Contents
住宅情報館の構造と特徴
まずは住宅情報館の注文住宅の構造や特徴からまとめていきます。一戸建て住宅にとって構造(工法)は後から変更することができない非常に重要なポイントです。
住宅情報館はフレーミングモノコック構造を採用
住宅情報館の注文住宅は伝統的な木造軸組み工法(在来工法)をベースに、建物外周部に構造用合板(パネル)を張り、建物を面で支える構造とした「フレーミングモノコック構造」を採用しています。
フレーミングモノコック構造は建物の設計自由度が高い伝統的な木造軸組み工法のメリットと、頑丈なツーバイ工法のメリットを両方活かした工法です。柱と梁など木材同士の接合部分は伝統的な「継ぎ手・仕口」を採用しつつ、近代的な金物で補強することにより耐震性・耐久性をアップさせています。また建物の外周壁として使用する耐力面材には、国土交通大臣認定の「壁倍率2.9倍」の9mm厚のパーティクルボード「novopan STPⅡ」を採用。さらに建物を支える重要な箇所には、住宅情報館が独自開発した高倍率耐力壁「スーパーパネル」を使用。スーパーパネルは「壁倍率5.0倍」の高倍率耐力壁で優れた耐震性を確保できるほか、吹き抜けや大空間リビング、大開口の窓など開放的な間取り空間を実現することにも寄与します。
住宅情報館が採用するフレーミングモノコック構造は、設計自由度と耐震性・耐久性のバランスが取れている工法と言えるでしょう。スーパーパネルを採用することで開放感のある間取りや大開口の窓なども比較的実現しやすく、その上で高い耐震性を実現しています。なお、住宅情報館では木造軸組み工法向けの制震摩擦ダンパー「FRダンパー」を搭載することも可能です。(FRダンパーの解説は後述します)
住宅情報館の基礎
次は住宅情報館の基礎についてみていきましょう。一戸建て住宅の基礎にはおもに「布基礎」と「べた基礎」の2種類があります。
※布基礎とは…鉄筋で補強された逆T字型の基礎で、帯状の連続的に一体化した構造を持ち、上部からの力や地盤の構造によって不同沈下を防いでいます。
※ベタ基礎とは…床全体に格子状に鉄筋を入れ、床面にコンクリートを打つ基礎です。地面への設置面積が広い為、基礎全体で建物を支える事が出来ます。
住宅情報館ではべた基礎の一種である「スラブシステム基礎」を採用しています。
住宅情報館のスラブシステム基礎はなかなかハイグレードな基礎です。通常、一戸建て住宅のべた基礎は「9mmの鉄筋」「300mm間隔」で配筋することが一般的ですが、住宅情報館のスラブシステム基礎は13mmの太い鉄筋を200mmの細かい間隔で組んでいます。
また基礎の立ちあがり幅も「150mm」と分厚いです。基礎の立ちあがり幅は、建築基準法で下限(120mm)が定められておりますが、その水準を大幅に超えるレベルで大手ハウスメーカーと比べてもそん色ないレベルです。住宅情報館の基礎は配筋の仕様もコンクリートの分厚さも十分な強度と言えるでしょう。
ちなみに布基礎とべた基礎のどちらが優れているかという点については、敷地条件によっても異なるため単純比較は出来かねますが、どちらの基礎でも敷地の地盤調査を行い、適した基礎を採用しているのであればまったく問題ありません。
なお、木造住宅の場合は「べた基礎」を採用するケースが非常に多くなっています。べた基礎は接地面積が広く、強度や耐久性の面でアドバンテージがあるほか、床面全体をコンクリートで覆うため、木造住宅の大敵であるシロアリ被害を防ぐという意味でもメリットがあります。
住宅情報館の特徴
続いて住宅情報館の注文住宅の大きな特徴をピックアップして参ります。住宅情報館の家の特徴は主に以下の3点でしょう。順番に解説して参ります。
- 高耐震・高耐久の住まい
住宅情報館の手掛ける注文住宅は、高耐震・高耐久な住まいであることが大きな特徴といえます。基礎には13mmと一般よりも太い鉄筋を使用し、コンクリートのかぶり幅も分厚く、工法には地震に強いフレーミングモノコック構造を採用。また壁倍率5.0倍の独自開発の耐力壁「スーパーパネル」を要所要所で採用し、耐震等級3を取得可能です。
飯田グループホールディングスはローコスト住宅を提供しながらも、耐震性・耐久性には特にチカラを入れていることで知られますが、同グループの一角である住宅情報館の家も耐震性・耐久性には特に注力しています。高耐震・高耐久の住まいであることが住宅情報館の大きな特徴です。
- ムダな流通経費を省きコストを削減
住宅情報館は、飯田グループホールディングスのスケールメリットを活かし住宅資材の一括仕入れなどムダな流通経費を省きコストを削減しています。飯田グループホールディングスのなかでは、やや価格帯は高めではありますが、十分ローコスト価格でも安全性に優れた注文住宅を建てられます。ムダなコストを削減しリーズナブルな価格帯で注文住宅を提供している点も住宅情報館の特徴の一つと言えるでしょう。
- 不動産部門があるため土地探しにも強い
住宅情報館は「住まいの総合プロデュース」をコンセプトに掲げる企業で、注文住宅部門の他にも不動産部門を擁していることから、土地探しからの家づくりにも強いです。住宅情報館は年間2000棟もの注文住宅を引き渡ししている実績がありますが、そのうち8割の顧客は土地探しからスタートしています。住宅情報館は1993年の創業以来から不動産部門のノウハウを培ってきており、顧客一人ひとりの要望にあった土地情報の提案も得意としています。
「注文住宅を検討しているけど良い土地と巡り会えない」という方は多いと思いますが、諦める前に、一度住宅情報館の土地情報もチェックしてみると良いでしょう。
住宅情報館の商品ラインアップ
それでは住宅情報館の注文住宅商品のラインナップをみていきましょう。住宅情報館は多彩な注文住宅商品を用意しています。商品ごとの特徴は以下の通りです。
商品ラインナップ | 特徴 |
---|---|
FORTE(フォルテ) | 理想のプランを選んで叶える規格型住宅 |
QUAD VR(クアッドブイアール) | 屋上のある家 |
QUAD V(クアッドブイ) | ビューウィンドウのある家 |
QUAD N(クアッドエヌ) | クオリティとデザインにこだわった家 |
Chelino(シェリノ) | ナチュラルなデザインの家 |
