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ハーバーハウスの構造と特徴
それではハーバーハウスの注文住宅の構造(工法)や特徴からまとめていきます。一戸建て住宅にとって構造(工法)は後から変更できない重要な部分です。ハーバーハウスの構造(工法)もしっかり理解したうえで検討しましょう。
ハーバーハウスでは「木造軸組み工法」と「プレウォール工法」の2種類の工法を使い分けているようです。順番に解説して参ります。
木造軸組み工法(在来工法)
ハーバーハウスの基本工法として採用されているのが木造軸組み工法(在来工法)です。近年では、木造軸組み工法をベースに建物の外周部に構造用合板(パネル)を施工したパネル工法を採用しているハウスメーカーも多いですが、ハーバーハウスでは設計自由度が高く、住み始めてからもリフォームがしやすい従来型の「筋交い」を用いる木造軸組み工法を採用しています。筋交いを用いる木造軸組み工法は在来工法とも呼ばれています。
木造軸組み工法は、柱・梁・筋交いで建物を支える構造となり、木材同士の接合部分に地震エネルギーが集中しやすいことが弱点ですが、ハーバーハウスでは全棟においてしっかり構造計算を行い、柱の位置・寸法・梁の大きさなどを決めています。金具の一本一本に至るまでしっかり構造計算により確認・検証したうえで必要な耐震基準を満たしているため、地震に弱いということはないでしょう。
プレウォール工法
プレウォール工法とは、木造軸組み工法をベースに建物外周部に断熱材一体型パネルを用いてモノコック構造とした工法です。建物外周部をパネルで囲うことによって、地震エネルギーを全体にバランスよく分散することができるため非常に地震に強い構造です。また、プレウォール工法では世界トップクラスの断熱性能を誇る「フェノールフォーム断熱材」を採用しており、建物を隙間なく密着させることで高い断熱性・気密性を実現しています。
プレウォール工法は木造軸組み工法よりも上位グレードにあたる構造で耐震性・断熱性・気密性の面でアドバンテージがあります。ハーバーハウスの住まいは完全自由設計の注文住宅なので予算に合わせて工法を選択しましょう。
ハーバーハウスの基礎
続いて、ハーバーハウスの基礎について解説して参ります。
基礎とは建物を支える土台部分のことで、一戸建て住宅の基礎は主に「布基礎」と「べた基礎」の2種類があります。
※布基礎とは…鉄筋で補強された逆T字型の基礎で、帯状の連続的に一体化した構造を持ち、上部からの力や地盤の構造によって不同沈下を防いでいます。
※ベタ基礎とは…床全体に格子状に鉄筋を入れ、床面にコンクリートを打つ基礎です。地面への設置面積が広い為、基礎全体で建物を支える事が出来ます。
べた基礎はコンクリートの底板一面で建物の過重を支えるため強度を確保しやすいほか、床一面をコンクリートで覆うため、床下からの湿気やシロアリの侵入を防止しやすく、湿気やシロアリが大敵となる木造一戸建て住宅では「べた基礎」を採用するハウスメーカーが多いですが、ハーバーハウスではあえて「布基礎」を採用しています。
ハーバーハウスが布基礎を採用する大きな理由は、地元新潟県の地盤にあります。
実は新潟県のおよそ7割の土地が「脆弱地盤」と言われており、地盤改良などの措置を行わないまま家を建ててしまうと不同沈下が起こる危険性があります。そのためハーバーハウスでは全棟で必ず地盤改良工事を行ってから家を建てていますが、脆弱な地盤の上に家を建てる場合、穴を深く掘り深い位置から地盤改良する必要があります。「どの程度深くまで掘って改良するのか?」は、その土地その土地によって異なりますが、深く掘る必要があるほどコストがかかってしまいます。
深く掘る必要がある土地の場合、底板一面で建物を支えるべた基礎だと地盤改良のコストが非常に大きくなってしまいます。布基礎は強い力がかかる部分が限られているため、その部分にピンポイントで地盤改良を行うことで対応が可能となります。
もともと地盤が強い土地であればべた基礎は確かに木造住宅に適していますが、ハーバーハウスは「脆弱地盤の多い新潟県ではそれぞれの土地により柔軟な地盤改良ができる布基礎が適している」と考えています。ハーバーハウスでは社内に構造計算を専門に行う部署を用意しており、建物の構造だけでなく地盤補強工事にも構造計算を行っています。専門部署で個別に建物の重さを計算し必要な箇所に必要な長さの補強杭を配置することで、コストを抑えつつ強固な地盤対策を行っています。新潟の脆弱地盤で、コストを抑えながら必要な強度を確保するために、ハーバーハウスは「あえて布基礎」を採用しているのです。
なお、布基礎での地盤改良は一般的に「30kN/㎡」を基準としているのに対し、ハーバーハウスでは40kN/㎡」を基準としています。一般的な基礎の約1.33倍の強さを確保していることになります。※kN/㎡:ニュートンという国際単位で地盤の強さを表します。
さらにハーバーハウスでは基礎コンクリートの亀裂を防止するために配筋を多めに入れています。建築基準法や住宅金融支援機構の基準と比べても細かい間隔で配筋を入れています。
コンクリートは圧縮される力には非常に強いですが、引っ張られる力には弱いという性質があります。そのため、引っ張る力に強い鉄筋を通すことで、互いの弱点を補いあい高い強度を実現します。基礎の配筋を多めに入れることで、コンクリートの強度や耐久力も高く維持することが可能です。
また、一般的に布基礎は床下からの湿気やシロアリの侵入に弱いと言われますが、ハーバーハウスでは湿気・シロアリT外柵として防湿フィルムと防湿コンクリートを施工しています。布基礎はべた基礎に劣ると意見はよく耳にしますが、ハーバーハウスでは最新の技術を盛り込みコストを抑えつつ強度の高い布基礎を作っています。
ハーバーハウスは脆弱地盤の多い新潟で家を建てていることから、基礎には非常に力を入れているハウスメーカーと言えるでしょう。
ハーバーハウスの特徴
続いてハーバーハウスの特徴を紹介して参ります。ハーバーハウスの大きな特徴は以下の4点です。
- 価格が安い(ローコスト住宅)
