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タクトホームの構造と特徴
それではまずタクトホームの注文住宅の構造(工法)や特徴からまとめていきます。一戸建て住宅にとって構造(工法)はあとから変更がきかない重要なポイントです。タクトホームの構造(工法)もしっかり理解したうえで検討するようにしましょう。
タクトホームは2種類の工法を採用しています。一つは日本の伝統的な木造軸組み工法、そしてもう一つは飯田グループホールディングスのハウスメーカーで使われている「I.D.S工法」です。それぞれ順番に解説します。
木造軸組み金物工法(在来工法)を採用
木造軸組み金物工法は日本の一戸建て住宅でもっとも一般的な工法で「在来工法」とも呼ばれています。
木造軸組み工法は「柱・梁・筋交い」で構造体を組み上げる工法で、建物を面(パネル)で支えるツーバイ工法や軸組パネル工法に比べると、やや耐震性にビハインドがあるといえます。と、いうのもツーバイフォー工法やパネル工法など、建物外周部に構造用面材(パネル)を用いた工法は地震エネルギーがパネルを通して建物全体にバランスよく分散しますが、柱・梁・筋交いで建物を支える昔ながらの木造軸組み工法は、地震エネルギーが柱・梁などの接合部分に集中しやすいからです。
タクトホームの採用する木造軸組み金物工法は、接合部分に強度の高い金物を使っているほか、1階と2階の床に24mmの分厚い合板をを土台と梁に直接留め付ける「剛床工法」を採用するなど、強度アップの工夫は施されているものの、建物の6面すべてで支える面構造の建物と比較すると耐震性はやや低い可能性があります。
ただし木造軸組み工法は「設計自由度が高い」「増改築がしやすい」などのメリットもございます。将来的にリフォームをする可能性がある場合などは、可変性に優れる木造軸組み工法は適した工法と言えます。
また、タクトホームの木造軸組み金物工法は耐震等級3(最高等級)を取得していますし、水平方向の揺れに強い剛床工法が用いられているため、通常の在来工法よりも耐震性は高いと思われます。
I.D.S工法
I.D.S工法は木造軸組み工法をベースに、建物の外周部に構造用合板を施工し「建物を面で支える強さ」をプラスした木造軸組+パネル工法です。建物外周部をパネルで施工し、また1階・2階の床組み・屋根を構造用合板パネルで一体化させることにより、建物を6面体モノコック構造とし地震時にかかる負荷を建物全体にバランスよく分散させることができる工法です。
I.D.S工法は飯田グループホールディングスのハウスメーカーで用いられている耐震性の高い工法で、前述した伝統的な柱・梁・筋交いで建物を支える「木造軸組み金物工法(在来工法)」よりも耐震性の面でアドバンテージのある構造と言えます。
また、木造軸組み工法をベースとしているため設計自由度や将来的なリフォームにも対応しやすい、バランスの取れた工法と言えるでしょう。
なおI.D.S工法も耐震等級3(最高等級)を取得しています。タクトホームで注文住宅を建てる際に、地震に対する強さを重視する場合は、I.D.S工法がオススメです。
タクトホームの基礎
続いてタクトホームの基礎について解説していきます。基礎とは建物の下の土台のことを言います。当然ながら、基礎は建物を建ててからは変更が聞かない重要な部分なのでしっかり把握しておきましょう。
まず、一戸建て住宅の基礎は主に「布基礎」と「べた基礎」の2種類がございます。
※布基礎とは…鉄筋で補強された逆T字型の基礎で、帯状の連続的に一体化した構造を持ち、上部からの力や地盤の構造によって不同沈下を防いでいます。
※ベタ基礎とは…床全体に格子状に鉄筋を入れ、床面にコンクリートを打つ基礎です。地面への設置面積が広い為、基礎全体で建物を支える事が出来ます。
タクトホームでは、基本的には「べた基礎」を採用しています。
べた基礎は底板全体で建物の加重を支えるため強度を確保しやすい基礎です。また、床面一面がすべてコンクリートで覆われているため、床下から上がってくる湿気を防ぐほか、木造住宅の大敵である「シロアリ」の被害にも遭いにくいメリットもあります。
べた基礎は木造住宅に向いている基礎で、多くの木造ハウスメーカーで採用されているため、べた基礎を採用している点はなにも問題ありませんが、タクトホームでは基礎の立ち上がり幅や、配筋の間隔などの細かい情報は公式ホームページ上に掲載がありません。基礎の強度を比較する場合は、立ち上がり幅や鉄筋の太さ、またどれくらいの間隔で配筋されているかも重要なポイントです。
基礎の仕様については直接担当者にヒアリングするのが望ましいです。
タクトホームの特徴
続いてタクトホームの特徴をピックアップしてまいります。タクトホームの大きな特徴は以下の4点です。
- 価格が安い(ローコスト住宅)
タクトホームが属する飯田グループホールディングスはローコストな建売分譲住宅を主力とすることで知られており、タクトホームの注文住宅もリーズナブルな価格帯のローコスト注文住宅となります。飯田グループホールディングスは年間46000棟もの住宅供給数を誇るパワービルダーです。飯田グループのスケールメリットを生かした資材調達システム、また住宅展示場にモデルハウスをもたないことで余計な広告費をかけないことなど、さまざまなコスト削減の工夫を凝らし魅力的な適正価格で注文住宅を提供しています。