檜物語(ひのきものがたり) | 国産檜材を使用した高級モデル |
HIRAIE(ひらいえ) | 平屋タイプ |
LUCIDA(ルシーダ) | 世界の国に住まう 輸入住宅モデル |
ECOCERA(エコセラ) | スマート&エコロジーハウス |
SMART J(スマートジェイ) | 賃貸併用住宅 |
MIRAIE IoT(ミライエアイオーティー) | IoT技術を取り入れたスマートハウス |
ZEH(ゼッチ) | 創エネ設備を取り入れたZEHタイプ |
二世帯住宅 | 暮らし方にあわせて生活空間をわける二世帯住宅タイプ |
3階建て住宅 | 都市型3階建てプラン |
住宅情報館は多数の注文住宅商品を取り扱っていますが、このうち主力商品である「QUADシリーズ」と、国産ヒノキ材を使用した高級モデル「檜物語」、ローコストの規格住宅タイプ「フォルテ」の3商品をピックアップしてご紹介します。
QUADシリーズ
QUADシリーズは住宅情報館の主力商品シリーズで自由設計の注文住宅商品です。モダンでスタイリッシュな外観が特徴的です。
クオリティとデザインにこだわった「QUAD N」をベースに、建物のコーナー部分に大きなビューウィンドウを設けた「QUAD V」、屋上のある「QUAD VR」とグレードを上げたタイプも用意されています。
檜物語
檜物語は構造躯体に国産檜材を用いた住宅情報館の高級モデルです。檜物語は、他の注文住宅モデルよりもハイグレードで標準仕様で制震ダンパー「FRダンパー」を搭載し、耐震・制震住宅仕様となるほか、断熱仕様もハイグレードで断熱性の数値は「UA値:0.42」を誇ります。また外観・内装も高級感のあるデザインとなり、性能・見た目・構造のどれもチカラを入れた住宅情報館のハイグレードモデルとなっています。水平ラインを基調とした高級感あふれる外観デザインが人気です。
FORTE(フォルテ)
フォルテは住宅情報館の規格型注文住宅プランです。豊富な実績をもつ設計士が選びぬいたプランをベースに、内装・外装・住宅設備を好みにあわせてセレクトし、自分好みのマイホームを実現するセミオーダータイプの注文住宅です。
ベースプランを規格型にすることでコストを削減しつつ、住宅性能は「耐震等級3」「劣化対策等級3」「維持管理対策等級3」「温熱環境等級4」「一時エネルギー消費量等級5」と住宅性能表示制度における5項目で最高等級を確保しています。1000万円台からのマイホーム計画を検討されている方は必見です。
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住宅情報館の耐震性能
日本は地震が非常に多い国として知られています。東日本大震災・熊本地震クラスの大きな地震が今後も警戒されています。日本でマイホームを建てる以上、耐震性は軽視すべきではありません。
ということで続いて住宅情報館の注文住宅の耐震性についてみていきましょう。
結論から申し上げると、住宅情報館の家は「地震に強い家」と言えます。住宅情報館の家が地震に強い理由をいかにピックアップします。
地震に強い面構造を採用(フレーミングモノコック構造)
住宅情報館の家は、木造軸組み工法をベースに立ってモノ外周部に耐力面材(パーティクルボード)を張り面構造としたフレーミングモノコック構造を採用しています。柱と梁で建物をささえる伝統的な軸組み工法は、地震時の負荷が木材の接合部分に集中しやすい弱点がありますが、建物外周部にパネル状の構造用面材を施工することで、地震エネルギーを建物全体にバランスよく分散し高い耐震性を発揮します。
木造軸組み工法をベースに外周部にパネルを施工した工法は、他社でもよく採用されている非常に地震に強い工法です。
強靭な基礎
住宅情報館の家は構造躯体だけでなく基礎も強靭です。住宅情報館ではべた基礎の一種である「スラブシステム基礎」を採用。通常よりも太い鉄筋を細かい間隔で張り巡らせているほか、基礎の立ちあがり幅も建築基準法よりも分厚く大手ハウスメーカーと比べても遜色ないハイグレードな基礎となっています。
高倍率耐力壁スーパーパネルを採用
住宅展示場の注文住宅は、壁倍率5.0倍の高倍率耐力壁「スーパーパネル」を要所要所に採用することで耐震性能が向上しています。また、壁倍率の高いスーパーパネルを構造上重要な箇所に配置することで、大開口の窓やコーナー窓、柱のない大空間リビングなどの開放的な間取りも実現可能になります。スーパーパネルは耐震性の向上だけでなく設計自由度の向上にも寄与しています。
耐震等級3(最高等級)を取得可能
住宅情報館の手掛ける注文住宅商品は基本的にいずれも耐震等級3(最高等級)を取得可能です。ただし、間取りやプランによっては最高等級を取得できないケースも稀にあるようですので、耐震等級3にこだわる場合は、プランごとに耐震等級3(最高等級)を取得できるかどうかをヒアリングしておくべきでしょう。
実大三次元耐震実験で実証
住宅情報館では、高倍率耐力壁「スーパーパネル」を搭載した建物で実大三次元耐震実験を行っています。
実大耐震実験の映像
スーパーパネルを設置した建物と、一般的な建物との耐震性能の違いを比較したところ全ての地震波においてスーパーパネルを使用している建物の方が地震による変位が小さく、巨大地震に有効だということが実証されたとのことです。ローコストハウスメーカーの場合は実大耐震実験を行っていないケースも多いため、住宅情報館が実大耐震実験を行っている点はメリットと言えるでしょう。
木造軸組み用摩擦ダンパー「FRダンパー」
住宅情報館ではオプションで、木造軸組み用摩擦ダンパー「FRダンパー」を採用することが可能です。FRダンパーは温度・速度などの環境依存がない摩擦材をK型のフレームに組み込んだ制震装置で、地震時には摩擦材を組み込んだダンパー部分が滑り、地震エネルギーを熱エネルギーに変換し揺れを吸収します。
住宅情報館の注文住宅は頑丈な面構造、ハイグレードで分厚い基礎を採用しているため標準仕様でも十分に耐震性が高いですが、さらにFRダンパーをオプション採用することで、より地震に備えることが可能です。
なお、FRダンパーは基本的にはオプションの位置付けとなりますが、住宅情報館のハイグレードモデル「檜物語」には標準仕様として搭載されています。
住宅情報館は冬寒いのか?断熱材・断熱性能は?