ハーバーハウスは1000万円台からでも自由設計の注文住宅を建てられるローコストハウスメーカーである点が大きな特徴と言えます。特に「年収300万円あれば十分!」のキャッチコピーで売り出している「30坪1270.5万円~(税込み)」で建てられるウィルビーシリーズは特にコストパフォーマンスが優秀と言えるでしょう。
- 幅広い商品ラインナップ
ハーバーハウスは低価格帯の注文住宅が主力ですが、そのほかにも高級感あふれるハイグレードプランや二世帯住宅プランも取り揃えています。価格帯の高いハイグレードプランはもちろん住宅性能も優秀です。幅広い商品ラインナップで幅広い顧客層に対応できる点もハーバーハウスの特徴と言えます。
- 安心のコミコミ価格
注文住宅業界では、建物本体価格の他にも仮設工事・地盤改良工事・外構工事などの付帯工事費や照明器具などの設備費用、さらに設計費用などのさまざまな諸費用が別料金でかかってくるケースがほとんどですが、ハーバーハウスでは本体工事費用はもちろん地盤改良工事・設備工事・外構工事・屋外給排水工事から全室照明まで含んだコミコミ価格をはじめから提示しています。後から別料金で諸費用がかかってくることがない点は施主からすると嬉しい特徴です。
- 気密性・断熱性が高い
ハーバーハウスの手掛ける住まいはローコスト住宅でも気密性・断熱性が高い点が大きな特徴です。ハーバーハウスの商品ラインナップの中でも特に低価格なウィルビーシリーズでも気密性の数値は「C値:0.6以下」、断熱性の数値は「UA値:0.46以下」と高気密高断熱な性能を実現しています。新潟県は冬の寒さが厳しいエリアですので、住宅の省エネ性能に直結する気密・断熱性能には特に力を入れているのでしょう。
ハーバーハウスの商品ラインアップ
続きましてハーバーハウスの商品ラインナップをご紹介していきます。
商品プラン | 特徴 |
---|---|
Will be(ウィルビー) | ローコスト化に挑戦した新モデル |
EXY(エクシィ) | 高品位コンパクト住宅 |
ORGA(オルガ) | ガルバリウム+無垢パネルのスタイリッシュな外観 |
REVERLTA(リヴェルタ) | インナーガレージハウス+スカイテラス |
ZEPTO(ゼプト) | 高性能ミニマムハウス |
IZU(イズ) | スタイリッシュデザインハウス |
ECOLOGIA(エコロジア) | H28省エネ基準住宅 |
BLEAST(ブレスト) | 40坪のゆとりサイズ |
BRIGHT(ブライト) | 欲張りを詰め込んだ最上位モデル |
MIRAI(ミライ) | 二世帯住宅タイプ |
RONA(ロナ) | 南欧プロヴァンス風ナチュラル住宅 |
BOANA(ボアナ) | 女性目線で作り上げた新ナチュラル住宅 |
VISTA(ヴィスタ) | 3階建て住宅 |
HARS(ハース) | カスタムセレクトプラン |
PLACE(プレイス) | 水平ラインが美しいプレーリースタイル住宅 |
ABITH(アビス) | ZEH仕様住宅 |
NewGRANDE(ニューグランデ) | 耐震・耐雪住宅 |
STORY(ストーリー) | 平屋コンフォート住宅 |
REGA(リーガ) | スタイリッシュガレージハウス |
Le:ze(リーズ) | パッシブデザインの平屋 |
PROTH(プロス) | 長岡生まれの耐雪インナーガレージ住宅 |
chouette(シュエット) | 店舗併設住宅 |
DA・N(ダン) | 厳寒地仕様の1.5階建て高床式住宅 |
ハーバーハウスのなかでも人気のあるプランを画像付きでご紹介します。
Will be(ウィルビー)
「年収300万円あれば十分!」のキャッチコピーで売り出しているウィルビーはハーバーハウスの商品の中でも特に低コスト化を実現したモデルです。30坪1270.5万円~(税込み)という低価格で、C値0.6、UA値0.46、耐震等級2と住宅性能も優秀です。さらにこの価格で完全自由設計のため、こだわりの間取りプラン実現したい方も満足できそうです。非常にコストパフォーマンスに優れた商品です。
EXY(エクシィ)
EXY(エクシィ)は、ハーバーハウスの主力商品モデルです。こちらもローコストながらも高い住宅性能を備える完全自由設計の注文住宅モデルです。EXYを含むハーバーハウスの各商品にはLグレード(最上級仕様)、Gグレード(上級仕様)、Cグレード(ベーシックグレード)の3つのグレードが用意されており、各住宅設備に合わせて好みの装備を選択できます。例えば、キッチンはリビングの見栄えと合わせて最上級のLグレードに、バスルームは保温性を高めるためにGグレード、2階のトイレは家族しか使わないからCグレードなど、柔軟に変更可能。生活スタイルなどに合わせて柔軟にグレードをセレクトしたい方には嬉しい特徴と言えます。
ORGA(オルガ)
ORGA(オルガ)はガルバリウム外壁に無垢材のアクセントパネルを配置したスタイリッシュな外観の商品モデルです。オルガは洗練されたスタイルが売りのモデルですが見た目のデザインだけでなく断熱性能も高いのが特徴。推奨グレード(Gグレード)ではオール樹脂サッシ、アルゴンガス入りのLow-Eペアガラスが標準採用されており、高気密・高断熱住宅を実現しています。
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ハーバーハウスの耐震性能
続いてハーバーハウスの耐震性能について解説していきます。
ハーバーハウスは、基本的に耐力壁に筋交いを使用する従来型の木造軸組み工法(在来工法)を採用しています。筋交いを用いる木造軸組み工法は、木材同士の接合部分に地震の負荷が集中しやすい点が弱点と言われておりますが、ハーバーハウスでは構造計算の専任スタッフが、全棟において構造計算を行い地震加重・積雪荷重・風荷重まで考慮し建物を建てています。
在来工法は、ツーバイ工法やパネル工法に比べて地震に強いわけではありませんが、ハーバーハウスでは1棟1棟しっかり構造計算を行い「耐震等級2以上」の強度を確保しているため地震に対しては一定の安心感はあると言えるでしょう。なお耐震等級2は最高等級ではありませんが、建築基準法で定められた1.25倍の地震に対する強度となります。
