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ヤマサハウスの価格と平均坪単価
注文住宅のハウスメーカー選びにおいて「予算に合うハウスメーカーかどうか?」は非常に重要なポイントです。
理想にピッタリの素敵なマイホームを建てるハウスメーカーであっても予算を大幅にオーバーしてしまう会社は候補として検討できません。正直なことを言いますと、住宅ローンの融資審査は少しくらい予算オーバーをしていても難なく通過してしまう可能性が高いですが、だからこそ予算計画は自分自身で厳しく判断しなければなりません。予算超えのマイホーム計画を突き通してしまって、新生活が経済的に苦しくなってしまえば後悔する可能性が高いです。
と、いうことでまずは「ヤマサハウス」の注文住宅のおおまかな価格帯・平均坪単価をご紹介していきます。
ヤマサハウスは商品プランが複数用意されており、商品ごとに価格・坪単価は異なりますがザックリとわかりやすくお伝えすると、ヤマサハウスの自由設計注文住宅商品は概ね「建物本体価格1,800万円~3,000万円・坪単価60万円~85万円前後」、セミオーダータイプの規格注文住宅商品だと概ね「建物本体価格1,500万円~1,800万円・坪単価50万円~65万円前後」が予算目安と言えるでしょう。
ただし一点ご注意ください。
上記の参考価格・参考坪単価はあくまで建物本体価格のみであり、注文住宅のマイホーム計画では建物価格だけでなく、水道・ガス・電気の引き込み工事や外構工事、その他各種申請費用などの諸費用がかかってきます。
付帯工事費・諸費用の一般的な目安は建物本体価格の10~20%前後の金額と言われています。ヤマサハウスで注文住宅を建てる場合も付帯工事費・諸費用は前もって予算計画に組み込んでおきましょう。
ヤマサハウスの商品プランごとの本体価格と坪単価
それではもう少し詳しくヤマサハウスの商品ラインナップをそれぞれの本体価格・坪単価とあわせてみていきましょう。
商品ラインナップ | 特徴 | 建物本体価格の目安 | 坪単価の目安 |
---|---|---|---|
YUTORI CLASS(ユトリクラス) | フラッグシップモデルの注文住宅 | 2,400万円~ | 坪単価80~85万円前後 |
GRANFECT(グランフェクト) | ハイグレードモデルの注文住宅 | 2,100万円~2,400万円前後 | 坪単価70~80万円前後 |
MOOK HOUSE(ムックハウス) | スタンダードモデルの注文住宅 | 1,800万円~2,100万円前後 | 坪単価60~70万円前後 |
SELECTINO(セレクティーノ) | セミオーダー規格住宅 | 1,500万円~1,950万円前後 | 坪単価50~65万円前後 |
なお、自由設計の注文住宅商品は注文次第で価格は前後しますので当ページに記載の本体価格・坪単価はあくまで参考程度にしていただき、実際の価格・坪単価は直接ヒアリングすることをオススメします。
YUTORI CLASS(ユトリクラス)
本体価格目安:2,400万円~
坪単価の目安:坪単価80~85万円前後
YUTORI CLASS(ユトリクラス)はヤマサハウスを代表するフラッグシップモデルの注文住宅商品です。鹿児島県産の上質な木材をふんだんに使った高耐震・高気密・高断熱住宅。専任のプロジェクトチームが一丸となって家づくりに取り組みます。
GRANFECT(グランフェクト)
本体価格目安:2,100万円~2,400万円前後
坪単価の目安:坪単価70~80万円前後
GRANFECT(グランフェクト)は大開口・大空間の間取りプランニングを実現するヤマサハウスのハイグレードモデルの注文住宅商品です。こちらもヤマサハウスこだわりの上質な木材を使用した高級感・重厚感にあふれる商品プランです。
MOOK HOUSE(ムックハウス)
本体価格目安:1,800万円~2,100万円前後
坪単価の目安:坪単価60~70万円前後
MOOK HOUSE(ムックハウス)は木のぬくもりや香りに包まれる上質な室内空間を実現する自然素材の家。鹿児島県の高温多湿・火山灰・台風などの厳しい気候条件に合う家づくりを提案します。ヤマサハウスのスタンダードモデルの注文住宅商品と言えるでしょう。
SELECTINO(セレクティーノ)
本体価格目安:1,650万円~1,950万円前後
坪単価の目安:坪単価55~65万円前後
SELECTINO(セレクティーノ)はコストを抑えたセミオーダーの規格注文住宅プランです。サイズ、間取り、内観、外観を選ぶだけで簡単に家づくりが可能。コストを抑えてもヤマサハウスの標準仕様はそのまましっかり備えています。
※近年、世界的な木材不足(ウッドショック)や世界情勢(為替相場)の影響により、住宅部材の価格が不安定な状況です。ヤマサハウスの本体価格・平均坪単価はできる限り正確にお伝えしていますが、あくまで目安としてお考え下さい。正確な価格については直接ヒアリングされることをオススメします。
誰もが「マイホームで失敗したくない」と思っているはずなのに失敗例は後を絶ちません。
それはズバリ「比較検討が足りない」からです!
マイホームに限らず高額な買い物をする時は「どの会社が品質・性能が良いか」「どの会社がお得か」必ず比較しますよね?同じような見た目の家でも品質・性能・価格は大きく異なります!複数社を比較検討することでハウスメーカーの特徴をしっかり知る事ができ、更に最終的な価格交渉の際も有利になります。
失敗しないために、必ずハウスメーカーの無料カタログで「比較」して下さい!