せっかく注文住宅で家を建築するのですから、住宅性能にはこだわりたいですよね。特に室内の温熱環境を決定づける断熱性能・気密性能は非常に重要です。住宅情報館の注文住宅の断熱性・気密性は優秀なのか?気になる方も多いはずです。この項目では住宅情報館の採用する断熱材や断熱工法、具体的な断熱性・気密性の数値をご紹介します。
結論から申し上げると、住宅情報館は一部の高級モデルを除き、断熱性能にはそれほどチカラを入れていないと推測されます。
住宅情報館では、壁内に断熱材を敷き詰める「充填断熱工法」を採用し、外壁部・天井部には高性能グラスウール、床下部にはポリスチレンフォームを採用していますが、断熱材の厚みに関しては公式ホームページに明確なアナウンスがありません。また、一部の高級モデルを除き、具体的な断熱性を示す数値(UA値)のアナウンスもありません。
断熱性に注力しているハウスメーカーはほとんど「断熱材の厚み」や「UA値」を記載しています。これらの記載がない以上、断熱性にはそれほど自信がないと判断すべきかもしれません。これらの重要なポイントを公式ホームページに記載していない点はマイナス評価とせざるを得ないでしょう。
ただし住宅情報館のハイグレードモデル「檜物語」に関しては、公式ホームページ内に明確な断熱性の数値(UA値)が明確に記載されており、檜物語のUA値は「0.42w/m2・k」です。
この数値は北海道の省エネルギー基準(UA値:0.46w/m2・k)を超えるレベルですので、非常に優秀と言えるでしょう。檜物語では高性能な断熱材「アクリアα」を採用しているようですが、こちらも断熱層の厚みに関しては明確なアナウンスがありませんので、詳しくはヒアリングすることをオススメします。
なお、気密性能に関しては「C値」という実測数値が目安となりますが、住宅情報館は公式ホームページ上で明確なC値を公開していません。C値は実測値となるため、目安の数値を公開していないハウスメーカーが多いですが、断熱性と気密性はセットで重視すべきですので、気になる場合は必ず前もってヒアリングしましょう。また、建物の引き渡し前にC値を実測してもらえるかも併せて聞いておくと良いでしょう。
結論として、住宅情報館は檜物語やZEHモデルなど、一部のモデルを除いて断熱材の仕様や断熱性・気密性の具体的な数値が不透明なため、あまり力を入れていないと推測します。それでもおそらく、断熱等性能等級4の水準(UA値:0.87)前後は確保されているとは思いますが、詳しい断熱性の数値は前もって直接ヒアリングするべきです。もし、断熱性の数値が想定以下だった場合は、断熱仕様のアップグレードを検討しましょう。
住宅情報館の窓断熱
住宅の断熱性を比較するうえで「窓断熱の仕様」も非常に重要です。
一戸建て住宅でもっとも熱損失の大きな箇所は開口部、つまり「窓」です。夏の冷房時にはおよそ7割、冬の暖房時にはおよそ5割が「窓から熱損失する」と言われています。住宅の断熱性を高めるうえで、窓の仕様は特に重要と言えるでしょう。
住宅情報館の窓断熱の標準仕様は以下の通りです。
箇所 | 仕様 |
---|---|
窓ガラス | Low-Eペアガラス(アルゴンガス入り) |
窓サッシ | アルミ樹脂複合サッシ |
この窓断熱の仕様は、近年の注文住宅としては普通レベルの装備です。グレードの高い窓断熱の仕様も用意されているようですので、住宅の断熱性を高めるならば窓断熱の仕様を「オール樹脂サッシ」や「トリプルガラス」などにアップグレードするのも一つの手です。
住宅情報館ではZEHモデルやハイグレードモデル「檜物語」を除いて、それほど断熱性能に注力していないと推測できるため、窓の仕様をオプションで変更するのはオススメの選択肢です。
家を建てるなら断熱性能は超重要です!