また、ハーバーハウスでは断熱材一体型パネルを建物外周部に用いるプレウォール工法も採用することが可能です。プレウォール工法はツーバイフォー工法のように「建物を面で支える構造」となりますので、地震の負荷をパネルを通して建物全体にバランスよく分散することができます。プレウォール工法は木造軸組み工法に比べても地震に強い構造と言えるでしょう。
ハーバーハウスでは全棟で地盤改良を行い、基礎の仕様も優秀ですので地震に対しては安心ですが、それでも不安な場合はオプションにより住友ゴム工業製の制震ダンパー「MIRAIE(ミライエ)」を採用することも可能です。ミライエは、地震エネルギーを熱エネルギーに変換して吸収する制震ダンパーです。繰り返しの地震にも非常に有効ですので、地震に備えたい場合は採用を検討すると良いでしょう。
ハーバーハウスは寒い?断熱材・断熱性能・UA値
せっかく注文住宅でマイホームを建てるのですから、できれば「夏は涼しく冬は暖かい快適な室内環境」が良いですよね。室内の温熱環境に大きくかかわるのが住宅の断熱性・気密性です。この項目ではハーバーハウスの断熱性・気密性について解説していきます。
ハーバーハウスのUA値
ハーバーハウスの注文住宅は商品ごとに断熱仕様が異なりますが、さすが新潟地盤のハウスメーカー、断熱性は優秀と言えます。
ハーバーハウスでは断熱材に現場発泡の吹き付けウレタンフォームを採用しています。吹き付けウレタンフォームは一般的なグラスウールよりも熱伝導率が低く、断熱材としての性能高いうえ、構造躯体に吹き付けた瞬間に密着して膨らむ性質があるため、構造躯体の隙間も埋まりますので気密性の面ではアドバンテージがある断熱材です。
断熱層の厚みに関しては特に公開されていませんが、断熱性を示す数値は「UA値:0.55」と公表されています。UA値0.55という数値は、ZEH基準(UA値0.6)をクリアしているため優秀と言ってよいでしょう。ただしUA値0.55をクリアしているのは、ハーバーハウスの「Gグレード」以上のモデルとなります。ハーバーハウスは、各商品モデルで「Lグレード(最上級グレード)」「Gグレード(推奨グレード)」「Cグレード(ベーシックグレード)」の3つの仕様を設けており、Gグレード以上では断熱材が発泡ウレタンフォームとなるため断熱性も高いです。Cグレードに関しては公式ホームページに詳しい記載がありませんので、Cグレードについては直接担当者にヒアリングすることをオススメします。
このUA値0.55という数値は、基本的にハーバーハウスの商品であればどのモデルでも実現できる数値ですが、さらにハイグレードなモデルであればさらに高い断熱性能を実現しています。例えば、ZEH仕様の商品モデル「ABITH(アビス)」ではUA値0.28以下が実現可能です。
新潟県は雪もたくさん降るエリアですので断熱性を重視する方は多いと思います。断熱性を重視するならば、ZEH仕様などハイグレードモデルをベースにするか、あるいはGグレード仕様以上のグレードを検討すると良いでしょう。
ただハーバーハウスの商品のなかでも特に低価格帯を実現した「ウィルビー」という商品は、価格が安いにも関わらず非常に断熱性が優秀なのでぜひチェックしてみてください。ウィルビーは「30坪1270.5万円~(税込み)」という低価格で「UA値0.46以下」「C値0.6以下」の高気密高断熱仕様となっています。ウィルビーはコストと性能のバランスが非常に優秀ですので、ハーバーハウスを検討中であればぜひ一度チェックしてみましょう。
ハーバーハウスの窓断熱
一戸建て住宅にとって、もっとも熱損失が大きな箇所は窓などの開口部です。夏の冷房時にはおよそ7割、冬の暖房時にはおよそ5割が窓から熱損失すると言われています。室内の温熱環境を重視したい場合は窓断熱の仕様にも注目するとよろしいです。
ハーバーハウスでは各商品ごとに窓断熱の仕様が異なりますが、ハーバーハウスの推奨グレード(Gグレード)における基本的な仕様は「窓サッシ:アルミ樹脂複合サッシ」「窓ガラス:Low-Eペアガラス」となります。Gグレードの窓断熱仕様は他社ハウスメーカーと比較しても普通レベルと言えますが、オプションで「オール樹脂サッシ」「Low-Eトリプルガラス」など断熱性の高い装備にアップグレードすることも可能です。
住宅の断熱性能を重視する場合は、窓断熱の仕様をアップグレードするだけでも温熱環境の大きな変化が見込めますので、検討してみると良いでしょう。
ハーバーハウスのC値
続いてハーバーハウスの気密性について解説します。住宅の気密性は「C値」という単位で表します。C値とは住宅における隙間面積の合計値で、数値が小さければ小さいほど隙間が少ない家ということです。
ハーバーハウスの気密性は商品ごとに異なりますが、低価格帯の商品モデル「ウィルビー」で「C値0.6cm2/m2」と公表されています。C値0.6cm2/m2とは家の床面積1㎡あたり0.6c㎡のスキマがあるということですので、床面積が100㎡の場合全体で60c㎡のスキマしかないということを表しています。60c㎡とはおよそ7.7cm角の大きさですので、はがき1枚分の半分よりも小さい隙間しかありません。
C値は「1.0以下」が高気密住宅の目安と言われているので「C値0.6」を実現できているならば、ハーバーハウスの住宅は十分に気密性が高いと言ってよいでしょう。
ただし注意してほしいのは、C値は机上の計算で算出できるものではなく「実測数値」という点です。つまり、商品によっても異なるどころか、ハーバーハウスはすべて完全自由設計の注文住宅のため、1棟1棟でまったく数値が異なる可能性があります。C値0.6はあくまで目安の数字と思われますので、できればC値は最終的に実測してもらうのが望ましいです。
気密測定にはおよそ「5~15万円前後」の費用がかかりますが、必要経費と割り切って行うことをオススメします。なお、気密測定はハウスメーカーサイドに頼むことも可能ですが、外部の業者に施主自ら依頼することもできます。ハウスメーカーの気密測定を疑うわけではありませんが、外部業者に依頼するほうが中立的な結果を報告してくれるという意味では安心感があると言えるでしょう。
家を建てるなら断熱性能は超重要です!
