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いえとち本舗の注文住宅について評判・口コミ・坪単価・標準仕様 まとめ

いえとち本舗の価格と平均坪単価

注文住宅のハウスメーカー選びにおいて「予算に合うハウスメーカーかどうか?」は重要なポイントです。
いくら良い家を建てるハウスメーカーでも予算を大幅に超える坪単価であれば候補として検討することはオススメできません。無理をして予算オーバーの住宅ローンを組めばその後のいライフプランが崩れてしまう可能性もあるので注意しましょう。

それではまず「いえとち本舗」の注文住宅の価格帯・平均坪単価をチェックしていきましょう。

いえとち本舗の注文住宅は基本的にあらかじめ用意されたパターンから好みの坪数・間取り・外観デザインを組み合わせるセミオーダーの規格住宅「イエテラス」の一種展開となります。

イエテラスは【坪数×間取り×外観デザイン】の組み合わせで好みのものを選んでいく簡単なセミオーダースタイルですが、組み合わせの選択肢は300パターンにも及びますので、セミオーダー規格住宅といえども好みのスタイルは見つけやすいと思います。

いえとち本舗の規格住宅「イエテラス」の価格帯・坪単価の目安は以下の通りです。

いえとち本舗(イエテラス)の平屋プラン本体価格・坪単価一覧表
平屋商品プラン建物本体価格(税込)坪単価(税込)
平屋プラン(15坪)太陽光発電・蓄電池標準搭載1,043万円坪単価69.53万円
平屋プラン(18坪)太陽光発電・蓄電池標準搭載1,153万円坪単価64.05万円
平屋プラン(21坪)太陽光発電・蓄電池標準搭載1,560万円坪単価74.28万円
平屋プラン(24坪)太陽光発電・蓄電池標準搭載1,648万円坪単価68.66万円
平屋プラン(27坪)太陽光発電・蓄電池標準搭載1,758万円坪単価65.11万円

いえとち本舗(イエテラス)の2階建てプラン本体価格・坪単価一覧表
2階建て商品プラン建物本体価格(税込)坪単価(税込)
25坪プラン 太陽光発電・蓄電池標準搭載1,263万円坪単価50.52万円
28坪プラン 太陽光発電・蓄電池標準搭載1,373万円坪単価49.03万円
32坪プラン 太陽光発電・蓄電池標準搭載1,714万円坪単価53.56万円
35坪プラン 太陽光発電・蓄電池標準搭載1,868万円坪単価53.37万円

いえとち本舗の規格住宅シリーズ「イエテラス」は、建物本体価格が明確に公開されている明朗会計な商品です。

平屋タイプは総床面積が狭いため、坪単価換算では少し高めに感じますが建物本体価格は税込1,000万円台ですので価格帯としてはそこまで高額なわけではありません。むしろ太陽光発電システムと蓄電池まで標準搭載したZEH住宅が1,000万円台で建てられるので比較的リーズナブルと言えるでしょう。

2階建てプランは、太陽光発電・蓄電池システムを標準搭載した家が税込1,900万円以下・坪単価54万円以内で実現できるため、こちらは文句なくローコスト住宅です。

ただし上記の価格・坪単価はあくまで建物本体価格でありこのほかにも水道・ガス・電気の引き込み工事や外構工事、その他各種申請費用など諸費用がかかってきます。

付帯工事費・諸費用の一般的な目安は本体価格の10~20%前後の金額といわれています。いえとち本舗で注文住宅を建てる場合も別途、付帯工事費・諸費用を見込んでおきましょう。

いえとち本舗の商品プランごとの本体価格と坪単価

いえとち本舗の商品ラインナップをそれぞれの本体価格・坪単価とあわせてみていきましょう。

イエテラス(平屋プランS-1:15坪)

イエテラス(平屋プランS-1:15坪)パース
イエテラス(平屋プランS-1:15坪)間取り

建物本体価格:1,043万円(税込)
坪単価:69.53万円

イエテラス(平屋プランS-2:18坪)

イエテラス(平屋プランS-2:18坪)外観パース
イエテラス(平屋プランS-2:18坪)間取り

建物本体価格:1,153万円(税込)
坪単価:64.05万円

イエテラス(25坪プランA)

イエテラス(25坪プランA)外観パース
イエテラス(25坪プランA)間取り

建物本体価格:1,263万円(税込)
坪単価:50.52万円

イエテラス(28坪プランA)

イエテラス(28坪プランA)外観パース
イエテラス(28坪プランA)間取り

建物本体価格:1,373万円(税込)
坪単価:49.03万円

イエテラス(32坪プランA)

イエテラス(32坪プランA)外観パース
イエテラス(32坪プランA)間取り

建物本体価格:1,714万円(税込)
坪単価:53.56万円

イエテラス(35坪プランA)

イエテラス(35坪プランA)外観パース
イエテラス(35坪プランA)間取り

建物本体価格:1,868万円(税込)
坪単価:53.37万円

※近年、世界的な木材不足(ウッドショック)や世界情勢(為替相場)の影響により、住宅部材の価格が不安定な状況です。いえとち本舗の本体価格・平均坪単価はできる限り正確にお伝えしていますが、あくまで目安としてお考え下さい。正確な価格については直接ヒアリングされることをオススメします。

ハウスメーカー選びで失敗しないために

誰もが「マイホームで失敗したくない」と思っているはずなのに失敗例は後を絶ちません。

それはズバリ「比較検討が足りない」からです!

マイホームに限らず高額な買い物をする時は「どの会社が品質・性能が良いか」「どの会社がお得か」必ず比較しますよね?同じような見た目の家でも品質・性能・価格は大きく異なります!複数社を比較検討することでハウスメーカーの特徴をしっかり知る事ができ、更に最終的な価格交渉の際も有利になります。

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いえとち本舗と価格・坪単価を比較しておくべきハウスメーカー

注文住宅でマイホームを建てるならば、ハウスメーカーは必ず複数社で比較検討してください。一社決め打ちで検討するのではなく、複数社を比較することで自分の建てたい条件のマイホームの相場観も養われます。

この項目ではいえとち本舗を候補として検討されている方が比較しておくべき競合ハウスメーカーを何社かピックアップさせて頂きます。


  • パパまるハウス
パパまるハウス 外観
平均坪単価35~50万円前後
いえとち本舗を検討している方は、同じくローコスト住宅を提供しているパパまるハウスを比較検討してみてもいいかもしれません。パパまるハウスもいえとち本舗と同様に、基本的にセミオーダーの規格住宅を取り扱っているハウスメーカーで平均坪単価35~万円前後が予算目安となるローコストハウスメーカーです。ぱぱまるハウスもZEHプランを坪単価50万円前後で建てられますのでいえとち本舗と価格帯的にも競合しています。住宅性能や家の設備・グレードなどを比較してみると良いと思います。

