ケイアイスター不動産の注文住宅について評判・口コミ・坪単価・価格・実例　まとめ

ケイアイスター不動産の構造と特徴

それではまず、ケイアイスター不動産の注文住宅の構造や特徴からまとめていきます。一戸建て住宅にとって構造(工法)は後から変更が効かない重要なポイントですので、よく理解しておきましょう。

ケイアイスター不動産は木造軸組み工法を採用

ケイアイスター不動産は木造軸組み工法(在来工法)を採用しています。近年では、木造軸組み工法をベースに建物外周部に構造用面材(パネル)を施工し、面構造にして地震エネルギーを全体にバランスよく逃がす「木造パネル工法」が主流ですが、ケイアイスター不動産では耐力壁に「壁倍率1.25倍」のシングル筋交いを採用しています。筋交いとは、柱と柱の間に木材を斜めに入れる耐力壁ですが、シングル筋交いはダブル筋交いや構造用面材に比べて強度が低いです。

ケイアイスター不動産は、ローコスト規格住宅を取り扱うため、低コストの工法を採用しているのだと思われます。

木造軸組み工法はパネル工法に比べて、木材同士の接合部分に地震時の負荷が集中しやすい点が弱点ですが、ケイアイスター不動産の家は、木材同士の接合部分の強度を高めるために、基礎と柱を強固に連結する「ホールダウン金物」や、柱と梁の連結に使用する「羽子板金物」などの金物接合方法を採用しています。

また床面には梁に直接24mm厚の構造用合板(パネル)を張る剛床工法を採用。剛床工法は多くのハウスメーカーで採用する地震に強い床です。剛床工法は、地震時に水平方向の揺れに強く建物のねじれ・歪みを防止します。

ケイアイスター不動産は、木材の金物接合や剛床工法などで強度アップしている点は評価できるものの、やはり建物を面で支えるツーバイフォー工法や軸組みパネル工法に比べると、地震時の負荷は受けやすい工法と言えます。

ケイアイスター不動産の基礎

次にケイアイスター不動産の基礎についてチェックしていきましょう。
一戸建て住宅の基礎は主に「布基礎」と「べた基礎」の２種類があります。

※布基礎とは…鉄筋で補強された逆Ｔ字型の基礎で、帯状の連続的に一体化した構造を持ち、上部からの力や地盤の構造によって不同沈下を防いでいます。

※ベタ基礎とは…床全体に格子状に鉄筋を入れ、床面にコンクリートを打つ基礎です。地面への設置面積が広い為、基礎全体で建物を支える事が出来ます。

布基礎とべた基礎ではどちらが強度が優れているかという点は、敷地条件によっても異なるので単純比較をするものではありませんが、木造住宅の場合はべた基礎を採用するケースが多いです。べた基礎は設置面積が広いため、強度や耐久性を容易に確保できるほか、床面全体をコンクリートで覆うため、木造住宅の大敵であるシロアリ被害も防げるからでしょう。

ケイアイスター不動産でも「べた基礎」を採用しています。ケイアイスターのべた基礎は建ちあがり幅が150mmとなっており、この幅は建築基準法の規定(下限120mm)よりも分厚く大手ハウスメーカーの水準と比べても遜色ありません。ケイアイスターの基礎は強度は高いと思われます。

ケイアイスター不動産の特徴

続いてケイアイスター不動産の大きな特徴をピックアップしていきます。ケイアイスター不動産の大きな特徴は以下の２点です。

• ローコストの注文住宅

ケイアイスター不動産の最大の特徴は、低価格でマイホームが建てられるローコスト住宅である点です。特に平屋タイプのローコスト住宅ブランド「ＩＫＩ」では建物本体価格590万円台～で注文住宅が建てられます。首都圏は土地価格が高いため、土地探しからの家づくりでは本体価格に回せる予算は少なくなってしまうのが必然ですが、ケイアイスター不動産のローコスト規格プランならば、コストを抑えた家づくりを実現可能です。

• 土地探しからの家づくりも得意

ケイアイスター不動産は、土地探しからの家づくり計画を得意としている点も特徴と言えます。ケイアイスター不動産グループは1都10県、関東全域で分譲住宅、注文住宅、マンション、不動産仲介、リノベーションなどの多角的な総合不動産事業を手掛ける企業。不動産部門を擁するため、事業エリア内の土地情報に強いううえ、グループ全体として好立地の土地確保を積極的に行っているため、土地探しには大きなアドバンテージがあると言えるでしょう。