ヤマサハウスと価格・坪単価を比較しておくべきハウスメーカー
注文住宅のマイホーム計画では必ずハウスメーカーは複数社で比較検討をしておいてください。
いくらお気に入りのハウスメーカーがあったとしてもです。
一社決め打ちで検討するのではなく、複数社を比較することで自分の建てたい条件のマイホームの相場観も養われます。
この項目ではヤマサハウスを候補として検討されている方が比較しておくべき競合ハウスメーカーを何社かピックアップさせて頂きます。
- 日本ハウスホールディングス
日本ハウスホールディングスは「檜(ひのき)」木材にこだわっているハウスメーカーです。木材へのこだわりもヤマサハウスと似通った部分がありますし、耐震性の高い住まい、ZEH住宅への取り組みなど安全で省エネな住まいを提供している点も共通しています。日本ハウスホールディングスも商品ラインナップを多数用意していますが、概ねヤマサハウスの価格帯とも競合していると言えるでしょう。上質で高性能な木の住まいを建てたい方はぜひ一度比べてみてください。
- 谷川建設
谷川建設は長崎県に本社を置く木造専門ハウスメーカーでヤマサハウスの事業エリアである鹿児島県も施工範囲です。谷川建設も木材には並々ならぬこだわりと持つハウスメーカーで、ブランド木材の「木曽檜」を用いた上質な自由設計注文住宅を提供しています。和風の邸宅から近代的なスタイリッシュモダンな家も得意です。谷川建設の価格帯もおおむねヤマサハウスと競合していると言えるでしょう。
- アイ工務店
アイ工務店は大阪に本社を構えるローコスト住宅寄りの中堅ハウスメーカーですが、近年では断熱性能を大幅に向上させた「ニーズ(N-ees)」シリーズをリリースしたことで一気に注目度が上がってきています。高い住宅性能を確保しつつコストパフォーマンスに優れた価格帯を維持しているため近年めきめきと人気が高まってきているので注目のハウスメーカーです。ヤマサハウスよりも価格帯としては若干安いと思われますが、こちらもぜひ比べてみてはいかがでしょうか。
上記にピックアップしたハウスメーカー以外にもヤマサハウスと比較しておくべき競合ハウスメーカー・工務店はたくさんあります。
契約を済ませてから「あっちのハウスメーカーの方が安かったのに…」「こっちの工務店のほうが住宅性能が高かったのに…」と後悔することの無いよう、注文住宅のハウスメーカー選びをする際には少なくとも2~3社程度は比較・あいみつもりを取ることをオススメします。これはすでに本命に決めたハウスメーカーがあったとしてもです。
価格帯が近い競合ハウスメーカーの住宅カタログを比較することで、自分の理想とするマイホームの相場観も養われますし各社で異なる住宅性能、外観、内装、設備グレードなど細かい部分の目利きも多少はできるようになります。
なお、詳しくは後述しますが「複数社で比較し相見積もりをとること」は契約直前に行う最終的な値引き交渉の場面でも強力なカードとなります。注文住宅のハウスメーカー選びにおいて「比較」と「相見積もり」はメリットはとても大きいですが、デメリットになることはありません。ハウスメーカー選びで必ず行うべき必須項目と覚えてください。
注文住宅でマイホームを建てるなら、必ず「予算に合うハウスメーカー」を複数社みつくろって比較・相見積もりしてください。
注文住宅は基本的にオーダーメイドの一点モノ。ほとんど「定価」という概念がありません。つまり自分の条件であいみつをとらなければ「自分の条件のマイホームの適正価格」があいまいのまま。
適正価格があいまいのまま、なんとなくフィーリングで決めてしまうことだけは絶対にやめましょう。
注文住宅は似たような見た目や性能でもハウスメーカーが違えば「300万円~1000万円単位で価格差がある」のが当たり前の世界です。後から「向こうのほうが安かったのに…」と後悔しないためにも必ず複数社のカタログを比較・相見積もりを取るようにしてください。
ヤマサハウスの注文住宅は高い?安い?価格設定は?
続いてヤマサハウスの注文住宅は一般的にみて高いのか?安いのか?という点について解説していきます。
ヤマサハウスの注文住宅は商品プランによって価格帯・坪単価が異なりますが、スタンダードな位置づけとなる注文住宅商品MOOK HOUSE(ムックハウス)は「建物本体価格1,800万円~2,100万円前後」「坪単価60~70万円前後」が予算目安となりますので、価格帯としてはミドルコスト住宅と言えます。
ハイグレードモデルの注文住宅商品は坪単価70万円以上となりますので、こちらはやや高額ですが、高耐震・高気密・高断熱の性能を確保していますし、上質な鹿児島県産の木材を使っているのでコストパフォーマンスが悪いわけではないと思います。ただ「特に木材の産地などにはこだわらない」という方には若干高く感じるかもしれません。
特にYUTORI CLASS(ユトリクラス)やGRANFECT(グランフェクト)などのハイグレードモデルに関しては、競合他社に比べて上質で豪華な仕様となっているので、価格帯としては若干「高め」と言えるかもしれません。
とはいえヤマサハウスの「地元鹿児島県の厳しい気候条件に合う住まいを建てている」という点は評価できるポイントです。高温多湿な気候で台風や豪雨も多く、なおかつ桜島の降灰もある特殊な気候条件で長持ちする家を建てているので一概に価格だけをみて高いとは言い切れません。
注文住宅は初期費用だけでなく、住み始めてからの光熱費コストやメンテナンスコストなどを含めたトータルのコスパでみることが大切です。高耐震・高気密・高断熱で、鹿児島特有の気候リスクにも対応しているヤマサハウスの家は、トータルでみれば十分コスパに優れる価格帯と考えられます。
ヤマサハウスは値引きできる?
注文住宅は人生でもっとも高額な買い物です。少なくとも千万円単位の買い物になりますのでたとえ1%でもお値引きしてもらえるならとても大きな金額です。
ご存知の無い方も多いと思いますが、住宅業界は個別の値引き交渉がよく行われている業界なので、ヤマサハウスでも適切なタイミングで値引き交渉を行えばうまくいく可能性は十分あると思われます。ただしインターネット上で実際のヤマサハウスの値引き事例は確認できませんでしたので、ハッキリと値引きの可否について断言することはできません。あくまで一般論としては「住宅業界は値引きが可能なケースが多い」と覚えておいてください。
なお、一般的に注文住宅は「建物本体価格の3~8%前後」が値引き交渉の相場と言われています。ヤマサハウスと交渉する際にも、まずは一般的な目安を目標に交渉してみると良いでしょう。
確実に値引きが可能と断言こそできませんが、価格交渉はそもそもプランやタイミング次第ですから決意が固まったら思い切って言ってみることをオススメします。もしかすると想定以上の価格交渉が成功する可能性もあるかもしれません!