  • アイ工務店
アイ工務店 ニーズ
平均坪単価50~65万円前後
アイ工務店は大阪に本社を構えるローコスト住宅寄りの住まいを手掛ける中堅ハウスメーカーです。アイ工務店はこれまでリーズナブルな価格帯で建てる注文住宅が主力でしたが、2023年に断熱性能を大幅に向上させた「ニーズ(N-ees)」シリーズをリリースしており総合的な住宅性能でもかなりの優位性がでてきたハウスメーカーです。近年めきめきと人気が高まってきているので注目のハウスメーカーですので、ぜひ比較してみてはいかがでしょうか。

  • イシンホーム
イシンホームのイメージ
平均坪単価50~65万円前後
イシンホームは「ゼロセッチ住宅」として初期費用0円で売電収入を得られるZEH住宅を提供している点が特徴的なハウスメーカーです。太陽光発電システムのリースを活用した契約ですので、もちろん住宅本体の価格はかかりますが、太陽光システムに関しては本当に初期費用をかけずに設置するこが可能。イシンホームは坪単価でいえば50~65万円前後が予算目安となり、いえとち本舗と比較すると少し高めですが、ZEH住宅を得意とするハウスメーカーですのでエリアが重複しているならば比較してみても良いと思います。

いえとち本舗と比較しておくべき競合ハウスメーカー・工務店はほかにもたくさんあります。
契約をしてしまってから「あっちのハウスメーカーの方が安かったのに…」「こっちの工務店で建てたほうが住宅性能が高かったのに…」と後悔することの無いように少なくとも2~3社程度は比較・あいみつもりを取ることをオススメします。

価格帯が近い競合ハウスメーカーの住宅カタログを比較することで、自分が建てたい注文住宅の相場観も養われますし各社で異なる外観・内装・設備グレードなど細かい部分の目利きもある程度できるようになるはずです。

また詳しくは後述しますが「複数社で相見積もりをとること」は契約直前に行う値引き交渉でも強力なカードとなります。注文住宅のハウスメーカー選びにおいて「比較」と「相見積もり」はメリットが大変大きいうえデメリットになることはありません。必ず行っておくべき必須項目と心得てください。

予算からハウスメーカーを比較しましょう!

注文住宅でマイホームを建てるなら、必ず「予算に合うハウスメーカー」を複数社みつくろって比較・相見積もりしてください。

注文住宅は基本的にオーダーメイドの一点モノ。ほとんど「定価」という概念がありません。つまり自分の条件であいみつをとらなければ「自分の条件のマイホームの適正価格」があいまいのまま。

適正価格があいまいのまま、なんとなくフィーリングで決めてしまうことだけは絶対にやめましょう。

注文住宅は似たような見た目や性能でもハウスメーカーが違えば「300万円~1000万円単位で価格差がある」のが当たり前の世界です。後から「向こうのほうが安かったのに…」と後悔しないためにも必ず複数社のカタログを比較・相見積もりを取るようにしてください。

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いえとち本舗の注文住宅は高い?安い?価格設定は?

いえとち本舗の規格注文住宅「イエテラス」は一般的にみて高いのか?安いのか?
この点が気になっている方も多いと思います。

結論から申し上げると、いえとち本舗の「イエテラス」は一般的にみても安い方、コストパフォーマンスに優れる商品プランと考えて良いと思います。

いえとち本舗のイエテラスは平屋プランは総床面積が狭いので坪単価60~70万円が予算目安となり、坪単価換算だと若干高額に思えますが、建物本体価格は税込1,000万円前半で建てられますし2階建てプランは概ね税込坪単価50~55万円前後が予算目安となります。税込坪単価50~55万円前後であれば、価格帯としてはローコスト住宅と言えますし、いえとち本舗の場合この予算でZEH住宅の装備がついてくるほか、蓄電池まで標準仕様となっています。

ローコスト住宅の価格帯で、ZEH水準の断熱性(UA値0.6以下)を備えている点もなかなか優秀ですが、それ以上にローコスト住宅の価格帯に「太陽光発電システム+蓄電池」が含まれる点は驚きです。太陽光発電システムだけでも+100万円単位のオプション料金となるハウスメーカーが多いですし、蓄電池も容量にもよりますが+150~200万円以上の金額となるケースも多いです。

建物本体価格1,000万円台(税込)~、坪単価50~55万円(税込)という価格帯で太陽光発電システム+蓄電池を備えたZEH住宅を提供している点は、いえとち本舗の評価できるポイントと言えるでしょう。さすがは運営元企業が、太陽光発電を主力事業としているだけありますね。

いえとち本舗はフランチャイズ方式の住宅ブランドとなり、加盟店全体で仕入れを行いスケールメリットを活かせる仕組みになっています。グループ全体の仕入れ力を活かしコストダウンを図りつつ、一定の品質を維持しているので価格競争力は高いハウスメーカーと言えそうです。

リーズナブルな価格帯で電気代コストを抑えられるZEH住宅を建てたい方は、一度チェックしておくハウスメーカーと言えるでしょう。

いえとち本舗は値引きできる?

注文住宅は人生でもっとも高額な買い物です。千万円単位の買い物ですからたとえ1%でも2%でも値引きしてもらえるなら大きな金額となります。

実は住宅業界は個別の値引き交渉がよく行われている業界ですので、いえとち本舗でも値引き対応をしてもらえるか気になるところですが、残念ながらいえとち本舗の注文住宅に関してはインターネット上で明確な値引き事例を確認できませんでした。

いえとち本舗ではもともとリーズナブルな価格帯で住宅を提供していますので、個別の値引き交渉には消極的な可能性もありますが、「値引きは絶対に無理」と決まったわけではありませんので、購入の意思が固まったらダメ元で積極的に交渉してみると良いでしょう。

一般論になりますが注文住宅は「おおよそ建物本体価格の3~8%前後」が値引き交渉の目安と言われています。

いえとち本舗で値引き可能かどうかはプランやタイミング次第でもありますので、この場でハッキリと断言こそできませんが、まずは目安通り「建物本体価格の3~8%」を目標に交渉してみると良いでしょう。

