当ページでは泉北ホームの注文住宅について評判や口コミ、坪単価、構造、特徴、価格別の実例などを詳しくまとめています。
泉北ホームは全国展開ではないものの関西圏を中心に事業展開している創業40年以上の老舗ハウスメーカーです。
泉北ホームは「フル装備の家」という他社ではオプション扱いになる様々な住宅設備をパッケージングした商品をメインに展開しており、関東圏における「富士住建」に似た特徴を持つハウスメーカーです。
また泉北ホームは価格帯的には「ローコスト住宅」に近いですが、住宅性能にもこだわりを持っており特に断熱性能は優秀です。住宅性能を重視しつつなおかつできるだけ予算を抑えたい方はチェックしておくべきハウスメーカーと言えるでしょう。
大阪・奈良・京都・兵庫・和歌山など関西圏にお住まいで住宅性能に優れた注文住宅を建てたい方は、このページで泉北ホームの坪単価・評判・口コミなどをチェックしておきましょう!
なお、下のもくじから気になる項目まですぐに飛べますので、是非ご活用ください。
画像参照元URL:https://www.senbokuhome.co.jp/
Contents
泉北ホームの構造と特徴
まずは泉北ホームの注文住宅について構造や特徴からまとめていきます。一戸建て住宅にとって構造(工法)は後から変更がきかない重要なポイントですので必ずしっかり把握しておきましょう。
泉北ホームは木造2×4工法を採用
泉北ホームの注文住宅はすべて「木造2×4工法」で建てられています。
木造2×4工法は従来の柱と梁で建物を支える木造軸組み工法とは異なり、建物を「面で支える構造」です。木造軸組み工法はどうしても柱や梁の接合部に自信エネルギーが集中しやすいのですが、床・壁・屋根が一体化したモノコック構造の家は地震の揺れを建物全体で受け止め、バランスよくエネルギーを建物全体に分散させることできます。
2×4工法で建てられた家は地震や台風などの「外力」が一極集中しにくいため、倒壊や損傷が起きにくいと言われています。
また泉北ホームの2×4工法は、一般的な2×4工法のおよそ2倍の量の木材を使用しており非常に強度が高いことも特徴です。

泉北ホーム 2×4工法
例えば一戸建て住宅で2階にピアノなどの重量のあるものを置く場合は床の補強が必要となりますが、泉北ホームの家では特に床の補強は必要ありません。そもそも一般的な2×4工法の2倍の木材量を使っているため、そのままの強度でピアノ荷重にも耐えられます。泉北ホームの家は標準仕様で強度が高い工法のため、間取りや設計の自由度もアップしていると言えるでしょう。
また2×4工法は壁同士を密接に繋ぎ合せるため、建物の気密性・断熱性も確保しやすいという特徴もあります。
泉北ホームの構造別 商品ラインアップ
次は泉北ホームの商品ラインナップをみていきましょう。泉北ホームではおもに以下の3つの商品ラインナップが用意されています。
泉北ホームの商品モデル | 特徴 |
---|---|
フル装備の家(プレミアムパッケージ) | 大手メーカーより2ランク上の上質な設備と次世代性能 |
フル装備の家(メジャーパッケージ) | 大手メーカーと同等の設備に次世代性能 |
フル装備の家(スマイルパッケージ) | コミコミ価格1555万円(税込)のフル装備の家 |
泉北ホームの注文住宅はすべて「フル装備の家シリーズ」です。
フル装備の家シリーズはその名の示す通り、さまざまな住宅設備などがコミコミのパッケージプランになっている商品です。
フル装備の家にはプレミアム・メジャー・スマイルと3種類のグレードがあり、主な違いはパッケージングされている住宅設備のグレードや種類の差となります。耐震等級など安全面にかかわる住宅性能に関しては、グレードによる差はありませんが、プレミアムパッケージのみ断熱性能が若干グレードアップしています。
泉北ホームでも他のZEH関連オプションなどは用意されていますが、どの商品もそのままで他社ではオプション扱いとなる設備がパッケージングされているため、基本的には標準仕様のままで十分に満足できる仕様となっています。
また「フル装備の家(スマイルパッケージ)」は、ハウスメーカーでは珍しく本体価格が明示された商品となります。本体価格1555万円(税込)で生活に必要なさまざまな設備が付いているため、かなりコストパフォーマンスに優れた商品モデルと言えそうです。
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泉北ホームの特徴
次は泉北ホームの特徴についてまとめていきます。泉北ホームの注文住宅には以下の3つの特徴があります。順番に解説していきましょう。
- フル装備の家
泉北ホームの最大の特徴といえば「フル装備の家」シリーズに絞った商品展開です。フル装備の家は、商品名の通り生活に必要なさまざまな設備がコミコミのパッケージプランになった商品です。他のハウスメーカーではオプション扱いになることが多い住宅設備もパッケージになっているため、欲しい設備が含まれているならばかなりお得なプランになります。
参考までにフル装備の家(スマイルパッケージ)に含まれる内容をご覧ください。
- 建物本体価格(2階建て・3LDK・33坪)
- 付帯工事費(水道・電気・ガス)
- 資材運搬費
- 現場諸費用(仮囲い・仮説トイレ・足場など)
- 現場測量費
- 地盤調査費
- 消費税
- 自由設計
- 照明(3LDK相当)
- カーテン(3LDK相当)
- エアコン(2台)
- 設備建材
- 光触媒機能付きサイディング
- 高耐久シーリング材
- 各居室収納
- 構造計算(許容応力度計算)
- 耐震等級3
- 枠組み壁工法(2×4工法)
- ダブル配筋ベタ基礎
- 2030年ZEH断熱基準(UA値0.6以下)
- アルミ樹脂複合窓
- 遮熱、UVカットLow-Eフィルム付きペアガラス窓
- 吹付け断熱材+防湿気密シート
- 通気工法(基礎・躯体)
- 二重屋根通気工法
- 長期優良住宅
- 30年長期保証
- アフターメンテナンス
- 不動産担当
- ローン担当
- 設計士
- インテリアコーディネーター
- 工事担当者(施工管理)
実にさまざまな内容が含まれていますね。特にカーテンやエアコンなど生活に必要なものも含まれるのは嬉しいですよね。ただ、カーテンやエアコンなどは選択肢に限りがあるためメーカーにこだわりのある方にはやや不向きかもしれません。
泉北ホームでは上記のように、他社ハウスメーカーではオプション扱いになるさまざまな住宅設備をコミコミのパッケージプランにしていることが大きな特徴です。泉北ホームは関西圏のハウスメーカーですが、関東圏の方は、泉北ホームと似た商品展開をしている富士住建をチェックしてみてはいかがでしょうか?
- 設備グレードが高い
生活に必要なさまざまな設備がパッケージングされた「フル装備の家」は、設備グレードが高いことも特徴の一つです。
泉北ホームでは、中くらいのグレードにあたるフル装備の家:メジャーパッケージでも大手ハウスメーカーと同等の設備グレードのものを採用しており、上位商品のプレミアムパッケージでは大手ハウスメーカーよりも2ランクも上の設備グレードを採用していると謳っています。
大手ハウスメーカーというのがどちらの会社なのかはやや不明瞭ではありますが、たしかに泉北ホームの設備グレードは悪くありません。キッチン・バスルーム・洗面台などはPanasonic、LIXIL、HANSSEM、Takara standard、TOCLASなどの国内外一流メーカーのなかから選べますし、キッチンにははじめから大容量の食器棚も備え付けられています。トイレはTOTO、LIXILなどの国内一流メーカーのタンクレストイレが選べます。
大手ハウスメーカーと比較しても設備面では遜色がありませんし、一般的なローコストハウスメーカーと比べるとかなり設備グレードは高いです。
- 坪単価が安い
泉北ホームはリーズナブルな価格設定である点も特徴の一つです。泉北ホームの「フル装備の家」は生活に必要なさまざまな住宅設備がコミコミのパッケージプランになっているため、標準仕様でも十分に暮らし始めることができます。オプションを採用するケースが少ないため、その他の料金がかかりにくいハウスメーカーと言えます。
フル装備の家シリーズにはプレミアムパッケージ・メジャーパッケージ・スマイルパッケージと3種類のグレードがあり、上位プランのプレミアムパッケージはやや坪単価が高めですが、大手ハウスメーカーよりも価格を抑えつつ、大手ハウスメーカー以上のハイグレードな設備を採用できると謳っています。
泉北ホームのフル装備の家は生活に必要なたくさんの設備がパッケージングされていることもあり、他社ハウスメーカーと比較してかなりコストパフォーマンスには優れていると言えるでしょう。
- 住宅性能が優秀
泉北ホームでは「長期優良住宅は最低基準」と考え、さらにその先の「次世代性能を標準仕様に」をスローガンに家づくりをしています。
まず耐震性能も高く全棟において耐震等級3(最高等級)を取得しており、他にも長期優良住宅の要件はすべて標準仕様で備えています。
また特に優れているのは断熱性能でメジャー・スマイルパッケージでもZEH基準を超える「UA値:0.58」を確保、上位プランのプレミアムパッケージではZEHよりもさらに上の次世代断熱水準「HEAT20(G1)」を超える「UA値:0.50」を確保しています。
泉北ホームのフル装備の家は充実した装備が付いているだけでなく家自体の住宅性能もとても優秀と言えるでしょう。
泉北ホームの基礎
次は泉北ホームの基礎についてまとめていきます。一戸建て住宅の基礎には「布基礎」と「べた基礎」の2種類があります。
※布基礎とは…鉄筋で補強された逆T字型の基礎で、帯状の連続的に一体化した構造を持ち、上部からの力や地盤の構造によって不同沈下を防いでいます。
※ベタ基礎とは…床全体に格子状に鉄筋を入れ、床面にコンクリートを打つ基礎です。地面への設置面積が広い為、基礎全体で建物を支える事が出来ます。
泉北ホームは基礎にも力を入れているハウスメーカーです。採用している基礎の種類は「べた基礎」ですが、ただのべた基礎ではなく「ダブル配筋べた基礎」を採用。