- ベースプランを選択する規格住宅
タクトホームの注文住宅は、完全自由設計の注文住宅というわけではなくあらかじめベースプランが用意されており、好みに近いプランをもとに間取りや設備などをカスタマイズしていくセミオーダースタイルの規格住宅商品となります。ベースプランが定まっている規格住宅とすることで、お客様との打ち合わせをスムーズに進行できるほか、トータルコストの削減にも寄与しています。セミオーダーの規格住宅は完全フルオーダーの注文住宅と比べると自由度が下がるため、こだわりの間取りプランを実現したい方は満足できない可能性がありますが、そのぶんコストを抑えられるため、できるだけ低コストで注文住宅を建てたい方にはメリットと言えるでしょう。
- 地震に強い(I.D.S工法)
タクトホームはローコスト住宅を主力とするハウスメーカーですが、住まいの安全性には注力しています。特にI.D.S工法は、木造軸組み工法をベースに建物外周部に構造用面材(パネル)を施工し、建物を面で支える地震に強い構造となり耐震等級3(最高等級)を確保しています。ローコスト住宅でも地震に強い安全性の高い住まいである点はタクトホームの特徴と言えます。
- 住宅性能表示制度の4項目で最高等級を取得
タクトホームの注文住宅は住宅性能表示制度における「耐震等級3」「劣化対策等級3」「維持管理対策等級32」「断熱等性能等級4」の4項目で最高等級を取得しています。住宅性能表示制度はそれほど高いレベルが保証されるわけではありませんので、他社と比較する際にそれほど大きなアドバンテージになるわけではありませんが、一応この点もタクトホームの特徴と言えるでしょう。
- 土地探しからの家づくりが得意
タクトホームを含む飯田グループホールディングスでは年間で46000棟もの住宅を供給するパワービルダーであり、土地の仕入れに非常に大きなアドバンテージを持っています。分譲用地を注文住宅を検討する顧客に回してくれる可能性もあるため、土地探しからの家づくり計画には、タクトホームは強い見方となるはずです。
タクトホームの構造別 商品ラインアップ
それではタクトホームの注文住宅商品のラインナップをご紹介して参ります。タクトホームでは分譲建売住宅も注文住宅もすべて「グラファーレ」というブランド名で統一されていおります。注文住宅のグラファーレは「スタンダードますがは「スタンダードプラン」と「オプションプラン」の2種類が用意されています。
グラファーレ(スタンダードプラン)
文字通りタクトホームの注文住宅のスタンダードなプランとなります。あらかじめベースプランが用意されているので、好みのプランを選択し間取りや設備などを必要に応じてカスタマイズしていくプランとなります。
グラファーレ(オプションプラン)
オプションプランはスタンダードプランに比べてキッチンや洗面化粧台、玄関ドアなどのグレードが少しアップしています。ベースプランが定められている規格住宅である点はスタンダードプランと同様です。
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タクトホームの耐震性能
次にタクトホームの耐震性能についてみていきます。
特徴の項目でも少し触れましたが、タクトホームは住まいの耐震性には力を入れています。
タクトホームは伝統的な木造軸組み工法と、飯田グループで用いられる「IDS工法」の2種類を採用しており、どちらの工法も耐震等級3(最高等級)を取得しています。耐震等級1~3の具体的な基準は以下を参考にしてください。
耐震等級1
建築基準法と同程度の建物
耐震等級2
等級1で想定する地震の1.25倍に耐えられる建物
耐震等級3
等級1で想定する地震の1.5倍に耐えられる建物
タクトホームでは木造軸組み工法・I.D.S工法ともに最高等級である「耐震等級3」を標準仕様で取得しているため、耐震性は高いといえますが、どちらかというと木造軸組み工法よりもI.D.S工法のほうが耐震性が高いと思われます。
I.D.S工法は木造軸組み工法をベースに、建物外周部に壁倍率5.0倍の高強度構造用パネルを施工している工法です。建物外周部にパネルを施工することによって、、地震時のエネルギーを建物全体にバランスよく分散することが可能です。木造軸組み工法は、「柱・梁・筋交い」の接合部分にどうしても地震の負荷が集中しやすいため、パネルを使ったI.D.S工法のほうが耐震性の面ではアドバンテージがあるといえます。
I.D.S工法で使用されている構造用パネルは、国が定める最高強度である「壁倍率5.0倍」を誇るうえ、柱を固定する金物には高強度なオリジナル金物「TロックⅡ」を採用しています。
TロックⅡは一般的な柱固定金物(ホールダウン金物)のおよそ2倍の強度を誇り、公式試験期間での「柱の引き抜き試験」でも短期基準引抜耐力40.3kNという高い評価を受けています。
また、I.D.S工法は一般財団法人建材試験センター主催の元で耐震性能実験も行っており、阪神大震災、新潟県中越地震、ロサンゼルス地震、想定関東地震と同じ状況での耐震実験で実験したところ、I.D.S工法では構造体の損傷がなかったことが確認されています。タクトホームで耐震性を重視するならばI.D.S工法がオススメです。
タクトホームの家は寒い?断熱性・断熱性・UA値・C値は?
