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細田工務店の構造と特徴
それではまず細田工務店の構造や特徴から詳しくまとめていきます。一戸建て住宅において構造(工法)は後から変えることのできない重要なポイントですので、しっかりチェックしておきましょう。
細田工務店は木造軸組み工法(在来工法)を進化させたオリジナル工法「ハイブリッドキューブ工法」を採用しています。
ハイブリッドキューブ工法は木造軸組み工法をベースに、ツーバイフォーのような面構造をプラスした構法です。一般的な木造軸組み工法では筋交いや火打ち梁という補強部材で構造体の耐震性を確保しますが、細田工務店のハイブリッドキューブ工法では筋交いや火打ち梁だけでなく壁や床に構造用面材を貼ることでツーバイフォーのように「建物を面で支える特性」を6面体のモノコック構造として進化させています。
ここまでは他社ハウスメーカーでもよくあるハイブリッド工法ですが、細田工務店ではここにさらに標準仕様で制震性能をもつ壁倍率5倍の耐震壁「延樹・ブランチ」が付いてきます。つまり細田工務店の住宅は標準仕様で制震性をもつ「制震住宅」ということですね。
他社ハウスメーカーでも制震住宅を取り扱うところは多々ありますが、標準仕様で制震システムを採用しているところは少ないですので、この点は細田工務店の大きなメリットと言えます。
細田工務店の商品ラインアップ
次は細田工務店の注文住宅商品のラインアップについてですが、細田工務店の注文住宅は主に「1種類」の商品がベースになっています。
細田工務店の注文住宅商品 | 特徴 |
---|---|
木ここち 杢(もく) | 構造体・床材に厳選された無垢材をに採用した細田工務店の標準仕様(スタンダードモデル) |
細田工務店の注文住宅商品は「木ここち 杢(もく)」にオプションを追加していくかたちとなります。また以前は床材に無垢材を使用した「木ここち 杢(もく)」と、床材・構造体に無垢材を使用した「木ここち 杢(もく)PREMIUM」の2商品に分かれていましたが、現在では全商品の構造体・床材に無垢材を使用するように仕様変更がありました。そのため、現在の細田工務店では全モデルの構造体・床材に無垢材が使われている高品質な木の家となります。
細田工務店では「木ここち 杢」に、高気密・高断熱モデルの「エコサーマル仕様」や、スマートハウス仕様の「ストロングスマート」というオプションを追加してカスタマイズすることが可能です。
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細田工務店の特徴
次は細田工務店の注文住宅の特徴をまとめていきます。細田工務店の注文住宅の特徴は大きくわけて4つあります。
- 全モデルの構造体・床材に無垢材を使用
細田工務店の注文住宅は「無垢材を使った家」が特徴です。細田工務店ではすべての構造材と床材に無垢材を採用しています。
構造材には純国産の「乾燥無垢檜」を使用。一般的な檜無垢材は、乾燥が足りない場合は割れや反りが生じる可能性がありますが、木材は「含水率15%以下」になると収縮・変形が止まり、強度と安定性が増します。細田工務店の使用する「乾燥無垢檜」は最新鋭の乾燥機で約1週間かけて含水率15%以下に乾燥させているため、非常に強度と安定性に優れています。
床材には「ウォールナット」「ブラックチェリー」「メープル」「ヨーロピアンオーク」「ヨーロピアンアッシュ」「ピーカン」などの無垢材から選択可能。無垢の床板は木独特のぬくもりがあり、歩きやすく、経年による変化を楽しむことができる高級床材です。フローリングに無垢材を使うだけで内装の高級感が一気に増しますので、高品質な内装を求めている方は必見でしょう。
- 標準仕様で制震システムを搭載したハイブリッドキューブ工法を採用
細田工務店はすべての注文住宅で独自開発した「ハイブリッドキューブ工法」を採用している点も特徴です。ハイブリッドキューブ工法は、他社でもよくある「木造軸組み工法+ツーバイフォー(面構造)」の良いところ取りをしたハイブリッド工法で耐震等級3を標準仕様で取得しており、さらに標準仕様で「制震性能を有した耐力壁」を適所に配置しています。
つまり、細田工務店の住宅はすべて標準仕様で「制震構造」となっているのです。他社ハウスメーカーでも、制震システムは「オプション」の位置付けとなるケースが多いため、標準仕様で制震システムが付随してくる点は大きな特徴と言えます。
また制震性のついた耐力壁を設置することによって、1枚の壁で制震性能と耐震性能を発揮できるため、大きな窓など開口部を十分に確保することも可能。設計自由度を高めてくれる役割も果たしています。
- 標準仕様で長期優良住宅対応
細田工務店は住宅性能表示制度における以下の等級で最高等級を取得しています。
(すべて最高等級)
耐震等級(倒壊防止)3級
耐震等級(損壊防止)3級
耐風等級2級
断熱等性能等級4級
ホルムアルデヒド発散等級3級
維持管理対策等級3級
劣化対策等級3級
住宅性能に関してはかなり注力しているハウスメーカーと言えそうです。ただし細田工務店の断熱性能に関しては他社と比べると標準仕様ではそこまで優れているわけではありません。詳しくは後述しますが、断熱性を重視する人は注意が必要です。その他の項目に関しては十分な性能を持っていると言えます。
- 高気密・高断熱モデルの「エコサーマル仕様」(オプション)
細田工務店の注文住宅では「木ここち 杢(もく)」をベースに、さらに高気密・高断熱モデルにアップグレードするオプション「エコサーマル仕様」が人気です。
エコサーマル仕様は、「断熱材」がグラスウールから「吹き付けウレタン断熱材」に変更され、窓断熱も「アルゴンガス入りLow-Eペアガラス・樹脂サッシ」にグレードアップ。さらに「熱交換換気システム」が追加されます。UA値やC値などは後述しますが、標準仕様では気密性・断熱性が弱点の細田工務店の家もエコサーマル仕様にアップグレードすれば、ZEH基準の断熱性もクリアします。人気のあるオプションですので、細田工務店で注文住宅を建てる施主は多くの方が採用するようです。
細田工務店の基礎
次は細田工務店の基礎についてです。基礎は主に「布基礎」と「ベタ基礎」がありますが、細田工務店では「べた基礎」を採用しています。