ダブル配筋ベタ基礎
一般的な一戸建て住宅では底板の厚みが150mmで配筋も一重ですが、泉北ホームでは底板の厚み250mmで二重の配筋が標準となっています。コンクリート内部に張り巡らせた鉄筋量が多いため、非常に強度の高い基礎ということです。これは阪神淡路大震災で被害が最小限にとどまったガソリンスタンドと同じ基礎の仕様となります。
泉北ホームの基礎は耐久性・強度、ともに高いと言えるでしょう。
泉北ホームの耐震性能
日本は近年でも大規模な地震が起きている地震大国です。日本でマイホームを建てるならば「耐震性」は重視すべきです。次は泉北ホームの耐震性能についてまとめていきます。
結論からいって泉北ホームの注文住宅は「地震に強い」です。なぜ泉北ホームの家が地震に強いのか?いくつかの項目に分けてみていきましょう。
- 建物を面で支える2×4工法
泉北ホームの注文住宅はすべて木造2×4工法で建てられています。木造2×4工法は建物を壁(面)で支える工法ですので地震エネルギーが建物全体に分散しやすく地震や台風などの外力に強い構造です。さらに泉北ホームが採用する2×4工法は、下の階の柱材や根太材を基準の2倍の量を使用しているため、通常の2×4工法よりも高強度と言えるでしょう。
また泉北ホームでは、基礎にも力を入れています。標準仕様で「ダブル配筋べた基礎」を採用しており、一般的なべた基礎の1.6倍以上の底板の厚みとなり、コンクリート内部に張り巡らせる配筋量も2倍になっています。耐久度・強度に優れる基礎を標準採用しているため、地震にも強いと思われます。
- 許容応力度計算
一般的に一戸建て住宅は2階建てならば「構造計算はしなくてもよい」とされていますが、泉北ホームでは3階建てはもちろん、2階建てでも家の大きさに関わらず全ての棟で構造計算をしています。
また構造計算には大きく分けて「壁量計算」と「許容応力度計算」の2種類がありますが、泉北ホームでは全棟で「許容応力度計算」による構造計算を行っています。構造計算のなかでも「許容応力度計算」はもっとも精密と言われている手法です。
- 全棟で耐震等級3(最高等級)を取得
泉北ホームは全棟で許容応力度計算によって耐震等級3(最高等級)を取得しています。
※耐震等級とは住宅の耐震性能をわかりやすくランク付けした等級のことです。耐震等級のランクは1~3まであり、耐震等級3がもっとも上位の等級となります。各等級の耐震性能はザックリ以下のとおりです。
耐震等級1…建築基準法と同程度の建物
耐震等級2…等級1で想定する地震の1.25倍に耐えられる建物
耐震等級3…等級1で想定する地震の1.5倍に耐えられる建物
泉北ホームは配筋量・底板の厚みを増したダブル配筋べた基礎を採用し、また木材の量を2倍に増やした2×4工法を採用、さらに精密な構造計算「許容応力度計算」を用いて耐震等級3(最高等級)を確保しているため、地震に対しては非常に強いと考えて良いと思います。
ただし泉北ホームの家は耐震性は極めて高く信頼できますが、制震システムや免震システムなどは特に手掛けてはいないようです。
泉北ホームは寒い?断熱材・断熱性能は?
せっかく注文住宅を建てるのならば、夏でも冬でも快適に過ごせる家がいいものです。次は泉北ホームの気密性・断熱性について見ていきましょう。
泉北ホームでは断熱材に現場発泡タイプの吹き付けウレタン断熱材を採用しています。外壁・屋根にはフォームライトSL、床下にはモコフォームという断熱材を採用しておりますが、どちらも現場発泡タイプのウレタン断熱材です。
泉北ホームの断熱箇所 | 断熱材(分厚さ) |
---|---|
外壁 | フォームライトSL(80mm) |
屋根 | フォームライトSL(80mmor140mm) |
床下 | モコフォーム(90mm) |
現場発泡タイプの吹き付け断熱材は発泡プラスチック系の断熱材で一般的なグラスウール)のおよそ1.3倍程度の断熱性能を誇ります。また吹き付けウレタン断熱材は自己接着性があり、構造体に密着するため気密性も確保しやすい断熱材です。グラスウールなどの断熱材は湿気を吸ってしまうと経年によって自重でずり落ちてしまうケースも多いですが、自己接着性をもつウレタン断熱材は経年によるズリ落ちも少ないです。