- ヤマサハウス 値引きのコツ 住宅が売れにくい時期を狙う
住宅業界は一般的に2月・6月・8月が売上が落ち込みやすい時期と言われています。2月と8月は住宅業界だけでなく他の業界でも売上げが低迷しやすいですし、6月は梅雨なので悪天候の日が多いことで住宅展示場に足を運ぶ方が減るため売上が落ち込みやすいのかもしれません。
なんにせよ、このような住宅業界の売上が落ち込みやすい時期に値引き交渉を行うことで担当営業マンが上司の決裁を取りやすくなる可能性が考えられます。ただそこまで大きな効果が見込めるわけではないので無理をしてまで2月・6月・8月に合わせる必要はないでしょう。運よく時期があえばラッキー、くらいに考えておけば良いと思います。
- ヤマサハウス 値引きのコツ オプション設備で値引き交渉する
住宅業界は値引き交渉を受け入れる会社も多いですが、中には金額面での値引きを一切受け付けない会社もあります。金額面での交渉が難しい場合は、有償オプションをサービスしてもらえないか?という方向にシフトするのも一つの手です。金額面での交渉を受け付けない会社でもオプションのサービスであれば交渉の余地があるケースは十分にあり得ます。
- ヤマサハウス 値引きのコツ 交渉は契約前の一度きり
注文住宅の値引き交渉はタイミングが非常に需要です。値引き交渉は「最終的な見積もりがでた直後(本契約の直前)」に行うのがベストタイミングだと覚えておきましょう。
と言いますのも、ハウスメーカー側も本契約直前まで話が進んだお客様は絶対にまとめたいと考えていますから、契約直前のタイミングがもっとも検討してくれる可能性が高いというわけです。またプラン決めが本格的に固まっていない打合せ段階で細かく値引き交渉をしても値引きは引き出しにくいですし、低グレードのプランに切り替えることを薦める営業マンも多いと思います。何度も繰り返し値引き交渉をするのもあまり心象的によくないですし、最終的に会社としての値引きの決裁を取りにくくなるかもしれません。
ハウスメーカーとの値引き交渉は「プラン決めが固まった後・契約直前のタイミングで一気に希望額まで」が基本と覚えておきましょう。
- ヤマサハウス 値引きのコツ 競合他社と相見積もりをとる
こちらの項目は大変重要ですので必ず覚えておいてください。
ヤマサハウスに限らずどのハウスメーカーでも注文住宅の値引き交渉をする前には必ず「複数のハウスメーカーを比較し相見積もりをとること」が大切です。
前述のとおり、ハウスメーカー側も本契約の直前まで話が進んだお客様は絶対に契約までまとめたいと考えています。せっかく話がまとまりかけたお客様をみすみす競合他社に取られてしまうくらいなら、多少の値引きには応じるというケースは多いです。
例えば「あいみつをとったら競合のA社のほうが価格が安かったので迷っている」という内容を伝えれば本命のハウスメーカーが価格面で競ってくる可能性は十分に考えられます。
せっかく相見積もりをとるならできるだけ価格帯の近い競合会社がオススメです。もともとの価格帯がかけ離れていると本命の会社が値引き競争から降りてしまうかもしれません。
ヤマサハウスの注文住宅ならば日本ハウスホールディングスや谷川建設などが価格帯が近いと思われます。
複数のハウスメーカー・工務店で相見積もりを取れば自分の希望条件を満たすマイホームの価格相場観も養われますし、値引き交渉の際にも大変有利なカードとなりますので必ずやっておきましょう。
まずは希望の予算・エリアに対応しているハウスメーカーを何社か見つけることから始めましょう。せっかく相見積もりをするなら性能スペックやデザインが希望条件にある程度あてはまらないとあまり意味がありません。
そこで最初のふるい落としに役立つのが「住宅カタログ」です。何冊かカタログに目を通すだけで各ハウスメーカーの特徴・強みがだいたいわかってきます。何社かお気に入りをみつくろったら「あいみつ」を取ってみてください。
似たようなスペックでも「ハウスメーカーごとにこんなに価格が違うの?!」と驚くと思います。価格差を知らずになんとなく決めてしまってたら…ゾッとしますね。すごくカンタンな作業ですが、これをやるかやらないかでマイホーム計画の失敗率は格段に下がります。「カタログ比較」は注文住宅の登竜門。まずはライフルホームズから始めましょう!
- ハウスメーカーの値引きの裏技をご紹介します
上記でご紹介した値引きのコツのほかにも当サイトではハウスメーカーとの交渉に役立つさまざまな知識をまとめています。ヤマサハウスだけでなく他社ハウスメーカーの場合でも役に立ちますので本格的な交渉に入る前に下記のリンク先ページをチェックしておくことをオススメします。
ヤマサハウスの工法と住宅性能
ヤマサハウスの価格帯・坪単価・商品ラインナップ等について解説しましたので、ここからはヤマサハウスの注文住宅の工法(構造)や住宅性能(耐震性・断熱性・気密性など)について解説していきます。
特に家がどのような工法で建てられているか?は重要なポイントです。
一戸建て住宅にとって工法・構造は後から変更が効かない重要なポイントです。安全性や耐久性にもかかわりますので前もってしっかり理解しておきましょう。
- ヤマサハウスは木造軸組み工法を採用
ヤマサハウスは日本家屋ではもっとも一般的な建築工法である「木造軸組み工法(在来工法)」で家を建てています。
木造軸組み工法とは柱・梁・筋交いで構成される「軸組み(木の枠)」で家を支える構造です。軸組みで構造体を支えるため、ツーバイフォー工法やパネル工法に比べて設計上の制限が少なく自由度の高いプランニングを可能にします。また木造軸組み工法は間取り変更など可変性にも優れ将来的なリフォームにも対応しやすい工法であることも特徴です。
またヤマサハウスでは耐震性アップの施策として「剛床構造」を採用しています。剛床構造は、厚み28mm以上の分厚い構造用合板を用いる工法で、床の剛性の高さが特徴です。床の剛性を高めることで地震の横揺れに非常に強くなります。
ヤマサハウスの耐震性能
ご存知のとおり、日本は地震大国です。近年でも東日本大震災や熊本地震など大きな地震災害が発生しており、今後も南海トラフ地震や首都直下型地震などの大型地震が警戒されています。