※布基礎とは…鉄筋で補強された逆T字型の基礎で、帯状の連続的に一体化した構造を持ち、上部からの力や地盤の構造によって不同沈下を防いでいます。
※ベタ基礎とは…床全体に格子状に鉄筋を入れ、床面にコンクリートを打つ基礎です。地面への設置面積が広い為、基礎全体で建物を支える事が出来ます。
頑丈で地震に強い建物でも基礎が軟弱では元も子もありません。細田工務店のべた基礎は、立ち上がり幅は「約150mm」、コンクリートスラブ厚は「約180mm」となります。一般的なべた基礎の立ち上がり幅は「約120mm」程度ですので、細田工務店の基礎の幅・厚みはかなり分厚いです。細田工務店は家の安全性・耐久性にはかなり力を入れているハウスメーカーと言えそうですね。また当然ですが、細田工務店でもすべての宅地で地盤調査を行い、地盤が弱い場合は最適な地盤改良を行っています。
細田工務店の耐震性能
日本は地震大国ですので、日本でマイホームを建てる以上「耐震性能」は重視すべきです。
次は細田工務店の耐震性能についてまとめていきます。
細田工務店はさまざまな住宅性能の中で特に耐震性能に力を入れているハウスメーカーです。いくつかの項目にわけて順番に説明します。
- 細田工務店の建物は「点と面で支える」構造
一戸建て住宅には「点(柱や梁)で建物を支える構造」と「面(壁)で建物を支える構造」の2種類があります。前者の代表格が「木造軸組み工法」で、後者は「ツーバイフォー工法」です。一般的には面で建物を支えるツーバイフォー工法の方が地震に強いとされています。それは点で建物を支えると、力が点に集中してしまうからです。建物を面で支えたほうが、建物にかかる負荷を壁にバランスよく分散することができます。
細田工務店が全商品に採用する「ハイブリッドキューブ工法」は木造軸組み工法とツーバイフォー工法の良いところを組み合わせたハイブリッド構法です。従来の木造軸組み工法をベースに、「床」「壁」「天井」の6面全てを構造用面材で囲うモノコック構造となり、地震や台風などの外力をバランスよく構造体に分散できます。細田工務店の家は従来の「点で支える」木造軸組み工法に「面で支える構造」をプラスしているため、非常に地震に強い構造と言えるでしょう。
- 細田工務店の注文住宅は制震性のある耐力壁を標準装備
細田工務店のハイブリッドキューブ工法では、標準仕様で壁倍率5倍の制振壁「延樹・ブランチ」を採用しています。この制振壁「延樹・ブランチ」は鋼製ダンパーと鋼製ブレースを組み合わせたもので、地震の際にかかる負荷を熱エネルギーに変換し、揺れを吸収する仕組みになっています。
細田工務店の注文住宅は、ただでさえ「点と面で支える構造」のため地震に強いですが、さらに制震システムが組み込まれていることによって、さらに地震に対して強い構造となっています。
- 細田工務店の注文住宅はすべて耐震等級3(最高等級)を取得
ハイブリッドキューブ工法で建てられた細田工務店の住宅はすべて「耐震等級3(最高等級)」を取得しています。耐震等級とは住宅の耐震性能をわかりやすくランク付けした等級のことです。耐震等級のランクは1~3まであり、3が最高等級となりもっとも耐震性能が高いです。
ハイブリッドキューブ工法で建てられた細田工務店の住宅は「耐震+制震」の二重の対策が出来ているというわけです。細田工務店は基礎なども、大手ハウスメーカーに比肩するレベルの分厚い基礎幅を採用しているため、地震に対してはかなり強いと考えて良いと思います。
細田工務店は寒い?断熱材・断熱性能は?
次は細田工務店の注文住宅の断熱性能をみていきましょう。細田工務店では、スタンダードモデルであり「木ここち 杢(もく)」をベースに、オプションの「エコサーマル仕様」で断熱性能を格段にアップグレードすることが可能です。
まずは標準仕様の「木ここち 杢(もく)」と「エコサーマル仕様」では、断熱材と窓断熱の仕様が異なります。まずは断熱材の違いをみてみましょう。
標準仕様(木ここち 杢)
外壁:高性能グラスウール16K(105mm)
天井:高性能グラスウール16K(105mm)
床下:ポリスチレンフォーム(50mm)
オプション(エコサーマル仕様)
外壁:フォームライトSL(100Mm)
屋根:フォームライトSL(160mm)
床下:グラスウール32K(80mm)
標準仕様の「木ここち 杢」とエコサーマル仕様では、メインで採用している断熱材が異なります。標準仕様では高性能グラスウール16Kを採用いておりますが、エコサーマル仕様では「フォームライトSL」という現場発泡タイプのウレタンフォーム断熱材を採用しています。
標準仕様でもグラスウールの厚みが他社と比べて特別薄いというわけではありませんが、やはりエコサーマル仕様に比べて、気密性・断熱性はそこまで優れているわけではないと考えるのが妥当です。
また、エコサーマル仕様では「屋根断熱」になっている点にも注目です。一戸建て住宅は「天井」に断熱層を設けるのが普通ですが、エコサーマル仕様では「屋根で断熱する」ため、屋根裏(小屋裏)まで冬暖かく・夏涼しいという特徴があります。小屋裏収納は夏に物凄く熱気がこもるので、これは嬉しいメリットですね。
- フォームライトSL
細田工務店のエコサーマル仕様で採用している断熱材「フォームライトSL」はBASF INOAC ポリウレタン株式会社が手掛ける現場発泡タイプのウレタンフォーム断熱材です。別名「マシュマロ断熱」といって、フォーム内のほとんどが空気でできた断熱材で、断熱性能が高く経年変化が少ないことが特徴です。
また、構造体に直接吹き付けて施工し、自己接着性があるため建物のスキマを埋めるため気密性を確保しやすいことも特徴です。さらに細かく入っている空気層のおかげで吸音性・遮音性にも優れています。
ただし、フォームライトSL含め吹き付けタイプのウレタンフォーム断熱材は、吹き付けると瞬時に壁のなかに収まりきらないくらいに膨らみます。当然、壁からはみ出してしまう部分はカットしますが、職人の技術によっては断熱層にスキマが出来てしまうケースもあるので注意が必要です。
また、フォームライトSLに限らずウレタンフォーム断熱材は「火に弱い」です。一応、難燃性ではありますが、グラスウールなど無機質の断熱材に比べると燃えやすいため、火事には細心の注意を払っておきましょう。
