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GLホームの坪単価
まずはじめにGLホームで注文住宅を建てる場合の坪単価についてまとめたいと思います。
注文住宅のマイホーム計画において一番大切なのは「予算上限」です。一生に一度の高額な買い物なのでついつい背伸びしたくなりますが、予算オーバーの住宅ローンを組んでしまうのはオススメできません。幸いGLホームは比較的リーズナブルな価格帯で立派な輸入住宅を建てることができるハウスブランドですが、とはいえ予算上限はしっかりと決めておく必要があります。予算管理をキチンとしておく事で冷静な判断が出来ると思います。予算に直結するハウスメーカーごとのおおまかな「坪単価」は注文住宅を建てる上で重要な指標となりますので、しっかり下調べをしておきましょう。
尚、それぞれの商品別坪単価に関しては、あくまでも一般的なオプションを選択した場合のおおよそGLホームの坪単価となります。当サイトが独自に調査した価格帯・坪単価に基づいており、内容の正確性には最大限注力しておりますが、近年では建材・木材の価格推移も激しくハウスメーカー各社の価格・坪単価もあまり安定していませんので、実際の坪単価は異なる可能性があります。あくまで目安程度にご参考頂ければ幸いです。
商品プラン | 建物本体価格の目安 | 坪単価の目安 |
---|---|---|
WoodsHill(ウッズヒル)シリーズ | 本体価格1,500~2,100万円 | 坪単価50~70万円 |
平屋スタイル | 本体価格1,500~2,100万円 | 坪単価50~70万円 |
ガレージハウス | 本体価格1,500~2,100万円 | 坪単価50~70万円 |
GLホームの商品は主力商品である「WoodsHill(ウッズヒル)シリーズ」は、外観・内装デザインパターンは複数用意されており、デザインタイプや提案プランなどにより若干の価格差はありますが、概ね建物本体価格1,500~2,100万円(30坪前後)、坪単価50~70万円前後が予算目安となります。
また平屋スタイルやガレージハウスプランも用意されていますが、これらも主力商品であるウッドヒルシリーズとそこまで大きな価格差は無く、建物本体価格1,500~2,100万円(30坪前後)、坪単価50~70万円前後が予算目安となるでしょう。平屋スタイルに関しては、ワンフロアのプランですから総床面積が狭くなるケースもあり、坪単価ベースだと割高になる可能性はあります。
GLホームはコロナ禍以前は、坪単価50~60万円前後がおおよその価格目安でしたが、多くのハウスメーカーが近年の物価上昇・ウッドショックなどの原材料費高騰をうけ値上げに踏み切っているのと同様にGLホームでもベースの価格が少し値上がりしているようです。
ただ少し値上げされたとはいえ、GLホームの手掛ける注文住宅は省エネ性能に優れた本格輸入住宅デザインの家ですから、性能やデザイン面を考慮してもコストパフォーマンスは決して悪くはありません。本格的な輸入住宅がお好みの方は、ぜひ一度GLホームを他社輸入住宅メーカーと比較してみましょう。
また、GLホームを住宅性能面で気に入っている方は、GLホームと同じLIXIL住宅研究所が展開するハウスブランド《アイフルホーム》《フィアスホーム》も坪単価・価格帯・住宅性能が近しいのでこちらを比較するのもおすすめです。
GLホームの商品プランごとの坪単価
続いてGLホームの商品ラインナップごとの大まかな坪単価・本体価格をあわせてみていきましょう。
GLホームの主力商品はなんといっても「WoodsHill(ウッズヒル)」シリーズです。