  • いえとち本舗 値引きのコツ 住宅が売れにくい時期を狙う

こちらも一般論ですが、住宅業界は2月・6月・8月が売上が低迷する時期とされています。2月と8月は住宅業界だけでなく他業界でも売上げが落ち込む時期ですし、6月は梅雨のため雨がおっくうで住宅展示場に足を運ぶ方が減るのが売上低迷の要因と考えられます。

このようなハウスメーカーの売上が落ち込みやすい時期に値引き交渉を行えば担当営業マンが上司の決裁を取りやすくなる可能性が考えられます。ただそこまで大きな効果が見込めるわけではありませんので無理をして2月・6月・8月に合わせる必要まではありません。タイミングがあえばラッキーくらいに考えておけば良いと思います。

  • いえとち本舗 値引きのコツ オプション設備で値引き交渉する

いえとち本舗のようにローコスト住宅を提供しているハウスメーカーでは金額面での値引き交渉が難しいケースも多いですが、その場合は設備のグレードアップなどオプションをサービスしてもらえないか?という方向に交渉をシフトするのも有効な場合があります。金額面での値引き交渉を一切受け付けない会社でもオプションサービスならば交渉の余地がある可能性は十分にあります。

  • いえとち本舗 値引きのコツ 交渉は契約前の一度きり

注文住宅の値引き交渉はタイミングが重要です。ベストなタイミングは「最終的な見積もりがでた(本契約直前)の一度キリ」と覚えておきましょう。

本契約の直前まで話が前に進んだお客様の案件は、ハウスメーカーサイドも絶対に契約をまとめたいはずですから、このタイミングがもっとも上司の決裁を取りやすいです。何度も細かく値引き交渉をおこなうのは心象的にも良くないですし、そもそも別の低グレードのプランに切り替えることを薦められるかもしれません。それでは値引き交渉の意味がありませんので、交渉は「プラン決めが固まった後・契約直前のタイミングで一気に希望額まで!」が理想的です。

  • いえとち本舗 値引きのコツ 競合他社と相見積もりをとる

いえとち本舗に限った話ではありませんが注文住宅の値引き交渉をする前に「複数のハウスメーカーを比較し相見積もりをとること」は必ずやっておきましょう。

前述したとおり、ハウスメーカー側も本契約の直前まで話が進んだお客様をみすみす競合他社に取られてしまうくらいなら、多少の値引きには応じるというケースは多いです。

例えば「あいみつをとったところ競合のA社のほうが価格が安かったので迷っている」という内容を伝えれば本命のハウスメーカーが価格面で競ってくる可能性は十分考えられます。

せっかく相見積もりをとるならできるだけ価格帯の近い競合会社がオススメです。もともとの価格帯がかけ離れていると本命の会社が値引き競争から降りてしまう可能性があるからです。

いえとち本舗の注文住宅であれば坪単価55万円~62万円前後が予算目安となりますので、アイ工務店やタマホーム、イシンホームなどが価格帯が近いため相見積もりを取っておくと良いかもしれません。

複数のハウスメーカー・工務店で相見積もりを取れば自分の希望条件を満たす家の価格相場観も養われますし、値引き交渉にも有利なカードとなりますので必ずやっておくことをオススメします。

ハウスメーカーで相見積もりを取る前に…

まずは希望の予算・エリアに対応しているハウスメーカーを何社か見つけることから始めましょう。せっかく相見積もりをするなら性能スペックやデザインが希望条件にある程度あてはまらないとあまり意味がありません。

そこで最初のふるい落としに役立つのが「住宅カタログ」です。何冊かカタログに目を通すだけで各ハウスメーカーの特徴・強みがだいたいわかってきます。何社かお気に入りをみつくろったら「あいみつ」を取ってみてください。

似たようなスペックでも「ハウスメーカーごとにこんなに価格が違うの?!」と驚くと思います。価格差を知らずになんとなく決めてしまってたら…ゾッとしますね。すごくカンタンな作業ですが、これをやるかやらないかでマイホーム計画の失敗率は格段に下がります。「カタログ比較」は注文住宅の登竜門。まずはライフルホームズから始めましょう!

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  • ハウスメーカーの値引きの裏技をご紹介します

ここまでにご紹介した値引きのコツのほかにも当サイトではハウスメーカーとの交渉に役立つさまざまな知識をまとめています。いえとち本舗だけでなく、他社ハウスメーカーとの交渉でも役立ちますので本格的な打合せに入る前に下記のリンク先ページをチェックしておくことをオススメします。

いえとち本舗の工法と住宅性能

いえとち本舗の価格帯・坪単価・商品プランについて解説したところで、ここからはいえとち本舗の工法や構造、住宅性能(耐震性・断熱性・気密性など)について解説してまいります。

特に家がどのような工法で建てられているか?は重要なポイントです。
一戸建て住宅にとって工法・構造は後から変更が効かない重要な箇所。安全性・快適性にもかかわる重要な部分ですので、前もってしっかり理解しておきましょう。

  • いえとち本舗は木造軸組み工法を採用

いえとち本舗の規格住宅シリーズ「イエテラス」は木造軸組み工法(在来工法)を採用しています。

木造軸組み工法は日本家屋で古くから用いられている日本の気候風土に合うポピュラーな建築工法です。対応できる職人さんも多いためコストも安く抑えられますし、間取りの制限も少なく将来的なリフォームのしやすさという点でもメリットがあります。

デメリットとしては、ツーバイ工法やパネル工法などに比べて木造軸組み工法は構造材の接合部分に地震の負荷が集中しやすい点です。ただいえとち本舗のイエテラスでは、接合強度を高めるために高強度の金物接合工法を採用しています。昔ながらの木造軸組み工法は、木材の接合部分を削りつなぎ合わせるため断面欠損が大きくその分強度が低下してしまいましたが、専用の金物を用いて接合することで、木材の断面欠損を最小限に抑えられるので、高い強度に期待できます。

また床には「剛床工法」といって24mmの分厚い床下地合板を用いています。剛床工法は地震の横揺れに非常に強く、建物のねじれ・歪みを抑える効果に期待できます。

さらに、イエテラスは2階建て以下のプランを含め、すべてのプランでもっとも信頼性の高い構造計算「許容応力度計算」を実施して家を建てています。許容応力度計算を用いて建てた家であれば耐震性・安全性は非常に優秀です。

  • 全棟省令準耐火構造

いえとち本舗の家は、全棟省令準耐火構造といって「外部からの延焼防止措置」「各室防火措置」「多湿への延焼遅延措置」といった火災に強い構造となっています。これにより火災保険料を優遇されるメリットもあります。