細田工務店の窓断熱
住宅において熱損失がもっとも大きい箇所は「窓」です。一戸建て住宅では夏の冷房時にはおよそ7割の熱が窓から流入し、冬の暖房時には室内の暖気のおよそ5割が窓から流出してしまいます。「一戸建て住宅の断熱性能の5~6割は窓で決まる」と言われるほど、窓断熱は重要なのです。
細田工務店の「標準仕様(木ここち 杢)」と「エコサーマル仕様」では窓断熱の装備も異なります。
細田工務店の商品タイプ | 窓ガラス | 窓サッシ |
---|---|---|
標準仕様(木ここち杢) | Low-Eペアガラス(乾燥空気入り) | アルミ樹脂複合サッシ |
オプション(エコサーマル仕様) | Low-Eペアガラス(アルゴンガス入り) | オール樹脂サッシ |
標準仕様・エコサーマル仕様ともに窓ガラスはLow-Eペアガラスを採用しておりますが、中に入る中空層が異なります。標準仕様では乾燥空気を封入し、エコサーマル仕様ではより断熱性能の優れた「アルゴンガス」を封入しています。アルゴンガスは乾燥空気に比べ熱伝導を「およそ30%」抑える効果があります。
また、窓サッシにも違いがあります。標準仕様ではアルミ樹脂複合サッシを採用しているのに対して、エコサーマル仕様では「オール樹脂サッシ」を採用。樹脂はアルミのおよそ1000分の1の熱伝導率ですので、オール樹脂サッシは非常に断熱性能が高いと言えます。
エコサーマル仕様ならば他社ハウスメーカーと比べても窓断熱性能はなかなか優秀です。ただし「トリプルガラス」を採用しているハウスメーカーと比べると若干性能は劣ります。標準仕様でも寒冷地以外は問題ないレベルかと思いますが、断熱性能を重視する方はアップグレードも検討すべきかもしれません。
細田工務店の気密性・断熱性の数値(C値・UA値)
細田工務店の標準仕様(木ここち 杢)とエコサーマル仕様の気密性・断熱性を表す数値(C値・UA値)を見てみましょう。
細田工務店の断熱グレード | C値(cm2/m2) | UA値(W/m2K) |
---|---|---|
標準仕様(木ここち杢) | 非公表 | 非公表 |
オプション(エコサーマル仕様) | 1.0以下(実測0.8前後) | 0.56 |
標準仕様の場合、気密性を表すC値(cm2/m2)と断熱性を表すUA値(W/m2K)が非公表となっている点はやはり気になってしまいますね。標準仕様でもそこまで断熱層が薄いわけではないので「普通程度」の気密性・断熱性はあると思いますが、断熱性能を重視する方はエコサーマル仕様を検討しても良いかもしれません。
エコサーマル仕様にすれば、気密性を表すC値「1.0以下(実測0.8前後)」・断熱性を表すUA値「0.56」となかなか優秀な数値となります。
家を建てるなら断熱性能は超重要です!
というのもマイホームを建てた人の後悔ポイント1位が「室内の寒さ・暑さ」、2位が「光熱費が高いこと」だと言われているからです。コレ、どちらも高気密・高断熱の家なら解消できていた後悔ポイントです。
せっかく注文住宅を建てるなら「夏涼しく冬暖かい省エネ住宅」が良いのは当たり前ですよね。
マイホームの気密・断熱で失敗したくないなら、必ず「カタログの数値」で比較してください。
営業マンに「気密・断熱はどうですか?」と聞くだけじゃダメです。だいたい皆「うちは悪くない」というはずです。気密・断熱に自信のあるハウスメーカーなら“住宅カタログに必ず数値を載せる”ものです。カタログの数値に嘘はありません。
逆にカタログに数値が載っていなければ、その会社は「自信がない」と判断してOKです。これをやっておけば「気密・断熱での失敗」はまずありません。
気密・断熱性はハウスメーカー各社で力量差が非常に大きく表れるポイント。先輩方と同じ後悔をしないために気密・断熱の数値は必ずカタログで比較しておきましょう。
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細田工務店の熱交換換気システム
細田工務店のエコサーマル仕様では、断熱材と窓断熱の仕様がアップグレードされますが、他にもパナソニック製「エアテクト」という「熱交換換気システム」が付いています。
熱交換換気システムは換気の際に熱を回収して室内に戻すシステムのことです。
一般的な換気システムの場合、冬の場合は「冷たい空気」、夏の場合は「暑い空気」を室内に戻してしまいますが、熱交換換気システムなら「外気を室温に近づけてから給気する」ため、夏は熱気の侵入を防ぎ、冬は冷気の侵入を防ぎます。かなり省エネに役立つ換気システムが取り入れられています。
細田工務店が採用するパナソニックの「エアテクト」の熱交換率は「80%」となります。これは例えば、外気が0℃で室温が「20℃」だった場合、外気を「16℃」まで近づけて給気するということです。外気が室温に近いため、エアコン効率も上がります。
ただ近年では「熱交換率90%」の換気システムもあります。例えば一条工務店の熱交換換気システム「ロスガード90」は「熱交換率90%」となります。一条工務店のロスガード90と比べると、「エアテクト」の熱交換性能はやや劣ります。
とはいえ、普通の換気システムに比べればかなり省エネ効果が見込めるため、住んでからのエアコン代が気になる方は検討する価値はあるでしょう。
また、エアテクトには給気側に高性能フィルターを搭載しているため、大気中のPM2.5や花粉、砂埃、粉じんなどを「およそ95%カット」できます。お子様のいる家庭や空気環境が気になる方にはオススメです。
なお、標準仕様の「木ここち 杢(もく)」に熱交換換気システム「エアテクト」だけをオプション採用することも可能です。その場合のオプション料金は30~40坪の一般的な広さの住宅で「およそ+150万円前後」となります。
細田工務店のエコサーマル仕様はZEHに対応
ZEH(ゼッチ)という言葉はご存知でしょうか。
ZEHとはNet Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略で、住宅の断熱性能と省エネ性能を上げ、また太陽光発電システムなどの創エネ環境を整えることで、住宅における年間の消費エネルギーよりも創ったエネルギーの方が上回る、もしくは収支がプラスマイナスゼロとなる住宅のことです。