泉北ホーム 断熱材
また、一般的な一戸建て住宅は「天井断熱」が多いですが、泉北ホームは「屋根断熱」となっている点も注目です。屋根断熱では屋根裏(小屋裏)まで冬は暖かく夏は涼しいのが大きなメリットです。
なお、吹き付け断熱材は「防湿性能」がやや弱点と言えますが、泉北ホームではこの弱点をカバーするために一般的な気密シートの約10倍の防湿性能をもつ「防湿気密シート」を採用。このおかげで室内の湿気が壁内に侵入することを阻止しています。
泉北ホームの家は標準仕様ではそこまで分厚いわけではありませんが、断熱材自体の断熱性能が優秀なので、家のトータル的な断熱性能(UA値)は悪くありません。また、泉北ホームではオプションで「プラスサーモ仕様」という高断熱仕様のプランも用意されているので、断熱性を重視する方は検討しても良いでしょう。
なお、ウレタンフォーム断熱材については以下のページもまとめていますので是非ご覧ください。
泉北ホームの窓断熱
一戸建て住宅においてもっとも熱損失の大きい箇所は「窓」です。夏の冷房時にはおよそ7割、冬の暖房時にはおよそ5割が「窓から熱損失する」と言われています。一戸建て住宅にとって窓断熱は大変重要ですので、泉北ホームの窓断熱仕様もしっかりとチェックしておきましょう。
泉北ホームのフル装備の家は以下の通りです。
泉北ホームの商品タイプ | 窓ガラス | 窓サッシ |
---|---|---|
フル装備の家(プレミアム) | Low-Eトリプルガラス(アルゴンガス封入) | オール樹脂サッシ |
フル装備の家(メジャー) | Low-Eペアガラス(乾燥空気封入) | アルミ樹脂複合サッシ |
フル装備の家(スマイル) | Low-Eペアガラス(乾燥空気封入) | アルミ樹脂複合サッシ |
泉北ホームのフル装備の家はグレードによって窓断熱の仕様が異なります。プレミアムパッケージの場合は、窓ガラスにアルゴンガス入りのトリプルガラスを採用、窓サッシにもオール樹脂サッシを採用しているため非常に断熱性能の高い装備と言えます。
メジャー・スマイルパッケージでは、窓ガラスにはLow-Eペアガラス、窓サッシにはアルミ樹脂複合サッシとなりますので「普通レベル」の装備と言えるでしょう。寒冷地でなければ、メジャー・スマイルパッケージでも問題なく快適に過ごせると思われます。
泉北ホームの気密性・断熱性の数値(C値・UA値)
泉北ホームの気密性・断熱性の数値をみていきましょう。泉北ホームの気密性(C値)、断熱性(UA値)は以下の通りです。
泉北ホームの商品タイプ | C値(cm2/m2) | UA値(W/m2K) |
---|---|---|
フル装備の家(プレミアム) | 非公表 | 0.5 |
フル装備の家(メジャー) | 非公表 | 0.58 |
フル装備の家(スマイル) | 非公表 | 0.58 |
泉北ホームはC値に関してはホームページなどで公開していないようですが、UA値はなかなか優秀です。メジャー・スマイルパッケージでもZEH基準を超える「0.58」となり、プレミアムパッケージではZEHよりもさらに上の次世代断熱水準「HEAT20(G1)」を超える「UA値:0.50」を確保しています。
またC値に関しても公表こそしていないものの、そこまで悪い数値ではないと推測します。泉北ホームではただでさえ気密性を確保しやすい2×4工法を採用しており、また断熱材に自己接着性をもつ吹き付け断熱材を採用、さらに「防湿気密シート」をくまなく施工しているからです。
ホームページ内でC値を公開していない点はマイナス評価にせざるを得ませんが、装備をみるかぎりC値はそこまで低くはないと思われます。気になる方は実際に、担当者にヒアリングすると良いでしょう。
いずれにしても、泉北ホームはローコストに近い価格帯ですので、これだけのUA値を確保しているなら十分に及第点といえると思います。
家を建てるなら断熱性能は超重要です!
というのもマイホームを建てた人の後悔ポイント1位が「室内の寒さ・暑さ」、2位が「光熱費が高いこと」だと言われているからです。コレ、どちらも高気密・高断熱の家なら解消できていた後悔ポイントです。
せっかく注文住宅を建てるなら「夏涼しく冬暖かい省エネ住宅」が良いのは当たり前ですよね。
マイホームの気密・断熱で失敗したくないなら、必ず「カタログの数値」で比較してください。
営業マンに「気密・断熱はどうですか?」と聞くだけじゃダメです。だいたい皆「うちは悪くない」というはずです。気密・断熱に自信のあるハウスメーカーなら“住宅カタログに必ず数値を載せる”ものです。カタログの数値に嘘はありません。
逆にカタログに数値が載っていなければ、その会社は「自信がない」と判断してOKです。これをやっておけば「気密・断熱での失敗」はまずありません。
気密・断熱性はハウスメーカー各社で力量差が非常に大きく表れるポイント。先輩方と同じ後悔をしないために気密・断熱の数値は必ずカタログで比較しておきましょう。
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泉北ホームはZEHにも対応
ZEHという言葉はご存知でしょうか。
ZEHとはNet Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略で、住宅の断熱性能と省エネ性能を上げ、また太陽光発電システムなどの創エネ環境を整えることで、住宅における年間の消費エネルギーよりも創ったエネルギーの方が上回る、もしくは収支がプラスマイナスゼロとなる住宅のことです。
泉北ホームも「一般財団法人 環境共創イニシアチブ(SII)」に登録されているZEHビルダーです。
泉北ホームの「フル装備の家」シリーズは標準仕様でZEHというわけではありませんが、もともとの断熱性能が高くZEH基準UA値(0.50)をクリアしているため、わずかなオプション追加でZEHに対応することが可能です。
また泉北ホームでは棟数限定(100棟)でエネルギー自立型防災住宅「ZEH SHELTER(ゼッチ シェルター)」を発売しています。「ZEH SHELTER(ゼッチ シェルター)」は太陽光発電システムや蓄電池など、ZEHに必要な設備をパッケージにプラスした限定商品です。
- 太陽光発電(5.04kW)
- 蓄電池(6.5kWh)
- 3LDK(31坪)
- エアコン(ZEH対応省エネ性能)
- ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)対応
- 長期優良住宅
- 耐震等級3
- 構造計算(許容応力度計算)
- フル装備の家(カーテン・エアコン・照明)
- ダブル配筋&ベタ基礎
- ダブルスタッド&ダブル根太
- 省令準耐火構造
- 二重屋根通気工法
- エコキュート
- 省エネ設計のキッチン・お風呂・洗面化粧台・トイレ
- メンテナンスフリーの外壁材・屋根材
- 最長30年保証
- 自社アフターメンテナンス
泉北ホームの「「ZEH SHELTER(ゼッチ シェルター)」はフル装備の家にZEHに必要な設備がプラスされたパッケージ商品というイメージですね。これだけの設備が付いて【本体価格:1,727万円(税別)】ですのでZEH住宅の価格帯としてはかなりリーズナブルと言えそうです。
泉北ホームの外観・外壁
一戸建て住宅の外壁は建物の強度や耐久性・耐震性などにも関わる重要な要素ですが、それと同時に家の見栄えにも大きく関わります。せっかくの注文住宅ですから、外観など見た目にもこだわりたいものですよね。
次は泉北ホームの注文住宅の外観・外壁についてまとめていきます。
泉北ホームの外壁
泉北ホームは外壁材に「光触媒付き機能付きサイディング」を標準採用しています。
光触媒は太陽光をあびることで分解力と親水性が生まれる性質を持っています。そのため、光触媒機能付きサイディングは太陽光を浴び、雨が降ることで自然と汚れが洗い流される「セルフクリーニング機能」を有しています。
一般的なサイディングに比べて、光触媒機能付きサイディングは非常に汚れにくく、またもし汚れてもすぐに汚れが洗い流される仕組みになっています。
またサイディング外壁は一般的に10~15年に一度塗り替え・シーリング交換などのメンテナンスが必要とされていますが、泉北ホームの採用する外壁はメンテナンス頻度も少なく済み、一般的なサイディング外壁に比べて30年間で「およそ250万円」もメンテナンス費用を抑えることができます。
泉北ホームが採用する光触媒機能付きサイディングは、メンテナンスの面においては非常に優秀な外壁ですが、あくまでもサイディングですのでタイル外壁やコンクリート外壁に比べると重厚感・高級感ではやや劣るでしょう。
泉北ホームの外観
次は泉北ホームの外観についてまとめます。外観に関しては文章で解説するよりも実際の建築実例写真を見た方がイメージしやすいので、泉北ホームの外観実例イメージをいくつかピックアップしていきます。