いえとち本舗の耐震性能

日本はご存知のとおり地震大国です。近年でも東日本大震災や熊本地震など大きな地震災害が発生していますし、今後も南海トラフ地震や首都直下型地震などが警戒されています。

日本でマイホームを建てる以上、耐震性能は非常に重要なポイントです。
こちらの項目ではいえとち本舗の耐震性能について解説します。

結論から申し上げると、いえとち本舗の規格住宅シリーズ「イエテラス」は地震に強い建物と言ってよいです。

前述の「工法/構造」の項目でも少し触れましたが、イエテラスは全棟においてもっとも信頼性の高い構造計算「許容応力度計算」を行い、耐震等級3相当の耐震強度を確保しています。「耐震等級3相当」ですので、実際に耐震等級を取得しているわけではありませんが、おそらくこれはコストダウンのためでしょう。

許容応力度計算を行い、耐震等級3に相当する耐震強度を確保した家であれば問題ない耐震性と言えます。

許容応力度計算とは「建物にどれだけの負荷に耐えられるか?」を多岐にわたる項目で正確に計算する構造計算の手法です。

「構造計算を行い住宅を建てるのは普通ではないのか?」という疑問が浮かんだ方もいるかもしれませんが、木造2階建て以下の一戸建て住宅は構造計算を行わないといけない法律的な縛りが実はありません。なので、多くのハウスメーカー・工務店が構造計算を行わない、あるいは簡易的な計算(壁量計算など)に留めているのが実情なのですが、そんな中ローコスト住宅をてがけるいえとち本舗がもっとも信頼でき、コストもかかる許容応力度計算を全棟・全プランで行っている点は大変評価できるポイントです。

実際に耐震等級3は取得しておらず「相当」という表記にはなっていますが、こちらはおそらく耐震等級の取得申請にかかる実費を施主が負担することで問題なく取得可能かと思われます。

許容応力度計算を行った建物であれば、接合強度にビハインドがある木造軸組み工法であっても問題なく地震に強い構造と考えてよいと思われます。

いえとち本舗は寒い?断熱材・断熱性能・UA値について

一戸建て住宅において断熱性(UA値)は非常に大切な比較ポイントです。
断熱性がよくない家は「夏は暑く冬は寒い…」といったように、室内の温熱環境を快適に維持することが難しくなります。またエアコンの効率も悪くなりますので、夏や冬は光熱費のランニングコストが余計にかかってしまいます。

また断熱性がよくない家は部屋ごとに室温さが生じてしまい、ヒートショックなどの健康リスクが高まってしまう点にも注意が必要です。ヒートショックはお年寄りの方のリスクが高いので、ご家族に高齢の方がおられる場合は特に断熱性は重視しておきましょう。

いえとち本舗の規格住宅「イエテラス」は価格帯をローコストに抑えつつ、断熱性にもしっかり注力しています。「いえとち本舗の家は夏暑いか/冬寒いか?」という点については、個人的な感覚ですのでハッキリ断言こそできませんが、イエテラスでは標準仕様でZEH認定を取得できる住まいを建てていますので、少なくともZEH水準の断熱性能(UA値0.6以下)をクリアしているはずです。ZEH水準をクリアしているならば「平均以上の断熱性能」と考えてよいと思います。

イエテラスの断熱仕様は以下の通りです。

いえとち本舗(イエテラス)の断熱仕様
断熱箇所イエテラスの断熱仕様
断熱材(外壁など)高性能グラスウール(アクリア)+アルミ遮熱透湿防水シート
窓ガラスLow-Eペアガラス(乾燥空気封入タイプ)
窓サッシアルミ樹脂複合サッシ

イエテラスでは断熱材に「高性能グラスウール(アクリア)」を採用していますが、外壁・天井・床下などの各部位にどの程度の厚みで充填されているかまでは公式ホームページに記載がありません。断熱材の厚みについては直接ヒアリングすることをオススメします。

なお、外壁部の断熱材外側にはアルミ遮熱シートを張っており、夏の暑さを軽減するようになっています。通常、ほとんどの遮熱シートには透湿性がないのですが、いえとち本舗の遮熱シートは透湿性と防水性を兼ね備えるハイグレードな製品となっています。ローコスト住宅の装備としてはかなり優秀と言えるでしょう。

窓ガラスに関しては「アルミ樹脂複合サッシ+Low-Eペアガラス」ですので一般的な注文住宅と同等のグレードですが、ローコスト住宅としては問題なく及第点の装備です。

いえとち本舗の「イエテラス」は標準仕様でもZEH水準の断熱性を確保しているため、断熱性のアップグレードは特に必要ないと思われますが、もしさらに断熱性を重視したい場合は「窓断熱」の仕様をオプションでグレードアップすることを検討しても良いかもしれません。窓を「Low-Eトリプルガラス+オール樹脂サッシ」にアップグレードするだけでも。さらに大きな断熱性の向上に期待できます。

いえとち本舗の気密性・C値

戸建て住宅にとって断熱性(UA値)とセットで高めておきたい重要な性能が気密性(C値)です。

気密性とは「家の中にスキマがどれくらいあるか?」を表す性能とお考えください。

室内にスキマがあれば、エアコンを効かせても快適なスキマから熱損失してしまいますので空調効率が悪くなりますし、室内に局所的な温度差が発生してしまいます。温度差は結露の原因となり、結露はカビや腐食などの構造劣化を招きます。気密性のよくない住まいは、快適な温熱環境を維持しにくくなるだけでなく家の寿命を早めてしまう可能性もあるのです。

いえとち本舗の気密性についてですが、残念ながら同社では明確な気密性能を公式ホームページで公開していません。

住宅の気密性は「C値」という数値で表しますが、この数値は1棟1棟で実測しなければ正確な値を測れませんので、毎回気密測定を行っていないハウスメーカーは公表しにくいという事情があります。このためC値非公開のハウスメーカーは実はかなり多いです。特にローコスト住宅メーカーの場合、コストダウンを実現するために気密測定を行っていないところがほとんどですので、C値を公開している会社の方が少ないというのが実情です。

よって「いえとち本舗」がC値を公開していない点は、ローコスト住宅である点を考慮すれば仕方ないとも言えなくもないのですが、とはいえC値が大切な性能である点には変わりありませんし、近年では目安のC値や平均実測C値を公開している会社もありますので、そういったハウスメーカーとくらべるとビハインドと言えます。