細田工務店のエコサーマル仕様はもともと高い気密性・断熱性をもつため太陽光パネルやエネファームなど「創エネ設備」、エコキュートやエコジョーズなどの「省エネ設備」をプラスすることでZEHにも対応可能です。
また細田工務店ではエネルギーをより効率的に利用するスマートハウス向けオプション「ストロングスマート」を用意しています。ストロングスマートでは住宅エネルギー管理システム「HEMS」を搭載し、家で使うエネルギーを見える化、さらにスマートフォンなどでエアコンや住宅設備を遠隔操作することが可能になります。
細田工務店の外観・外壁
一戸建て住宅の外壁は建物の強度や耐久性・耐震性などにも関わる重要な要素ですが、それと同時に家の見栄えを左右する要素でもあります。せっかく注文住宅を建てるなら、家の見た目にもこだわりたいですよね。
と、いうことで次は細田工務店の注文住宅の外観・外壁についてまとめていきます。
細田工務店の外壁
細田工務店では、特に外壁に関してはオリジナルのものを採用しているわけではありません。一般的な注文住宅に採用される外壁ならば採用することが可能です。、細田工務店で採用できる代表的な外壁をピックアップしておきます。
- サイディング
サイディングは近年の一戸建て住宅でもっとも採用実績の多い外壁材です。セメントと繊維質を混ぜて成型した窯業系サイディングや、アルミ・ガルバリウム鋼などの金属で出来ている金属系サイディングが一般的です。軽量のため、地震の際に建物に負荷がかかりにくく、また外壁材の中では比較的価格が安いため多くの一戸建て住宅で採用されています。一般的なサイディングはおよそ10年程度で塗装メンテナンスが必要ですが、近年では20~30年メンテナンスフリーの製品も販売されています。
- モルタル(塗り壁)
サイディングがシェアを伸ばす前はもっとも採用実績が多かったのがモルタル外壁です。砂・セメント・水を混ぜた素材を左官職人が塗って施工するため「塗り壁」とも呼ばれます。左官職人が塗って施工するため、継ぎ目が無い美しい見た目が特徴です。塗り方もさまざまあり、独特の風合いをだせるため重厚感・高級感もありますが、ひび割れ(クラック)や雨だれを起こしやすいというデメリットもあります。メンテナンスの費用は比較的安いと言われています。
- タイル
タイルは土・砂・粘土などの素材を1200~1300℃程度の高温で焼き固めた外壁材です。焼き物素材のため非常に耐火性が優秀で、傷や汚れにも強いです。また、塗装メンテナンスが必要ないため、メンテナンスのランニングコストを抑えられます。ただし、塗装メンテナンスは必要ありませんが、目地(シーリング)のメンテナンスは必要です。初期費用はサイディングやモルタルに比べて高いです。
細田工務店の外観
細田工務店の外観実例写真をいくつかピックアップしていきます。外観に関しては文章で説明するよりも実際の建築実例を見た方がイメージしやすいはずです。
せっかくの注文住宅ですから外観にもこだわりたいですよね。好みの外観デザインを探すならまとめてカタログ請求がオススメです。カタログ比較は注文住宅の登竜門!ライフルホームズなら、無料で複数社のカタログを一括で取り寄せできちゃいます。
細田工務店の屋根
次は細田工務店の屋根についてまとめていきますが、細田工務店は屋根もオリジナル製品を採用しているわけではありません。一般的なスレート屋根や瓦屋根を採用することが可能です。
スレート屋根
スレート屋根は近年の一戸建て住宅でもっとも採用されている屋根材。比較的安価な屋根材ですが、10年~15年程度でメンテナンスが必要。
瓦屋根
日本家屋で古くから使われている屋根。陶器で作られているため、耐久性が高く物理的な衝撃で壊れてしまわない限り半永久的に使える耐久年数に優れた屋根材。
細田工務店の内装と間取り
次は細田工務店の内装や間取りについてまとめていきます。自由設計の注文住宅では間取りや内装を希望のもので揃えていくのが醍醐味です。細田工務店の注文住宅も自由設計ですので、内装や間取りには限りない選択肢があります。全てを紹介することは難しいですが、参考に内装の実例をいくつかピックアップしておきます。
細田工務店の無垢材を使った床
細田工務店といえばなんといっても「無垢材を使った床」。細田工務店の注文住宅は無垢材フローリングを使っているだけあって、内装に高級感があると評判です。それに高級感があるだけでなく、無垢材フローリングは適度に柔らかく適度に堅いため歩きやすく、目に有害な紫外線を吸収する効果もあります。また、無垢材は経年によって表情が変化する点も魅力の一つです。汚れが付いた部分はキレイに削れば新品の色に戻るのもメリットでしょう。
ただし、無垢材は自然な木材をそのまま使っているため、定期的なワックス掛けなどお手入れに若干手間がかかることは覚えておきましょう。
- ウォールナット
落ち着いた色合いのウォールナットは丈夫で安定性に優れており、家具や工芸品にも使用される高級木材です。軽量で扱いやすいのも特徴です。
- ブラックチェリー
樹液の模様が木目に生える豊かな表情が特徴のブラックチェリー。緻密でなめらかな木肌で、磨くだけで美しい光沢がでます。
- メープル
衝撃や摩耗に強いメープル。「木の真珠」と評されるほどに美しい木材で、明るい色が特徴です。経年で自然な色ムラを楽しめます。
- ヨーロピアンオーク
大きな木目と独特の斑紋が特徴的な無垢材です。ナラ材に近い素材で丈夫で耐久性・耐水性に優れています。床材にも非常に適しています。
- ヨーロピアンアッシュ
ヨーロピアンアッシュは堅さと弾力性に優れ「木のクイーン」とも評されています。グレイッシュな色見や流れるような木目が人気です。
- ピーカン
ピーカンは極めて堅く衝撃に強い木材で家具や運動具などにも使われます。キャラメル色とオフホワイトの色合いで豊かな表情を生みだします。
細田工務店の平屋
次は細田工務店の平屋についてまとめていきます。
平屋は「1階のみ」で構成された住宅のことで、必然的に上下の移動がありませんので非常に生活動線のラクな住まいになります。お年寄りや子育て世代にとって非常に暮らしやすい住まいのスタイルと言えるでしょう。また平屋は重心が低く建物の総重量も軽いため、相対的に地震の際の負荷が軽減されます。構造上の制限も少ないので、天井の高いリビングや大開口の窓など希望のデザインも実現しやすい点もメリットです。