家づくりにおいて土地の確保は必須要件となります。マイホーム計画を検討中でも、良い土地になかなか巡り合えないという方は多いですが、そんな方はケイアイスター不動産の土地情報もチェックしてみると良いでしょう。

ケイアイスター不動産の注文住宅商品のラインアップ

それではケイアイスター不動産の注文住宅ブランドのラインナップをみていきましょう。ケイアイスター不動産の注文住宅ブランドはローコスト規格住宅をメインに取り扱う「はなまるハウス」、ローコストの平屋専門ブランド「ＩＫＩ(粋)」、おしゃれでデザイン性に優れたイタリア風輸入住宅「ケイアイカーザ」です。

はなまるハウス

はなまるハウスはケイアイスター不動産グループの一社「ケイアイネットクラウド株式会社」が手掛けるローコストハウスブランドでコンセプトは「無理をしない、でも妥協しない」。無理をして住宅ローンの返済に追われる毎日よりも、余裕のある返済計画で趣味や子育てを楽しめる生活を提唱しています。

はなまるハウスの住まいは主に700万円台からでもセミオーダーの規格住宅が建てられるローコスト住宅です。セミオーダープランがメインのため、間取りの設計自由度は低いものの、万人受けする使いやすい間取りが取りそろえられているため、好みの間取りが見つかれば初期費用を抑えた家づくりが可能です。

ＩＫＩ(粋)

ＩＫＩ(粋)はケイアイスター不動産のグループ会社「カーサロボティクス株式会社」」がて手掛ける平屋専門のローコストハウスブランドです。

ＩＫＩの平屋は「ＩＴ+ＩｏＴ+アプリ」などのデジタル技術を導入することで、営業経費などのコストを抑え、さらにケイアイスター不動産グループのスケールメリットを活かした大量仕入れで資材コストもダウン。さらに平屋は構造上の制限が少なくシンプルな工法でも強度を確保できるため、工事期間も時短でき建築コストも削減しています。その結果、ＩＫＩは建物本体価格「649万円(税込)～」という驚きの低価格で平屋の注文住宅を建てることが可能です。非常に低コストな住まいなので、ファミリー層はもちろんですが、シングル世帯やシニア世帯向けにもオススメの住まいと言えるでしょう。

ケイアイカーザ

ケイアイカーザはおしゃれなイタリア風輸入住宅のハウスブランドです。美しいアイアンを門扉や内装にも採用した洗練されたデザイン性が特徴です。中庭を配置した間取りも人気があります。はなまるハウスやＩＫＩに比べて、デザイン性の高い住まいであることが特徴で、インテリア・エクステリア・住宅設備ともにグレードの高いものを使用しているため、価格帯はやや高めとなります。

ケイアイスター不動産の耐震性能

ご存じの通り、日本は地震大国です。東日本大震災や熊本地震はまだ記憶に新しいですし、今後も首都直下型地震や南海トラフ地震などの巨大地震が警戒されています。日本でマイホームを建てるのならば、耐震性はぜひ重視しておいてください。

次にケイアイスター不動産の耐震性能について解説してまいりますが、ケイアイスター不動産の住まいは「低コストで建てられること」を最重要課題に位置付けておりますので、住宅性能面では他社に比べて特にアドバンテージがあるわけではありません。

ケイアイスター不動産の採用する工法(構造)は、一般的なシングル筋交いを用いた木造軸組み工法(在来工法)となります。木造軸組み工法は、木材同士の接合部分に地震の負荷が集中しやすい弱点があります。ケイアイスター不動産では、この弱点を補うために、構造躯体の接合部分にはホールダウン金物や羽子板金物などの金物接合をしたり、床面に水平方向の揺れに強い剛床工法を採用するなど、さまざまな耐震性・強度アップの施策は講じていますが、やはりツーバイ工法やパネル工法などの面構造の建物に比べてアドバンテージがあるわけではありません。

またケイアイスター不動産では、公式ホームページに耐震等級に関する記載がなく、おそらくコストダウンのために標準仕様では取得していないと思われます。とはいえ建築基準法に規定された強度は満たしていなければ建物を建てられませんので、ケイアイスター不動産の家も少なくとも耐震等級1相当の性能は確保されていますが、やはり他社と比較すると耐震性の面では特に優れているわけではありません。