泉北ホームの外観実例①

泉北ホームの外観実例②

泉北ホームの外観実例③

泉北ホームの外観実例④
せっかくの注文住宅ですから外観にもこだわりたいですよね。好みの外観デザインを探すならまとめてカタログ請求がオススメです。カタログ比較は注文住宅の登竜門!ライフルホームズなら、無料で複数社のカタログを一括で取り寄せできちゃいます。
泉北ホームの内装と間取り
次は泉北ホームの内装や間取りについてまとめていきます。泉北ホームでは「生活動線を考えた間取り」を提案しているようです。自由設計の注文住宅ですので間取りプランは無限にありますが、参考にサンプルの間取りプランをいくつかピックアップしておきます。

間取りプランのサンプルA

間取りプランのサンプルB

間取りプランのサンプルC

間取りプランのサンプルD

間取りプランのサンプルE

間取りプランのサンプルF
自由設計の注文住宅は好みの間取りを実現できることが魅力の一つですが、間取りはたくさんの施主さんが後悔している「マイホームの後悔ポイント」でもあります。
こだわりの間取りを実現したい方もたくさんいらっしゃると思いますが、住宅に詳しくない方の考える間取りは「実際には使いにくかった」ということも往々にしてあります。
また、そもそもハウスメーカーの提案力にも差があることを覚えておきましょう。ハウスメーカーや設計士によっても間取りの提案は大きく変わりますので、1社だけの提案で決めるのではなく、必ず複数社の提案をみて決めるべきです。
複数社の提案を比較すれば「ハウスメーカーごとにこんなにも提案力が違うのか!」と驚かれると思います。
間取りは後からリフォームなどで変更できないこともありませんが大規模な工事を必要としますしお金も相応にかかります。最初から自分にピッタリ合う良い間取りをつくるためにもできるだけ多くのハウスメーカーから「渾身の間取り提案」を引き出しましょう!
泉北ホームの住宅設備
せっかくの注文住宅。住宅設備にこだわりたい方も多いと思います。特にキッチン・バスルーム・洗面台・トイレなどの水まわりの設備は気になる方も多いのではないでしょうか。
泉北ホームの「フル装備の家」は標準グレードのメジャーパッケージでも大手ハウスメーカー並みのハイグレードな住宅設備を採用しています。
キッチンはPanasonic、LIXIL、HANSSEM、Takara standard、TOCLASなどの国内外一流メーカーのシステムキッチンから選べるうえ、どのシステムキッチンにも大容量の食器棚が標準で装備されています。