いえとち本舗の「イエテラス」シリーズを検討している方も、気密性の数値(C値)は必ず直接ヒアリングしておきましょう。

目安として、できれば木造住宅なら「C値1.0以下」は目指したいところです。一般的にC値1.0以下であれば高気密住宅と言われていますし、丁寧に気密処理を行えばC値1.0であれば問題なく実現できる範囲です。

もし「C値は測っていないからわからない」といった返答であれば【気密測定を実施すること】をオススメします。

気密測定はハウスメーカーに依頼せずとも外部業者に施主が別で依頼することも可能です。むしろ公平中立な測定という意味では外部業者に依頼する方がフェアな結果に期待できると思います。

外部業者に気密測定を依頼すると約15~20万円前後の料金がかかりますが、これは必要経費と割り切って良い金額です。当サイトではいえとち本舗に限らず注文住宅を建てるなら気密測定は全ハウスメーカーでオススメしています。

断熱・気密性能は超重要!必ずカタログスペックで比較しよう!

家を建てるなら断熱性能は超重要です!

というのもマイホームを建てた人の後悔ポイント1位が「室内の寒さ・暑さ」、2位が「光熱費が高いこと」だと言われているからです。コレ、どちらも高気密・高断熱の家なら解消できていた後悔ポイントです。

せっかく注文住宅を建てるなら「夏涼しく冬暖かい省エネ住宅」が良いのは当たり前ですよね。

マイホームの気密・断熱で失敗したくないなら、必ず「カタログの数値」で比較してください。

営業マンに「気密・断熱はどうですか?」と聞くだけじゃダメです。だいたい皆「うちは悪くない」というはずです。気密・断熱に自信のあるハウスメーカーなら“住宅カタログに必ず数値を載せる”ものです。カタログの数値に嘘はありません。

逆にカタログに数値が載っていなければ、その会社は「自信がない」と判断してOKです。これをやっておけば「気密・断熱での失敗」はまずありません。

気密・断熱性はハウスメーカー各社で力量差が非常に大きく表れるポイント。先輩方と同じ後悔をしないために気密・断熱の数値は必ずカタログで比較しておきましょう。

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いえとち本舗の標準仕様

続いていえとち本舗の標準仕様について解説していきます。

いえとち本舗(イエテラス)の標準仕様
  • 太陽光発電システム
  • 蓄電池(※プランによってはつかないケースもあり)
  • オール電化
  • 耐震等級3相当
  • 人工大理石カウンター
  • システムキッチン
  • 食器洗い乾燥機
  • ユニットバス(保温浴槽)
  • IHコンロ
  • 浄水器付き水栓
  • 三面鏡洗面化粧台
  • 節水・温水洗浄便座
  • ワックスフリーフローリング
  • 高性能ハイブリッドサッシ
  • Low-E複層ガラス
  • 全室LED照明・カーテンレール
  • 立水栓
  • 全室TV配線

いえとち本舗の規格住宅「イエテラス」では上記の装備・設備が標準仕様で備わっています。他社ではオプションの位置づけとなるケースの多い装備がすべてコミコミで備わっているのは嬉しいポイントです。。イエテラスならば追加するオプションは少なく住む可能性が高いです。

  • 太陽光発電システムを標準装備

上記のとおり、いえとち本舗の家は太陽光発電システムを標準装備している点は大きな特徴です。
いえとち本舗は運営元企業(株式会社フィット)が再生エネルギー・太陽光発電関連を主力事業としていることもあり、太陽光発電システムには強みがあります。

いえとち本舗の太陽光発電システムは「5.3kw以上」を標準装備としています。一般的な住宅向け太陽光発電システムは「4.5kw」が平均積載量とされていますので、5.3kw以上であれば平均以上です。十分な発電量にも期待できると思われます。

大手ハウスメーカーなどでは10kwを超える積載量を標準としている会社もありますが、そちらとは価格が全く違いますので単純な比較はできません。
いえとち本舗はコストを考えても5.3kwの積載量があれば十分コストパフォーマンスは優秀と言えると思います。

  • 蓄電池を標準装備

またイエテラスでは太陽光発電システムとともに「蓄電池」も基本的に標準仕様となっています。
蓄電池は太陽光パネルで発電した電気を一時保管できる機能をもちます。蓄電池があれば昼は太陽光パネルで発電した電気をそのまま使うこともできますし、太陽の出ていない夜間でも日中にためた電力が残っていれば使えます。また蓄電池があれば災害・停電時にも電気を使うことができるメリットがあります。

蓄電池は容量にもよりますが、数十万円はもちろん百万円単位のオプションとなるケースも多いので、標準仕様で備わっている点はいえとち本舗の大きな特徴といえるでしょう。ただし蓄電池や太陽光パネルはプランによって標準仕様で付かないケースもあるようなので必ずプランごとにヒアリングしてください。

いえとち本舗の外観

続いていえとち本舗の注文住宅の外観をみていきましょう。わかりやすく建築実例画像でご紹介していきます。

いえとち本舗の外観画像①

いえとち本舗の外観画像②

いえとち本舗の外観画像③

いえとち本舗の外壁

外壁は一戸建て住宅の外観イメージを決定づける住宅部材なので見た目の好みで決めてしまいがちですが、耐久性やメンテナンス性を重視することをオススメします。外壁は24時間365日、屋外に露出しており常に雨や風、紫外線にさらされており室内の住宅部材よりも傷みやすくメンテナンスは必ず必要となります。

いえとり本舗では特に公式ホームページに外壁に関して記載がありませんが、おそらく一般的な「窯業系サイディング」や「ガルバリウム外壁」が標準採用されていると思われます。どちらかというとガルバリウム外壁の方が耐久性が高いですが、窯業系サイディングでも近年では耐久性・メンテナンス性に優れる製品もありますので、プランを決める際に「耐用年数・メンテナンスサイクル」をヒアリングすることをオススメします。

また、できれば光触媒加工された「セルフクリーニング外壁」を採用できるのであれば、こちらはオススメです。表面を光触媒加工された外壁は親水性が高く、もともと汚れが付きにくいですし万が一汚れが付着しても雨が降れば自動的に洗い流されるため外観が長期的にキレイに保たれます。

いえとち本舗の屋根

屋根材に関してもいえとち本舗では特に公式ホームページでアナウンスをしておりませんが、おそらく一般的な「スレート屋根」もしくは「ガルバリウム屋根」が標準仕様になっていると思われます。