ウッズヒルは北米生まれのツーバイ工法を採用した輸入住宅風の注文住宅です。北米建築に見られる高いデザイン性とゆとりを楽しむ暮らし方を取り入れた「アメリカンライフをジャパンクオリティで実現」しています。つまり外観・内装は共に輸入住宅のようなエキゾチックなデザインを採用しながら、日本にぴったりの住品質にブラッシュアップされています。輸入住宅の場合、文化の違いなどでデメリットに感じる部分があったりするのですが、GLホームなら「日本文化に合ったライフスタイル」と「北米生まれの美しいデザイン」を両立する事が出来ます。尚、GLホームの「WoodsHill(ウッズヒル)」はデザインパターンは複数用意されています。好みのデザインから選ぶ事が出来ます。
GLホームの主力デザインプランを下記にピックアップします。ただ、他にも「ウッズヒル チューダー」「ウッズヒル プレーリー」「ウッズヒル コンテンポラリー」などのデザインを選ぶ事も可能です。どれもパッと見は輸入住宅のような外観デザインです。
ウッズヒル アーリーアメリカンの坪単価
建物本体価格の目安:1,500万円~2,100万円前後
坪単価の目安:坪単価50万円~70万円前後
外部装飾にも輸入部材を採り入れ、「古き良きアメリカ」伝統のアーリーアメリカンスタイルを忠実に再現したモデル。重要な住宅設備はLIXIL製品を採用。
ウッズヒル スパニッシュの坪単価
建物本体価格の目安:1,500万円~2,100万円前後
坪単価の目安:坪単価50万円~70万円前後
砂岩の温もりを感じる事の出来る地中海リゾートをイメージさせる人気モデル。ロートアルミ妻飾りやタイルペントのアクセントがお洒落です。
ウッズヒル フレンチスタイルの坪単価
建物本体価格の目安:1,500万円~2,100万円前後
坪単価の目安:坪単価50万円~70万円前後
自然と家族が集まる動線が重視された内装プランと石積み風なエクステリアが重厚感を演出するモデルです。
平屋スタイルの坪単価
建物本体価格の目安:1,500万円~2,100万円前後
坪単価の目安:坪単価50万円~70万円前後
上下移動のないワンフロアの平屋スタイル。子供部屋もリビングもワンフロアで家族のつながりを常に感じられる人気のスタイル。2階がないことで天井を高くできるのも嬉しいポイント。
ガレージハウスの坪単価
建物本体価格の目安:1,500万円~2,100万円前後
坪単価の目安:坪単価50万円~70万円前後
家の中と外を繋ぐ大きなフリースペース「ガレージ」のあるスタイル。モノをたくさん広げられるワークスペースにも、土足で集まれるパーティ会場にも、雨の日の子どもの遊び場にも。使い方は自由自在です。
※近年、世界的な木材不足(ウッドショック)や世界情勢(為替相場)の影響により、住宅部材の価格が不安定な状況です。GLホームの本体価格・平均坪単価に関しても、できる限り正確にお伝えしていますが、あくまで目安としてお考え下さい。正確な価格については直接ヒアリングされることをオススメします。
誰もが「マイホームで失敗したくない」と思っているはずなのに失敗例は後を絶ちません。
それはズバリ「比較検討が足りない」からです!
マイホームに限らず高額な買い物をする時は「どの会社が品質・性能が良いか」「どの会社がお得か」必ず比較しますよね?同じような見た目の家でも品質・性能・価格は大きく異なります!複数社を比較検討することでハウスメーカーの特徴をしっかり知る事ができ、更に最終的な価格交渉の際も有利になります。
失敗しないために、必ずハウスメーカーの無料カタログで「比較」して下さい!
GLホームの注文住宅 価格設定は高い?安い?