というのもマイホームを建てた人の後悔ポイント1位が「室内の寒さ・暑さ」、2位が「光熱費が高いこと」だと言われているからです。コレ、どちらも高気密・高断熱の家なら解消できていた後悔ポイントです。
せっかく注文住宅を建てるなら「夏涼しく冬暖かい省エネ住宅」が良いのは当たり前ですよね。
マイホームの気密・断熱で失敗したくないなら、必ず「カタログの数値」で比較してください。
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ハーバーハウスの外観
次にハーバーハウスの外観をみていきましょう。見た目のデザインに関する部分ですので文章で解説するより実際に建築実例をご覧いただいた方が参考になるはずです。以下にハーバーハウスの建築実例画像をピックアップしていきますので、好みに合うかどうか参考にご覧ください。
せっかくの注文住宅ですから外観にもこだわりたいですよね。好みの外観デザインを探すならまとめてカタログ請求がオススメです。カタログ比較は注文住宅の登竜門!ライフルホームズなら、無料で複数社のカタログを一括で取り寄せできちゃいます。
ハーバーハウスの外壁
ハーバーハウスでは選択する商品によって標準的に採用されている外壁も異なりますが、完全自由設計が基本となりますので、一般的なハウスメーカーで採用できる外壁ならばほぼほぼ採用可能と考えてよいでしょう。
コストを抑えた商品モデルではサイディング外壁やガルバリウム外壁が採用となりますが、オプションでタイル外壁なども採用することはできるはずです。
なお、サイディング外壁やガルバリウム外壁は10~15年に一度ペースで塗装メンテナンスや目地のシーリング部分の打ち替えメンテナンスが必要となりますが、ハーバーハウスでは超高耐候塗料とドライジョイント工法によりメンテナンスコスト(再塗装・シーリング打ち替え等)を大幅に削減した外壁も採用することが可能です。
外壁のメンテナンスコストはマイホームに住み始めてからの大きな負担になりますので、できるだけランニング周期の長い製品を採用するのがオススメです。タイル外壁やコンクリート外壁も初期費用はサイディングやガルバリウムに比べて高いですが、メンテナンスコストを抑えられるため、30年以上のロングスパンで考えるとお得になるケースも多いですので、ぜひ検討してみてください。
ハーバーハウスの屋根
続いてハーバーハウスの屋根についてですが、残念ながらハーバーハウスでは屋根材に関する情報は特に公式ホームページに記載がありません。ハーバーハウスは完全自由設計の注目住宅を売りにしているビルダーですので、屋根材も一般的なハウスメーカーで採用できる「スレート屋根」「ガルバリウム屋根」「瓦屋根」などならほぼ採用できると思われます。
近年でもっともポピュラーな屋根はスレート屋根ですが、スレート屋根は10~15年に一度ペースで塗装メンテナンスが必要となります。同じくガルバリウム屋根も10~15年で塗装メンテナンスが必要です。ただ近年ではスレートやガルバリウムでもメンテナンス周期が長持ちする屋根材もありますので、できるだけメンテナンス頻度が少なく済むものを採用すると良いでしょう。ちなみに瓦屋根は初期費用は高めですが、強度が高くメンテナンスコストも抑えられるため、30年以上のロングスパンだとお得になる可能性もあります。
外壁と同様に屋根も初期費用だけでなく30年以上のロングスパンのトータルコストを比較して検討すると良いでしょう。
ハーバーハウスの内装と間取り
続いてハーバーハウスの内装や間取りについてみていきましょう。ハーバーハウスの注文住宅はすべて完全自由設計のため、間取りプランはいくらでも応用がききます。間取り・内装実例を参考に好みの間取り・内装をイメージしてみましょう。
ハーバーハウスの平屋
続いてハーバーハウスの平屋についてご紹介していきます。
平屋とは1階ワンフロアのみで構成される住宅のことを指します。平屋は上下のフロア移動をする必要がありませんので、非常に楽で効率の良い生活動線を確保しやすい住まいのかたちです。シニア世代や子育て世代など幅広い顧客層に人気があります。
平屋は建物の総重量も軽く、重心も低いため地震の負荷も相対的に受けにくく、構造上の制限も少ないため、高い天井、大空間のリビングなど開放的な間取りも実現しやすいメリットがあります。
ただし、平屋は言い換えれば「限られた敷地面積をぜいたくに使う」ということでもありますので、敷地面積にゆとりがない場合には慎重な判断が必要です。平屋はワンフロアのみですので、2階分の面積がまるまる存在しないため、希望の床面積を確保できない、または隣家との距離が近ければ十分な日当たりを確保できないなどのデメリットもございます。平屋を建てる場合は敷地面積や隣家との距離などもしっかり考えにいれておきましょう。
ゆとりある敷地に建つ平屋は、見た目的にも非常に素敵ですし生活動線も効率的ですので満足できると思います。
ハーバーハウスでも平屋モデルの商品ラインナップが用意されており、むしろ平屋を得意としています。ハーバーハウスの平屋モデルは太陽の光と熱、そして風などの自然エネルギーを上手に活用するパッシブデザインの平屋「Le:ze(リーズ)」か、スタイリッシュでイマドキなデザインの「STORY(ストーリー)」となります。「Le:ze(リーズ)」の価格帯は調査中ですが、おそらくどちらもコミコミ価格1000万円台~で建築可能と推測します。ハーバーハウスの平屋住宅は価格帯もリーズナブルですので、平屋を検討されている方はぜひチェックしてみましょう。
ハーバーハウス 平屋の実例
それではハーバーハウスの平屋の建築実例をご紹介して参ります。
ハーバーハウスの坪単価 一覧
次にハーバーハウスの価格(坪単価)について解説していきます。
注文住宅でマイホームを建てるならば予算計画は非常に重要です。いくら魅力的なハウスメーカーでも予算が合わなければ候補として検討することはできません。ハウスメーカーの坪単価は予算に直結する重要なポイント。ハーバーハウスの価格帯(坪単価)もしっかりと把握しておきましょう。ハーバーハウスの商品ラインナップごとのおおまかな坪単価は以下の通りとなります。
商品プラン | 安心コミコミ価格(税込み) | 坪単価の目安 |
---|---|---|
Will be(ウィルビー) | 1270.5万円~ | 42万円~ |
EXY(エクシィ) | 1357.4万円~ | 44万円~ |
ORGA(オルガ) | 1628万円~ | 54万円~ |
REVERLTA(リヴェルタ) | 1639万円~ | 50万円~ |
ZEPTO(ゼプト) | 1098.9万円~ | 49万円~ |
IZU(イズ) | 1538.9万円~ | 45万円~ |
ECOLOGIA(エコロジア) | 1732.5万円~ | 47万円~ |
BLEAST(ブレスト) | 1941.5万円~ | 48万円~ |
BRIGHT(ブライト) | 2882万円~ | 83万円~ |
MIRAI(ミライ) | 2282.5万円~ | 45万円~ |
RONA(ロナ) | 1756.7万円~ | 53万円~ |
BOANA(ボアナ) | 1699.5万円~ | 47万円~ |
VISTA(ヴィスタ) | 1771万円~ | 60万円~ |
HARS(ハース) | 1705万円~ | 48万円~ |
PLACE(プレイス) | 1721.5万円~ | 50万円~ |
ABITH(アビス) | 2552万円~ | 78万円~ |
NewGRANDE(ニューグランデ) | 2080万円~ | 61万円~ |
STORY(ストーリー) | 1617万円~ | 61万円~ |
REGA(リーガ) | 2365万円~ | 81万円~ |
Le:ze(リーズ) | 調査中 | 調査中 |
PROTH(プロス) | 2280万円~ | 55万円~ |
chouette(シュエット) | 2035万円~ | 48万円~ |
DA・N(ダン) | 2680万円~ | 92万円~ |
ハーバーハウスの注文住宅は一部のハイグレードモデルを除き、人気モデルはおおむね1000万円台で建てている方が多いです。
高性能なZEHモデル「アビス」や、高級感あふれるハイグレードモデル「ブライト」など一部のハイグレードモデルは2000万円台の商品プランもありますが、基本的にはローコスト住宅をメインに取り扱っているハウスメーカーと言えるでしょう。
また、ハーバーハウスの提示している安心コミコミ価格には、建物本体価格だけでなく付帯工事費用や地盤改良費用、屋外給排水工事費用などもすべて含んだ価格となり、他にほとんど別料金がかからない点も嬉しいポイントです。
ハーバーハウスの注文住宅は高い?安い?価格設定は?