日本でマイホームをもつ以上、耐震性能は重要な比較ポイントと心得ましょう。
こちらの項目ではヤマサハウスの耐震性能について解説します。
前の項目でも触れましたが、ヤマサハウスは日本でもっともポピュラーな木造軸組み工法を採用しています。木造軸組み工法は設計自由度が高く、リフォームもしやすくコストも比較的抑えられる優秀な建築工法ですが、唯一の弱点としては木材同士の接合部分に地震の負荷が集中しやすいという点が挙げられます。
しかしヤマサハウスにおいてはこの弱点は考えなくて良いと思います。
と、いうのもヤマサハウスでは国が定める耐震基準「耐震等級3(最高等級)」を取得しているばかりでなく、自社基準として耐震等級3の1.25倍の耐震強度を全棟標準仕様としているからです。
耐震等級(ヤマサ基準) | 耐震強度 |
---|---|
耐震等級1(建築基準法レベル) | 震度6強~7程度の地震に対して倒壊・崩壊しない耐震強度 |
耐震等級2(長期優良住宅レベル) | 耐震等級1の1.25倍の耐震強度 |
耐震等級3(最高等級) | 耐震等級1の1.5倍の耐震強度 |
ヤマサ基準 | 耐震等級3の1.25倍の耐震強度 |
なお、耐震等級3の建物という時点で間違いなく地震に強いと考えてよろしいです。
震度7の揺れがたった2日間で2度も発生した熊本地震においても、耐震等級3を取得した建物の倒壊・全壊の事例はありません。
耐震等級3の1.25倍の耐震強度を全棟確保しているヤマサハウスの家は耐震性に関しては文句なしと言えるでしょう。ヤマサハウスは鹿児島県の地域密着ハウスメーカーですから、近隣県で発生した熊本地震の教訓も得ているのかもしれません。いずれにせよ、ヤマサハウスの耐震性に向けた取り組みは素晴らしいです。
ヤマサハウスは寒い?断熱材・断熱性能・UA値について
一戸建て住宅において断熱性(UA値)は非常に大切な比較ポイントです。
断熱性がよくない家は「夏は暑い、冬は寒い」という室内環境になってしまいます。せっかく新築マイホームを建てるのですから、できれば「夏は涼しく、冬は暖かい一年中快適な温熱環境」を実現したいですよね。
また断熱性が良くないとエアコン効率も悪くなるため、夏・冬の光熱費ランニングコストも高くなってしまいます。他にも断熱性が悪いことの弊害は部屋ごとに温度差が大きくなることからヒートショックなどの健康リスクが高まる可能性が指摘されています。ヒートショックはお年寄りの方のリスクが高いため、ご家族に高齢の方がいらっしゃる場合は断熱性は特に重視しておくべきでしょう。
さて、ヤマサハウスの断熱性能はどうなのか?と言う点ですが、残念ながらヤマサハウスでは公式ホームページに詳しい断熱仕様は公開されていないようです。ただし、ヤマサハウスのフラッグシップモデル「YUTORI CLASS(ユトリクラス)」に関しては断熱性を示す数値(UA値)が公開されています。
YUTORI CLASS(ユトリクラス)の断熱性を示す数値は「UA値0.48」となり、この数値はZEH基準よりも厳しいHEAT20 G1水準(5地域)の断熱性ですので大変優秀です。
ただし、ヤマサハウスの全モデルがフラッグシップモデル「YUTORI CLASS(ユトリクラス)」と同等の断熱性を有しているかどうかは不明瞭ですので、他の商品プランを検討している場合は必ず前もってUA値についてヒアリングすることをオススメします。
ヤマサハウスの気密性・C値
一戸建て住宅にとって断熱性(UA値)と同じく重要な住宅性能が「気密性(C値)」です。
気密性の数値はC値という単位であらわします。C値は「室内にスキマがどれくらいあるか?」ということを数値化したものとお考えください。
気密性がよくない家はエアコンを付けてもスキマから熱損失してしまい空調効率が悪くなってしまいます。またスキマから熱損失することで局所的な温度差が発生してしまう点も問題です。温度差は結露の原因となり、結露はカビや腐食などの原因になります。木造住宅にとって湿気や結露は建物寿命を縮めてしまう大敵です。つまり気密性(C値)の良し悪しは室内の温熱環境に影響するだけでなく、光熱費コストや家の構造寿命にも影響する大切な性能ということです。断熱性だけが高くてもあまり意味がありませんし、気密性だけが高くても然りです。気密性と断熱性はセットで重視するのが家づくりの鉄則です。
さて、ヤマサハウスの気密性についてですが、こちらもフラッグシップモデル「YUTORI CLASS(ユトリクラス)」のC値が公開されています。「YUTORI CLASS(ユトリクラス)」の気密性は「C値1.0以下」を一つの基準としているようです。
C値は0に近ければ近いほどスキマが少ない気密性が保たれた住まいであることを表し、木造一戸建て住宅の場合、一般的に「C値1.0以下であれば高気密住宅」と言われています。ヤマサハウスが基準とする「C値1.0」という数値であれば「高気密住宅」と言える水準です。
ただしヤマサハウスの気密性「C値1.0」はすべての商品プランに当てはまるかどうか不明瞭ですので、ヤマサハウスの注文住宅をご検討中の方は、最終的には商品ごとにC値が異なるかどうかを直接問い合わせすることをオススメします。
ちなみに断熱性の数値(UA値)は設計プランが固まれば計算で算出することができますが、気密性の数値(C値)は計算で出すことはできません。C値は1棟1棟で実際に「気密測定器」を用いて実測しなければ正確な数値を出せないものですから、ヤマサハウスで家づくりをされる方もできれば「気密測定」を行うことをオススメします。気密測定はせkハウスメーカーに依頼することも可能ですが、外部の業者に頼むことも可能です。むしろ公平な測定に期待できる、と言う意味では外部業者に依頼するほうが良いかもしれません。
C値は家のスキマを数値化したものですから、C値が良い=スキマがない=精密で丁寧な施工がされている証明とも言えます。事実、気密性の数値はいくらハイグレードな家でも施工が雑であればいい数値は出ないものです。
優れたC値を計測したということは精密で丁寧に建てられた家という一つの証明でもあります。
当サイトではヤマサハウスに限らず全ハウスメーカーで、1棟1棟で気密測定を行うことをオススメしています。
家を建てるなら断熱性能は超重要です!