ケイアイスター不動産で建築されるのであれば、耐震性の面については良くヒアリングし、耐震等級にこだわる場合は取得可能か聞いておきましょう。

ケイアイスター不動産は寒い？断熱材･断熱性能

せっかく注文住宅でマイホームを建てるのなら、室内の温熱環境にはこだわりたいですよね。できれば夏暑くて、冬は寒い、そんな住宅は避けたいはず。ならば住宅の断熱性・気密性には注目しましょう。この項目ではケイアイスター不動産の断熱性・気密性について解説していきます。

ケイアイスター不動産は、ローコスト住宅をメインに取り扱うハウスメーカーですので、正直なところ住宅性能は他社と比較してそれほどアドバンテージはないと考えた方がよろしいです。まず断熱性についてですが、ケイアイスター不動産では壁の内部に断熱材を敷き詰める充填断熱工法を採用しています。断熱材の仕様は以下の通りです。

グラスウールは不燃材料のガラスを主原料とした断熱材で、一戸建て住宅の断熱材としてもっとも一般的です。外壁部分は100mmとそれなりの分厚さがありますが、天井部分の100mmは若干物足りない厚みとも言えるかもしれません。ただ、ローコスト住宅としてはそれなりに分厚い方と言えると思います。

しかしながら、ケイアイスター不動産では公式ホームページに断熱性を示す「UA値」の具体的な数値をアナウンスしていません。UA値は、住まいの断熱性を客観的に示す重要な比較ポイントであり、断熱性に注力するハウスメーカーはほとんど目安となる数値を公開しています。ケイアイスター不動産はかなりコストを抑えた住まいを提供しているため、ある程度住宅性能で劣る部分は仕方ありませんが、重要な比較ポイントを公開していない点はマイナス評価とせざるを得ません。

またケイアイスター不動産は気密性を示す「C値」も公式ホームページ上で公開しておりません。C値に関しては、計算上で出せる数値ではなく、１棟１棟で実測する数値のため、公開していないハウスメーカーもそれなりに多いですが、やはり目安も記載していない点はマイナスポイントと言えます。

ケイアイスター不動産の住まいはローコスト住宅のため、大手ハウスメーカーならびに高気密・高断熱をウリにしているハウスメーカーと比べると、おそらく性能的には劣ると思われますが、同社の断熱性・気密性について詳しく知りたい場合は直接担当者にヒアリングすることをオススメします。

ケイアイスター不動産の窓断熱

一戸建て住宅で特に熱損失の大きな箇所は「窓」です。夏の冷房時にはおよそ７割、冬の暖房時にはおよそ５割が「窓から熱損失する」と言われています。住宅の断熱性を高めるならば、窓断熱の仕様はぜひ注目しておいてください。

それではケイアイスター不動産の窓断熱の仕様をみてみましょう。

窓ガラスには、特殊金属膜を張った遮熱硬化のあるLow-Eペアガラスを採用しており、夏は陽射しや紫外線をカット。窓サッシには、強度に優れたアルミと断熱性に優れた樹脂を複合させたサッシを採用しています。

ケイアイスター不動産の窓断熱仕様は、特段悪いわけではありませんが、優秀というわけでもありません。一言でいえばケイアイスター不動産の窓断熱の仕様は「普通レベル」です。

ケイアイスター不動産の断熱性能に不安を感じている場合は、窓断熱の仕様をオプションでアップすることも検討してみるのも一つの手です。窓断熱の仕様をアップグレードするだけで、住宅の断熱性は大きく向上することが期待できますので断熱性の向上を求める方にはオススメです。

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ケイアイスター不動産の外観・外壁

続いて、ケイアイスター不動産の注文住宅の外観についてご紹介します。外観のイメージは文章で解説するよりも実際にご覧頂いた方が参考になりますので、以下の画像をご覧ください。

ケイアイスター不動産の外壁

ケイアイスター不動産の注文住宅では、一般的な「窯業系サイディング」が標準仕様として採用されています。

窯業系サイディングは、セメントと繊維質を混ぜ合わせて出来ている外壁材です。外壁材のなかでも価格が安い方なので、近年の一戸建て住宅では特に採用実績の多い外壁材です。窯業系サイディング外壁は軽量のため、建物の耐震性に影響を与えにくく、セメントで出来ているため耐火性も高いなどメリットもございますが、見た目の高級感・重厚感の面ではタイル外壁やコンクリート外壁よりも乏しいという評価が一般的です。