ハーバーハウスの注文住宅の価格帯は一般的にみて高いのでしょうか?それとも安いのでしょうか?候補のハウスメーカーを選択するうえで価格・坪単価は大切なファクターですので、この点は気になる方も多いはずです。
結論から申し上げるとハーバーハウスの注文住宅は「安いほう」と言えると思います。ハーバーハウスは多彩な商品ラインナップを用意しており、一部ハイグレードな商品も展開していますが、主力商品は低価格帯の商品モデルです。
低価格帯のモデルはおおむね「安心コミコミ価格1000万円台~」で完全自由設計の注文住宅を建てることができ、この価格には地盤改良工事や付帯工事・諸費用など他社では別料金がかかってくる費用もすべて含んだ料金となっています。ハーバーハウスの顧客層は1000万円台で家を建てている方が多いですが、1000万円台で住宅性能の高い完全自由設計の注文住宅を付帯工事・諸費用込みで建てられる点は評価できるポイントと言えるでしょう。かなりコストパフォーマンスは高いと思います。
特に「年収300万円あれば十分!」のキャッチコピーで売り出している「ウィルビー」は、30坪安心コミコミ価格1270.5万円~(税込み)で建てられるうえ、住宅性能も非常に高いコストパフォーマンスに優れたモデルとなっています。
なお、ハーバーハウスのハイグレードモデルに関しては初期費用こそ2000万円台がボリュームゾーンとなりますが、住宅性能や装備・設備を考えると他社のミドルコストハウスメーカーと比較して若干コストパフォーマンスは良いはずです。
ちなみにハーバーハウスがローコストで注文住宅を提供できるのは以下のような理由があります。
- コストパフォーマンスが優秀
- 年間450棟以上のスケールメリット
- 支払いは常に現金払い
- 住宅営業マンがいない
- 住宅展示場に出展しない
- 不動産仕入れをしないので無駄な金利出費がない
ハーバーハウスは新潟県と長野県で事業展開する地域密着型のハウスビルダーながら、年間450棟もの着工数を誇ります。このスケールメリットを活かして住宅資材・設備でコスト削減を行っていることが、低価格での提供を可能にする大きな理由と言えます。そしてハーバーハウスは取引先との決済は常に現金払いを基本としているため手形払いなどの同業他社と比較して良い条件で取引先業者とお付き合いしているそうです。
またハーバーハウスには住宅営業マンがいません。ハーバーハウスの方針は営業マンの営業トークで家を買ってもらうのではなく「家のクオリティで満足してもらう」ことが決め手になると考えているのでしょう。営業マンを雇う人件費コストを削り設計担当者が営業も兼任しているようです。
さらにハーバーハウスは住宅展示場に出展していない点も大きな特徴。住宅展示場に出展するには大きなランニングコストがかかるため、ハーバーハウスでは自社でマイホームを建てた施主の入居前の住宅をオープンハウス(住宅完成見学会)会場として利用させてもらう手法を取り、毎週末に実物大の住宅見学会を開催しています。このように家のクオリティに関係しない部分でコストカットをすることで、ハーバーハウスはリーズナブルな価格帯で自由設計の注文住宅を提供しています。
注文住宅でマイホームを建てるなら、必ず「予算に合うハウスメーカー」を複数社みつくろって比較・相見積もりしてください。
注文住宅は基本的にオーダーメイドの一点モノ。ほとんど「定価」という概念がありません。つまり自分の条件であいみつをとらなければ「自分の条件のマイホームの適正価格」があいまいのまま。
適正価格があいまいのまま、なんとなくフィーリングで決めてしまうことだけは絶対にやめましょう。
注文住宅は似たような見た目や性能でもハウスメーカーが違えば「300万円~1000万円単位で価格差がある」のが当たり前の世界です。後から「向こうのほうが安かったのに…」と後悔しないためにも必ず複数社のカタログを比較・相見積もりを取るようにしてください。
ハーバーハウスの注文住宅は値引き出来る?
マイホームは数千万円単位となる人生でもっとも高額な買い物ですので、できれば少しでも安く買いたいのが本音のはずです。大きな買い物ですからほんの数%でもお値引きしてもらえれば数十万~数百万円単位で得できてしまいます。
実は注文住宅業界は、お客様との個別のやりとりで当たり前に値引き交渉が行われている業界です。一般的に注文住宅では建物本体価格の3~8%程度ならば値引き交渉の余地があると言われています。
ただしハーバーハウスの場合は、提示している本体価格に他社メーカーだと別料金となるさまざまな付帯工事費や諸費用がコミコミになっていることもあり、値引き交渉には後ろ向きな姿勢である可能性があります。しかしそれでもハーバーハウスでの値引きが完全に不可能と決まっているわけではありません。
もしハーバーハウスでマイホームを購入する決意が固まったら積極的に交渉してみましょう。値引き交渉をする際には遠慮はいりません。ダメ元でも良いので、ひとまず競合他社と同様に「3~8%前後」の値引き額を目安に交渉してみるといいでしょう。
ハーバーハウス 値引きのコツ
ハウスメーカーとの値引き交渉にはいくつかのコツがあります。ハーバーハウスとの値引き交渉にも有効と考えられますので、実際に交渉を行う前に以下のポイントを抑えておきましょう。
- 住宅が売れにくい時期を狙う
住宅業界は2月・6月・8月が売れにくい時期と言われています。2月と8月は住宅業界だけでなく他業界でも売り上げが低迷する時期ですし、6月は梅雨のためモデルハウスなどの来場・来店者数が減少することが要因と推測できます。このような住宅が比較的売れにくい時期を狙って値引き交渉することで担当の営業マンは上司の決裁を取りやすくなる可能性が考えられます。
ただしそこまで大きな効果が見込めるわけではないので、あまり2月・6月・8月を意識しすぎなくてもよいと思います。タイミングがあえばラッキー、といった感じに考えておけば良いでしょう。
- 値引き交渉は契約の直前に一度だけ!