というのもマイホームを建てた人の後悔ポイント1位が「室内の寒さ・暑さ」、2位が「光熱費が高いこと」だと言われているからです。コレ、どちらも高気密・高断熱の家なら解消できていた後悔ポイントです。
せっかく注文住宅を建てるなら「夏涼しく冬暖かい省エネ住宅」が良いのは当たり前ですよね。
マイホームの気密・断熱で失敗したくないなら、必ず「カタログの数値」で比較してください。
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住宅情報館の外観
次は住宅情報館の注文住宅の外観についてご紹介してまいります。以下に住宅情報館の外観実例写真をピックアップしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
せっかくの注文住宅ですから外観にもこだわりたいですよね。好みの外観デザインを探すならまとめてカタログ請求がオススメです。カタログ比較は注文住宅の登竜門!ライフルホームズなら、無料で複数社のカタログを一括で取り寄せできちゃいます。
住宅情報館の外壁
住宅情報館の注文住宅では、外壁メーカー「ニチハ」の窯業系サイディングを標準仕様としています。窯業系サイディングとは、セメントと繊維質を混ぜ合わせたボード状の外壁材です。
窯業系サイディングは価格が安くデザインも豊富なため、近年の一戸建て住宅でもっとも採用されているポピュラーな外壁材です。重量が軽いため、耐震性を損ないにくく耐火性能が高いのも特徴です。
窯業系サイディングは「10~15年に一度の定期メンテナンス」が必要になる外壁材ですが、ニチハでは30年間メンテナンスが必要ない優秀なサイディング外壁も取り扱っているため、できればメンテナンス周期の長いものを選択するのがオススメです。
ただしメンテナンス周期の長い窯業系サイディングでも繋ぎ目のシーリング材は劣化するためシーリングの打ちかえメンテナンスが必要になります。
窯業系サイディングはタイル外壁やコンクリート外壁に比べて価格は安いですが、外観の重厚感・高級感はやや見劣りするかもしれません。見た目に関しては好みの差も大きいので、上記にピックアップした住宅情報館の外観実例を参考にして頂ければと思います。
住宅情報館の屋根
住宅情報館は標準仕様の屋根として「スレート屋根」や「ガルバリウム屋根」を採用しています。
スレート屋根とは、粘板岩を薄い板状に加工した屋根材で薄く軽量で耐震性に影響を与えにくい屋根材で近年の一戸建て住宅でもっとも採用実績の多い屋根材です。ただし10~15年ごとに塗装メンテナンスが必要になります。
ガルバリウム屋根とは、ガルバリウム合金でメッキされた金属屋根で「軽くて丈夫」「強風で飛ばされる心配が少ない」「金属でも錆に強い」「デザインが豊富」などの特徴があり、近年ではスレート屋根と並んでポピュラーな屋根材となっています。ガルバリウム屋根もメーカーにもよりますが15~20年に一度塗装メンテナンスをする必要があります。
もしメンテナンスコストを抑えたいのであれば、オプションで「瓦屋根」を選択するのも良いでしょう。瓦屋根は塗装メンテナンスがほぼ必要なくメンテナンス頻度を大きく抑えられます。初期費用は高く付きますが、10年後、20年後のメンテナンスコストを考えると瓦屋根を採用するメリットは大きいと考えられます。また、瓦屋根は遮音性にも優れ、雨音などが気にならないというメリットもございます。
瓦屋根は他の屋根材と比べて重量が重いため、耐震性に影響を与える懸念がないわけではありませんが、近年では瓦屋根も軽量化していますし、そもそも住宅情報館の家は自信に強い頑丈な構造(木造軸組みパネル工法)を採用しているため、耐震性に与える影響はさほど気にされなくても問題ないでしょう。気になる場合はヒアリングしてみてください。
住宅情報館の内装と間取り
次は住宅情報館の内装や間取りについてまとめていきます。
自由設計の注文住宅の場合、内装や間取りには数限りない選択肢がございますため、こちらではあらかじめベースプランが定められた規格住宅モデル(フォルテ)の間取りや、内装実例をご紹介させて頂きます。
住宅情報館の平屋
続いて、住宅情報館の平屋について解説させて頂きます。
住宅情報館では、平屋タイプの商品モデル「HIRAIE(ひらいえ)」を提供しているため、もちろん平屋の家づくりも得意としています。
平屋は1階のみで構成される住宅のことで、ワンフロアしかありませんので必然的に上下のフロア移動をする必要がなく、効率的で楽な生活動線を確保できる住まいのかたちです。また、平屋は建物の総重量が軽く、重心が低いので相対的に地震に強いのも特徴です。さらに平屋は構造上の制限も少ないので、大開口の窓や柱のない大空間リビング、高い天井など開放的な間取りも得意です。
ただし、平屋は都市部などの狭小敷地にはあまり向いていないので注意しましょう。都市部など隣地との距離が近い場合は、日当たりの確保も難しくなります。そもそも平屋とは敷地面積をぜいたくに使うということですので、狭小地だと床面積が狭くなってしまいます。平屋は敷地面積に余裕がある場合には、魅力的な選択肢ですが、狭小地の場合は慎重な判断が必要と言えるでしょう。
平屋のメリット・デメリットをまとめると以下の通りです。
- 上下のフロア移動がなく楽な生活動線を確保できる
- 建物総重量が軽く、重心が低いため相対的に地震に強い
- 構造の制限が少ないので、大空間や大開口など開放的な間取りを実現しやすい
- 2階建て、3階建てに比べて総床面積が狭くなる
- 隣地との距離が近いと日当たりが確保しにくい
住宅情報館 平屋の実例
それでは住宅情報館の平屋の建築実例をピックアップしていきます。ぜひ参考にしてみてください。
ハウスメーカーの坪単価 一覧
次に住宅情報館の坪単価をまとめていきます。
注文住宅でマイホームを建てるならば予算計画は非常に重要なポイントです。いかに魅力的なハウスメーカーであっても、予算が合わなければ候補には選べません。無理をして予算オーバーの住宅ローンを組んでしまうと今後の人生計画も大きく影響を及ぼしてしまいます。
注文住宅の坪単価は予算に直結する非常に重要なポイントですのでしっかりと把握しておきましょう。さて、住宅情報館の商品プランごとのおおまかな平均坪単価は以下の通りです。
商品ラインナップ | 坪単価 |
---|---|
FORTE(フォルテ) | 44~50万円前後 |
QUAD VR(クアッドブイアール) | 58~68万円前後 |
QUAD V(クアッドブイ) | 55~65万円前後 |
QUAD N(クアッドエヌ) | 50~60万円前後 |
Chelino(シェリノ) | 50~60万円前後 |
檜物語(ひのきものがたり) | 65~75万円前後 |
HIRAIE(ひらいえ) | 60~70万円前後 |
LUCIDA(ルシーダ) | 50~60万円前後 |
ECOCERA(エコセラ) | 60~70万円前後 |
SMART J(スマートジェイ) | 60~70万円前後 |
MIRAIE IoT(ミライエアイオーティー) | 60~70万円前後 |
ZEH(ゼッチ) | 65~75万円前後 |
二世帯住宅 | 65~75万円前後 |
3階建て住宅 | 50~60万円前後 |
住宅情報館の主力商品モデルであるQUADシリーズは、概ね50~65万円前後がボリュームゾーンのようです。規格住宅モデルのフォルテになると、坪単価50万円以内でも建てられそうですね。
住宅情報館の注文住宅は高い?安い?価格設定は?