せっかく注文住宅でマイホームを建てるならば「夏は涼しく冬は暖かい快適な温熱環境」を実現したいという方が多いと思います。タクトホームの気密性・断熱性はどうなのでしょうか。この項目ではタクトホームの断熱性・気密性について詳しく解説していきます。
結論から申し上げるとタクトホームは住まいの気密性・断熱性にはそこまで力を入れていないと考えた方がいいでしょう。
まずタクトホームは断熱材には「高性能グラスウール」を採用していますが、断熱層の厚みまでは公式ホームページに記載がありません。家の断熱性を推し量るうえで、断熱材の素材そのものよりも大切なのは「断熱材の厚み」です。タクトホームでは、断熱材の厚みは公式ホームページに記載がありませんので、おそらく競合他社と比較して分厚くはないと思われます。断熱材の厚みに関しては、詳しくは直接ヒアリングするのが望ましいでしょう。
また、タクトホームは断熱性・気密性の具体的な数値(UA値・C値)も公表していません。断熱性・気密性に力を入れているハウスメーカーならば高い数値はアピールポイントになりますので公開するのが普通ですが、公開していない以上「あまり自信がない」と判断せざるを得ません。
ただし、タクトホームのグラファーレシリーズは標準仕様で「断熱等性能等級4」を取得しています。断熱等性能等級4とは「平成28年省エネ基準」に相当する性能のため、地域別で以下の断熱性能(UA値)は確保されていると思われます。
地域区分 | 1地域 | 2地域 | 3地域 | 4地域 | 5地域 | 6地域 | 7地域 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
平成28年 省エネ基準UA値 | 0.46 | 0.46 | 0.56 | 0.75 | 0.87 | 0.87 | 0.87 |
この表のとおり、タクトホームの住まいは一般地(5.6.7地域)では「UA値0.87」が確保されていると思われます。ただし、こちらの平成28年省エネ基準は近年ではそれほど厳しい基準ではないという考え方が一般的です。断熱性能等級よりも、ZEH基準やHEAT20などのさらに厳しい基準に合わせているハウスメーカーも多いため、タクトホームの断熱性・気密性はそれほど力を入れているわけではない、と考えるのが妥当でしょう。
なお、気密性の数値(C値)に関しては非公表となりますので、目安の数値を直接ヒアリングしてみましょう。ちなみにC値は実測数値のため公表していないハウスメーカーも多いですが、実測したことがあるかどうか聞いてみるのもいいでしょう。また、もしタクトホームで注文住宅を建てるならばC値を計測することが可能かどうかも併せて聞いてみると良いです。
タクトホームの窓断熱
一戸建て住宅でもっとも熱損失の大きな箇所は窓などの開口部となります。夏の冷房時にはおよそ7割、冬の暖房時にはおよそ5割が窓から熱損失する、と言われています。一戸建て住宅で断熱性を重視したいならば、窓断熱の仕様をアップグレードするのは効率的な手段と言えます。
タクトホームの窓断熱の仕様は以下の通りです。
箇所 | 仕様 |
---|---|
窓サッシ | アルミ樹脂複合サッシ |
窓ガラス | Low-Eペアガラス(おそらく乾燥空気封入タイプ) |
タクトホームの窓断熱の仕様は、はっきりいってしまえば「普通レベル」です。アルミ樹脂複合サッシは、断熱性に優れる樹脂部分を室内側に、耐久性に優れるアルミ部を室外側に配置したもので、断熱性能は優秀ですが、近年ではアルミ樹脂複合サッシよりグレードの低い窓を使っているハウスメーカーはほぼほぼ無いといってもいいくらい一般的です。
また、窓ガラスに関してもLow-Eペアガラスは2枚のガラスの中にドライエアーを封入した断熱性能の高いものですが、これよりもグレードの低い窓が使われているケースはほぼ無いと考えていいでしょう。
タクトホームの窓断熱の仕様は特別悪いわけではありませんが優れているわけでもありません。普通です。逆に言えば窓の仕様をアップグレードすることで、タクトホームの断熱性能は向上します。窓の仕様変更は、比較的容易に断熱性をアップさせることができる手段ですので、断熱性を重視する方は検討してみるといいでしょう。
家を建てるなら断熱性能は超重要です!