というのもマイホームを建てた人の後悔ポイント1位が「室内の寒さ・暑さ」、2位が「光熱費が高いこと」だと言われているからです。コレ、どちらも高気密・高断熱の家なら解消できていた後悔ポイントです。
せっかく注文住宅を建てるなら「夏涼しく冬暖かい省エネ住宅」が良いのは当たり前ですよね。
マイホームの気密・断熱で失敗したくないなら、必ず「カタログの数値」で比較してください。
営業マンに「気密・断熱はどうですか?」と聞くだけじゃダメです。だいたい皆「うちは悪くない」というはずです。気密・断熱に自信のあるハウスメーカーなら“住宅カタログに必ず数値を載せる”ものです。カタログの数値に嘘はありません。
逆にカタログに数値が載っていなければ、その会社は「自信がない」と判断してOKです。これをやっておけば「気密・断熱での失敗」はまずありません。
気密・断熱性はハウスメーカー各社で力量差が非常に大きく表れるポイント。先輩方と同じ後悔をしないために気密・断熱の数値は必ずカタログで比較しておきましょう。
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ヤマサハウス 鹿児島の気候風土に合った家づくり
鹿児島は高温多湿な気候による夏場の猛暑、耐風、桜島の降灰など厳しい気候をもつエリアです。
ヤマサハウスがこの鹿児島県の特殊な気候条件に合う家として、どんな対策をしているかという点を解説していきます。
シロアリ対策
シロアリは温暖で湿気の多い場所を好む性質があり、鹿児島県は全国的にみてもシロアリが多く生息する地域です。ヤマサハウスでは以下のシロアリ対策を徹底しています。
①土壌処理
②防湿シート+べた基礎
③止水板
家の建築前に、基礎全面を人体に無害な薬剤で土壌処理を行い、防湿シート+べた基礎で地中からのシロアリの侵入を物理的にガードします。基礎の立ち上がりとベースの間にガルバリウム鋼板の止水版を入れることで基礎外周を隙間なく取り囲んでおりシロアリの侵入を防いでいます。
湿気対策
高温多湿な気候化ですので湿気・結露対策も必要不可欠です。
ヤマサハウスでは外壁通期構法を取り入れているので一定の安心感はあると言えるでしょう。
湿気を含んだ壁内の空気は太陽の熱で温められて上昇し、外壁面と屋根面に設けられた通気層を通り外に放出されます。
またヤマサハウスでは外壁の室内側に放湿と防湿の両方の機能をもつ「調湿気密シート」を使用し、外壁の室外側には壁内の湿気を逃がす「透湿防水遮熱シート」を使用することで壁内の湿気をうまくコントロールし結露を防いでいます。
火山灰対策
鹿児島県のシンボルでもある桜島は現在でも年間数百回の噴火を起こしている活火山です。
ヤマサハウスでは屋根に降灰が溜まらないように、特殊な「縦木ずり」を採用しています。
一般的な屋根の構造だと瓦桟に火山灰が蓄積し腐食の原因になる恐れがあります。ヤマサハウスでは「縦木ずり」を敷くことで火山灰や空気が自然に流れる仕組みになっています。
台風対策
鹿児島県など九州は台風や集中豪雨の被害も多いエリアです。
ヤマサハウスでは台風対策として以下の施策を行っています。
①地震・台風に強い瓦止め
瓦を1枚ずつビス止め。また軒先クリップや瓦フックも用いるほか、瓦同士の連結力を高めて強固な耐風性・耐震性を実現しています。
②ガラス・サッシ・シャッターも耐風仕様
強度の高いシャッター・雨戸、割れにくいガラスを標準装備しています。サッシは最大瞬間風速57m/sの強い台風うに耐える設計です。また高耐久で割れにくいガラスは災害だけでなく防犯効果も高いです。
猛暑対策
鹿児島県は夏の猛暑も厳しいです。ヤマサハウスでは鹿児島の強い日差し対策として遮熱効果の高い素材で家全体を包み込んでいます。
①屋根遮熱・壁遮熱
屋根と壁に断熱材を敷き詰めるのは当然ですが、さらにアルミの力で熱を反射する特殊な遮熱施工を行うことで屋根や壁内に熱をこもりにくくします。アルミ層は夏は熱を反射する効果がありますが、冬は室内の暖かい空気を逃がしにくくする効果もあります。
②遮熱ガラス・断熱サッシ
遮熱効果のあるLow-E金属膜を張った「Low-Eペアガラス」を採用しています。ただ、近年の注文住宅の窓ガラスはほとんどLow-Eガラスタイプなので、この点は他社と変わりありません。
ヤマサハウスの外観
続いてヤマサハウスの注文住宅の外観をみていきましょう。わかりやすく建築実例画像でご紹介していきます。
ヤマサハウスの外壁
続いてヤマサハウスの外壁材について解説して参ります。
外壁材はマイホームの外観を決定づける住宅部材ですので、見た目の好みで決めてしまう方が多いですが、外壁は常に雨・風・紫外線にさらされる箇所ですので耐久性やメンテナンス性も重視することを推奨いたします。
ヤマサハウスは特に外壁材について公式ホームページにてアナウンスをしていませんが、自由設計注文住宅商品ならば一般的な外壁材である「窯業系サイディング外壁」「ガルバリウム外壁」「塗り壁(モルタル外壁)」「タイル外壁」などは選択可能かと思われます。
初期費用の安さで考えると「窯業系サイディング」「ガルバリウム」が選択肢となると思いますが、耐久性・メンテナンス性で外壁材を選ぶなら「タイル外壁」も魅力的な選択肢です。タイル外壁は基本的に塗装メンテナンスが必要なく経年劣化も少ないので住み始めてからのメンテナンスコストを抑えることができます。またタイルは非常に汚れが付きにくい性質がありますのでキレイな外観を維持しやすい点もメリットです。
ただしタイル外壁は他の外壁材に比べて価格が高めですので、オプションの位置づけとなることも多いです。
もしタイル外壁でなくサイディング外壁などを選ぶ場合はできれば「光触媒加工(セルフクリーニング機能付き)」の製品を選ぶと良いでしょう。光触媒加工された外壁は汚れが付きにくく、もし汚れが付いたとしても雨が降れば自動的に洗い流されるセルフクリーニング機能を有します。
ガルバリウム外壁もサイディングに比べて初期費用はそこまで変わらないですが、耐用年数が長いものが多いので見た目の好みが合えばオススメです。ただサイディング外壁でも近年では耐用年数30年以上の高耐久な製品もありますので、そういった製品であれば採用を検討しても良いと思います。