住宅情報館の価格帯は一般的にみて高いのか。それとも安いのか。気になる方も多いと思います。
結論から申し上げると、住宅情報館の価格設定は「ローコスト住宅とミドルコスト住宅の中間くらいの価格帯」です。
商品ごとに坪単価が異なりますが、規格住宅の「FORTE(フォルテ)」は、坪単価50万円以内で建てられるのでローコスト住宅といっても差し支えないでしょう。主力商品のQUADシリーズは概ね坪単価60万円前後がボリュームゾーンとなりますので、ローコストというには若干高めです。
またハイグレードモデルの「檜物語」は坪単価70万円前後がボリュームゾーンとなりますが、高断熱・高耐震にくわえて制震ダンパーを標準搭載していますから、こちらはミドルコスト住宅と比較した方がよいモデルです。
住宅情報館は、ローコスト~ミドルコスト価格帯の商品を取り揃え、幅広い顧客層に対応しているハウスメーカーです。住宅情報館はローコスト住宅を得意とする「飯田グループホールディングス」のグループ会社ですが、飯田グループにおいて住宅情報館は「やや価格帯の高いモデルを取り扱うハウスメーカー」と言えそうです。
飯田グループのなかでは住宅情報館は坪単価が高い方ですが、その分外観や内装、設備のクオリティも高くなっているためコストパフォーマンスは悪くありません。
「できるだけ価格は抑えたいけど、ローコスト住宅よりももう少し頑張りたい」という需要にはピッタリのハウスメーカーと言えるでしょう。
注文住宅でマイホームを建てるなら、必ず「予算に合うハウスメーカー」を複数社みつくろって比較・相見積もりしてください。
注文住宅は基本的にオーダーメイドの一点モノ。ほとんど「定価」という概念がありません。つまり自分の条件であいみつをとらなければ「自分の条件のマイホームの適正価格」があいまいのまま。
適正価格があいまいのまま、なんとなくフィーリングで決めてしまうことだけは絶対にやめましょう。
注文住宅は似たような見た目や性能でもハウスメーカーが違えば「300万円~1000万円単位で価格差がある」のが当たり前の世界です。後から「向こうのほうが安かったのに…」と後悔しないためにも必ず複数社のカタログを比較・相見積もりを取るようにしてください。
住宅情報館の注文住宅は値引き出来る?
注文住宅のマイホーム建築は人生でももっとも高額な買い物です。数千万円単位の価格ですので、数%でもお値引きしてもらえるならそれに越したことはありません。
注文住宅業界では、多くのハウスメーカーが値引きに積極的に対応しています。稀に「値引きには一切対応できない」という姿勢のハウスメーカーもございますが、そちらの方が少数派です。
一般的なハウスメーカーでは、建物本体価格の「3~8%前後」の値引きであれば交渉の余地があると言われています。住宅情報館も同程度の値引きであれば交渉の余地があると思われます。
実際の値引き可能額については購入タイミングや敷地条件、選ぶ商品プラン、オプションの有無などさまざまな条件によって異なりますのでハッキリと額面を申し上げることはできかねますが、一般的なハウスメーカーと同様「3~8%」を目安に交渉を行ってみましょう。
ハウスメーカー 値引きのコツ
ハウスメーカーとの値引き交渉にはいくつかコツがございます。
住宅情報館の注文住宅をご購入する決意が固まったら以下のポイントを把握し、値引き交渉を行ってみましょう。
- 住宅が売れにくい時期を狙う
住宅業界は一般的に2月・6月・8月が売れにくい時期と言われています。2月・8月は他の業界でも売上が低迷する時期ですし、6月は梅雨の時期のためモデルハウス来場者数が減ることが住宅業界の売上が下がる要因として考えられます。
住宅が売れにくい時期を狙って交渉することで、ハウスメーカーサイドも積極的に交渉に応じてくれる可能性があります。ただし、そうはいってもそこまで大きな効果が見込めるわけではありませんので、期待しすぎ無い方がよろしいでしょう。わざわざタイミングを合わせにいくほど重要なポイントではありません。意図せずタイミングが合えばラッキーくらいに考えておくのがベターです。
- 値引き交渉は契約前の一回勝負!
住宅情報館に限った話ではありませんが、ハウスメーカーとの値引き交渉は「1回勝負」が基本です。契約する前に何度も細かく「これは安くなりますか?このオプションは?」などと細かく値引き交渉をしては、担当者も上司の決裁を取りにくくなります。
値引き交渉は、契約前で最終的な見積もりが出そろった後に一度だけ、目標金額まで一気にもちこむのが理想的です。たった一度の交渉ですので、遠慮はせずに思いきっていきましょう。
ハウスメーカーサイドも最終見積もりを出すまでに打ち合わせを重ねたお客様は、絶対に決めたいもの。少し大胆な金額で交渉しても検討してくれる可能性が高いでしょう。
- 複数社で相見積もりをとる(※重要!)