また窯業系サイディング外壁は、10～15年に一度くらいのペースで塗装メンテナンスが必要となります。また目地のシーリング部分も10年前後で劣化するため、打ちかえのメンテナンスも必要となります。

タイル外壁やコンクリート外壁の場合も目地部分のシーリング打ち換えメンテナンスは必要となるケースが多いですが、塗装メンテナンスは必要ないため、長期で見た場合のメンテナンスコストは窯業系サイディングは高く付く可能性があります。

窯業系サイディング外壁は初期費用が安く抑えられる点がメリットですが、マイホームは20年、30年、40年と長く住むことを考え長期のトータルコストで比べるのも一つの考え方です。将来的なメンテナンス費用を安く抑えたい場合は、オプションで外壁材を変更するのも良いかもしれません。またタイル外壁を標準採用しているハウスメーカーと比較してみるのも良いでしょう。

ケイアイスター不動産の屋根

ケイアイスター不動産は、屋根に関する情報を公式ホームページにほぼ記載していませんが、おそらく一般的な「スレート屋根」を採用していると思われます。

スレート屋根は粘板岩を薄い板状に加工した屋根材のことです。軽量で耐震性に悪影響を与えにくく、種類も豊富にあるうえ価格も安価なため近年の一戸建て住宅においてもっとも採用されている屋根材です。

スレート屋根は多くのハウスメーカーで採用されている屋根材ですので、特に問題はありませんが、こちらも10年～15年ペースで塗装メンテナンスが必要となる屋根材です。

もし屋根のメンテナンス費用が心配であれば、メンテナンス頻度の少ない屋根材に変更は可能かヒアリングしましょう。瓦屋根は比較的耐久性が高く、メンテナンス頻度が少なく済む屋根材として知られています。初期費用は高く付きますが、検討してみても良いでしょう。

ケイアイスター不動産の内装と間取り

続いて、ケイアイスター不動産の内装や間取りについてみていきましょう。

ケイアイスター不動産はコストを抑えたセミオーダーの規格住宅がメインとなります。以下に、ケイアイスター不動産の規格住宅ブランド「はなまるハウス」の間取り・内装実例をピックアップさせて頂きます。

ケイアイスター不動産の平屋

続いてケイアイスター不動産の平屋について解説していきます。

ケイアイスター不動産は、平屋専門ブランド「ＩＫＩ(粋)」を展開しているため平屋造りの住宅は非常に得意としています。ケイアイスター不動産の平屋ＩＫＩは、本体価格600万円台からの低コストで建てられる平屋住宅として、ファミリー向けはもちろん、シングル世帯やシニア世帯などからも人気を集めています。

平屋住宅は「１階のみで構成される住宅」ですので、上下のフロア移動がなく必然的に楽で効率のよい生活動線を確保しやすい住まいの形態といえます。上下のフロア移動がないためシニア世代には特に暮らしやすく、子育て世代にもオススメです。

また平屋住宅は建物の重心が低いうえ、総重量も軽いので地震の負荷も受けにくい点もメリットです。構造上の制限が少ないので、柱のない広いリビングや大開口の窓、高い天井なども実現しやすいです。

しかしながら、平屋は「限られた敷地面積をぜいたくに使う」ということでもあります。敷地面積に余裕がない場合は、希望の広さを確保できないケースも多く、また都市部などの住宅密集地では隣地との距離が近く、日当たりを確保しにくいなどのデメリットもございます。都市部・住宅密集地・敷地面積に余裕がない場合は、平屋を選択するのは慎重な判断が必要でしょう。

ケイアイスター不動産のＩＫＩはどちらかというとコンパクトな平屋を手掛けています。コンパクトな分、価格帯は安めですが、価格だけで決めるのではなく、必要な広さを確保できているか、敷地面積との相性(日当たりなど)もよくチェックしてから決めるようにしましょう。

ケイアイスター不動産　平屋の実例

それではケイアイスター不動産の平屋の建築実例をご紹介して参ります。

ケイアイスター不動産の坪単価　一覧

ケイアイスター不動産の坪単価をまとめていきます。

注文住宅のマイホーム計画では予算計画が非常に重要です。魅力的なハウスメーカーでも、予算が合わなければ候補として考えることはできませんよね。住宅ローンの審査は、公務員や会社員の方ならば多少無理のある額面でも通ってしまいますが、無理をして予算オーバーの住宅ローンを組むことはオススメできません。無理のある金額で住宅ローンを組めば、その後長期間にわたり返済に苦しむことにもなりかねません。