ハウスメーカーとの値引き交渉は契約の直前のタイミングに「1回勝負」が基本です。注文住宅を建てるとなるとたびたび打ち合わせをすることになりますが、打ち合わせをするたびに「これは安くなりますか?これは?」と細かく値引き交渉をしては担当営業マンも上司の決裁を取りにくくなります。
値引き交渉は最終的な見積もりが出揃った後、契約の直前のタイミングに「一度で理想の値引き額まで持ち込む」のが理想的です。ハウスメーカーからしても契約直前まで話が進んだお客様とはなにがなんでも契約をまとめたいはずですので、少し大胆な金額でも検討してくれる可能性が高いです。一度きりの交渉ですので遠慮はいりません。思い切って交渉してみましょう。
- 複数社で相見積もりをとる(※重要です!)
ハーバーハウスとの交渉に限らず、ハウスメーカーとの値引き交渉の前には必ず「複数社で相見積もりをとること」が非常に重要です。
ハウスメーカーにとって顧客が「競合他社と比較して迷っている」ということは十分に「値引きする理由」になります。繰り返しになりますがハウスメーカーにとって打ち合わせを重ねた顧客との契約はなにがなんでもまとめたいものです。他社に顧客を取られてしまうくらいなら、少しくらいの値引きには応じる、という姿勢のハウスメーカーはたくさん存在します。
そしてせっかく複数社で相見積もりをとるのであればできるだけ価格帯や品質グレードが近い競合他社で相見積もりをとるのがオススメです。もともとのベース価格が離れすぎている会社とあいみつを取っても本命ハウスメーカーが値引き競争から降りてしまえばどうにもなりません。価格帯が近いハウスメーカーのほうが競ってくる可能性が高いです。
ハーバーハウスはローコスト住宅からミドルコスト、ハイグレード住宅まで幅広いラインナップを用意していますので検討している商品グレードに合わせて相見積もりをとる会社を選ぶと良いでしょう。ハーバーハウスの主力のローコスト価格帯であればタマホームや桧家住宅、アエラホーム、クレバリーホーム、アイフルホームなどが価格、グレードが近いハウスメーカーと言えます。
複数社で相見積もりを取るのはハーバーハウスに限らずほぼすべてのハウスメーカーとの値引き交渉に有効ですので候補のハウスメーカーを絞り込めたら、少なくとも2社以上で相見積もりをとるようにしましょう。
まずは希望の予算・エリアに対応しているハウスメーカーを何社か見つけることから始めましょう。せっかく相見積もりをするなら性能スペックやデザインが希望条件にある程度あてはまらないとあまり意味がありません。
そこで最初のふるい落としに役立つのが「住宅カタログ」です。何冊かカタログに目を通すだけで各ハウスメーカーの特徴・強みがだいたいわかってきます。何社かお気に入りをみつくろったら「あいみつ」を取ってみてください。
似たようなスペックでも「ハウスメーカーごとにこんなに価格が違うの?!」と驚くと思います。価格差を知らずになんとなく決めてしまってたら…ゾッとしますね。すごくカンタンな作業ですが、これをやるかやらないかでマイホーム計画の失敗率は格段に下がります。「カタログ比較」は注文住宅の登竜門。まずはライフルホームズから始めましょう!
- 他社との交渉でも使える値引きの裏ワザをご紹介します
上記にピックアップした値引きのコツの他にも、当サイトではさまざまな値引き交渉で使える裏ワザを特集しています。ハーバーハウスだけでなく他社ハウスメーカーとの交渉にも有効ですので、注文住宅をご契約する前にぜひ以下のリンクより特集ページをチェックしておきましょう。
ハーバーハウスでもしも欠陥があった場合の保証とアフターサービス
「せっかく注文住宅で建てたマイホームにもし欠陥があったら…」
マイホームは大きな買い物なのでこのように不安になる方もおられるかもしれませんが、実際にハウスメーカーで注文住宅を建てて重大な欠陥が見つかるケースはそう多くありません。しかし欠陥がなかったとしても保証やアフターサービスは重要な比較ポイントと心得ましょう。
マイホームは30年、40年、50念と長く住むものです。欠陥住宅でなかったとしても、マイホームは長く住めば必ずメンテナンスの必要が生じます。普通に暮らしていく中で起きる劣化や不具合に、どのように対応してくれるかもしっかり比較しておきましょう。
この項目ではハーバーハウスの初期保証・アフターサービスの内容についてまとめます。
ハーバーハウスの初期保証
ハーバーハウスの初期保証は以下の通りです。
箇所 | 初期保証 | 延長保証 |
---|---|---|
構造躯体の重要な部分 | 10年 | 最長20年 |
雨漏りを防止する部分 | 10年 | 最長20年 |
大前提として、新築マイホームを建築・購入する場合は構造躯体と雨漏りを防止する部分について「最低でも初期保証10年」が付くことが品確法という法律によって義務付けられています。そのためハーバーハウスの初期保証10年間は法律で定められた最低範囲の内容となります。
ただしハーバーハウスでは、構造躯体と雨漏りを防止する部分について初期保証の満了後も有償のメンテナンス工事を受けることで、さらに10年間保証を延長することが可能です。ハーバーハウスの保証期間は最長で20年間となります。
ローコストハウスメーカーでは、初期保証10年間のみで延長保証システムがない場合も多いので延長保証システムを付けている点はハーバーハウスの評価できるポイントです。ただし、価格帯の高いハイグレードモデルを選ぶ場合は、大手ハウスメーカーが競合となります。大手ハウスメーカーでは延長保証が最長で60年を付けているところもございますので、大手ハウスメーカーと比べるとやはり保証面ではビハインドがあると言えるでしょう。
ハーバーハウスのアフターサービス
ハーバーハウスではアフターサービスとして建物の引き渡しから「6か月後」「1年後」「2年後」に無償の定期点検を行っています。定期点検の回数・期間は競合他社にくらべてやや物足りない印象ですね。有償メンテナンスを行い、保証を延長した場合にその後の定期点検があるのかどうかは公式ホームページに記載がありませんので直接ヒアリングすることをオススメします。