ハウスメーカーとの値引き交渉を行う前に、必ず「複数社で相見積もりを取ること」を忘れずに行ってください。
最終的に競合他社と比較して迷っている、相見積もりをしていることを伝えれば本命ハウスメーカーも、価格面で競ってくる可能性が高いです。前述のとおり、ハウスメーカー側からすると、顧客と何度も打ち合わせを行いまとまりかけた契約は絶対にまとめたいもの。競合他社に契約を取られてしまうくらいなら、少しくらいの値引きには応じてくれる可能性が高いです。
そして、複数社で相見積もりをとるのならば「できるだけ価格帯の近い競合他社であいみつをとる」のがベターです。価格帯が近い会社ならば競ってくる可能性が高いですが、そもそもの価格帯が離れているとあまり交渉に消極的なケースもございます。住宅情報館はローコストとミドルコストの中間くらいの価格帯ですので、アキュラホーム、タマホーム、桧家住宅、クレバリーホーム、アエラホームなどが価格帯が近いハウスメーカーと言えそうです。
複数社で相見積もりを取ることは、住宅情報館だけでなくほぼ全てのハウスメーカーとの交渉に有効ですので、候補のハウスメーカーを絞ったら必ず、少なくとも2社以上で相見積もりをとるようにしましょう。
まずは希望の予算・エリアに対応しているハウスメーカーを何社か見つけることから始めましょう。せっかく相見積もりをするなら性能スペックやデザインが希望条件にある程度あてはまらないとあまり意味がありません。
そこで最初のふるい落としに役立つのが「住宅カタログ」です。何冊かカタログに目を通すだけで各ハウスメーカーの特徴・強みがだいたいわかってきます。何社かお気に入りをみつくろったら「あいみつ」を取ってみてください。
似たようなスペックでも「ハウスメーカーごとにこんなに価格が違うの?!」と驚くと思います。価格差を知らずになんとなく決めてしまってたら…ゾッとしますね。すごくカンタンな作業ですが、これをやるかやらないかでマイホーム計画の失敗率は格段に下がります。「カタログ比較」は注文住宅の登竜門。まずはライフルホームズから始めましょう!
- 住宅情報館だけでなく他社でも使える値引きの裏ワザをご紹介
当サイトでは、上記にピックアップした値引きのコツ以外にもハウスメーカーとの交渉の裏ワザをご紹介しています。住宅情報館に限らず、他社ハウスメーカーにも有効なので、注文住宅の本格的な値引き交渉を行う前に下記のリンクより特集ページをチェックしておいてください。
ハウスメーカーでもしも欠陥があった場合の保証とアフターサービス
せっかく注文住宅で建てたマイホームが「欠陥住宅だった…」ではシャレになりません。
もちろん「注文住宅で家を建てたけど重大な欠陥が見つかった」というケースは多くはありませんので必要以上に心配することはありませんが、マイホームは10年、20年、30年と長く住み続けるもの。家は長く住めばどこかしらに必ずほころびがでます。マイホームは不具合をメンテナンスしながら長く住み続けていくもの。欠陥の有無ももちろん重要ですが、普通に暮らしていくなかで出る不具合もしっかりメンテナンスしなければなりません。だからこそマイホーム購入では保証やアフターサービスが重要です。この項目では住宅情報館の保証・アフターサービスについてまとめていきます。
住宅情報館の保証
住宅情報館の初期保証は以下の通りです。
箇所 | 初期保証 | 延長保証 |
---|---|---|
構造躯体の重要な部分 | 10年間 | 10年ごとに有償メンテナンスで最長60年まで |
雨漏りを防止する部分 | 10年間 | 10年ごとに有償メンテナンスで最長60年まで |
シロアリ保証 | 5年間 | 5年ごとに有償メンテナンスで最長60年まで |
地盤保証 | 20年間 | なし |
大前提として新築マイホームを購入する場合、構造躯体と雨漏りを防止する部分については、品確法という法律によって「最低でも初期保証10年間が付く」ことが義務付けられています。住宅情報館の構造躯体・雨漏りを防止する部分の初期保証は法律で定められた最低限の範囲と言えますが、住宅情報館は定期的な有償メンテナンスを行うことで、構造躯体・防水面・シロアリ保証が最長60年まで延長するシステムとなっています。構造躯体と防水面は10年ごと、防蟻メンテナンスは5年ごとの有償工事を行うことで保証が延長します。
ローコスト住宅メーカーでは保証延長システムがないケースも多いため、有償メンテナンスが必要とはいえ、最長60年延長保証を取り入れている点は評価できるポイントと言えます。
住宅情報館のアフターサービス
住宅情報館では、アフターサービスとして建物の引き渡し後「6ヶ月後、2年後、5年後、10年後」の計4回のタイミングで無償定期点検を行っています。10年後以降の定期点検は有償となります。
定期点検の回数は他社と比較して充実しているわけではありませんが、住宅情報館では住み始めてからのリフォームの提案などもしてくれるようです。
また年会費・入会金無料の「JUJO倶楽部」というアフターサポートシステムを用意しており、困った時のコールセンター、自宅の鍵開けサービス、給排水管の詰まりの応急処置、トイレのトラブルサービスなどをまとめてサポートしています。
住宅情報館で注文住宅を建てるメリットとデメリット
記事が長くなりましたので、このあたりで住宅情報館の注文住宅の「メリット(長所)」と「デメリット(短所)」を整理しておきましょう。
住宅情報館に限らず、どのハウスメーカーでも得意・不得意がございます。注文住宅を建てるならば、候補のハウスメーカーの得意・不得意・メリット・デメリットを把握しておくべきです。住宅情報館のメリット・デメリットを大まかにまとめると以下の通りです。ハウスメーカーを選ぶ基準の一つとしてお役立てください。
住宅情報館のメリット
地震に強い・耐久性が高い
住宅情報館の注文住宅の最大のメリットは、高耐震・高耐久な住まいを提供している点です。住宅情報館の基礎は分厚いコンクリートの内部を太い鉄筋が細かい間隔で張り巡らせてあり、構造も頑丈な面構造となっています。ほとんどのプランで耐震等級3(最高等級)を取得でき、さらに制震ダンパー(FRダンパー)を採用することも可能。
飯田グループのハウスメーカーは家の安全性に特に力を入れていますが、住宅情報館の住まいも特に耐震性・耐久性には力を入れています。高耐震・高耐久な住まいを提供している点が住宅情報館の大きなメリットです。