ハウスメーカーの坪単価は予算に直結する重要なポイントなのでしっかり把握しておきましょう。
ケイアイスター不動産の商品ごとの大まかな平均坪単価は以下の通りです。

ケイアイスター不動産は、手掛けるハウスブランドによって価格が異なりますが基本的にローコスト住宅を得意とするハウスメーカーと考えて良いでしょう。

ケイアイスター不動産の注文住宅は高い？安い？価格設定は？

ケイアイスター不動産の価格帯は一般的にみて高いのでしょうか、安いのでしょうか？この点は気になる方が多いと思います。

結論から申し上げますと、ケイアイスター不動産の価格設定は「ローコスト住宅のなかでも特に安い方」と言えます。

ケイアイスター不動産のなかでも高級モデルの輸入住宅を手掛ける「ケイアイカーザ」はやや高めの価格帯ですが、はなまるハウスやＩＫＩ(粋)は坪単価30～40万円前後がボリュームゾーンとなり、1000万円を下回る価格でもマイホームを建てられるほど。この価格はローコスト住宅のなかでも安い方です。

しかし、マイホーム建築で重視すべきは「初期費用」だけではなく「費用対効果が優秀がどうか？」です。ケイアイスター不動産の手掛ける注文住宅はたしかに、価格帯だけをみれば非常にリーズナブルですが、住宅性能もコストに見合う内容です。

マイホームは家族で長く住むことが前提の大切な買い物です。ケイアイスター不動産がいかに坪単価が安くても、価格だけをみて決めてしまうのはオススメできません。価格だけを比較するのではなく住宅性能や20年、30年で考えた場合のトータルコストも競合他社としっかり比較することが大切です。

ケイアイスター不動産の注文住宅は値引き出来る？

注文住宅は人生でもっとも高額な買い物ですので、少しでもお値引きして貰えるのならばそれに越したことはありませんよね。

注文住宅業界は、個別の値引き対応が当たり前に行われており、一般的に建物本体価格の3～8％前後ならば値引き交渉の余地があると言われています。稀に「値引きには一切対応していない」という姿勢のハウスメーカーもございますが、そういった会社の方が少数派です。

ケイアイスター不動産も値引き交渉には比較的、積極的に対応しているハウスメーカーと言われています。

ただし、ケイアイスター不動産は建て売り住宅も手掛けており、注文住宅よりも建て売り住宅の方が積極的に値引きに応じていると思われます。ケイアイスター不動産はもともと低価格帯の住宅を提供しているため、値引きの余地は少ないですが、建て売り住宅の場合は売れなければ売れない期間だけコストがかかってしまうため、大幅な値引きをしてでも売却仕様とします。

しかし注文住宅の場合は、ハウスメーカー側が在庫を抱えるわけではありませんので、建て売り住宅ほどの大きな値引き幅は難しいかもしれません。

「実際にケイアイスター不動産でどれだけの値引きが可能か？」という点に関しては、購入のタイミングや敷地条件、選ぶハウスブランドやオプションの有無などさまざまな条件によって異なりますので、ハッキリとした額面は申し上げられませんが、一般的なハウスメーカーと同様に「3～8％前後」を目安に交渉してみましょう。

ケイアイスター不動産　値引きのコツ

ハウスメーカーとの値引き交渉にはいくつかコツがあります。ケイアイスター不動産にも有効だと思われますので、購入の決意が固まったら以下のポイントを抑えて値引き交渉を行ってみましょう。

• 住宅が売れにくい時期を狙う

住宅業界は一般的に2月・6月・8月が売れにくい時期と言われています。2月・8月は他業界でも売上が落ち込む時期ですし、6月は梅雨時期のためモデルハウスの来場者数が減少することが要因として考えられます。

住宅が売れにくい時期とはいえ、ハウスメーカーの営業マンは売上をつくることに必須です。あえて住宅が売れにくい時期を狙って交渉することで、担当の営業マンや上司の決裁を取りやすくなる可能性があります。

しかしながら、この点はそこまで大きな効果が見込めるわけではありませんので、わざわざタイミングを合わせにいく必要まではないと思われます。タイミングが合えばラッキーぐらいに考えておけばよいでしょう。