泉北ホーム キッチン
またバスルームには浴室換気乾燥暖房機が標準搭載されるほか、保温力の高い二重断熱構造の魔法瓶浴槽のほか、節水エコシャワー、うずの力で髪の毛を集めてくれる「くるりんポイ排水口」など高機能な製品を選択可能です。

泉北ホーム バスルーム
洗面化粧台やトイレなどもToTo、Panasonic、LIXILなどの国内一流メーカーから選択できます。

泉北ホーム 洗面台
泉北ホームはローコスト住宅の価格帯ですが、内装・設備グレードが高い点も魅力と言えるでしょう。
泉北ホームの平屋
次は泉北ホームの平屋についてまとめていきます。
平屋とはワンフロア(1階)のみで構成された住宅のことです。ワンフロアのみで構成されているため、必然的に2階への移動がなく、非常にラクで効率の良い生活動線を確保しやすい住まいです。さらに平屋は重心が低く建物自体の総重量も軽いので2階建て・3階建てに比べて地震の際の負荷も軽減されるほか、間取りや天井の高さなどの制限も少なく大空間のリビングや開口の窓など開放的な間取りを実現しやすい点も大きなメリットです。
ただし、2階を造らないということは「敷地をぜいたくに使う」ということですので、狭小地におけるマイホームにはあまり向いていないと言えるでしょう。敷地面積に余裕がある場合は平屋は非常に魅力的な選択肢ですが、都市部など広い敷地面積を確保しにくい場合は慎重に判断しましょう。
泉北ホームでも平屋を建てることは可能ですが、あまり大々的に平屋住宅をPRしているわけではないようです。泉北ホームはローコストな価格帯で注文住宅を提供しているハウスメーカーですので、どちらかというと都市部における2階建て・3階建てを得意としています。
泉北ホーム 平屋の実例
泉北ホームは2階建て・3階建てを得意としているハウスメーカーですので、平屋での建築実績はあまり多くはありませんが、いくつか実例をピックアップしていきます。