というのもマイホームを建てた人の後悔ポイント1位が「室内の寒さ・暑さ」、2位が「光熱費が高いこと」だと言われているからです。コレ、どちらも高気密・高断熱の家なら解消できていた後悔ポイントです。
せっかく注文住宅を建てるなら「夏涼しく冬暖かい省エネ住宅」が良いのは当たり前ですよね。
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タクトホームの外観・外壁
続いてタクトホームの注文住宅グラファーレシリーズの外観をご紹介します。
外観など見た目に関する部分は、文章でご説明するよりも実際に実例をご覧いただく方がわかりやすいはずです。以下にピックアップするタクトホームの建築実例をご覧ください。
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タクトホームの外壁
続いてタクトホームの外壁について解説していきます。
タクトホームは公式ホームページに、外観に関する説明がほとんどなく、詳細についてはわかりかねますが、おそらくその他の飯田グループに属するハウスメーカーと同様に「窯業系サイディング」を標準採用していると思われます。
窯業系サイディングは、セメントと繊維質を混ぜあわせてボード状に成形した外壁材です。窯業系サイディングは軽量で、耐震性に影響を与えにくくなおかつ価格がリーズナブルであることから、近年の一戸建て住宅ではもっとも採用実績の多い外壁材となります。
窯業系サイディングは軽量で安価、種類が豊富などメリットも多いですが、10~15年に一度ペースで塗装メンテナンスやコーキング部分のメンテナンスが必要となる外壁材です。タイル外壁と比較すると、サイディング外壁は初期費用は安く抑えられますが、ランニングコストは高くなる可能性がありますので、その点はあらかじめ注意しておきましょう。
外壁材は初期費用だけでなく、30年単位のトータルコストで比較するのが望ましいと言えるでしょう。
タクトホームの屋根
タクトホームでは屋根についての情報も公式ホームページに記載がありませんが、おそらく一般的な屋根材「スレート屋根」を標準採用していると思われます。
スレート屋根は粘板岩を薄くボード状に成型した屋根材です。こちらも軽量で耐震性に影響を与えにくいほか、種類も豊富で価格も安価なため近年ではもっともポピュラーな屋根材です。
スレート屋根も窯業系サイディングと同様に10~15年に一度のペースで塗装メンテナンスが必要な屋根アイです。スレート屋根は多くのハウスメーカーで採用されているため、タクトホームのデメリットというわけではありませんが、屋根材はできるだけメンテナンス頻度が少なく済むものを採用すると満足度が高いです。屋根材を選ぶ時も、初期費用だけでなく30年単位のランニングコストで選ぶことを心掛けると良いでしょう。
タクトホームの内装と間取り
続いてタクトホームの内装・住宅設備・間取りついてまとめていきます。
タクトホームの注文住宅ははあらかじめ間取りのベースプランが決められた規格住宅です。いくつかタクトホームの間取り・内装の実例をピックアップしていきます。
基本的にタクトホームは、できる限りコストを削ってリーズナブルな価格で注文住宅を提供するローコスト住宅メーカーですので、内装や住宅設備のグレードは高くはないと考えておきましょう。タクトホームの内装・住宅設備は好みが分かれますが、豪華な住宅設備は必要ない、できるだけシンプルで安い方がいいという方にはマッチすると言えるでしょう。
タクトホームの平屋
続いてタクトホームの平屋についてご紹介して参ります。
平屋とは1階ワンフロアのみで構成される住宅のことです。ワンフロアの住まいなので上下の移動がなく楽な生活動線を確保できるのが大きな特徴です。階段での移動がないため、シニア世代や子育て世代に人気です。
また平屋は2階建て、3階建てに比べて建物の重心が低く、総重量も軽いため地震の負荷を受けにくいのもメリットの一つです。地震に強く構造的な安定している平屋は、設計上の制限も少なく柱のない大空間や高い天井、大きな窓など開放的な間取りも実現しやすいと言えるでしょう。
タクトホームでも平屋の住まいを建てることは可能ですが、タクトホームの分譲住宅ではあまり平屋を積極的に取り扱ってはいないようです。平屋は限られた敷地スペースを贅沢にワンフロアで使う住まいなので、分譲建売住宅とはコンセプトがあまりマッチしていないのかもしれません。ただし注文住宅であれば平屋の住まいを建てることは可能です。平屋を選択する場合は敷地面積が十分か、隣家との距離は十分かをしっかり見定める必要があるので注意しましょう。
タクトホームの坪単価 一覧
続いて、タクトホームの価格帯・坪単価の目安をご紹介していきます。
マイホームを検討するうえで予算計画は非常に重要です。いくら魅力的なハウスメーカーでも予算に合わなければ候補として検討することはできません。注文住宅の坪単価は予算に直結する重要なポイントですのでしっかりと把握しておきましょう。
早速ですが、タクトホームの坪単価は以下の通りです。
タクトホームの注文住宅商品 | 坪単価の目安 |
---|---|
グラファーレ(スタンダードプラン) | 35~45万円前後 |
グラファーレ(オプションプラン) | 40~50万円前後 |
タクトホームは規格型のローコスト住宅を主力としており、本体価格としては1000万円台がボリュームゾーンとなります。
タクトホームの注文住宅は高い?安い?価格設定は?