ただし平屋は敷地面積に余裕がない場合は希望の広さ・間取りを実現しにくく、また都市部など周りに建物が密集している場合は日当たりも確保しにくいです。建設予定地の敷地面積に余裕が無い場合や都市部においては平屋を選ぶ人は少ないです。細田工務店は首都圏を中心に事業展開していることもあり、平屋の実績はあまり多くありません。
細田工務店 平屋の実例
細田工務店は事業エリアが首都圏のため平屋での建築実績が少ないです。平屋を得意としているハウスメーカーではなさそうですね。
細田工務店の坪単価 一覧
次に細田工務店の坪単価をまとめていきます。注文住宅でマイホームを建てるなら「予算計画」が大切です。いくら魅力的なハウスメーカーでも予算に合わなければ候補として検討することはできません。ハウスメーカーの坪単価は予算に直結するため、しっかり把握しておきましょう。細田工務店の坪単価は以下の通りです。
細田工務店の注文住宅 | 坪単価 |
---|---|
標準仕様(木ここち杢) | 70万円前後 |
オプション(エコサーマル仕様) | 80万円前後 |
細田工務店に限らず多くのハウスメーカーはハッキリとした坪単価を公表していません。自由設計の注文住宅は敷地条件や構造・外装・内装・設備などによって大きく坪単価が変わるからです。上記の細田工務店の坪単価も参考程度にご覧ください。
注文住宅でマイホームを建てるなら、必ず「予算に合うハウスメーカー」を複数社みつくろって比較・相見積もりしてください。
注文住宅は基本的にオーダーメイドの一点モノ。ほとんど「定価」という概念がありません。つまり自分の条件であいみつをとらなければ「自分の条件のマイホームの適正価格」があいまいのまま。
適正価格があいまいのまま、なんとなくフィーリングで決めてしまうことだけは絶対にやめましょう。
注文住宅は似たような見た目や性能でもハウスメーカーが違えば「300万円~1000万円単位で価格差がある」のが当たり前の世界です。後から「向こうのほうが安かったのに…」と後悔しないためにも必ず複数社のカタログを比較・相見積もりを取るようにしてください。
細田工務店の注文住宅は高い?安い?価格設定は?
細田工務店の注文住宅は「一般的にみて高いのか?安いのか?」という点をまとめていきます。
結論から言って細田工務店の注文住宅は「やや高めの水準」と言えるでしょう。細田工務店のスタンダードモデル「木ここち 杢(もく)」は「平均坪単価:70万円前後」となります。坪単価だけをみれば、決して安い方ではありません。「積水ハウス」「ダイワハウス」「一条工務店」「セキスイハイム」などの大手ハウスメーカーとだいたい同じくらいの価格帯と言えるでしょう。
ただ細田工務店は耐震性王をはじめとし、各種住宅性能も平均以上の水準です。さらに他社ではオプションの位置付けになることが多い「制震システム」や「無垢材フローリング」を標準採用されている点を考えると、この価格帯は妥当と言えるかもしれません。
細田工務店はけっしてコストパフォーマンスが抜群にいいわけではありませんが「無垢材にこだわった家」や「地震に強い制震住宅」に興味があるならば要チェックのハウスメーカーです。
細田工務店の注文住宅は値引き出来る?
「注文住宅って値引きしてもらえるの?」
こう疑問に思ったことはありませんか?マイホームは人生で一番高額な買い物です。数千万円単位の買い物ですので、数パーセントだけでも値引きしてくれるなら、それに越したことはありませんよね。
結論からいって注文住宅を建てる場合、ほとんどのハウスメーカーで「値引きは可能」だと考えておきましょう。ローコストハウスメーカーのなかには、はじめから限界まで値引きしてあるため、個別の値引き対応に消極的なハウスメーカーもありますが、そういう会社の方が少数派です。
細田工務店も他社ハウスメーカーと同様に、多少の値引き交渉には応じてくれる可能性があります。
細田工務店 値引き価格の限界は?
では細田工務店では実際に、どれくらい値引きしてしてくれるのでしょうか。
細田工務店では「注文住宅」と「建て売り分譲住宅」を手掛けていますが、どちらかというと「建て売り分譲住宅」の方が値引きに関しては積極的に応じてくれるはずです。建て売り住宅は在庫を抱えることになり、売れない期間が長引けば長引くほど売り手の損になるからです。
ただし建て売り分譲住宅でも販売してから間もないうちは値引きに消極的です。早い話、「売れ残り物件」なら大きく値引きしてくれる可能性があります。
そして注文住宅についてですが、注文住宅は建て売り住宅に比べると値引き余地は大きくありません。注文住宅は建て売り住宅とは異なり、請負契約となるため在庫を抱えないからです。
しかしとはいえ他社ハウスメーカーと同様に「3%~8%程度」の値引きには応じてくれる可能性があります。具体的な値引き金額はケースバイケースですが、いずれにしろ細田工務店で契約するなら「必ず値引き交渉するべき」と覚えておきましょう。
細田工務店 値引きのコツ
細田工務店も他社ハウスメーカーと同様に値引き交渉を有利にすすめるコツがあります。細田工務店に有効な値引きのコツを見ていきましょう。
- 決算期を狙う
企業であれば決算期前に売り上げが欲しいのは当然です。細田工務店で値引き交渉を有利に進めるには、細田工務店の決算期を狙うのも有効です。細田工務店は東証ジャスダックの上場企業ですので、決算期は公表されています。細田工務店の決算期は以下の通りです。
本決算 :03月31日
第1四半期決算:06月30日
第2四半期決算:09月30日
第3四半期決算:12月30日
細田工務店の本決算は3月31日ですので、1月~2月くらいから値引き交渉を進めるのがちょうど良さそうです。
- 住宅が売れにくい時期を狙う
住宅が売れにくい時期を狙うのも値引き交渉を有利に進めるコツの一つです。一般的に住宅業界は「2月」「6月」「8月」が売れにくい時期とされています。2月・お8月は多くの業界で売上が下がる時期とされていますし、6月は梅雨時期のため、住宅の内覧に足を運ぶ方が減ることが理由でしょう。