泉北ホームの平屋実例①

泉北ホームの平屋実例①の間取り

泉北ホームの平屋実例②

泉北ホームの平屋実例②の間取り

泉北ホームの平屋実例③

泉北ホームの平屋実例③の間取り
泉北ホームの坪単価 一覧
次は泉北ホームの坪単価をまとめていきます。
注文住宅でマイホームを建てるなら予算計画はなによりも先に決めておくべき重要事項です。いくら魅力的な家を建てるハウスメーカーでも予算が合わなければ候補にできません。ハウスメーカーの坪単価は予算に直結する重要な要素ですのでしっかり把握しておきましょう。
泉北ホームの坪単価は以下の通りです。
泉北ホームの商品タイプ | 坪単価 |
---|---|
フル装備の家(プレミアム) | 60万円前後 |
フル装備の家(メジャー) | 55万円前後 |
フル装備の家(スマイル) | 50万円前後 |
泉北ホームのフル装備の家は、下位グレードの「スマイルパッケージ」でも坪単価50万円前後となりますのでローコスト住宅としては「やや高め」の価格水準となりますが、カーテンやエアコンなど生活に必要なさまざまな住宅設備がコミコミになっているためコストパフォーマンスは決して悪くはありません。
おそらく純粋な建物本体価格としてはスタンダードプランの「メジャーパッケージ」でもローコスト住宅と言えると思います。
泉北ホームの注文住宅は高い?安い?価格設定は?
泉北ホームの注文住宅は「一般的にみて高いのか?安いのか?」についてが気になる方も多いと思います。
泉北ホームの「フル装備の家」は下位グレードの「スマイルパッケージ」でも坪単価50万円前後となりますので、坪単価だけをみるとローコスト住宅としては「やや高め」の部類と言えます。しかしフル装備の家はカーテンやエアコン、照明などの生活に必要な住宅設備がコミコミのパッケージになっていますので、最終的に「生活を始めるまでのトータルコスト」として考えれば「安い方」と言えると思います。
泉北ホームはローコスト住宅のハウスメーカーと比較して耐震性・断熱性などの住宅性能も非常に優秀ですし、設備グレードも高い方です。他社ハウスメーカーで泉北ホームと同等の住宅性能・設備を実現しようとすればおそらく泉北ホームの提供する価格よりも高くなる可能性が高いです。
ただしパッケージングされたさまざまな設備が本当に必要なのかどうか?はしっかり見極めるべきです。自身に必要のない設備までパッケージングされていて、その分の価格が上乗せされているのであればお得とは言えません。
この点は個人の価値観によるところも大きいですので、実際に泉北ホームを検討する場合は各パッケージプランに含まれる設備等をよく確認しておくことが大切です。
それからフル装備の家のパッケージには「外構(エクステリア)」が含まれていない点にも注意が必要です。マイホームを建てるなら外構を整える費用も必ず必要となり、一般的には「150万円~200万円」前後かかってきます。フル装備の家でも外構料金は含まれませんので、この点は理解しておきましょう。
注文住宅でマイホームを建てるなら、必ず「予算に合うハウスメーカー」を複数社みつくろって比較・相見積もりしてください。
注文住宅は基本的にオーダーメイドの一点モノ。ほとんど「定価」という概念がありません。つまり自分の条件であいみつをとらなければ「自分の条件のマイホームの適正価格」があいまいのまま。
適正価格があいまいのまま、なんとなくフィーリングで決めてしまうことだけは絶対にやめましょう。
注文住宅は似たような見た目や性能でもハウスメーカーが違えば「300万円~1000万円単位で価格差がある」のが当たり前の世界です。後から「向こうのほうが安かったのに…」と後悔しないためにも必ず複数社のカタログを比較・相見積もりを取るようにしてください。
泉北ホームの注文住宅は値引き出来る?
「注文住宅は値引きしてもらえるものなのか?」
このような疑問を持つ方は多いと思います。マイホームは人生でもっとも高額な買い物ですので、少しでも値引きしてもらえるならそれに越したことはありません。
結論からいって注文住宅で家を建てる場合、ほとんどのハウスメーカーで「値引きは可能」と考えてOKです。ただしローコストハウスメーカーなどははじめから限界まで割引した価格を提示している会社もあるため、個別の値引き交渉には消極的なケースもあります。
泉北ホームは一部商品で本体価格を明示して販売しており、そういう商品プランの場合は値引き対応がやや難しいですが、多少の交渉であればある程度は応じてくれるようです。
つまり泉北ホームも交渉次第では値引きしてもらえる可能性があるということです。もし泉北ホームで注文住宅を建てるのならばぜひ価格交渉をしてみましょう。
泉北ホーム 値引き価格の限界は?
では泉北ホームでは実際にどれくらいの価格ならば交渉の余地があるのでしょうか。
一般的なハウスメーカーの値引き目安が「3~8%程度」と言われておりますが、泉北ホームでもおそらく同程度の値引きには対応してもらえる可能性があります。
ただし泉北ホームは一部商品プランでは本体価格を明示しているため、こういう商品では値引きが難しい可能性が高いです。基本的にハウスメーカーでは「グレードの高い商品モデル」を選んだ方が値引き可能額は増える傾向にあります。泉北ホームでも本体価格を明示した「スマイルパッケージ」では値引きに消極的かもしれませんので、その場合はオプションの割引などをお願いするのも一つの手でしょう。
泉北ホーム 値引きのコツ
泉北ホームも他社ハウスメーカーと同様に値引き交渉を有利にすすめるコツがあります。泉北ホームに有効な値引きのコツをみていきましょう。
- 住宅が売れにくい時期を狙う
一般的に住宅業界は2月・6月・8月が売れにくい時期とされています。2月・8月は多くの業界で売り上げの低下する時期とされていますし、6月は梅雨時期ということもあり住宅の内覧に足を運ぶ人が減るからでしょう。
このような住宅が売れにくい時期を狙って値引き交渉をするのも有効な手段かもしれません。ただし、そこまで大きな効果が見込めるわけではありませんので、無理して2月・6月・8月に時期を合わせる必要はありません。タイミングが合えばラッキーくらいに考えておくのがベターでしょう。
- 値引き交渉は契約前の一度だけ
ハウスメーカーとの値引き交渉は「一発勝負」が基本です。契約前に何度も細かく値引き交渉をすると担当者も上司の決裁を取りにくくなるかもしれません。
値引き交渉は「契約前の一度だけで目標額にまで持ち込む」のが効果的です。一度きりの機会なので遠慮する必要はありません。契約直前のタイミングであればハウスメーカー側からしてもどうしてもまとめたい契約です。少し大胆な値引き交渉でも相談に乗ってくれる可能性はあるでしょう。
- オプションの割引サービスを交渉する
ハウスメーカーとの交渉はなにも「金額面のみ」とは限りません。金額面での値引きが難しいと感じた場合は設備やオプションをサービスしてもらえないか?という交渉に切り替えるのも一つの手と言えるでしょう。ハウスメーカーによっては金額面の交渉よりも積極的に相談に乗って貰えるかもしれません。
- 複数社で比較相見積もりをとる
ハウスメーカーとの値引き交渉において「複数社で相見積もりを取ること」はもっとも重要です。ハウスメーカー側もライバルのハウスメーカーがたくさんあることは当然知っています。せっかく話がまとまりかけた契約を競合他社に取られるくらいなら少しくらいの値引きには対応するところが多いです。競合他社と相見積もりをとっていることを伝えれば、価格を競ってくる可能性は高いでしょう。
またせっかくなら「同程度の価格帯の競合他社」で相見積もりをとるのが効果的です。泉北ホームはローコストに近い価格帯ですので、タマホームやアエラホーム、アキュラホーム、アイフルホームなどが格が近いハウスメーカーです。
複数社で相見積もりを取ることは非常に効果的で、泉北ホームでももちろん有効ですが泉北ホームに限らずすべてのハウスメーカーに対して有効な値引きのコツですので、注文住宅を買う場合は必ず相見積もりを取るようにしましょう。
まずは希望の予算・エリアに対応しているハウスメーカーを何社か見つけることから始めましょう。せっかく相見積もりをするなら性能スペックやデザインが希望条件にある程度あてはまらないとあまり意味がありません。
そこで最初のふるい落としに役立つのが「住宅カタログ」です。何冊かカタログに目を通すだけで各ハウスメーカーの特徴・強みがだいたいわかってきます。何社かお気に入りをみつくろったら「あいみつ」を取ってみてください。
似たようなスペックでも「ハウスメーカーごとにこんなに価格が違うの?!」と驚くと思います。価格差を知らずになんとなく決めてしまってたら…ゾッとしますね。すごくカンタンな作業ですが、これをやるかやらないかでマイホーム計画の失敗率は格段に下がります。「カタログ比較」は注文住宅の登竜門。まずはライフルホームズから始めましょう!
- ハウスメーカーの値引きの裏ワザも紹介
上記のほかにも当サイトでは注文住宅の値引きの裏ワザを紹介しています。泉北ホームに限らず、本格的にハウスメーカーと値引き交渉する前に以下の特集ページをチェックしておきましょう!
泉北ホームでもしも欠陥があった場合の保証とアフターサービス
マイホームは建てて終わりではありません。むしろ住んでからがスタートでしょう。長く住むことが前提のマイホームが「欠陥住宅だった…」なんて冗談にもなりませんよね。
もちろん「注文住宅を建てて欠陥住宅だった」という事例は少ないですが、欠陥住宅でなくとも一戸建て住宅は長く住めばどこかしらにメンテナンスが必要なものです。だから保証やアフターサービスも大切なのです。次は泉北ホームの保証・アフターサービスがどうなっているのかまとめていきましょう。
泉北ホームの保証
泉北ホームの初期保証期間は「10年間」となります。これは法律で定められた住宅の瑕疵担保期間となりますので、言わば「法律で定められた最低限の保証」です。しかし、初期保証期間は10年ですが、10年後以降5年ごとに有償点検を受けることで保証期間が「最長30年」まで延長することが可能です。
また保証期間を過ぎたとしても、有償にはなりますがアフターメンテナンスには対応してくれるようです。
ローコストハウスメーカーでは「初期保証10年で延長も不可」という会社もありますので、延長保証が可能な点は嬉しい点と言えるでしょう。
泉北ホームのアフターサービス
泉北ホームのアフターサービスは「建物引き渡し後1年、2年、5年、10年のタイミングでの無料点検」となります。