タクトホームの注文住宅の価格帯は他社と比較して高いのでしょうか、それとも安いのでしょうか。ハウスメーカーを選ぶうえで価格帯は大きなファクターですので、価格が高いのか安いのか?気になる方も多いと思います。
タクトホームの価格設定は、一般的に「安い」と言えると思います。タクトホームは、飯田グループホールディングスのスケールメリットを生かして一括で資材を仕入れているほか、住宅設備などもできる限りコストを抑えています。また規格住宅プランをカスタマイズする方式のため、打ち合わせの回数を減らすなど人件費コストもできる限り削減し、トータルコストを抑える努力をしています。
タクトホームの坪単価はおおむね「35~45万円前後」がボリュームゾーンとなりますので、ローコスト住宅の価格設定と言えるでしょう。
タクトホームの価格帯は、単純な値段設定だけでいえば「安い」方に分類されますが、ハウスメーカーを選ぶ際に重要なのは単純な価格帯だけでなく「コストパフォーマンス」です。
タクトホームの注文住宅はリーズナブルな価格帯ではありますが、その分さまざまな部分でコストカットしています。断熱仕様や住宅設備、外壁などさまざまな部分においてグレードは高くありません。抑えるべきところは抑えて、シンプルで自信に強い家が好みであればタクトホームの注文住宅はオススメと言えますが、外観や内装の高級感・重厚感を求めるのであればタクトホームの家は満足できない可能性もございます。
単純に安いからといって必ずしもコストパフォーマンスが良いとは言い切れませんので、しっかり競合他社と比較しておくことが大切です。
注文住宅でマイホームを建てるなら、必ず「予算に合うハウスメーカー」を複数社みつくろって比較・相見積もりしてください。
注文住宅は基本的にオーダーメイドの一点モノ。ほとんど「定価」という概念がありません。つまり自分の条件であいみつをとらなければ「自分の条件のマイホームの適正価格」があいまいのまま。
適正価格があいまいのまま、なんとなくフィーリングで決めてしまうことだけは絶対にやめましょう。
注文住宅は似たような見た目や性能でもハウスメーカーが違えば「300万円~1000万円単位で価格差がある」のが当たり前の世界です。後から「向こうのほうが安かったのに…」と後悔しないためにも必ず複数社のカタログを比較・相見積もりを取るようにしてください。
タクトホームの注文住宅は値引き出来る?
マイホームの購入は人生で特に高額な買い物です。数千万円単位の買い物となりますので、数%でもお値引きしてもらえるのであればそれに越したことはないはずです。
住宅業界では個別の値引き対応が当たり前に行われており、一般的に建物本体価格の3~8%程度ならば値引きの余地があるといわれています。
タクトホームもおそらく同程度の値引きであれば交渉の余地があると思われますが、タクトホームの場合は注文住宅だけでなく分譲建売住宅も手掛けており、建売住宅のほうが値引きの余地は大きいと思われます。建売住宅の場合、売れない期間が長ければその分の在庫コストを抱えることになるため、販売開始からできるだけ早く売却したいものです。特にパワービルダーの飯田グループの場合はこの傾向が強く、販売開始からある程度期間が経った物件は値引き交渉の余地は大きいといえます。
注文住宅の場合は工事の請負契約となり、タクトホームで在庫を抱えるわけではありませんので、値引きの余地は建売住宅よりも小さいといえます。しかしながら、完全に値引きが不可能というわけではないと思われますので、もしタクトホームで購入する決意が固まったら一般的なハウスメーカーと同様に3~8%前後の値引きを目安に積極的に交渉してみると良いでしょう。
タクトホーム 値引き価格のコツ
ハウスメーカーとの値引き交渉にはいくつかのコツがあります。タクトホームとの交渉にも有効なはずなので、実際に交渉を行う前に以下にピックアップするポイントを抑えておきましょう。
- 住宅が売れにくい時期を狙う
住宅業界は一般的に2月・6月・8月が売れにくい時期とされています。住宅が売れにくい時期を狙って交渉することで担当の営業マンや上司の決裁を取りやすくなる可能性が考えられます。
とはいえ、この点はそこまで大きな効果が見込めるわけではありませんので、あまり意識しすぎなくてもよいと思います。タイミングがあえばラッキー、といった程度に考えておけば良いでしょう。
- 値引き交渉は契約の直前に一度だけ!
ハウスメーカーとの値引き交渉は契約直前のタイミングで「1回勝負」が基本です。打ち合わせのたびに「これは安くなりますか?」と何度も細かく値引き交渉をしては担当の営業マンも上司の決裁を取りにくくなります。
ハウスメーカーとの値引き交渉は最終的な見積もりが出揃った後、契約直前のタイミングに一度キリがもっとも効果的です。ハウスメーカーからしても何度も打ち合わせを重ね、契約直前まで話が進んだお客様との契約はなにがなんでもまとめたいはずです。少し大胆な金額でも検討してくれる可能性が高いです。一度きりの交渉ですので遠慮はいりません、一度で一気に目標の値引き額までもちこむのが理想的です。
- 複数社で相見積もりをとる(※重要!)