リーズナブルな価格帯・多彩な商品ラインナップ
住宅情報館の注文住宅商品は、商品プランにもよりますが概ね坪単価50~60万円前後がボリュームゾーンとなります。この価格帯はローコスト住宅とミドルコスト住宅の中間くらいと考えていいでしょう。比較的リーズナブルな価格帯で、高耐震・高耐久な注文住宅を建てられることも住宅情報館のメリットと言えそうです。また、住宅情報館は多彩な商品ラインナップを用意しておりますので、幅広い顧客層の要望に対応できる点もメリットです。
土地探しが得意
住宅情報館は、不動産部門を擁する総合不動産事業を手掛けることから、対応エリア内の土地情報にも非常に強いことが大きなメリットです。注文住宅を建てるには土地が必ず必要になります。土地探しからのマイホーム計画を検討されている方にとって、住宅情報館は必見と言えるでしょう。
住宅情報館のデメリット
気密性・断熱性がやや不透明
住宅情報館の注文住宅は一部のハイグレードモデルを除き、気密性・断熱性の仕様・数値が公式ホームページで明記されていないなど、若干不透明な部分があります。住宅の気密性・断熱性はマイホームの重要な比較ポイントですので、この点が不透明であることはマイナスポイントと言えるかもしれません。
ローコストモデルは高級感に欠ける
住宅情報館は一部のハイグレードモデルを除き、外観・内装・設備がやや安っぽいとの評価があることもデメリットと言えるかもしれません。見た目に関する部分は感じ方に個人差がございますので、明確なデメリットというわけではありませんが、マイホームの高級感・重厚感を重視する方はよく比較しておくべきでしょう。ただし、住宅情報館の価格帯はローコスト~ミドルコストの中間ですので必ずしもコストパフォーマンスが悪いわけではありません。
マイホーム購入は人生の一大イベントですし、非常に高額なお買い物です。ハウスメーカー選びに迷っているなら、一度専門家による客観的な意見をお聞きすることをおすすめします。
ハウスメーカーのカタログを見たり、モデルハウスを見に行くと心が舞い踊って冷静な判断が出来なくなっていたりしてしまいますね。後から「もっとハウスメーカー選びを頑張ればよかった‥」「同じような家がもっと安く契約できたかも‥」「住宅性能があまり良くないかも‥」このような後悔の言葉が残念ながらネットには溢れています。
仮にも何千万円と住宅ローンを組んで長期間支払いをしていくお買い物ですから、自分達は絶対に失敗したくない。そうお考えならば、是非一度は「家づくりの専門家」による中立的なアドバイスを受けておく事をオススメします!!
「家づくりの専門家」に相談するといっても、ハウスメーカーの営業マンに相談するのとは一味違います。基本的にハウスメーカーの営業マンは自社で契約して貰いたいのが本音なので、偏った意見を言いがちです。
当サイトがおすすめするのは、第三者である専門家が、損得勘定なく客観的なアドバイスをしてくれるWEB無料相談サービスを利用する事です。
NTTデータの100%子会社が運営する「HOME4U家づくりのとびら」は、専門のプロに家づくりにおけるあらゆる「疑問」や「質問」に直接相談する事が出来ます。
などなど…客観的に比較したいこと、ハウスメーカーにはちょっと聞きにくいことを、注文住宅を知り尽くした専門家が的確に回答あるいは選択肢を教えてくれます。強制されることも営業されることも一切なく、なんならしつこいハウスメーカーにはお断り代行も完全無料でして下さいます。もっと言うと、もしお気に入りのハウスメーカーが見つかった場合、所謂「ベテラン営業マン」のみ紹介してもらえます。新人営業マンやいい加減な営業マンはNTTグループのご紹介者には対応させないのです。この強み、めちゃくちゃメリットなこと、わかる人にはわかりますよね。
空いた時間に自宅から気軽に利用する事が出来ますし、WEB無料相談の予約は1分程で出来るので簡単です。WEB無料相談といってもスマホ1台あればハウスメーカー選びから様々な疑問の解決まで完結できてしまいます。詳しくは下記ページで特集しているので、興味のある方はチェックしてみて下さい。
住宅情報館の注文住宅 まとめ
このページでは住宅情報館の注文住宅についての評判・口コミ・坪単価・価格別実例などをまとめてみましたが参考になりましたでしょうか。
より皆様に役立つコンテンツにしていくためには、皆様の口コミ・評判の書き込みが必要不可欠です。読者様のなかに住宅情報館で実際に注文住宅を購入された方がおられましたら、良かった点・悪かった点・メリット・デメリットなどどんなことでもかまいませんのでご感想を寄せて頂けると嬉しい限りです。
注文住宅のハウスメーカー選びで失敗しないために、最後にアドバイスをさせて頂きます。
住宅に限った話ではありませんが、高額な買い物をする時は「どの会社が品質・性能が良いか」「どの会社がお得か」必ず比較しますよね?マイホーム購入は特に比較検討が大事です。
見た目は同じような家でも品質・性能・価格は大きく異なります!ハウスメーカーごとにどんな特色があって、どんな価格設定なのか。注文住宅の知識を身につけておけば必ず判断材料になりますし、また複数社を比較検討することで最終的な値引き交渉の際も有利になります。
注文住宅を検討しているならまずは無料でカタログを見てみましょう!注文住宅のハウスメーカー選びはここから始まります!
無料カタログをまとめて請求するなら「ライフルホームズ」が断トツオススメです。東証一部上場企業が運営する大手不動産サイトですので、あやしいハウスメーカー・工務店が紛れ込まないよう厳しく審査を行っています。住宅は高額な買い物なので安心して使えるサイトかどうかは重要なポイントです。
またLIFULL HOME’Sは国内TOPクラスの不動産サイトだけあって、全国規模で1200件以上(2019年6月時点)のハウスメーカー・工務店を網羅しています。知名度は低いけれど良い家を建てる質実剛健な工務店さんは全国各地にたくさんあります。LIFULL HOME’Sならそのような未知の優良工務店と巡りあえるかもしれません。
LIFULL HOME’Sではエリア検索・予算検索・テーマ検索とさまざまな検索方法で自分にあったハウスメーカー・工務店を検索できるため、そもそもエリア対応していない工務店や予算が合わないハウスメーカーを除外して検討できるのでムダな時間を省けます。
ただでさえマイホーム購入は疲れてしまうもの。省ける時間は省いて賢くハウスメーカーを選びましょう!