続いてGLホームの注文住宅について「価格設定は高いのか?安いのか?」という点について、この項目で客観的にチェックしたいと思います。
- 同じ工法を採用する競合と比較する
GLホームが採用している「2×6工法」は一般的な「2×4工法」に比べて、壁が分厚くなるので断熱材をそれだけ多く施工するなど、コストを掛けた家づくりを行う事になります。同じ「2×6工法」は《一条工務店》《三井ホーム》《スウェーデンハウス》など、高級注文住宅を手掛けるハウスメーカーが採用している工法です。三井ホームやスウェーデンハウスについては高級注文住宅の代表格とも言えるハウスメーカーで、諸費用込みなら坪単価100万円オーバーも当たり前です。一条工務店についても近年では高級ラインナップを充実させており、平均坪単価は上昇傾向にあり、坪単価80万円を超えるプランが主流になってきています。これらのハウスメーカーの坪単価を考慮すれば、GLホームの予算目安は坪単価50~70万円前後ですからかなり「割安」に感じられるのではないでしょうか。
- 輸入住宅を手掛ける競合と比較する
輸入住宅と聞くと「値段が高い」とイメージする方も多いと思います。自動車でも「外車は高い」とイメージするのと同じで、日本に昔から根付いている島国特有の文化かもしれません。また輸入住宅の場合、原材料・建材等の輸入費が上乗せされてしまいますので、価格が高くなるのは致し方が無いところです。しかしGLホームのコンセプトは「アメリカの輸入住宅デザインを日本品質にブラッシュアップ」している点。つまり、輸入住宅風のデザインを日本品質で再現しているので、当然、原材料・建材などの輸入費なども掛からない訳ですね。
外観や内装は異国情緒溢れるデザインになるのでパッと見は完全に輸入住宅。価格よりも「高見え」する事は間違い無いでしょう。尚、輸入住宅を手掛けるハウスメーカーとしては《スウェーデンハウス》《セルコホーム》《ロビンスジャパン》などがあります。この中では、GLホームは中間価格帯のハウスメーカーと考えて良いでしょう。
- 同じ価格帯で比較する
価格帯で考えるなら、GLホームはローコスト住宅寄りで考えたいところ。ローコスト住宅の枠組みの中では、やや高めの価格設定でしょうか。比較するなら同じ系列の《アイフルホーム》や、ローコスト住宅の代表格《タマホーム》、《レオハウス》《ユニバーサルホーム》などが候補になります。
GLホームはコストの掛かる「2×6工法」である事や、高見えする「輸入住宅デザイン」の商品を手掛けていますので、同価格帯の他社には無い強みを持つハウスメーカーです。客観的に判断しても価格は「割安」に感じる方が多いのではないでしょうか。
GLホームと価格・坪単価を比較しておくべきハウスメーカー
注文住宅の家づくりでは必ず候補のハウスメーカー複数社を比較検討をしておきましょう。
いくらお気に入りのハウスメーカーがあったとしても、一社決め打ちで検討するのではなく、複数社を比較することで自分の建てたい条件のマイホームの相場観も養われます。
この項目ではGLホームを候補として検討されている方が比較しておくべき競合ハウスメーカーを何社かピックアップさせて頂きます。
- アイフルホーム
GLホームの注文住宅を検討している方は、併せてアイフルホームも比較しておくと良いでしょう。アイフルホームはGLホームと同じくLIXIL住宅研究所が手掛けるハウスブランドで、高い耐震性・省エネ性能・断熱性などの住宅性能はGLホームと近しく、性能面でGLホームを候補としている場合はアイフルホームも十分に候補に食い込む可能性があります。アイフルホームとGLホームは価格帯も近いのでどちらもチェックしておくことをオススメします。
- セルコホーム
セルコホームはカナダ風の輸入住宅を専門に手掛けるローコスト住宅メーカーです。GLホームはアメリカンな輸入住宅を得意とするハウスブランドですので、カナダ風の輸入住宅を手掛けるセルコホームとは少し毛色が異なるものの、異国情緒あふれるエキゾチックな住まいという点では共通しています。価格帯としては若干セルコホームの方が安いですが、この点はプラン次第ですので実際に比較してみることをオススメします。セルコホームも省エネ性能をはじめ、住宅性能にはかなり力を入れていますので、性能面でも十分気に入る可能性があると思います。
- タマホーム
タマホームはローコストでフルオーダー注文住宅を提供する大手ハウスメーカーです。タマホームの注文住宅は坪単価50万円前後~が予算目安となり価格を抑えながらも、安全性の高い注文住宅を完全自由設計で建てられます。さらに近年では省エネ性能にも注力してきており、ますます総合バランスが向上してきています。GLホームに限らず、注文住宅を建てる際には一度はチェックしておきたいハウスメーカーと言えます。ただし、タマホームでも住宅性能の特化した「笑顔の家」などのプランは高額であり、坪単価75万円を超える可能性もありますので注意しましょう。