いずれにしても外壁材を選ぶ際には、見た目だけでなく耐用年数やメンテナンスサイクルなどをしっかりヒアリングしておくことをオススメします。外壁周りのメンテナンスは、家の周りに足場を組んで行う大がかりな工事となりますので、メンテナンス費用も一度で100万円単位でかかるケースが多いです。できるだけ高耐久でメンテナンス頻度の少ない外壁を採用しておくと、住み始めてからのコストを軽減できマイホームの満足度もアップするはずです。
ヤマサハウスの屋根
屋根材も外壁と同じく見た目だけでなく耐久性・メンテナンス性が重要になる住宅部材です。
ヤマサハウスでは「瓦屋根」を採用できるようです。瓦屋根は数ある屋根材のなかでも特に耐久性が高く、メンテナンス性も抜群です。瓦は基本的に塗装メンテナンスが必要なく、耐用年数も50年以上の製品が多いです。なお台風や集中豪雨が多い鹿児島県を施工エリアとするヤマサハウスでは、台風対策として瓦を1枚ずつビス止めし、また軒先クリップや瓦フックも用いるほか、瓦同士の連結力を高めて強固な耐風性・耐震性を実現しています。
ヤマサハウスの屋根の耐久性は抜群と言えるでしょう。
ただし、すべての商品ラインナップで瓦屋根が標準となるかどうかは不明瞭です。
ヤマサハウスを検討されている方は、商品ごとに標準装備の屋根材をしっかりヒアリングしておきましょう。
せっかくの注文住宅ですから外観にもこだわりたいですよね。好みの外観デザインを探すならまとめてカタログ請求がオススメです。カタログ比較は注文住宅の登竜門!ライフルホームズなら、無料で複数社のカタログを一括で取り寄せできちゃいます。
ヤマサハウスの内装・間取り
続いてヤマサハウスの内装・間取りの建築実例画像をご紹介してまいります。
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ヤマサハウスの平屋
一戸建て住宅を新築される方のなかには平屋に憧れている方も多いと思います。
平屋とはワンフロアのみで構成される1階建ての住宅のことです。ワンフロアで構成される家ですから階段による上下移動がなくなく比較的楽な生活動線を確保しやすいのが平屋の大きな特徴です。
平屋は総重量が軽く、重心が低く安定しているため、設計上の制限も少なく自由度の高いプランニングを可能にします。柱のない大空間リビング、ロフト付きの高い天井、大開口の窓など開放的なプランニングを得意とするのも平屋が好まれる一因と言えるでしょう。
ヤマサハウスでも商品プランに平屋タイプが用意されていますので平屋を建てることは可能です。
ただ、平屋は本来つくれるはずの2階・3階をまるごと取り払ってしまうプランニングですから、総床面積は当然狭くなってしまいます。敷地面積に余裕がある場合は良いですが、そうでない場合は平屋にすることで狭苦しい家になってしまう可能性もあります。また都市部など隣家との距離が近い場合も圧迫感を感じやすく、日当たりの確保が難しくなる可能性も出てきます。平屋を建てる場合は敷地条件や広さ(面積)、隣家との距離などに注意しておきましょう。
ヤマサハウス 平屋の建築実例
ヤマサハウスでもしも欠陥があった場合の保証・アフターサービス
注文住宅を検討している方のなかには「そろそろ家は建てたいけど、もし欠陥住宅だったらどうしよう…」という不安を抱いている方もいると思います。
実際に「ハウスメーカーで注文住宅を建てて欠陥住宅だった」という事例は多くはありませんので、必要以上に不安に思うことはありませんが、万が一であっても欠陥住宅のリスクは怖いものですよね。また欠陥住宅でなくとも家は長く住めば必ずどこかにメンテナンスの必要が生じます。だからこそハウスメーカー各社がつけている保証体制・アフターサポート体制が重要なのです。
ヤマサハウスの保証・アフターサービスは以下の通りです。
保証箇所 | ヤマサハウスの初期保証 |
---|---|
建物初期保証 | 30年(10年点検、20年点検の実施および必要とされる無料メンテナンス工事の実施が条件) |
建物延長保証 | 建物が継続する限り(10年ごとの有償点検・有償メンテナンスが条件) |
防蟻保証 | 30年(10年点検、15年点検、20年点検、25年点検及び必要とされる無料の防蟻工事が条件) |
設備機器保証 | 10年 |
結論から申し上げると、ヤマサハウスの保証内容は非常に手厚いです。
まず大前提として新築マイホームを建てる場合の「建物保証(構造・防水保証)」は売り手側が10年間の瑕疵担保責任を負うことが品確法という法律によって定められています。なので、どのハウスメーカーで家を建てたとしても、少なくとも「建物保証10年間(構造・防水)」は付くのですが、ヤマサハウスの場合「建物初期保証30年」と法律で義務付けられた期間の3倍となりますので、この時点で大変に手厚いです。
初期保証30年の条件として10年点検、20年点検とその際に必要とされる無料メンテナンス工事を受けると一定の条件はあるものの、点検・メンテナンスは必ずするものですし、30年以内のメンテナンスが無料というのはかなり太っ腹です。
また30年の初期保証満了後も、定期的な有償点検・有償メンテナンス工事を行うことで建物が存続する限りずっと保証を継続できるのも素晴らしい取り組みだと思います。また防蟻保証30年も、他社と比べてかなり長いですし、30年以内の再防蟻工事が無料というのも凄いです。これほど手厚い保証内容は他社でもなかなかありません。大手ハウスメーカーの保証にも負けず劣らずの手厚さと言えるでしょう。
さらにヤマサハウスでは品確法で定められていない「設備機器保証10年間」が付くのも嬉しいポイントです。住宅設備に関しては「2年から5年」あるいは「メーカー保証のみ」というビルダーも多いですから、設備機器保証10年もかなり手厚い保証です。
なお、ヤマサハウスではアフターサービスとして、建物の引き渡しから以下のタイミングで無償定期点検を行っています。
-
- 住み心地は快適
- 6ヶ月後
- 1年後
- 2年後
- 5年後
- 10年後
- 15年後
- 20年後
- 25年後
- 30年後
(この後も5年ごとに有償点検を実施)
競合他社では「無償定期点検は10年まで」とする会社が多い中、建物の引き渡しから30年後まで無償定期点検を行っている点は非常に手厚いです。さらに無償点検の期間が終了しても保証を継続させる限りは5年ごとの有償点検が必要となります。有償とはいえ、建物が存続する限りずっと建物を建ててくれた会社が点検を行ってくれるのは大変手厚いサービスと言えると思います。