スレート屋根は10~15年に一度ペースで塗装メンテナンスが必要となり、ガルバリウム屋根は耐用年数30年以上の製品が多いのでコストパフォーマンス的にはガルバリウム屋根のほうが優秀な製品が多いと思われます。

屋根も外壁同様、常に雨・風・紫外線にさらされる箇所ですので、耐久性・メンテナンス性を重視して選ぶことをオススメします。高耐久でメンテナンスサイクルの長い外壁・屋根を採用することで家の満足度が格段にアップするはずです。

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いえとち本舗の内装・間取り

続いていえとち本舗の間取りの建築実例画像をご紹介してまいります。

いえとち本舗の間取り 2階建て25坪タイプ

25坪3LDK:本体価格1198万円(税込1318万円)

いえとち本舗の間取り 平屋28坪タイプ

27坪4LDK:本体価格1398万円(税込1538万円)

いえとち本舗の間取り 2階建て29坪タイプ

30坪4LDK:本体価格1348万円(税込1483万円)

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いえとち本舗の平屋

近年では平屋を選択される方もたくさんいらっしゃいます。

平屋とは1階建ての住宅のことです。ワンフロアのみで構成される住まいなので、階段による上下移動がなく比較的楽な生活動線を確保しやすいため、子育て世代からご年配の方まで幅広く人気があります。

いえとち本舗の規格住宅シリーズ「イエテラス」にも平屋プランが用意されていますので平屋を建てることは可能です。イエテラスの平屋プランは建物本体価格1,000万円弱~で建てることができますので、価格としてはリーズナブルですが、坪数が少ないので坪単価60万円以上となるケースが多いです。

平屋は楽な生活動線を確保できる人気のプランですが、本来つくれるはず2階・3階を取り払ってしまうわけですから敷地面積に余裕がない場合は狭苦しい家になってしまう場合もあります。また隣家との距離が近い場合も圧迫感を感じやすいですし、日当たりの確保が難しくなる可能性がありますので注意しておきましょう。

いえとち本舗 平屋の建築実例

いえとち本舗の平屋の建築実例)①

いえとち本舗の平屋の建築実例)③

いえとち本舗の平屋の建築実例)②

いえとち本舗でもしも欠陥があった場合の保証・アフターサービス

注文住宅を検討している方のなかには「家を建てたいけど、もし欠陥住宅だったらどうしよう…」という点が不安な方もいるかもしれません。

実際に「ハウスメーカーで注文住宅を建てて欠陥住宅だった」という事例は多くありませんので、必要以上に不安に考えることはありません。ですが万が一であっても欠陥住宅のリスクは怖いもの。

また欠陥住宅でなくとも家は長く住めば必ずどこかにメンテナンスの必要が生じます。なのでハウスメーカー各社がつけている保証体制・アフターサポート体制も重要な比較ポイントです。

いえとち本舗の保証・アフターサービスはどうなのでしょうか。
いえとち本舗の保証は以下の通りです。

いえとち本舗(イエテラス)の保証内容
保証箇所いえとち本舗の保証内容
建物初期保証(構造・防水)初期保証10年
建物最長保証(構造・防水)+10年(初期保証満了時の有償メンテナンスが条件)
外壁製品本体10年
シロアリ保証10年
土台材10年
太陽光発電システム10年
ソーラーパネル出力保証25年

まず大前提として新築マイホームを建てる、あるいは購入する場合は「構造・防水保証」は売り手側が10年間の瑕疵担保責任を負うことが品確法という法律によって定められていますので、いえとち本舗の建物初期保証10年は法律で定められた最低限の範囲です。しかし、いえとち本舗では初期保証満了時の有償メンテナンスを受けることで「+10年間の保証延長」が付きます。

大手ハウスメーカーだと保証延長システムを用意しているケースがほとんどですが、ローコスト住宅メーカーの場合は延長保証システムがない場合も多いので、いえとち本舗の建物保証は充実している方と言えるでしょう。

さらにいえとち本舗では、外壁・シロアリ・土台材・太陽光発電システム、ソーラーパネルなど住宅のさまざまな部位で保証を用意しています。これらの保証は品確法で定められているわけではありませんので、かなり手厚いサービスと言えます。

ただし、いえとち本舗は全国各地にフランチャイズ展開をしているためFC加盟店ごとに保証やアフターサービスが異なるケースもあるようです。保証・アフターサービスについては必ず直接ヒアリングすることをオススメします。

いえとち本舗で注文住宅を建てるメリット・デメリット

記事が長くなりましたので、このあたりでいえとち本舗のメリット・デメリットをまとめておきます。
ハウスメーカー各社のメリット・デメリットを把握しておくことで自分にあった施工会社を見つけやすくなります。

いえとち本舗のメリット

比較的リーズナブルな価格帯でZEH住宅が建てられる
いえとち本舗は建物本体価格1,000万円台~、坪単価50~55万円前後(2階建てプラン)とリーズナブルな価格帯でZEH水準の断熱性を確保された一戸建て住宅を建てられる点が大きなメリットと言えるでしょう。ローコスト住宅の価格帯でZEH住宅を建てられるハウスメーカーであることがいえとち本舗の企画住宅「イエテラス」の大きな特徴です。

太陽光パネル・蓄電池が標準仕様でついてくる
前述のとおり、いえとち本舗の規格住宅「イエテラス」は標準仕様でZEH住宅であることが大きなメリットです。ZEH住宅ですから、当然「太陽光発電システム」を標準装備していますが、プランによっては「蓄電池」まで標準装備しています。太陽光パネル・蓄電池はオプションの位置づけとするハウスメーカーが多い中で、ローコスト住宅であるイエテラスが太陽光パネル・蓄電池を標準で付けている点は大変嬉しいメリットと言えるでしょう。

全棟で許容応力度計算を実施した信頼性の高い家
いえとち本舗では全棟で、もっとも信頼性の高い構造計算「許容応力度計算」を実施して建物がどれだけの負荷に耐えられるかを正確に計算しています。許容応力度計算は正確な耐震強度を計算するためコストも相応にかかるため、他社ハウスメーカーで実施している会社はそこまで多くありません。ローコスト住宅で許容応力度計算を行っている点は大きなメリットと考えられます。