タクトホームとの交渉に限らず、ハウスメーカーとの値引き交渉の前には必ず「複数社で相見積もりをとること」が重要です。
ハウスメーカーにとって、顧客が「競合他社と比較して迷っている」ということは十分に「値引きする理由」になり得ます。繰り返しになりますがハウスメーカーにとって、打ち合わせを重ねた顧客の契約はなにがなんでもまとめたいもの。競合他社にそっくりそのまま顧客を取られてしまうくらいなら、少しくらいの値引きには応じる、という姿勢のハウスメーカーはたくさん存在します。
そして複数社で相見積もりをとるならば、できるだけ価格帯や品質グレードの近い競合他社で相見積もりをとるのが効果的です。
そもそものベースの価格が離れすぎている会社とあいみつをとっても本命ハウスメーカーが値引き競争から降りてしまえばどうにもなりません。価格帯が近いハウスメーカーのほうが、競ってくる可能性が高いです。
タクトホームはローコスト住宅の価格帯ですので、タマホームやアイダ設計、アイ工務店などが価格帯が近いハウスメーカーと言えるでしょう。
複数社で相見積もりを取るのはタクトホームに限らずほぼすべてのハウスメーカーとの値引き交渉で有効なので、候補のハウスメーカーを絞り込めたら少なくとも2社以上で相見積もりをとりましょう。これは注文住宅でマイホームを購入する際の基本とお考え下さい。
まずは希望の予算・エリアに対応しているハウスメーカーを何社か見つけることから始めましょう。せっかく相見積もりをするなら性能スペックやデザインが希望条件にある程度あてはまらないとあまり意味がありません。
そこで最初のふるい落としに役立つのが「住宅カタログ」です。何冊かカタログに目を通すだけで各ハウスメーカーの特徴・強みがだいたいわかってきます。何社かお気に入りをみつくろったら「あいみつ」を取ってみてください。
似たようなスペックでも「ハウスメーカーごとにこんなに価格が違うの?!」と驚くと思います。価格差を知らずになんとなく決めてしまってたら…ゾッとしますね。すごくカンタンな作業ですが、これをやるかやらないかでマイホーム計画の失敗率は格段に下がります。「カタログ比較」は注文住宅の登竜門。まずはライフルホームズから始めましょう!
- 他社との交渉でも使える値引きの裏ワザをご紹介します
当サイトでは上記にピックアップした値引きのコツの他に、さまざまな値引きの裏ワザを特集しています。タクトホームだけでなく他社との交渉にも有効ですので、注文住宅をご契約する前にぜひ以下のリンクより特集ページをチェックしてみてください。
タクトホームでもしも欠陥があった場合の保証とアフターサービス
「せっかく注文住宅で建てた家が欠陥住宅だったら…」
こんなことを考えるとゾッとしてしまいますが、ご安心ください。タクトホームに限らず、ハウスメーカーで注文住宅を建てて重大な欠陥が見つかるケースはそう多くはありません。しかし、欠陥はなくとも保証やアフターサービスは大事な比較ポイントです。
マイホームは30年、40年、50年と長きにわたり住み継いでいくもの。欠陥住宅でなくとも、建物は長く住めば必ずどこかにメンテナンスの必要が生じます。欠陥の有無ももちろん重要ですが、普通に暮らしていくなかで発生する不具合などをメンテナンスすることが大切です。また点検プログラムなどで、メンテナンスが必要な個所をいち早く発見できるかどうかもハウスメーカーの比較ポイントと言えるでしょう。
この項目ではタクトホームの初期保証やアフターサービスの内容についてまとめていきます。
タクトホームの初期保証
タクトホームの初期保証は以下の通りです。
箇所 | 初期保証 | 延長保証 |
---|---|---|
構造躯体の重要な部分 | 10年 | 最長35年 |
雨漏りを防止する部分 | 10年 | 最長35年 |
地盤保証 | 20年 | 最長35年 |
防蟻保証(シロアリ保証) | 5年 | 最長35年 |
新築マイホームを建築・購入する場合は、構造躯体と雨漏りを防止する部分については品確法という法律で「最低でも初期保証10年」が付くことが義務付けられていますので、タクトホームの「構造躯体の重要な部分」と「雨漏りを防止する部分」の初期保証は法定の最低範囲の内容です。
タクトホームは初期保証こそ法定範囲内ですが、初期保証満了後も「5年ごとの有償メンテナンス工事」を行うことによって最長35年まで保証が延長する制度が採用されています。5年おきに有償メンテナンスが必要とはいえ、ローコストハウスメーカーの場合は延長保証ができないケースも多いため、タクトホームの保証システムは評価できるポイントと言えます。
タクトホームのアフターサービス
タクトホームではアフターサービスとして建物の引き渡し後、以下のタイミングで無償の定期点検を実施しています。
- 6か月後
- 2年後
- 5年後
- 10年後
タクトホームの無償点検サービスは建物の引き渡しから10年後まで計4回のタイミングで実施しています。無償点検の回数・期間ともにそれほど充実しているわけではありませんが、ローコスト住宅メーカーとしては一般的な内容です。
タクトホームで注文住宅を建てるメリットとデメリット
記事が長くなりましたので、このあたりでタクトホームの注文住宅における「メリット(長所)」と「デメリット(短所)」を整理しておきます。タクトホームに限らず、どんなハウスメーカーでもメリット・デメリットがございます。注文住宅を検討しているながら、候補のハウスメーカーの得手不得手はしっかり把握しておくべきです。タクトホームのメリット(長所)・デメリット(短所)は以下の通りです。