泉北ホーム アフターメンテナンスの流れ
つまり「引き渡し後10年間で4度の無料点検」が泉北ホームのアフターサービスとなります。点検の回数はやや少なめですがローコストハウスメーカーですので、この点は仕方ないでしょう。ローコストメーカーとしては「普通レベル」のアフターサービスと言えると思います。なお、有償メンテナンスによる保証延長をしても11年目以降の点検は有償となります。
ただし、泉北ホームは自社一貫施工をしておりメンテナンスも下請け会社に投げたりせず、自社で一貫してアフターサービス・メンテナンスを行っています。自社で一貫してメンテナンスまでしてくれる点は施主としては嬉しいですね!
泉北ホームで注文住宅を建てるメリットとデメリット
長くなってしまいましたので、このあたりでいったん泉北ホームの注文住宅の「メリット(長所)」と「デメリット(短所)」を整理しておきましょう。
泉北ホームに限らず、どのハウスメーカーでも得意としている点・苦手としている点が存在します。注文住宅を建てる時には候補のハウスメーカーの得意・不得意をしっかり把握して自分の希望条件に合う会社を選びましょう。
泉北ホームのメリット(長所)・デメリット(短所)は以下の通りです。ハウスメーカーを選ぶ基準の一つとしてお役立てください。
泉北ホームのメリット
ローコスト住宅(坪単価が安め)
泉北ホームは大きな括りでいえばローコストハウスメーカーです。価格を抑えようと思えば坪単価50万円前後でも十分に自由設計の注文住宅を建てられます。またローコストでも生活に必要なさまざまな住宅設備がセットになっているため、実際に暮らし始めるまでのトータルコストを抑えることができるでしょう。
ただし泉北ホームでも上位グレードの商品を選ぶと坪単価60万円前後となり、ローコスト住宅というにはやや高めの価格帯になってしまいますので注意しましょう。
地震に強い(全棟耐震等級3)
泉北ホームは全棟、標準仕様で耐震等級3(最高等級)を備えています。日本は地震大国ですから、地震に強い住宅であることは重要なポイントです。
断熱性能が優秀(UA値0.58以下)
泉北ホームはローコストハウスメーカーですが、安いだけでなく住宅性能にも注力しています。特に断熱性はなかなかのもの。断熱性能の優秀な現場発泡タイプの吹き付けウレタン断熱材を採用し気密性も確保。下位グレードの商品モデル(スマイルパッケージ)でも「UA値0.58」となっています。業界最高レベルとまではいかないまでも、ローコスト住宅としては十分に優秀な断熱性能と言えるでしょう。
標準仕様で長期有料住宅に対応
泉北ホームは耐震性・断熱性だけでなく、その他の住宅性能も平均以上です。泉北ホームのフル装備の家は下位グレード(スマイルパッケージ)でも標準仕様で長期優良住宅に対応しています。ただし、長期優良住宅の認定を受けるかどうか施主の意向次第となり、申請費用は別途でかかります。
設備グレードが高い
泉北ホームのフル装備の家は設備グレードも悪くありません。水まわり設備などはTOTO・LIXIL・Panasonicなど国内の一流メーカーの製品を選択できますし、食器棚・床フローリング・玄関ドアなども大手ハウスメーカー並みのグレードと言えるでしょう。
泉北ホームは自社一貫施工を行っており中間マージンを排除し、また年間450棟を施工するスケールメリットを生かしてメーカー仕入れ価格を抑えることでローコストでもグレードの高い設備を採用しているようです。
自社一貫施工・メンテナンス
泉北ホームは自社一貫施工を行っているハウスメーカーです。そのため下請け会社に払う中間マージンが発生しないため、結果的に住宅本体価格を抑えることに寄与しています。それに顧客からすれば自社一貫施工でマイホームを建てて貰えるなら安心ですよね。また、泉北ホームではメンテナンスも自社で全て行っています。
泉北ホームのデメリット
外観の高級感に欠ける
泉北ホームはどちらかというとデザインよりも住宅性能を重視しているハウスメーカーですので耐震性や断熱性は優秀ですが、外観は「シンプルな一戸建て住宅」です。言い換えると重厚感・高級感に乏しいとも言えるかもしれません。
開口部が小さい造り
泉北ホームは断熱性能を重視しているハウスメーカーですので、窓などの開口部がやや小さめの造りになっていることが多いです。窓は熱損失が大きい箇所ですので、大きくすればするほど家のトータル的な断熱性能が低下してしまうからです。大きな窓など開放的なデザインを求めている場合はこの点は少しデメリットに感じてしまうかもしれません。
関西圏でしか建てられない
泉北ホームは自社一貫施工・自社メンテナンスを大切にしている会社であり、自社の規模で施工・メンテナンス対応できる範囲のみを施工エリアとしています。具体的には大阪・兵庫・奈良・京都・和歌山が施工可能エリアとなります。自社一貫施工・自社メンテナンスはメリットですが、施工エリアが限られるのはデメリットと言えるでしょう。
泉北ホームで注文住宅を建てて後悔しないために口コミ・評判をチェックしよう
マイホームは人生でもっとも大切な買い物です。注文住宅で失敗しないために、候補のハウスメーカーの口コミ・評判は前もってしっかりと把握しておくことが大切です。以下に泉北ホームの口コミ・評判をまとめておきます。
泉北ホームの口コミ
価格と性能のバランスに惹かれました
価格は少し高くてもとにかく安全で長持ちする住宅性能の良い家という条件でマイホームを計画していました。大手ハウスメーカーなども見ましたが、安全・性能面とコストのバランスの良さから泉北ホームに決めました。住んでからも概ね満足しています。見た目は平凡な一軒家ですが夏・冬も快適に過ごしていますしツーバイフォーなので地震も安心です。泉北ホームは派手さはないけれど安全な家を建てている実直な工務店という印象です。営業マンの対応も大手並みにしっかりしていましたし自社一貫施工も安心ですしね。
快適に過ごしています。
ローコスト住宅というには少し高くつきましたが、住宅性能は優秀だしなによりもツーバイフォーで地震に強い家を求めていたので泉北ホームに決めました。断熱性もかなり高いとのことであまり気にしていませんでしたが、確かに前に住んでいたアパートに比べて圧倒的に冬は暖かいですし夏は涼しいです。断熱材の違いでこんなにも体感温度が違うのかと驚きました。
プラスサーモ仕様がオススメ
泉北ホームは標準仕様は少し不安でしたので、プラスサーモ仕様にしましたが、気密性・断熱性は大満足です。C値は実測に5万円程度かかるらしいので測っていないけど、住んでいて気密・断熱性が低いと思うことはありません。窓を閉めている時に室内ドアを閉め切ろうとすると気圧で抵抗される感覚がすごくありますし。