ヤマサハウスの保証・アフターサービスの内容は大手ハウスメーカーも顔負けの手厚さと言えるでしょう。
ヤマサハウスで注文住宅を建てるメリット・デメリット
少々記事が長くなりましたので、このあたりでヤマサハウスのメリット・デメリットをまとめておきます。ハウスメーカー各社のメリット・デメリットを把握しておくことで自分にあった施工会社を見つけやすくなります。
ヤマサハウスのメリット
高い耐震性能
ヤマサハウスは非常に耐震性の高い家を建てるハウスメーカーです。ヤマサハウスの家は全棟で耐震等級3を取得するばかりか、耐震等級3に求められる耐震強度×1.25倍の強度を自社基準(ヤマサ基準)として標準仕様としています。極めて頑丈な構造躯体を全棟標準としている点は、ヤマサハウスの大きな特徴でありメリットと言えるでしょう。
高気密高断熱住宅
ヤマサハウスでは気密性(C値)・断熱性(UA値)にもしっかりと注力した家づくりを提供しています。ヤマサハウスのフラッグシップモデル「YUTORI CLASS(ユトリクラス)」ではUA値0.48、C値1.0以下の性能を目安としており、断熱性のレベルとしてはZEH基準よりも厳しいHEAT20 G1水準(5地域)の断熱性に合わせています。高気密高断熱の家は快適な温熱環境を実現できるだけでなく、光熱費のランニングコストもお得になります。
鹿児島の気候風土に合う家づくり
ヤマサハウスは鹿児島の気候風土に合う住まいづくりを提供している点も大きなメリットです。鹿児島県は、高温多湿・夏の猛暑・台風・集中豪雨・桜島の降灰など特殊な気候条件を持ち合わせているため、これらの厳しい環境で問題なく快適に暮らせる家を建ててくれるのは非常に安心できるポイントです。鹿児島県で長年家を建ててきた地域密着型ビルダーだからこそできる家づくりです。全国展開のハウスメーカーと比較して、こと鹿児島の家づくりに関してはヤマサハウスは非常に信頼度の高いビルダーと言えるでしょう。
手厚い保証・アフターサービス
ヤマサハウスは非常に手厚い保証・アフターサービスを標準としている点も大きなメリットです。建物初期保証30年、防蟻保証30年などは大手ハウスメーカーにも匹敵するレベルで、地域密着型ビルダーとしては破格の内容と言えます。頑丈で長寿命な家を建てているからこそ付けられる手厚い保証・アフターサービスなのでしょう。家を建ててからも安心できる点はヤマサハウスの大きなメリットです。
ヤマサハウスのデメリット
下位グレードの商品プランは気密性(C値)・断熱性(UA値)が不明瞭
ヤマサハウスのメリットの項目で「高気密高断熱住宅」である点を取り上げましたが、ヤマサハウスでは下位グレードの注文住宅商品については気密性(C値)、断熱性(UA値)が公式ホームページに明記されておらず不明瞭です。上位グレードの注文住宅商品は優秀なC値・UA値を誇るため、下位グレードのプランも極端に性能が悪いとは考えにくいですが、この点はしっかりとヒアリングすることが必要です。
マイホーム購入は人生の一大イベントですし、非常に高額なお買い物です。ハウスメーカー選びに迷っているなら、一度専門家による客観的な意見をお聞きすることをおすすめします。
ハウスメーカーのカタログを見たり、モデルハウスを見に行くと心が舞い踊って冷静な判断が出来なくなっていたりしてしまいますね。後から「もっとハウスメーカー選びを頑張ればよかった‥」「同じような家がもっと安く契約できたかも‥」「住宅性能があまり良くないかも‥」このような後悔の言葉が残念ながらネットには溢れています。
仮にも何千万円と住宅ローンを組んで長期間支払いをしていくお買い物ですから、自分達は絶対に失敗したくない。そうお考えならば、是非一度は「家づくりの専門家」による中立的なアドバイスを受けておく事をオススメします!!
「家づくりの専門家」に相談するといっても、ハウスメーカーの営業マンに相談するのとは一味違います。基本的にハウスメーカーの営業マンは自社で契約して貰いたいのが本音なので、偏った意見を言いがちです。
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ヤマサハウスの注文住宅 まとめ
このページではヤマサハウスの注文住宅についての評判・口コミ・坪単価・価格別実例などをまとめてみましたが参考になりましたでしょうか。
それではヤマサハウスの注文住宅について最後に簡潔にまとめておきます。
ヤマサハウスは鹿児島県鹿児島市に本社を置き、地元鹿児島県で70年以上も地元の気候風土に適した家づくりを提供してきた地域密着型ビルダーです。高耐震・高断熱・高気密と3拍子揃った住宅性能に加え、長期優良住宅を全棟標準とし県産材・自然素材をふんだんに用いた木のぬくもりを感じる家は評判です。
ヤマサハウスの注文住宅の坪単価は約55~85万円前後が予算目安となります。上位グレードのプランはやや高額ですが、住宅性能や設備グレードなどを考慮すればコストパフォーマンスは悪くないはずです。快適に長く住むこと、長寿命で頑丈な家をきちんとコストをかけて作り上げるハウスメーカーであり保証に大手ハウスメーカー並みの手厚さで用意されていますので、長い目でみれば十分にコスパを感じられると思います。
ヤマサハウスは鹿児島の特殊な気候風土に耐えうる頑丈で快適な家づくりを提供するビルダーです。鹿児島で家づくりを検討されている方はぜひ一度チェックしておいてはいかがでしょうか。
より皆様に役立つコンテンツにしていくためには、皆様の口コミ・評判の書き込みが必要不可欠です。ヤマサハウスで実際に注文住宅を購入された方は、良かった点・悪かった点・メリット・デメリットなどどんなことでもかまいませんのでご感想を寄せて頂けると嬉しい限りです。
注文住宅のハウスメーカー選びで失敗しないために、最後にアドバイスをさせて頂きます。
住宅に限った話ではありませんが、高額な買い物をする時は「どの会社が品質・性能が良いか」「どの会社がお得か」必ず比較しますよね?マイホーム購入は特に比較検討が大事です。
見た目は同じような家でも品質・性能・価格は大きく異なります!ハウスメーカーごとにどんな特色があって、どんな価格設定なのか。注文住宅の知識を身につけておけば必ず判断材料になりますし、また複数社を比較検討することで最終的な値引き交渉の際も有利になります。
注文住宅を検討しているならまずは無料でカタログを見てみましょう!注文住宅のハウスメーカー選びはここから始まります!
