を行っております。

住友林業といえばやはり「木の家」です。
実は住友林業は山林事業を行う木材商社でもありますので、良質な国産木材を優先的に使用する事が出来ます。基本的に良質な木材は楽器や家具などに優先使用されるのが一般的なのですが、建材として使用する事が出来るというのは他社にはない大きな強みになるのではないでしょうか。

木を知り尽くしたハウスメーカーだけに、木の風合いなどを内装に活かす技術にも長けています。住友林業の通称「三種の神器」といわれる「ウッドタイル」や「格子スクリーン」は木の風合いを内装に活かしたインテリアです。木の温かみ・木目の格調高さがお好みの方には非常に人気のあるハウスメーカーです。

ただ注意しないといけないのは高級木材である無垢材を使ったインテリアはほとんどがオプションになる点です。高額とはなりますが、その分「木の格好よさを引き出す技術」は他の追随を許しません。

このランキングは、当サイト「ハウスメーカー比較マイスター」に在籍する有資格者(宅地建物取引士)が不動産適正取引の観点及び、消費者目線の両面から公平性を持って独自に調査・比較したコンテンツです。

性能に係る数値はハウスメーカー・工務店の公表データ及び独自のヒアリング調査をもとに比較し制作しており、内容の正確性は最大限努力しておりますが、情報の信頼性、並びに実邸における数値の確実性を保証するものではありません。

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