• 値引き交渉は契約の直前に一度だけ！

値引き交渉は契約前に「１回勝負」が基本戦略と心得ましょう。打ち合わせするたびに「コレは安くなりませんか？」と何度も細かく値引き交渉をしては担当の営業マンも上司への決裁を取りにくくなります。

値引き交渉は、最終的な見積もりが出そろった後の契約直前のタイミングに一回勝負。一度の交渉で一期に目標値引き額までもちこむのが理想的です。ハウスメーカーからしてみても何度も打ち合わせを重ね、決まりかけたお客様の契約は絶対にまとめたいものです。少し大胆な金額でも、検討してくれる可能性が高いと言えます。一度きりの値引き交渉に遠慮はいりません。思い切っていきましょう！

• 複数社で相見積もりをとる(※重要です！)

ケイアイスター不動産との交渉に限らず、ハウスメーカーとの値引き交渉の前には必ず「複数社で相見積もりをとること」を忘れずに行ってください。

「競合他社と比較して迷っている」という点は、本命ハウスメーカーからしても値引きする理由に十分なり得ます。繰り返しになりますが、ハウスメーカーサイドも決まりかけたお客様の契約は絶対にまとめたいものです。競合他社に契約を取られてしまうくらいなら、少しくらいの値引きには応じてくれる可能性が高いです。

ハウスメーカーは常に競合他社のことを意識しています。家は高い買い物ゆえ、ほとんどの方が他社と比較しているからです。単純ですが「このお客様は他にも選択肢がある」ということを認識させることで、最大限の値引きを引き出せる可能性が高まります。

そして、複数社で相見積もりをとるのならば「できるだけ価格帯、グレードの近い競合他社であいみつをとる」のがベターです。価格帯が近い会社ならば、競ってくる可能性が高いですが、そもそものベース価格が離れすぎている会社だとハウスメーカー側が値引き競争から下りてしまう可能性が高いです。

ケイアイスター不動産は、ローコスト住宅がメインのハウスメーカーですので、飯田グループやタマホーム、パパまるハウス、アイダ設計などが価格帯・グレードが近と考えられます。ケイアイスター不動産に値引き交渉をする場合は、これら格の近いハウスメーカーと相見積もりを取っておくことをオススメします。

複数社で相見積もりを取ることは、ケイアイスター不動産に限らずほぼ全てのハウスメーカーとの交渉に有効です。候補のハウスメーカーを絞りこめたら、少なくとも２社以上で相見積もりを取るようにしましょう。

• 他社との交渉でも使える値引きの裏ワザをご紹介します

当サイトでは、上記にピックアップした値引きのコツ以外にもさまざまな値引き交渉の裏ワザを特集しています。ケイアイスター不動産だけでなく、他社ハウスメーカーとの交渉にも有効ですので、注文住宅のご契約前には下記のリンクより特集ページをチェックしておきましょう。

ケイアイスター不動産でもしも欠陥があった場合の保証とアフターサービス

「注文住宅で建てたマイホームが欠陥住宅だったら…」

考えるだけで恐ろしいことです。注文住宅で重大な欠陥が見つかるケースは多くはありませんので、必要以上に心配することはありません。しかし、マイホームは長く住むもの。建物は20年、30年、40年と長く住めば必ずどこかしらが傷んできます。

マイホームは経年による劣化や不具合をメンテナンスしながら長く住み続けていくものです。欠陥の有無ももちろん重要ですが、普通に暮らしていく中で出てくる不具合もしっかりメンテナンスすることが大切。だからこそ、マイホームの保証やアフターサービスも重要なのです。

この項目ではケイアイスター不動産の保証・アフターサービスについてまとめていきます。

ケイアイスター不動産の初期保証

ケイアイスター不動産の初期保証は以下の通りです。

大前提として新築マイホームを建築・購入する場合、構造躯体と雨漏りを防止する部分に関しては「初期保証10年間」が品確法という法律で義務付けられています。

そのためケイアイスター不動産の初期保証「10年間」は品確法で定められた最低限の範囲の内容ですが、ケイアイスター不動産では建物の引き渡しから10年後、20年後、25年後のタイミングでケイアイスター不動産グループによる有償メンテナンスを実施することで、最長30年まで保証が延長するシステムが採用されています。