無料カタログをまとめて請求するなら「ライフルホームズ」が断トツオススメです。東証一部上場企業が運営する大手不動産サイトですので、あやしいハウスメーカー・工務店が紛れ込まないよう厳しく審査を行っています。住宅は高額な買い物なので安心して使えるサイトかどうかは重要なポイントです。
またLIFULL HOME’Sは国内TOPクラスの不動産サイトだけあって、全国規模で1200件以上(2019年6月時点)のハウスメーカー・工務店を網羅しています。知名度は低いけれど良い家を建てる質実剛健な工務店さんは全国各地にたくさんあります。LIFULL HOME’Sならそのような未知の優良工務店と巡りあえるかもしれません。
LIFULL HOME’Sではエリア検索・予算検索・テーマ検索とさまざまな検索方法で自分にあったハウスメーカー・工務店を検索できるため、そもそもエリア対応していない工務店や予算が合わないハウスメーカーを除外して検討できるのでムダな時間を省けます。
ただでさえマイホーム購入は疲れてしまうもの。省ける時間は省いて賢くハウスメーカーを選びましょう!
ヤマサハウスの注文住宅の評判は?
当ページの最後にヤマサハウスの評判についてまとめておきます。
注文住宅のマイホーム計画で必ずチェックしておきたいのが候補のハウスメーカーの評判です。
候補のハウスメーカーで注文住宅を建てた方が実際に失敗したこと、後悔したこと、あるいは成功したことなどの体験談はなによりも参考になるはずです。マイホーム購入は人生でもっとも高額で大切な買い物。
失敗・後悔する確率を極力下げるためにも、ヤマサハウスの評判もしっかりとチェックしておきましょう。
ヤマサハウスの評判
構造躯体の頑丈さは鹿児島イチ
ヤマサ基準と呼ばれる耐震等級3の強度の1.25倍の頑丈さで建てているので安全性はピカイチと営業の方が自信満々に語っておられました。台風対策、火山灰対策などもしている家とのことで個人的には候補の一つとして検討しています。
断熱性は普通です。
ヤマサハウスの家に住んでいますが断熱性は普通です。数値的にも特別良いわけでも悪いわけでもないです。夏も冬もエアコンなしでは厳しいですが、ちゃんとエアコンを付ければすぐに冷えるし温まるので苦ではないです。というか雪国じゃないので拘り過ぎて価格が上がるくらいならこれくらいの断熱性で十分だと思ってます。それよりもシロアリ対策や鹿児島特有の対策が万全なのがウリのハウスメーカーだと思ってます。あと保証がなにげに手厚いのも良い。
デザインが合わなかった
住宅性能は悪くないんだろうけど、正直デザインがあまりかっこよくないなぁと思ってしまった。それなりの価格を出すわけだから高級感も少しほしいかな。
おしゃれな家にはみえなかった
家の性能に力を入れてる自由設計注文住宅だから価格が少し高めなのが分かるけど、見た目が価格よりも安っぽく見えて結局契約しなかった。内装とかも何とも言えず好みに合わなかったです。
価格が高い
良い家だとは思いますが普通に価格は高い。中堅ハウスメーカーと思っていったら、大手ハウスメーカー級に高い。営業マンも普通に「うちは高いですよ」と言ってくる。低グレードの規格住宅なら建てられるけど、それならヤマサハウスで建てる意味がない。もう少し安ければ本当にバランスがいいのだが。
営業マンの態度が気になったが
ヤマサハウスの家自体はいいものだと思いますよ。ちゃんと鹿児島の家を建ててる工務店です。でも営業マンのレベルはたぶん低いと思います。設計プランがいいだけにもったいない。
鹿児島に適した家
価格は高めですが住宅性能も高めですし鹿児島の暮らしに適した家を建てているところは良いと思います。地震に強い、高断熱、エアコン一台で快適、保証長い。他社とも比べましたが総合バランスは一番優秀だと思いました。
エアコンは必須
高気密高断熱住宅と謡ってますが、過信はしないように。ヤマサに限らずですが、エアコンなしで一年中快適なんて家はありません。エアコンをつけて電気代が安いかどうか。高気密高断熱住宅はエアコン代を抑えられる家です。電気代を抑えるという意味では、むしろ太陽光をどれだけ載せるかも同じくらい重要
ヤマサハウスの評判 まとめ
ヤマサハウスの評判をザックリとまとめると以下の通りです。わかりやすく箇条書きでまとめました。
- 地震に強い構造体で安心
- 鹿児島の暮らしに特化した家づくり
- デザインが好みでなかった
- おしゃな家に見えなかった
- 価格は高い
- 営業マンの態度が気になった
- 良い家を建てるハウスメーカーだと思う
- 総合的なバランスに優れるハウスメーカー
- 高気密高断熱住宅でもエアコンは必須
ヤマサハウスのインターネット上の評判を調べると「地震に強い構造体で安心」「鹿児島の特殊な気候条件に適した家づくり」などに好感を抱くポジティブな内容がある一方で「デザインが好みに合わなかった」「価格が高かった」など一部ネガティブな評判も見受けられました。
インターネット上の評判はポジティブなものよりもネガティブなものが目立つケースが多いため、全ての口コミ・評判を鵜呑みにするのではなく参考程度にするのがベターでしょう。最終的な判断はご自身で直接ヒアリングしてから行うことをオススメします。
ヤマサハウスの口コミを募集しています
当サイトでもヤマサハウスの注文住宅についての口コミを大募集しています。注文住宅をご検討中の皆様に、より役立つコンテンツとしていくために皆さまのご協力が必要不可欠です。
ヤマサハウスで注文住宅を建てた方はヤマサハウスの良かった点、悪かった点などの口コミを寄せて頂けると嬉しい限りです。またヤマサハウスの注文住宅をご検討中の方やモデルハウスを見学に行かれた方なども些細な感想でも口コミをお寄せください。どうぞご協力をお願い致します。
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ヤマサハウス検討中です。カタログ取り寄せましたが鹿児島で家を建てるなら火山灰対策だったり湿気シロアリ対策などをきちんとしている点は魅力に感じます。ただ他社と比較して安いわけではないので今いろいろと比較しています。実際にヤマサハウスに住んでおられる方の意見も聞きたいです。
ヤマサは一言で言えば高級ハウスメーカーです。価格は高いがちゃんと鹿児島の気候に合わせた鹿児島ナイズドされた家を建てている。