ハウスメーカーでも住宅が売れにくい時期は値引き交渉に積極的に応じてくれる可能性があります。ただしそこまで大きな効果が見込めるわけではないため、無理して2月・6月・8月に契約タイミングを合わせる必要はありません。「タイミングが合えばラッキー」くらいに考えておくのがベターです。
- 値引き交渉は契約前の一度だけ
値引き交渉は基本的に「一発勝負」です。契約前に何度も細かく値引き交渉をすると担当者も辟易してしまいます。また上司の決裁も取りづらくなります。
値引き交渉は「契約前の一度だけ」にした方が効果的です。一度きりの機会ですので、遠慮はいりません。ハウスメーカー側も決まりかけた契約はなんとしてもまとめたいもの。多少大胆な金額で値引き交渉をしても相談に応じてくれる可能性が高いです。
- 設備やオプションなどの値引きを交渉する
金額面での値引きが難しいと感じた場合は、設備やオプションをサービスしてもらえないか?という交渉に切り替えるのも一つの手です。有料のオプションや設備アップグレードをサービスしてくれれば実質的な値下げのようなものです。
- 複数社で比較検討・相見積もりをとる
これは一番重要な値引き交渉のコツです。注文住宅を購入する際には、必ず複数社で相見積もりをとるようにしましょう。ハウスメーカー側も決まりかけた契約をまとめたいもの。相見積もりを取った会社が複数あれば、競合他社の価格に競ってくる可能性があります。
相見積もりをとるならできれば「同等程度の価格帯の競合他社」で相見積もりを取るのが効果的です。その方が競ってくる可能性が高いからです。細田工務店なら「積水ハウス」「住友林業」「トヨタホーム」「一条工務店」「セキスイハイム」などが価格帯が近いです。
「複数社で相見積もりを取る」ことは非常に効果的ですので、すでに「細田工務店で決まり!」と考えていたとしても、必ず他社と比較し相見積もりをとっておくべきです。
まずは希望の予算・エリアに対応しているハウスメーカーを何社か見つけることから始めましょう。せっかく相見積もりをするなら性能スペックやデザインが希望条件にある程度あてはまらないとあまり意味がありません。
そこで最初のふるい落としに役立つのが「住宅カタログ」です。何冊かカタログに目を通すだけで各ハウスメーカーの特徴・強みがだいたいわかってきます。何社かお気に入りをみつくろったら「あいみつ」を取ってみてください。
似たようなスペックでも「ハウスメーカーごとにこんなに価格が違うの?!」と驚くと思います。価格差を知らずになんとなく決めてしまってたら…ゾッとしますね。すごくカンタンな作業ですが、これをやるかやらないかでマイホーム計画の失敗率は格段に下がります。「カタログ比較」は注文住宅の登竜門。まずはライフルホームズから始めましょう!
- その他のハウスメーカー 値引きの裏ワザ
当サイトでは他にも注文住宅の値引きの裏ワザを紹介しています。本格的にハウスメーカーと値引き交渉する前に、以下の特集ページをチェックしておきましょう。
細田工務店でもしも欠陥があった場合の保証とアフターサービス
マイホームは建ててゴールではなく、住んでからがスタートです。数千万円の買い物で「欠陥住宅だった…」なんてシャレになりません。また、欠陥住宅でなくともどんなに性能がよい住宅でも長く住めばどこかしらに必ずメンテナンスが必要な箇所がでてきます。マイホームは少しずつメンテナンスしながら長く住んでいくもの。だから、保証やアフターサービスも大切なのです。
と、いうことで次は細田工務店の保証・アフターサービスはどうなっているか見ていきましょう。
細田工務店の保証
細田工務店では「35年保証システム」を採用しています。しかし無条件で35年間の保証が付くわけではなく、35年保証を受けるためには「5年ごとに細田工務店の規定による無料点検を行い、10年ごとに細田工務店が必要と認めた有料メンテナンス工事を受けること」で、最長35年まで保証が延長するシステムです。
国が法律で定めている住宅の瑕疵担保期間は10年間ですので、細田工務店の初期保証は方で定めている最低限の範囲と言えるでしょう。一部のハウスメーカーでは、これ以上の保証を付けているケースもありますので、保証に関しては特別優れているわけではありません。
細田工務店のアフターサービス
細田工務店のアフターサービスは「保証を延長する限り定期巡回・定期点検を無料で行ってくれる」という内容になります。この点は他社ハウスメーカーでも同様のサービスを行っているところが多いので、特別優れているわけでも劣っているわけでもありません。細田工務店の保証・アフターサービスは「普通レベル」といったところでしょう。
※ただし、防蟻工事や10年ごとのメンテナンス工事は有料となります。
細田工務店で注文住宅を建てるメリットとデメリット
かなりページが長くなってしまいましたので、この辺でいったん細田工務店のメリット(長所)とデメリット(短所)をまとめておきます。細田工務店に限らず、どんなハウスメーカーでもメリット・デメリットはあるもの。注文住宅でマイホームを建てるなら、ハウスメーカーのメリット・デメリットの両方を把握して自分に合う会社を選ぶことが大切です。
細田工務店のメリット・デメリットは以下の通りです。ハウスメーカーを選ぶ基準の一つとしてお役立てください。
細田工務店のメリット
地震に強い住宅(耐震等級3+制震住宅)
細田工務店はどちらかというとデザイン性よりも住宅性能に力を入れているハウスメーカーです。特に地震に対してはかなり強い方でしょう。細田工務店オリジナルの「ハイブリッドキューブ工法」は、木造軸組み工法をベースにツーバイフォーの面構造をプラスし、外力をバランスよく分散させる仕組みで、耐震等級は最高等級3を取得。さらに、標準仕様で制震性をもつ壁倍率5倍の耐力壁(制震壁)「延樹・ブランチ」を搭載しています。
他社ハウスメーカーでは制震システムはオプションの位置付けとなることが多いため、標準で制震システムを装備している点は細田工務店の大きな特徴でありメリットです。
標準仕様で長期優良住宅対応
細田工務店では標準仕様で住宅性能表示制度における7項目「耐震(倒壊・損壊)・耐風・断熱等性能・ホルムアルデヒド・維持管理対策・劣化対策」において最高等級を取得しています。耐震性能だけでなく住宅性能に力を入れている点も細田工務店のメリットと言えるでしょう。
無垢材を使った住宅