タクトホームのメリット
ローコストで注文住宅を建てられる
タクトホームの最大のメリットは「低価格で注文住宅を建てられる」という点でしょう。タクトホームは、飯田グループホールディングスのスケールメリットを生かし、規格住宅プランとすることで打ち合わせ回数を減らすなど、さまざまな企業努力で注文住宅のコストダウンを図っています。タクトホームはローコスト住宅のなかでも、価格帯はリーズナブルですので、とにかくコストを抑えてマイホームを建てたい!という需要にはマッチしているといえます。
地震に強い(耐震等級3取得)
タクトホームは地震に強い住まいであることもメリット(長所)の一つと言えるでしょう。タクトホームは、内装・外装・住宅設備など住宅の見た目に関する部分などはコストを徹底的に削りリーズナブルな価格で注文住宅を提供していますが、住宅の「耐震性」に関する部分には力を入れています。地震に強い木造軸組みパネル工法(I.D.S工法)を採用し、耐震等級3(最高等級)を確保。ローコストでも地震に強い住まいを建てている点は評価できるポイントと言えます。
土地情報に強い
タクトホームは、日本一のパワービルダー「飯田グループホールディングス」に属するハウスメーカーです。飯田グループホールディングスは、グループ全体で年間46000棟もの住宅を供給しており、土地の仕入れを非常に精力的に行っています。マイホームは土地がなければ建てられません。良い土地に巡り会えず、マイホーム計画がなかなか前に進まないというケースも多いです。土地探しからの家づくりを検討している方は立地条件の良い分譲地を多数確保するタクトホーム(飯田グループホールディングス)もチェックしてみるといいでしょう。
タクトホームのデメリット
家のグレードは高くない
タクトホームの注文住宅はグレードが高い住まいではありません。タクトホームは低価格で地震に強い安全性の高い住まいを建てることができますが、それ以外の部分は徹底してコストカットしているからです。特に外観・内装・住宅設備などはあえてグレードを低くし、コストを安く抑えています。家のグレードを落としても安くマイホームを取得したいという需要にはマッチしていますが、マイホームのグレードを重視する方にはタクトホームの家は、安っぽく見えてしまうかもしれません。この点はデメリットの一つと言えるでしょう。
家の安全性以外の住宅性能にはそれほど力を入れていない
前述のとおり、タクトホームは耐震性など住まいの安全性にかかわる部分には力をいれていますが、その他の住宅性能にはあまり力を入れていません。気密性・断熱性・メンテナンス性などの住宅性能は他社と比較して良くはないと考えておきましょう。
セミオーダーの規格住宅のため間取りの自由度はあまり高くない
タクトホームは設計自由度に優れた木造軸組み工法をベースにしたI.D.S工法で家を建てていますが、あらかじめベースプランが定められた規格商品のため、間取りの自由度はそれほど高くはありません。こだわりの間取りを実現したい方はタクトホームでは満足できない可能性もあるでしょう。
マイホーム購入は人生の一大イベントですし、非常に高額なお買い物です。ハウスメーカー選びに迷っているなら、一度専門家による客観的な意見をお聞きすることをおすすめします。
ハウスメーカーのカタログを見たり、モデルハウスを見に行くと心が舞い踊って冷静な判断が出来なくなっていたりしてしまいますね。後から「もっとハウスメーカー選びを頑張ればよかった‥」「同じような家がもっと安く契約できたかも‥」「住宅性能があまり良くないかも‥」このような後悔の言葉が残念ながらネットには溢れています。
仮にも何千万円と住宅ローンを組んで長期間支払いをしていくお買い物ですから、自分達は絶対に失敗したくない。そうお考えならば、是非一度は「家づくりの専門家」による中立的なアドバイスを受けておく事をオススメします!!
「家づくりの専門家」に相談するといっても、ハウスメーカーの営業マンに相談するのとは一味違います。基本的にハウスメーカーの営業マンは自社で契約して貰いたいのが本音なので、偏った意見を言いがちです。
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タクトホームの注文住宅 まとめ
このページではタクトホームの注文住宅についての評判・口コミ・坪単価・価格別実例などをまとめてみましたが参考になりましたでしょうか。
より皆様に役立つコンテンツにしていくためには、皆様の口コミ・評判の書き込みが必要不可欠です。タクトホームで実際に注文住宅を購入された方は、良かった点・悪かった点・メリット・デメリットなどどんなことでもかまいませんのでご感想を寄せて頂けると嬉しい限りです。
注文住宅のハウスメーカー選びで失敗しないために、最後にアドバイスをさせて頂きます。
住宅に限った話ではありませんが、高額な買い物をする時は「どの会社が品質・性能が良いか」「どの会社がお得か」必ず比較しますよね?マイホーム購入は特に比較検討が大事です。
見た目は同じような家でも品質・性能・価格は大きく異なります!ハウスメーカーごとにどんな特色があって、どんな価格設定なのか。注文住宅の知識を身につけておけば必ず判断材料になりますし、また複数社を比較検討することで最終的な値引き交渉の際も有利になります。
注文住宅を検討しているならまずは無料でカタログを見てみましょう!注文住宅のハウスメーカー選びはここから始まります!