ハーバーハウスで注文住宅を建てるメリットとデメリット
記事が少し長くなりましたので、このあたりでハーバーハウスの注文住宅の「メリット(長所)」と「デメリット(短所)」を整理しておきましょう。ハーバーハウスに限らず、どんなハウスメーカーでもメリットとデメリットがあるものです。候補のハウスメーカーの得手不得手はしっかり把握しておきましょう。
ハーバーハウスのメリット
ローコストで完全自由設計の注文住宅を建てられる
ハーバーハウスの最大のメリットは税込み1000万円台~というリーズナブルな価格帯で、完全自由設計の注文住宅を建てられる点でしょう。ハーバーハウスはローコストモデルから、ハイグレードモデルまで幅広い商品ラインナップを展開しているため、高価格帯の商品を求めている方でも満足できますが、最大のメリットはローコスト価格帯でも高性能なフルオーダー注文住宅が建てられる点です。
安心のコミコミ価格
ハーバーハウスが提示する価格には、建物本体価格の他にさまざまな付帯工事費・地盤改良費・諸費用などがコミコミで含まれています。他社では別料金として請求されることの多いさまざまな諸費用がセットになっている点は嬉しいポイントです。
気密性・断熱性が高い
ハーバーハウスは商品モデルによって性能の差はありますが、基本的にどのモデルも気密性・断熱性が優秀です。特にハーバーハウスでもっとも低価格を実現した「ウィルビー」では、断熱性の数値が「UA値0.46」、気密性の数値が「C値0.6」と非常に優れた性能となっています。コストパフォーマンスのかなり高い商品なのでぜひ一度チェックしてみるとよいでしょう。
ハーバーハウスのデメリット
商品によっては耐震等級2
ハーバーハウスは商品によっては耐震等級2となります。この点は耐震等級にこだわる方にとってはデメリットと言えるかと思います。ただし、ハーバーハウスは全棟において専門スタッフが構造計算を行い必要な耐震荷重を計算して家を建てているため地震に対しては心配はないと思われます。
アフターサービスがやや物足りない
ハーバーハウスはアフターサービスとして行っている無償点検の期間・回数がやや物足りない印象です。ローコスト価格帯であれば仕方ない部分はありますが、ハイグレードモデルの場合は他社ミドルコストハウスメーカーと同等の初期費用がかかるため、同価格帯の他社と比べると少し物足りなさを感じるかもしれません。
マイホーム購入は人生の一大イベントですし、非常に高額なお買い物です。ハウスメーカー選びに迷っているなら、一度専門家による客観的な意見をお聞きすることをおすすめします。
ハウスメーカーのカタログを見たり、モデルハウスを見に行くと心が舞い踊って冷静な判断が出来なくなっていたりしてしまいますね。後から「もっとハウスメーカー選びを頑張ればよかった‥」「同じような家がもっと安く契約できたかも‥」「住宅性能があまり良くないかも‥」このような後悔の言葉が残念ながらネットには溢れています。
仮にも何千万円と住宅ローンを組んで長期間支払いをしていくお買い物ですから、自分達は絶対に失敗したくない。そうお考えならば、是非一度は「家づくりの専門家」による中立的なアドバイスを受けておく事をオススメします!!
「家づくりの専門家」に相談するといっても、ハウスメーカーの営業マンに相談するのとは一味違います。基本的にハウスメーカーの営業マンは自社で契約して貰いたいのが本音なので、偏った意見を言いがちです。
当サイトがおすすめするのは、第三者である専門家が、損得勘定なく客観的なアドバイスをしてくれるWEB無料相談サービスを利用する事です。
NTTデータの100%子会社が運営する「HOME4U家づくりのとびら」は、専門のプロに家づくりにおけるあらゆる「疑問」や「質問」に直接相談する事が出来ます。
などなど…客観的に比較したいこと、ハウスメーカーにはちょっと聞きにくいことを、注文住宅を知り尽くした専門家が的確に回答あるいは選択肢を教えてくれます。強制されることも営業されることも一切なく、なんならしつこいハウスメーカーにはお断り代行も完全無料でして下さいます。もっと言うと、もしお気に入りのハウスメーカーが見つかった場合、所謂「ベテラン営業マン」のみ紹介してもらえます。新人営業マンやいい加減な営業マンはNTTグループのご紹介者には対応させないのです。この強み、めちゃくちゃメリットなこと、わかる人にはわかりますよね。
空いた時間に自宅から気軽に利用する事が出来ますし、WEB無料相談の予約は1分程で出来るので簡単です。WEB無料相談といってもスマホ1台あればハウスメーカー選びから様々な疑問の解決まで完結できてしまいます。詳しくは下記ページで特集しているので、興味のある方はチェックしてみて下さい。
ハーバーハウスの注文住宅 まとめ
このページではハーバーハウスの注文住宅についての評判・口コミ・坪単価・価格別実例などをまとめてみましたが参考になりましたでしょうか。
より皆様に役立つコンテンツにしていくためには、皆様の口コミ・評判の書き込みが必要不可欠です。ハーバーハウスで実際に注文住宅を購入された方は、良かった点・悪かった点・メリット・デメリットなどどんなことでもかまいませんのでご感想を寄せて頂けると嬉しい限りです。
注文住宅のハウスメーカー選びで失敗しないために、最後にアドバイスをさせて頂きます。
住宅に限った話ではありませんが、高額な買い物をする時は「どの会社が品質・性能が良いか」「どの会社がお得か」必ず比較しますよね?マイホーム購入は特に比較検討が大事です。
見た目は同じような家でも品質・性能・価格は大きく異なります!ハウスメーカーごとにどんな特色があって、どんな価格設定なのか。注文住宅の知識を身につけておけば必ず判断材料になりますし、また複数社を比較検討することで最終的な値引き交渉の際も有利になります。
注文住宅を検討しているならまずは無料でカタログを見てみましょう!注文住宅のハウスメーカー選びはここから始まります!