いえとち本舗のデメリット

セミオーダーの規格住宅なので設計自由度はフルオーダーに劣る
いえとち本舗の住宅商品「イエテラス」はセミオーダータイプの規格住宅商品です。コストを抑えるために間取りや設備を規格化しているので、完全自由設計のフルオーダー注文住宅と比較するとプランニングの自由度は劣ります。とはいえ、間取りや外観・内装スタイルの組み合わせは約300パターン以上も豊富に用意されていますし、規格化されているのは使いやすい人気の間取りばかりですので、よほど特殊なこだわりがなければ好みのスタイルは見つけられると思います。

気密性の数値(C値)が不透明
いえとち本舗はZEH水準の断熱性(UA値0.6以下)を標準装備した高断熱住宅ですが、気密性の数値(C値)は公式ホームページで明らかにされていません。C値は実測値ベースとなり、1棟1棟でしっかりと気密測定をしなければ目安の数値を公開しにくいので仕方ない部分はありますが、他社ハウスメーカーでは公開している会社もありますので、デメリットとしてピックアップしておきます。いえとち本舗で注文住宅を検討している方は目安のC値を必ず打合せ段階でヒアリングしておくことをオススメします。

ハウスメーカー選びの完全無料相談会

マイホーム購入は人生の一大イベントですし、非常に高額なお買い物です。ハウスメーカー選びに迷っているなら、一度専門家による客観的な意見をお聞きすることをおすすめします。

ハウスメーカーのカタログを見たり、モデルハウスを見に行くと心が舞い踊って冷静な判断が出来なくなっていたりしてしまいますね。後から「もっとハウスメーカー選びを頑張ればよかった‥」「同じような家がもっと安く契約できたかも‥」「住宅性能があまり良くないかも‥」このような後悔の言葉が残念ながらネットには溢れています。

仮にも何千万円と住宅ローンを組んで長期間支払いをしていくお買い物ですから、自分達は絶対に失敗したくない。そうお考えならば、是非一度は「家づくりの専門家」による中立的なアドバイスを受けておく事をオススメします!!

「家づくりの専門家」に相談するといっても、ハウスメーカーの営業マンに相談するのとは一味違います。基本的にハウスメーカーの営業マンは自社で契約して貰いたいのが本音なので、偏った意見を言いがちです。

当サイトがおすすめするのは、第三者である専門家が、損得勘定なく客観的なアドバイスをしてくれるWEB無料相談サービスを利用する事です。

NTTデータの100%子会社が運営する「HOME4U家づくりのとびら」は、専門のプロに家づくりにおけるあらゆる「疑問」や「質問」に直接相談する事が出来ます。

  • 「この条件でおすすめのハウスメーカーはあるのか?」
  • 「総額でいくらかかるのか、月々の支払いはいくら位になるのか?」
  • 「今の自分の収入で住宅ローンは通るのか?」
  • 「諸費用ってどの位掛かるの?」
  • 「○○県で断熱材は何を採用するべき?」
  • 「土地も一緒に探すのは可能?」

  • などなど…客観的に比較したいこと、ハウスメーカーにはちょっと聞きにくいことを、注文住宅を知り尽くした専門家が的確に回答あるいは選択肢を教えてくれます。強制されることも営業されることも一切なく、なんならしつこいハウスメーカーにはお断り代行も完全無料でして下さいます。もっと言うと、もしお気に入りのハウスメーカーが見つかった場合、所謂「ベテラン営業マン」のみ紹介してもらえます。新人営業マンやいい加減な営業マンはNTTグループのご紹介者には対応させないのです。この強み、めちゃくちゃメリットなこと、わかる人にはわかりますよね。

    空いた時間に自宅から気軽に利用する事が出来ますし、WEB無料相談の予約は1分程で出来るので簡単です。WEB無料相談といってもスマホ1台あればハウスメーカー選びから様々な疑問の解決まで完結できてしまいます。詳しくは下記ページで特集しているので、興味のある方はチェックしてみて下さい。

    いえとち本舗の注文住宅 まとめ

    このページではいえとち本舗の注文住宅についての評判・口コミ・坪単価・価格別実例などをまとめてみましたが参考になりましたでしょうか。

    それではいえとち本舗の注文住宅について最後に簡潔にまとめておきます。
    いえとち本舗は東証グロース市場に上場する建設企業「株式会社フィット」が運営する総合不動産サービスのフランチャイズブランドです。いえとち本舗が手掛けるセミオーダーの規格住宅シリーズ「イエテラス」はローコストながらも優れた断熱性を備えたZEH住宅(スマートホーム)である点が最大の特徴です。

    いえとち本舗のイエテラスは建物本体価格1,000万円前後~、坪単価50万円前後から建てられますが、この価格帯で「太陽光パネル」「蓄電池」を標準で備えている点は驚きです。

    いえとち本舗を運営する「株式会社フィット」が太陽光発電事業を手掛ける会社なので、ソーラーパネルに強みがあるからこそ出来ることなのでしょう。

    太陽光発電システム・蓄電池はそれぞれ+100万円単位のオプション料金となるハウスメーカーが多いので標準装備されているのは大変嬉しい特徴です。

    これからの時代、ZEH水準の性能を備えている点はマストになってくるでしょうし、ローコストといえどもZEHに適合していると候補として検討しやすいです。なにより電気代が高騰している今、太陽光パネルで光熱費のランニングコストを抑えられるのは大変大きなメリットです。

    イエテラスは全棟で許容応力度計算を行い、安全性にも注力していますし総合的な住宅性能バランスもまずまず優秀です。ローコスト住宅としては十分及第点といえるのではないでしょうか。

    価格を抑えつつ、総合バランスに優れたマイホームを建てたい方は「いえとち本舗・イエテラスシリーズ」をぜひ一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

    より皆様に役立つコンテンツにしていくためには、皆様の口コミ・評判の書き込みが必要不可欠です。いえとち本舗で実際に注文住宅を購入された方は、良かった点・悪かった点・メリット・デメリットなどどんなことでもかまいませんのでご感想を寄せて頂けると嬉しい限りです。

    注文住宅で失敗しないために必ず「比較」しましょう!

    注文住宅のハウスメーカー選びで失敗しないために、最後にアドバイスをさせて頂きます。

    住宅に限った話ではありませんが、高額な買い物をする時は「どの会社が品質・性能が良いか」「どの会社がお得か」必ず比較しますよね?マイホーム購入は特に比較検討が大事です。

    見た目は同じような家でも品質・性能・価格は大きく異なります!ハウスメーカーごとにどんな特色があって、どんな価格設定なのか。注文住宅の知識を身につけておけば必ず判断材料になりますし、また複数社を比較検討することで最終的な値引き交渉の際も有利になります。

    注文住宅を検討しているならまずは無料でカタログを見てみましょう!注文住宅のハウスメーカー選びはここから始まります!