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ただでさえマイホーム購入は疲れてしまうもの。省ける時間は省いて賢くハウスメーカーを選びましょう!
タクトホームの注文住宅の評判は?
最後にタクトホームの評判についてまとめておきます。
人生でもっとも高額なマイホーム計画。絶対に失敗したくないのは当たり前です。一度きりのマイホーム計画で失敗・後悔することの無いよう、候補のハウスメーカーの評判はチェックしておきましょう。この項目ではタクトホームの評判をまとめておきます。
タクトホームの評判
土地にお金かけたい人が建てるなら
タクトホームはコスト最重視で割りきってる人ならいいと思います。土地にお金をかけたい人向けのハウスメーカーですね。家にグレードを求める人は向いていないです。
安っぽいデザイン
飯田グループの家は建売一戸建てを何件かみたことありますが、どれも同じ感じで率直に言うと安っぽいデザイン。目を引くところは特になかったです。立地はそれなりに良かったですが
タクトホームで家を購入しました
価格が安いところを何件か見ましたが一番立地条件がよく静かだったので決めました。土地と違って建物は資産性が低い(減価償却される)ので、できるだけ安く抑えたかったのもあります。断熱性はたぶんそんなに良くないんだろうなとは思いますが、エアコンを付ければ夏でも冬でも快適ですし大きな不満はありません。あとはアフターをしっかりしてくれるかですが、それなりに大きなグループ会社のようですしそこまで心配はしていません。
なんもかもがしょぼい家
ザ・飯田の家。外壁も内装も設備もなんもかもがしょぼい雰囲気でした。価格的には良かったですがどうしても見た目がね。
地震に強いのだけが取り柄
飯田の家はだいたい同じで耐震等級3であることが唯一のアイデンティティ。それ以外の性能は捨ててると言っても過言じゃないです。家のクオリティが決め手で買う人はいないと思います。だいたいの人が立地と価格の安さで買っています。
賃貸マンションより快適な住み心地
口コミではタクトホームあれこれ言われてますが、価格的にこんなものではないでしょうかね。むしろシンプルでプレーンな家という感じで好みです。今のところなにも問題なく暮らしていますよ。日当たりもよく今まで住んでいたマンションよりも暖かく感じます。
タクトホームの評判 まとめ
タクトホームの評判をザックリとわかりやすく箇条書きでまとめます。
- 価格が安いが外観・内装のグレードが低い
- 土地にお金をかけたい人向けのハウスメーカー
- 立地条件の良い家を購入できた
- 見た目は安っぽい
- 断熱性はそんなに良くない
- エアコンを付ければ快適に暮らせる
- 地震に強い
- 価格相応の家という印象
タクトホームの評判は「価格が安い点」「立地条件のよい土地」に関してはポジティブな内容が一部見受けられましたが、建物のクオリティについてはややネガティブな内容が多い印象を受けました。
タクトホームは「あえて建物のグレードを低くしてコストを削っている」ハウスメーカーですので、建物のクオリティにこだわる方よりも、建物の価格を抑え「土地の資産性を重視している方」に向いているハウスメーカーといえるかもしれません。
なお、インターネット上の書き込みは基本的に悪い内容が多くなってしまうものですので、ネット上の口コミ・評判だけをみて判断するのではなく、最終的には実際にご自身でカタログを取り寄せ、他社と比較したうえで判断すべきでしょう。
いずれにしてもハウスメーカー選びにおいては「複数社を同時に比較検討すること」がとても大切です。複数の競合メーカーを比較することで、各社が注力しているポイントが把握しやすいです。タクトホームを候補にする場合も1社だけをみるのではなく、同時に複数社で比較しながら検討することをオススメします。
タクトホームの口コミを募集しています
当サイトでもタクトホームの注文住宅についての口コミを大募集しています。注文住宅をご検討中の皆様に、より役立つコンテンツとしていくために皆さまのご協力が必要不可欠です。
タクトホームで注文住宅を建てた方はタクトホームの良かった点、悪かった点などの口コミを寄せて頂けると嬉しい限りです。またタクトホームをご検討中の方やモデルハウスを見学に行かれた方なども些細な感想でも口コミをお寄せください。どうぞご協力をお願い致します。
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建売を購入しました。地味ですけど耐震性も良いし、断熱性も以前住んでいた賃貸に比べれば段違いに良いです。これ以上の断熱性って本当に必要なのかな?って位、快適に暮らしています。高級感とかはないですけど、身の丈に合った家を購入する事が出来て満足していますよ。
タクトホームの家に住んでいる人に質問です。別の掲示板ではアフターサービスが良くないという書き込みが目立ちました。実際にはどうなんでしょうか。
タクトで建売住宅買いました。間取りも気に入って買ったので暮らしやすいです。外観は高級感はあまりないですが普通。内装はクロスの貼り方とかはちょっと雑かもしれないです。
飯田グループの家だから安全性だけは高い。飯田グループは日本中で家を建てまくってるので地震で倒壊するレベルの家を建てちゃうと会社ごとヤバくなるので安全性だけは高いんだと思う。その代わり断熱とか気密とか、快適面に関わる性能はお察し。