ケイアイスター不動産は初期保証は最低限の範囲ですが、ローコストハウスメーカーの場合は保証が短いのは仕方ないと考えるべきかもしれません。ローコストハウスメーカーの場合では、保証延長システムがないケースも多いため、保証延長システムが採用されているだけでも評価できるポイントと言えると思います。

ケイアイスター不動産のアフターサービス

ケイアイスター不動産では、アフターサービスとして建物の引き渡しから2年後、5年後、10年後、15年後、20年後、25年後のタイミングで定期点検を行います。また5年周期で防蟻メンテナンス(有償)も行います。

ケイアイスター不動産のアフターサービス(定期点検)の回数・期間は他社と比較して特に充実しているわけではありませんが、特別に回数が少ないわけでもありません。ローコストハウスメーカーとしてはそれなりに充実していると言えるでしょう。

ケイアイスター不動産で注文住宅を建てるメリットとデメリット

記事が長くなりましたので、このあたりでケイアイスター不動産の「メリット(長所)」と「デメリット(短所)」を整理しておきましょう。

ケイアイスター不動産に限らず、どんなハウスメーカーでもメリット・デメリットがあるものです。注文住宅を検討しているならば、候補のハウスメーカーの得意・不得意はしっかり把握しておくべきです。ケイアイスター不動産のメリット・デメリットはおおまかに以下の通りです。ハウスメーカーを選ぶ基準の一つとしてお役立てください。

ケイアイスター不動産のメリット

坪単価が安いローコスト住宅
ケイアイスター不動産の最大のメリットは、本体価格1000万円台～、あるいは1000万円以下の低価格でマイホームを建てられる点です。ケイアイスター不動産の注文住宅は、ムダを徹底的に削り、セミオーダーの規格住宅プランを中心とすることで価格帯を大幅に抑えています。都市部を中心に事業展開しているため、土地確保に予算を大きく取りたい方は上モノ(建物)費用を抑えられる点は大きなメリットです。

土地探しが得意
ケイアイスター不動産はグループ全体で分譲住宅・注文住宅・マンション・不動産仲介などさまざまな不動産事業を多角的に展開しているため、対応エリアの土地情報には非常に強く、自社でも好条件の土地確保を積極的に手掛けています。土地探しからのマイホーム計画には大きなアドバンテージを持つハウスメーカーと言えます。この点もケイアイスター不動産の大きなメリットと言えます。

ケイアイスター不動産のデメリット

住宅性能に特段優れたポイントがない
ケイアイスター不動産は、コストを抑えた家づくりを得意としていますが、住宅性能面では他社と比べて特筆すべきポイントがあまりありません。耐震性・断熱性・気密性・耐久性など、住宅性能面を重視している方は入念な比較をしておく必要があります。

ローコストモデルは重厚感・高級感に乏しい
ケイアイスター不動産は一部の高級モデルを除いて、基本的にはコストを抑えた家づくりを得意としているため、外観・内装・住宅設備の仕様もグレードは決して高いわけではありません。その分、価格が抑えられているためコストパフォーマンスが悪いわけではありませんが、マイホームに高級感・重厚感を求める方はあらかじめ他社ともしっかり比較しておきましょう。

ケイアイスター不動産の注文住宅　まとめ

このページではケイアイスター不動産の注文住宅についての評判・口コミ・坪単価・価格別実例などをまとめてみましたが参考になりましたでしょうか。

より皆様に役立つコンテンツにしていくためには、皆様の口コミ・評判の書き込みが必要不可欠です。ケイアイスター不動産で実際に注文住宅を購入された方は、良かった点・悪かった点・メリット・デメリットなどどんなことでもかまいませんのでご感想を寄せて頂けると嬉しい限りです。

ケイアイスター不動産の注文住宅の評判は？

当ページの最後にケイアイスター不動産の評判についてまとめておきます。
再三申し上げておりますが、マイホームは非常に高額な買い物です。人生一度のマイホーム計画で失敗・後悔することの無いよう、候補のハウスメーカーの口コミ・評判はしっかりとチェックしておくべきです。この項目では、ケイアイスター不動産の口コミ・評判をまとめておきます。

ケイアイスター不動産の評判

飯田産業の家と同じような感じ
ケイアイの家が安いと聞いて見に行きました。確かに安いですが、見た目も性能も安いなり。住宅性能に関してはほとんど説明はしてくれませんでした。性能面はまだ飯田産業の方が良いと思います。飯田は少なくとも耐震等級3ですからね。ケイアイは耐震性もよくわからなかったです。