無料カタログをまとめて請求するなら「ライフルホームズ」が断トツオススメです。東証一部上場企業が運営する大手不動産サイトですので、あやしいハウスメーカー・工務店が紛れ込まないよう厳しく審査を行っています。住宅は高額な買い物なので安心して使えるサイトかどうかは重要なポイントです。
またLIFULL HOME’Sは国内TOPクラスの不動産サイトだけあって、全国規模で1200件以上(2019年6月時点)のハウスメーカー・工務店を網羅しています。知名度は低いけれど良い家を建てる質実剛健な工務店さんは全国各地にたくさんあります。LIFULL HOME’Sならそのような未知の優良工務店と巡りあえるかもしれません。
LIFULL HOME’Sではエリア検索・予算検索・テーマ検索とさまざまな検索方法で自分にあったハウスメーカー・工務店を検索できるため、そもそもエリア対応していない工務店や予算が合わないハウスメーカーを除外して検討できるのでムダな時間を省けます。
ただでさえマイホーム購入は疲れてしまうもの。省ける時間は省いて賢くハウスメーカーを選びましょう!
ハーバーハウスの注文住宅の評判は?
最後にハーバーハウスの評判についてまとめておきます。
注文住宅は大きな買い物。絶対に失敗したくないですよね。注文住宅で失敗・後悔することの無いよう候補のハウスメーカーの評判はチェックしましょう。この項目ではハーバーハウスの評判をまとめておきます。
ハーバーハウスの評判
ハーバーハウスで家を建てました。
とにかく冬暖かくてコストパフォーマンスが高いハウスメーカーを探していたらハーバーハウスに行き着きました。担当の方も断熱には自信ありといっていましたが、確かに冬は暖かいとおもいます。性能重視で決めましたが外観もそれなりにスタイリッシュというかシャープな見た目で気に入ってます。辺にゴテゴテしていないシンプルな見た目がいいですね。
最近話を聞きに行きましたが…
ホームページに書かれている価格では難しいというお話でした。ウッドショックの影響とのことでしたが、+400~500万円上乗せされるとさすがに厳しいです。それでも他社に比べたら安いしコストパフォーマンスもいいとは言ってましたけど。
意外に安くない
ホームページみて性能に力を入れているわりに安いじゃん!と思って見学会にいきましたが、オプションを付けたりすると案外高いなと思いました。外観や仕様は気に入っているんですけどね。
春夏秋冬過ごしましたが快適です
ハーバーハウスのエクシィで家を建てましたが、大満足ですよ。断熱性は言われた通り高いですし、外観も設備もかなり気に入っています。これだけ安く注文住宅を建てられると思っていませんでした。建売住宅を買うよりも性能は断然上だと思いますし、普通にコストパフォーマンスは最強ですよね。1年住んで春夏秋冬過ごしましたが、特に今のところは不具合もなく快適です。夏・冬はエアコンはさすがにつけますが、気密がいいのかすぐに暖まります。
コスパの良いメーカーだと思います
ハーバーは地盤改良も構造計算もしっかりしている業者なのでその点は安心感があります。営業マンがいないで建築設計?担当の方と話をしましたがわかりやすい説明でよかったです。他社だと住宅性能の知識もないただ押しの強い営業マンが担当になったので話になりませんでした。最近値上がりしていますが、コスパの良いメーカーだと思います。
高気密・高断熱というわりには
高気密高断熱住宅というわりには下位グレードの商品だと窓回りの装備が貧弱です。最低でもトリプルガラス・樹脂サッシでないと。オプションでアップグレードできるとはいえ、ローコストモデルになんでもかんでもオプションを付けていたら最終的にミドルコストとさほど変わらない価格になってしまう。
ハーバーハウスの評判 まとめ
ハーバーハウスの評判をザックリとわかりやすく箇条書きでまとめます。
- コストパフォーマンスが優秀
- シンプルでスタイリッシュな外観が好み
- ホームページの価格ほど安くない
- 断熱性が高くエアコンの効きもよく快適
- 地盤改良・構造計算を1棟1棟行っていて安心
- 営業マンではなく住宅の知識のある方が担当してくれるのでわかりやすい
- 高気密・高断熱と謳うわりには窓回りの仕様が貧弱
ハーバーハウスの評判は競合他社と比較して性能と価格のバランスが優れているというポジティブな内容が見受けられた一方で、近年ではウッドショックなどの影響からホームページに掲載されている価格からだいぶ値上がりしている、という評判も目立った印象です。この点については、住宅資材調達の価格も流動的ですので、その都度直接問い合わせるべきだと思います。
また、基本的にインターネット上の口コミ・評判の書き込みは基本的にネガティブな内容が多いという点もあらかじめ理解しておきましょう。ネット上の口コミ・評判だけをみて判断するのではなく、ネット上の評判を理解したうえで実際にご自身でカタログを取り寄せ他社と比較したうえで判断するべきです。
いずれにしてもハウスメーカー選びにおいては「複数社を同時に比較検討すること」が重要です。複数の競合メーカーを比較することで、各社が注力しているポイントが把握しやすいからです。ハーバーハウスを候補に検討している方も1社だけをみて判断するのではなく、同時に複数社で比較しながら検討することをオススメします。
ハーバーハウスの口コミを募集しています
当サイトでもハーバーハウスの注文住宅についての口コミを大募集しています。注文住宅をご検討中の皆様に、より役立つコンテンツとしていくために皆さまのご協力が必要不可欠です。
ハーバーハウスで注文住宅を建てた方はハーバーハウスの良かった点、悪かった点などの口コミを寄せて頂けると嬉しい限りです。またハーバーハウスをご検討中の方やモデルハウスを見学に行かれた方なども些細な感想でも口コミをお寄せください。どうぞご協力をお願い致します。
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このサイトを見る限りかなりコスパ良いハウスメーカーに思えます。UA値0.46が基本仕様なら雪国でもまぁまぁ断熱良い方だと思いますし、諸費用コミコミで1000万円台で建てられるなら大分コスパ良いと思う。
ハーバーハウスのアビスはHEAT20G2仕様で太陽光パネル付きと蓄電池付きで税込2350万円は安いと思う。一条工務店とかで建てたら3,000はいくんじゃない?一条に比べたら設備とかだいぶ安っぽいのか気になる
ハーバーハウスの公式サイトみるとウィルビーって商品ないんだけど、値上げしたから商品まるごとなくなった感じですかね。1,000万円台前半で建てられるならかなり良かったのに