    無料カタログをまとめて請求するなら「ライフルホームズ」が断トツオススメです。東証一部上場企業が運営する大手不動産サイトですので、あやしいハウスメーカー・工務店が紛れ込まないよう厳しく審査を行っています。住宅は高額な買い物なので安心して使えるサイトかどうかは重要なポイントです。

    またLIFULL HOME’Sは国内TOPクラスの不動産サイトだけあって、全国規模で1200件以上(2019年6月時点)のハウスメーカー・工務店を網羅しています。知名度は低いけれど良い家を建てる質実剛健な工務店さんは全国各地にたくさんあります。LIFULL HOME’Sならそのような未知の優良工務店と巡りあえるかもしれません。

    LIFULL HOME’Sではエリア検索・予算検索・テーマ検索とさまざまな検索方法で自分にあったハウスメーカー・工務店を検索できるため、そもそもエリア対応していない工務店や予算が合わないハウスメーカーを除外して検討できるのでムダな時間を省けます。

    ただでさえマイホーム購入は疲れてしまうもの。省ける時間は省いて賢くハウスメーカーを選びましょう!

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    いえとち本舗の注文住宅の評判は?

    当ページの最後にいえとち本舗の評判についてまとめておきます。
    注文住宅を建てる際に必ずチェックしておきたいのが候補のハウスメーカーの評判です。

    候補のハウスメーカーで注文住宅を建てた方が実際に失敗したこと、後悔したこと、あるいは成功したことなどの体験談はなによりも参考になるはずです。マイホーム購入は人生でもっとも高額で大切な買い物です。失敗・後悔することの無いよう、いえとち本舗の評判もしっかりとチェックしておきましょう。

    いえとち本舗の評判

    普通にコストパフォーマンス良いと思う。
    ローコスト住宅何社か比べてみましたけど、ローコスのなかではイエテラスは価格は高いけどZEH住宅のローコストって時点でかなり優秀だと思う。坪単価だけならほかに安いところ何社もあったけど性能と地震の強さとか総合的なバランスだとイエテラスが一番だった。完全自由設計の注文住宅で間取りに個性だしたいという気持ちはそんなに強くなかったので安くてローン抑えられて、電気代も抑えられる方がいいと思いました。

    今後はZEH住宅がスタンダード
    今から家建てるならZEHは最低限だと思って家探ししてたけど、いえとち本舗の家はちょうどよさそう。ZEHで太陽光ついてて蓄電池も付いてるなら装備的には言うことなし。

    安っぽいけどダサくはない
    イエテラスの家は大手の注文住宅と比べたら安っぽいけど価格を考えれば妥当。むしろなまじっか個性を出せる注文の方がダサくなるリスクあるよ。ここはローコストにありがちシンプルな家っていうだけで特別ダサいわけでもない。よくもわるくも見た目は普通。

    コスパは規格住宅が一番。
    コスパで言うならローコスト住宅のセミオーダー規格住宅が一番だと思います。だいたい使いやすい間取りばっかり規格化されているので変に個性出した家の方が暮らしにくくなる可能性があるらしい。あと間取りに個性を出しすぎると万が一売りに出すときに売れにくくなるみたいです。規格住宅は万人受けするプランしかないから売るときは有利だとか。

    ソーラーパネルだけは付いててよかった
    イエテラスに住んでますけど断熱性は普通だと思います。冬も夏もエアコン付けないで快適!とういうわけではけしてないです。ZEHに夢抱きすぎな人は注意。ただソーラーパネルあるので電気代はお得感あります。これだけは本当に付いててよかった設備。

    セミオーダー住宅で十分
    イチから設計してもらった方が愛着とかはあるのかもしれないけど、規格住宅だから個性を出せないかと思いきやそんなに気にならない。さすがに金額的にお得なほうを選んだ

    耐震等級3相当なので耐震等級3ではない
    イエテラスは耐震等級3相当なので実際には耐震等級は取得してないですよ。建てる前にあらかじめ申請すれば最高等級を取れないこともないらしいけど結構金額はかかるらしい。うちは別にそこまでこだわらなかったので取得はしてないですが、等級を取れば地震保険は安くなるので出す人はいるらしいです。

    いえとち本舗の評判 まとめ

    いえとち本舗の規格住宅「イエテラス」の評判をざっくりとまとめると以下の通りです。わかりやすく箇条書きでまとめました。

    いえとち本舗の評判をまとめると
    • コストパフォーマンスがいい
    • 住宅性能と価格のバランスがよかった
    • 住み始めてから電気代を抑えられるのが嬉しい
    • 住宅はシンプルで安っぽい
    • ダサいわけではない、よくも悪くも見た目は普通
    • 気に入った間取りプランがあれば規格住宅で十分
    • ソーラーパネルは付いててよかったと思える
    • 規格住宅は万が一売却する時にも有利
    • 耐震等級3相当なので、実際には耐震等級は取得していない

    いえとち本舗のインターネット上の評判を調べると「セミオーダーの規格住宅はZEH対応でコスパが良い」「太陽光パネルは付いててよかった」などポジティブな評判がある一方で「ZEHといえども断熱性は普通」など一部ポジティブではない評判も散見されました。

    しかしながら、インターネット上の評判はネガティブなものが目立つケースが多い中、いえとち本舗(イエテラス)は割と好意的な評判が目立った印象です。いずれにせよ口コミ・評判も全てを鵜呑みにするのではなくあくまで参考程度に考えましょう。最終的にはご自身で直接ヒアリングして判断することをオススメします。

    いえとち本舗の口コミを募集しています

    当サイトでもいえとち本舗の注文住宅についての口コミを大募集しています。注文住宅をご検討中の皆様に、より役立つコンテンツとしていくために皆さまのご協力が必要不可欠です。

    いえとち本舗で注文住宅を建てた方はいえとち本舗の良かった点、悪かった点などの口コミを寄せて頂けると嬉しい限りです。またいえとち本舗の注文住宅をご検討中の方やモデルハウスを見学に行かれた方なども些細な感想でも口コミをお寄せください。どうぞご協力をお願い致します。

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    皆様から、このハウスメーカーへの口コミ

      • 安いと思う
      • 2023年 7月 17日 1:32pm

      いえとち見学に行きました。太陽光パネルと蓄電池コミで坪単価税込54万円なら安いと思いました。まだ他のハウスメーカーと比較している段階ですが、今のところ価格的には一番安い。

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