細田工務店は木にこだわりを持った木造住宅専門ハウスメーカーです。住宅の構造材・床材に無垢材を採用している点に魅力を感じる方は多いでしょう。フローリングに無垢材を使用するだけで内装の高級感・重厚感がまるで違います。
ワックス掛けなどお手入れの手間は多少ありますが、無垢材をふんだんに使った高品質な住宅を求めている方にはかなり魅力的に映るのではないでしょうか。
自社一環施工
細田工務店では施主のご家族ごとにプロジェクトチームを編成し、チーム一丸となって最適なプランを提供するだけでなく、施工に関しても自社一貫施工を徹底しています。他社ハウスメーカーでは下請け工務店に任せてしまうところも多いですが、それだと施工のレベルにバラつきが出てしまう可能性もあり、不安に思う方も多いでしょう。
責任を持って自社一貫施工を行っている点は安心感がありますね。この点も細田工務店のメリットの一つと言えるでしょう。
地域密着型のサービス
細田工務店は東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県など首都圏エリアを中心に事業展開しており、地域に密着したサポート体制を整えています。マイホームは建てて終わりではありません。住んでからなにかあれば、地元の担当者がすぐに駆け付けられる体制となっている点は安心ですね。
細田工務店のデメリット
価格が高い
細田工務店は決してローコスト住宅ではありません。標準仕様でも坪単価70万円前後はかかってくるため、コスト的には大手ハウスメーカーと同価格帯となります。この点はデメリットと言えるでしょう。
外観に高級感がない
細田工務店は住宅のデザイン性よりも住宅性能に力を入れているハウスメーカーです。内容は無垢材フローリングを採用しているため、高級感がありますが外観はややシンプルなイメージが強いです。住宅の外観やデザイン性にこだわる方には、あまり向いていないハウスメーカーと言えるかもしれません。
標準仕様では断熱性能が物足りない
細田工務店は耐震性など住宅の安全性能には力を入れていますが、標準仕様では断熱性能が若干物足りない点もデメリットと言えるでしょう。気密性・断熱性を重視する方は細田工務店の「エコサーマル仕様(高気密・高断熱モデル)」を検討しても良いかもしれません。
初期保証が物足りない
細田工務店の初期保証は「10年」となります。10年ごとに有料のメンテナンスをすることで、保証が最長35年まで延長するシステムですが、この点は大手ハウスメーカーと比べると若干物足りない内容です。
会社規模的に仕方ないとはいえ、坪単価が大手ハウスメーカー並みということを考えると、もう少し頑張って欲しいところです。ただし、地域密着型のサポート体制が整っており、なにかあったらすぐに担当者が駆け付けてくれる点は評価できるポイントです。
マイホーム購入は人生の一大イベントですし、非常に高額なお買い物です。ハウスメーカー選びに迷っているなら、一度専門家による客観的な意見をお聞きすることをおすすめします。
ハウスメーカーのカタログを見たり、モデルハウスを見に行くと心が舞い踊って冷静な判断が出来なくなっていたりしてしまいますね。後から「もっとハウスメーカー選びを頑張ればよかった‥」「同じような家がもっと安く契約できたかも‥」「住宅性能があまり良くないかも‥」このような後悔の言葉が残念ながらネットには溢れています。
仮にも何千万円と住宅ローンを組んで長期間支払いをしていくお買い物ですから、自分達は絶対に失敗したくない。そうお考えならば、是非一度は「家づくりの専門家」による中立的なアドバイスを受けておく事をオススメします!!
「家づくりの専門家」に相談するといっても、ハウスメーカーの営業マンに相談するのとは一味違います。基本的にハウスメーカーの営業マンは自社で契約して貰いたいのが本音なので、偏った意見を言いがちです。
当サイトがおすすめするのは、第三者である専門家が、損得勘定なく客観的なアドバイスをしてくれるWEB無料相談サービスを利用する事です。
NTTデータの100%子会社が運営する「HOME4U家づくりのとびら」は、専門のプロに家づくりにおけるあらゆる「疑問」や「質問」に直接相談する事が出来ます。
などなど…客観的に比較したいこと、ハウスメーカーにはちょっと聞きにくいことを、注文住宅を知り尽くした専門家が的確に回答あるいは選択肢を教えてくれます。強制されることも営業されることも一切なく、なんならしつこいハウスメーカーにはお断り代行も完全無料でして下さいます。もっと言うと、もしお気に入りのハウスメーカーが見つかった場合、所謂「ベテラン営業マン」のみ紹介してもらえます。新人営業マンやいい加減な営業マンはNTTグループのご紹介者には対応させないのです。この強み、めちゃくちゃメリットなこと、わかる人にはわかりますよね。
空いた時間に自宅から気軽に利用する事が出来ますし、WEB無料相談の予約は1分程で出来るので簡単です。WEB無料相談といってもスマホ1台あればハウスメーカー選びから様々な疑問の解決まで完結できてしまいます。詳しくは下記ページで特集しているので、興味のある方はチェックしてみて下さい。
細田工務店の注文住宅 まとめ
このページでは細田工務店の注文住宅についての評判・口コミ・坪単価・価格別実例などをまとめてみましたが参考になりましたでしょうか。
より皆様に役立つコンテンツにしていくためには、皆様の口コミ・評判の書き込みが必要不可欠です。細田工務店で実際に注文住宅を購入された方は、良かった点・悪かった点・メリット・デメリットなどどんなことでもかまいませんのでご感想を寄せて頂けると嬉しい限りです。
注文住宅のハウスメーカー選びで失敗しないために、最後にアドバイスをさせて頂きます。
住宅に限った話ではありませんが、高額な買い物をする時は「どの会社が品質・性能が良いか」「どの会社がお得か」必ず比較しますよね?マイホーム購入は特に比較検討が大事です。
見た目は同じような家でも品質・性能・価格は大きく異なります!ハウスメーカーごとにどんな特色があって、どんな価格設定なのか。注文住宅の知識を身につけておけば必ず判断材料になりますし、また複数社を比較検討することで最終的な値引き交渉の際も有利になります。
注文住宅を検討しているならまずは無料でカタログを見てみましょう!注文住宅のハウスメーカー選びはここから始まります!