住宅情報館の注文住宅の評判は?
当ページの最後に住宅情報館の評判についてまとめておきます。
繰り返しになりますが、マイホームは人生でもっとも高額で特別な買い物です。絶対に失敗・後悔したくないのは当然です。ハウスメーカー選びで失敗しないためには、候補のハウスメーカーの評判はしっかりとチェックしておくべきです。この項目では住宅情報館の口コミ・評判をまとめておきます。
住宅情報館の評判
価格の割にクオリティは悪くないです。
住宅情報館は不動産屋さんでしょ?と思っていましたが旧城南建設のれっきとしたハウスメーカーなんですね。価格の割に見た目もこじゃれていて良い家だと思いました。まだ他のハウスメーカーも見ている段階ですが、ローコストのなかでは少し高めですが、モノは良いと思います。
地震に強い家!
住宅情報館で家を建てましたが満足しています。だいたいの希望はかなえられましたし、価格も当初の予算は少しオーバーしましたが、他社と比べると安かったです。地震に強いのは間違いないらしいのでその点は安心です。
住宅情報館って飯田グループなんですね。
飯田の家は飯田産業とか一建設とかも見たけど、住宅情報館の家の方が一つグレードが高いと感じた。飯田グループの他の家は安っぽい感じがしたが、ここのはパッと見で安っぽい感じはしなかったです。その分価格は高いけど。
一番ちょうどいい価格帯でした
土地の条件も合いましたし、価格もちょうど予算に合いましたので決めました。家はこだわると価格の上限がないからこれで良かったと思ってます。価格の割には性能のバランスもいいと思いますし、住み始めてからも今のところ特に不満はありません。
営業マンのレベルが低かった
ダメ営業マンにあたったのかもしれないけど、ウマが合わなかった。こちらの話を覚えていないし、家の知識レベルも低いうえ押しだけ強い。
断熱性はたぶんあまり良くないです
住宅情報館の規格住宅で家を建てました。冬はエアコンなしでは普通に寒いですよ。夏もエアコンつけないと暑いです。特に2階は熱がこもります。住み心地を比べたわけではないのではっきりとはいえないですが断熱性はそんなに良い方ではないと思います。
地震に強い家が条件
当方、マイホーム予算にあまり余裕がないですが、高耐震で長持ちする家が条件でした。予算内では住宅情報館は一番合っていると思います。担当の営業さんに構造と基礎が地震に強いと聞きました。基礎と構造は後から換えられない部分なので、基礎を頑丈につくっているのは安心です。制震ダンパーは付けなくても問題ない、opで付ける方はそれほど多くないとのお話だったので付けてませんが、構造の時点でかなり地震・台風には強いようなので安心しています。
住宅情報館の評判 まとめ
住宅情報館の評判をザックリとわかりやすく箇条書きでまとめます。
- 価格がリーズナブル
- 価格を考えるとコスパが優れている
- 飯田グループの家のなかでは見た目も良い
- ちょうどいい価格帯で、性能とのバランスが良い
- 営業マンのレベルが低かった
- 断熱性はおそらくあまりよくない
- 地震に強いので安心
住宅情報館の評判は、ポジティブな内容・ネガティブな内容どちらも入り混じっているような印象です。
良い評判としては「価格帯の安さ・ちょうど良さ」「コストパフォーマンス」「頑丈な構造躯体」「地震がきても安心」など価格帯や安全性について満足している方が多かった印象です。
悪い評判としては「断熱性が標準仕様だと物足りない」「外観に高級感がない」「住宅設備が安っぽい」など、室内の温熱環境や見た目の印象に関する内容が見受けられました。
しかしながら、インターネット上の口コミ・評判は基本的にネガティブな内容が多くなってしまうことが普通です。悪い評判だけで判断するのではなく、スペックが気に入ったならば実際にカタログを比較する、担当者に話を聞くなど、ご自身で判断されることが重要と言えるでしょう。
いずれにしても、複数社の競合他社で比較し話を聞くことで、各社の強みや力を入れているポイントが浮き彫りになります。候補として比較する場合は一社だけでなく、必ず複数社を比較するようにしましょう。
住宅情報館の口コミを大募集しています
当サイトでも住宅情報館の注文住宅についての口コミを大募集しています。注文住宅をご検討中の皆様に、より役立つコンテンツとしていくために皆さまのご協力が必要不可欠です。
住宅情報館で注文住宅を建てた方は住宅情報館の良かった点、悪かった点などの口コミを寄せて頂けると嬉しい限りです。また住宅情報館をご検討中の方やモデルハウスを見学に行かれた方なども些細な感想でも口コミをお寄せください。どうぞご協力をお願い致します。
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ここって賃貸物件専用だと思ってましたが、注文住宅もやってるんですね。名前で損してると思うんですよね。住宅情報館って、普通の不動産屋だと思いますもん。
兄が住宅情報館の注文住宅で建てました。何度かお邪魔しましたが、とても良い家だと思いました。普通の建売住宅よりも色々とグレードが高いですし。ただ、兄が言うにはお洒落に仕上げようとするとオプションの嵐で、直ぐに予算オーバーになるそうです。
住宅情報館の家は割と高い。ローコストではない
住宅情報館は飯田グループの会社ですが注文住宅のクオリティは飯田とは全く別物です。普通に性能も良いしデザインもそこそこの高級感があり性能も高い。飯田やタクトのアーネストワンのローコスト建売とは価格も別物。いちおう安く建てようと思えば建てられないこともないですが、基本的にローコストというよりミドルコスト級のハウスメーカーです。