設備グレードはおそらく中くらい
泉北ホームのフル装備の家は大手ハウスメーカー並みの設備と謳っているが、設備グレードはやはり大手の方が上な気がする。おそらく積水ハウスや住友林業、ダイワハウスと比べたらたぶんグレードは低い。とはいえ、この坪単価を考えるとコストパフォーマンスは十分良い方だと思うが。
肩すかし感
泉北ホームのフル装備の家は意外に装備は少ないと感じました。カーテン・エアコンが付いてくるくらいで、外構工事や地盤改良などは入っていないのでトータルの金額は思ったよりも高くつきます。それでも他のローコストメーカーより性能面で優秀なので決めましたが、フル装備の家というくらいだからそういうのも付いてくるのだと思っていました。少し肩すかしをくらった感はあります。
泉北ホームの評判
泉北ホームの口コミをまとめると、こんな評判が目立ちました。わかりやすく箇条書きでピックアップします。
- 住宅性能とコストのバランスが良い
- 設備グレードはローコストにしてはまぁ優秀
- プラスサーモ仕様がおすすめ
- 外構工事が含まれない
- 意外に坪単価が高くついた
どんなに優秀なハウスメーカーでも、インターネット上の口コミ・評判は「悪口」が目立つのが通例ですが泉北ホームは概ね好意的な口コミが目立つ印象です。派手さはなくとも性能を重視したマイホームを販売している点は高く評価されているようです。
ただし看板商品の「フル装備の家」は外構工事や地盤改良費用など肝心なものが含まれていないという口コミは散見されました。結果、思っていたよりも坪単価が高く付くケースもあるようです。
泉北ホームの注文住宅 評判・口コミ・坪単価・価格別実例 まとめ
このページでは泉北ホームの注文住宅についての評判・口コミ・坪単価・価格別実例などをまとめてみましたが参考になりましたでしょうか。
より皆様に役立つコンテンツにしていくためには、皆様の口コミ・評判の書き込みが必要不可欠です。泉北ホームで実際に注文住宅を購入された方は、良かった点・悪かった点・メリット・デメリットなどどんなことでもかまいませんのでご感想を寄せて頂けると嬉しい限りです。
注文住宅のハウスメーカー選びで失敗しないために、最後にアドバイスをさせて頂きます。
住宅に限った話ではありませんが、高額な買い物をする時は「どの会社が品質・性能が良いか」「どの会社がお得か」必ず比較しますよね?マイホーム購入は特に比較検討が大事です。
見た目は同じような家でも品質・性能・価格は大きく異なります!ハウスメーカーごとにどんな特色があって、どんな価格設定なのか。注文住宅の知識を身につけておけば必ず判断材料になりますし、また複数社を比較検討することで最終的な値引き交渉の際も有利になります。
注文住宅を検討しているならまずは無料でカタログを見てみましょう!注文住宅のハウスメーカー選びはここから始まります!
無料カタログをまとめて請求するなら「ライフルホームズ」が断トツオススメです。東証一部上場企業が運営する大手不動産サイトですので、あやしいハウスメーカー・工務店が紛れ込まないよう厳しく審査を行っています。住宅は高額な買い物なので安心して使えるサイトかどうかは重要なポイントです。
またLIFULL HOME’Sは国内TOPクラスの不動産サイトだけあって、全国規模で1200件以上(2019年6月時点)のハウスメーカー・工務店を網羅しています。知名度は低いけれど良い家を建てる質実剛健な工務店さんは全国各地にたくさんあります。LIFULL HOME’Sならそのような未知の優良工務店と巡りあえるかもしれません。
LIFULL HOME’Sではエリア検索・予算検索・テーマ検索とさまざまな検索方法で自分にあったハウスメーカー・工務店を検索できるため、そもそもエリア対応していない工務店や予算が合わないハウスメーカーを除外して検討できるのでムダな時間を省けます。
ただでさえマイホーム購入は疲れてしまうもの。省ける時間は省いて賢くハウスメーカーを選びましょう!
泉北ホームの口コミを募集しています
当サイトでも泉北ホームの注文住宅についての口コミを大募集しています。泉北ホームで注文住宅を建てた方は当サイトにも是非、ご協力頂けましたら幸いです。
泉北ホームはコスパは良いけど、アフターは本当に最悪。建てておしまいって感じがヒシヒシと感じとれます。引き渡し時の不具合も修繕する約束だったのに、こちらから連絡するまで音沙汰無しだし、こちらから連絡してからも業者手配すると言われて数カ月、また音沙汰無し。もうここまで来るとわざと無視しているんじゃないかって位です。今はもう不満だらけで後悔の日々。こんな事なら他所で建てれば良かったです。
ローコスト住宅にアフターサービスの質を求めるのは違うと思う。価格が安いのだから、高級住宅メーカーと同じようなサービスを求めたって無理なんじゃないの?
確かにそうかもしれませんが、アフターサービスが悪いというよりも、約束を反故される事が許せないです。引き渡し時の不具合をずっと放置されていたら、我慢出来ないです。ローコストかもしれませんが、私達夫婦にとっては一世一代の大きな買い物なので。
フル装備の家は結構お得に感じるので、利益もギリギリなのかもしれないですよね。照明やカーテン、エアコンや食器棚まで付いて税込価格なので、これで利益を出してるとしたら、やはり家の中身というか、資材なんかも安ものを使ってるのでしょうか。
私は泉北施主ですが、資材の事とかは詳しくは判りませんが、現場の作業は割と丁寧にやってくれていました。アフターサービスが悪いのには、まぁ同意しますが(苦笑)。
泉北ホームで値引き交渉を頑張った結果、結構な金額を引いてくれて、しかも設備のグレードアップまで付けてくれました。値引き交渉を行ったタイミングは最終的な見積金額が出たタイミングです。最初から結構なサービスをしてくれていたので、そこから更に値引きは厳しいと言われましたが、何とか折り合いを付けてくれました。この人が担当で良かったです。
メジャーパッケージで約2200万円、外構などは別です。ここから地盤改良やら消費税やら。何だかんだで2500万円、外講も合わせれば3000万弱にはなってしまう。スマイルパッケージなら500万くらい安く出来ると言われたが、それだと少ししょぼいだよなあ。悩む。
私はプレミアム仕様で2000万円位でした。35坪です。地盤調査比と外講は別です。泉北ホームは選べるグレードが高いし選択肢も多いので、ローコスト住宅とは考えない方が良いと思います。もう少し安い家が欲しいなら素直にローコスト専門のHMをオススメします。泉北は住宅性能も大手並みに優れているので、もうワンランク上だと思います。