無料カタログをまとめて請求するなら「ライフルホームズ」が断トツオススメです。東証一部上場企業が運営する大手不動産サイトですので、あやしいハウスメーカー・工務店が紛れ込まないよう厳しく審査を行っています。住宅は高額な買い物なので安心して使えるサイトかどうかは重要なポイントです。
またLIFULL HOME’Sは国内TOPクラスの不動産サイトだけあって、全国規模で1200件以上(2019年6月時点)のハウスメーカー・工務店を網羅しています。知名度は低いけれど良い家を建てる質実剛健な工務店さんは全国各地にたくさんあります。LIFULL HOME’Sならそのような未知の優良工務店と巡りあえるかもしれません。
LIFULL HOME’Sではエリア検索・予算検索・テーマ検索とさまざまな検索方法で自分にあったハウスメーカー・工務店を検索できるため、そもそもエリア対応していない工務店や予算が合わないハウスメーカーを除外して検討できるのでムダな時間を省けます。
ただでさえマイホーム購入は疲れてしまうもの。省ける時間は省いて賢くハウスメーカーを選びましょう!
細田工務店の注文住宅の評判は?
最後に細田工務店の評判についてまとめておきます。
マイホームは人生でもっとも高額な買い物です。絶対に失敗しないために、候補のハウスメーカーの評判はしっかりとチェックしておきましょう。以下に細田工務店の口コミ・評判をまとめます。
細田工務店の具体的な評判
非常に住みよいです。
細田工務店の杢で注文住宅を建てましたが今のところ非常に住みよいですよ。断熱性が少し不安でしたが、夏も冬も全く問題ないです。そもそも関東近郊なら、これくらいの断熱性能で十分だと思います。ZEH使用でエコサーマルにするならいいと思いますが、ローン負担が増えるのがイヤで標準にしました。電気代も思ったより安いし満足です。
無垢フローリングが気に入っています。
やっぱり無垢材フローリングは最高です。手入れの手間はありますが、少しずつ色が変わっていくのを楽しみたい人には最高のぜいたくです。家のなかで一番気に入っています。早く年月が経たないかと思うこともあるほど。お手入れが面倒だと思う人には向いていないですけどね。
アフターサービスが良い
細田工務店の建て売り分譲を購入したものです。地元の近くに拠点があるからかアフターサービスの対応は早いです。電話してその日のうちに来てくれることもありました。セコム加入も最初は要らないと思ってましたが、戸建てはマンションよりセキュリティ面で不安なので、今ではセコムなしでは不安ですね。
坪単価が高い
細田工務店は坪単価が高くてヤメた。普通に一条工務店と同じくらいの価格だったので。断熱性能は一条の方が上だし細田の家は外観が安っぽい気がする。これくらいの単価とるなら、外壁は標準で全面タイル貼りくらいにはするべき。
細田工務店の評判 まとめ
細田工務店の評判をザックリとわかりやすく箇条書きでまとめます。
- 坪単価が高い
- 耐震性能は安心感がある
- 断熱性能は寒冷地でなければ十分
- 無垢材フローリングは高級感がある
- 外観は安っぽい
細田工務店の評判もややネガティブな内容が散見されますが、細田工務店は営業マンのレベルやアフターサポートの対応力・スピード感は一定の評価を集めています。ただやはり「坪単価が高い」点はデメリットに感じている方が一定数いるようですね。また細田工務店では注文住宅よりも分譲建て売り住宅を主力事業としているため、必然的に建て売り住宅の評判・口コミが多かった印象です。
細田工務店の口コミを募集しています
当サイトでも細田工務店の注文住宅についての口コミを大募集しています。注文住宅をご検討中の皆様に、より役立つコンテンツとしていくために皆さまのご協力が必要不可欠です。
細田工務店で注文住宅を建てた方は細田工務店の良かった点、悪かった点などの口コミを寄せて頂けると嬉しい限りです。また細田工務店をご検討中の方やモデルハウスを見学に行かれた方なども些細な感想でも口コミをお寄せください。どうぞご協力をお願い致します。
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友人が細田工務店で建て売り住宅を買ったので遊びに行ってきました。
1階は日当たりがそこまで良くなかったですが、2階のリビングはすごく日当たりもよく、天井も高いので開放感もありました。友人は細田工務店は地震に強いから安心だと言っていました。
5年前に細田工務店で建売を購入しました。注文住宅ではありませんが、他の大手よりも丁寧な仕事をしていましたし、営業の接客も好感が持てましたね。同時期に○水の建売を購入した友人宅は早くも引き戸が締まらなくなったそうです。ブランドで選ぶより、細田工務店のような丁寧な仕事をするところで購入する方が良いですね。
23区内の分譲地が細田工務店だったので見に行きましたが、中々良い家を手掛けていると感じましたよ。デザインも結構凝っていましたし、空間を上手く活用していましたね。ただ私の家族は高齢者がいるので、段差を多用している間取りが気になりました。その分譲地だけのモデルかもしれませんが。
使ってる資材や建具なんかも質の良いものを使っている感じがします。他社のように認知度はないけど、施工も丁寧でした。
オプションいれる人は大手と違って掛け率が悪いので
オプションが高くて結局さらに高くなりますよ。
ここの土地付き分譲住宅購入しましたが、家の仕上がりはとても良いです。あまり有名な会社ではないですし、ネット上の口コミも少ないですけど、結構丁寧な仕事をしている感じで。建具の建て付けも綺麗ですし、造作なんかも綺麗に仕上げてあります。デザイナーズ住宅みたいな奇抜なデザインでは無いですけど、住宅街で悪目立ちはしない方が良いので私はこれで良かったですね。暖房の効きも良いですし、今のところ何の不満もありません。
数年前はかなりやばそうな雰囲気だったけど、最近は長谷工の傘下に入って持ち直したっぽいですね。建売のデザイン何か見ても、大分良くなった印象を受けるし、これならお願いしようかと考えていたところ。元々腕の良い造作大工を抱えている会社だし、良い方向に進んでるんじゃないかな。