やっぱりローコストメーカー
ローコスト住宅ってどうなんだろう？と思ってはなまるハウスをチェックしましたが、ただひたすら安いだけのハウスメーカーですね。個人的な感覚を言えば、家は最低限の耐震性・断熱性は備えておくべきという考えなので候補から外しました。ただひたすら安く住宅を購入したい人向け。

はなまるハウスで家購入。
はなまるハウスで家を建てました。間取りも使いやすそうでしたし、外観もシンプルでごてごてしていない感じで悪くないです。住宅性能は普通とのことですが、今のところ特になにも問題はないですね。温熱環境としては、並み…でしょうか。今までマンション暮らしでしたが、あまり変わらないと思います。夏は２階が少し暑いですが。

1000万円以下で建てたいならアリ
ハナマルハウスなら1000万円以下でマイホーム建てられます。うちは建物よりも土地にお金をかけたかったので決めました。首都圏だとどうしても良い土地を見つけることの方がハードルが高いので。ハナマルの家は性能面は大手に比べると確かに誇れる部分は少ないですが、特別悪いというわけでもないと半分妥協で決めました。今となっては悪くない選択だったと思います。今のところ特に不具合があるわけでもないですし、土地は資産性があるので将来的には金銭面では有利になるかも、と思っています。

平屋ＩＫＩは安いけど
ＩＫＩは削れるところはトコトン削った住まいです。良く言えばシンプルですが、悪く言えば安っぽい。

安いから売れている
ケイアイの家は実際かなり売れているらしい。オープンハウスの家とかもそうだけど、やっぱりローコスト住宅じゃないと買えない人が増えている。実際、若い人で土地から家を建てる人は大手メーカーなんて夢のまた夢。

節約家にやさしい家
家のローンに支配される生活は嫌だったので、価格重視ではなまるハウスの規格住宅にしました。建物の価値(資産性)は20年もすればゼロになるとのことなのでできるだけ安く抑えたかったというのもあります。家が安モノなので、家具とかにもあまりこだわらずに安いモノで気兼ねなく揃えられて、結果すごく節約できています。

維持費が
ローコスト住宅は安いけど維持費がかかりますよ。メンテナンスコストまで考えてトータルコストで比較しないと買った時だけ安くてもあまり意味がない。

ケイアイスター不動産の評判　まとめ

ケイアイスター不動産の評判をザックリとわかりやすく箇条書きでまとめます。

ケイアイスター不動産の評判は、若干ネガティブな内容が強いような印象ですが「価格の安さ」に関しては満足されている方が多いようです。悪い評判としては、住宅性能面に関しては特に誇るべき点がないとの内容が散見されました。

また、外観・内装・設備に関しても安いものを採用しているため高級感・重厚感のあるような家ではないとの意見も見受けられました。

ケイアイスター不動産は「低コストでマイホームを建てられること」という点に注力したローコスト住宅のため、住宅性能面や外観の高級感に関してネガティブな口コミ・評判がある点はある程度仕方ないとはいえ、性能や見た目も重視したい方はしっかりと競合他社と比較することが必要です。

なお、インターネット上の口コミ・評判は基本的にネガティブな内容が多くなってしまうことが世の常です。そのため、悪い口コミ・評判だけで判断されるのではなく、実際に住宅カタログを比較し、担当者に話を聞くなどして、最終的にはご自身で判断することが重要と言えます。

いずれにしても、ハウスメーカー選びでは「複数社を比較すること」が非常に大切です。複数の競合他社を比較することで各社の強み・力を入れているポイントがわかりやすいです。ケイアイスターを候補として比較する場合も１社だけではなく必ず複数社で比較検討しましょう。

ケイアイスター不動産の口コミを募集しています

当サイトでもケイアイスター不動産の注文住宅についての口コミを大募集しています。注文住宅をご検討中の皆様に、より役立つコンテンツとしていくために皆さまのご協力が必要不可欠です。

ケイアイスター不動産で注文住宅を建てた方はケイアイスター不動産の良かった点、悪かった点などの口コミを寄せて頂けると嬉しい限りです。またケイアイスター不動産をご検討中の方やモデルハウスを見学に行かれた方なども些細な感想でも口コミをお寄せください。どうぞご協力をお願い致します。