繰り返しになりますが、注文住宅のハウスメーカー選びは比較することがとても大切です。
本契約を済ませてから「あっちのハウスメーカーの方が安かったのに…」「こっちの工務店のほうが住宅性能が高かったのに…」と後悔することの無いよう、ハウスメーカーは少なくとも2~3社程度は比較・あいみつもりを取ることをオススメします。これはすでに本命に決めたハウスメーカーがあったとしてもです。
当ページをご覧の方のなかにはGLホームを本命ハウスメーカーに決めている方もおられるかもしれませんが、たとえすでに心を決めていたとしても比較もしないうちから一社決め打ちで検討するのはオススメできません。
価格帯が近い競合会社の住宅カタログを比較することで、自分の理想とするマイホームの相場観も養われますし各社で異なる価格、住宅性能、外観、内装、設備グレードなど細かい部分の目利きもある程度できるようになるはずです。
GLホームを検討されている方は上記にピックアップした競合ハウスメーカーも併せて比較してみることをオススメします。
なお、詳しくは後述しますが「複数社で比較し相見積もりをとること」は契約直前に行う最終的な値引き交渉の場面でも強力なカードとなります。注文住宅のハウスメーカー選びにおいて「比較」と「相見積もり」はメリットこそあれど、デメリットになることはありません。
ハウスメーカー選びで必ず行うべき必須項目と覚えておきましょう。
注文住宅でマイホームを建てるなら、必ず「予算に合うハウスメーカー」を複数社みつくろって比較・相見積もりしてください。
注文住宅は基本的にオーダーメイドの一点モノ。ほとんど「定価」という概念がありません。つまり自分の条件であいみつをとらなければ「自分の条件のマイホームの適正価格」があいまいのまま。
適正価格があいまいのまま、なんとなくフィーリングで決めてしまうことだけは絶対にやめましょう。
注文住宅は似たような見た目や性能でもハウスメーカーが違えば「300万円~1000万円単位で価格差がある」のが当たり前の世界です。後から「向こうのほうが安かったのに…」と後悔しないためにも必ず複数社のカタログを比較・相見積もりを取るようにしてください。
GLホームの注文住宅は値引き出来る?
注文住宅の購入は人生で一番高額な買い物となる方が殆どだと思います。高額商品なので金銭感覚がおかしくなってしまうかもしれませんが、冷静に考えれば1万円でも安く買えるなら安く買いたいと考えるべきです。特に家を新築すれば、家具や家電も新しくしたいと考えるのは当然ですし、少しでも安く購入する事が出来れば家具の購入や引っ越し資金に少しでも回す事が出来ますからね。
GLホームは「2×6工法」を採用するハウスメーカーの中では比較的価格も低めの設定をしていますので、簡単に値引きは出来ないのではないか…とお考えの方も多いと思います。
結論から申し上げれば、殆どのハウスメーカーで注文住宅を建てる場合は、値引きは可能なものとお考え下さい。例えばオプション分を値引いて貰うなどは当たり前の光景です。但し、GLホームの場合はフランチャイズ加盟の工務店が直接の交渉相手になります。加盟店によって値引きの金額やサービス内容にバラつきもあるようなので、考慮するようにしましょう。
GLホーム 値引き価格の限界は?
ではGLホームで注文住宅を建てた場合、どの位まで値引き交渉が可能なのでしょうか。ネット上での口コミや評判を調べると「200万円値引き出来た」「地盤改良費をサービスして貰った」「建具や設備を全部グレードアップして貰った」などの声が挙がっています。値引き交渉に関してはある程度融通は利きそうな印象です。基本的に注文住宅の値引き交渉は、本体価格の5%あたりが平均とされていますが、GLホームの場合はもう少し踏み込んだ本体価格10%あたりまでの交渉も可能かもしれません。
GLホーム 値引きのコツ 決算期を狙う
GLホームの本決算は3月です。一般的には決算期に値引き交渉を行うのは効果的です。ですが、GLホームの場合はフランチャイズなので、あくまでも交渉相手は加盟の工務店。フランチャイズ加盟の工務店はそれぞれ経営状況や売上状況、販売方針などが違いますので、もしGLホームで値引き交渉をするなら、実際に交渉をする加盟店の決算時期などを事前に調べておく事をオススメします。また一般的に家が売れ難い時期と重なる2月や8月などを狙うのも効果的なので、決算と家が売れ難い時期が重なる2月末は絶好の狙い目かもしれませんね。
GLホーム 値引きのコツ 契約前の1度だけ
これはGLホーム以外の全てのハウスメーカーでも同じですが、基本的には値引き交渉はとっておきの一度だけにすべきです。契約前に小刻みに値引き交渉を行うと、営業マンも本気で取りあってくれなくなります。値引き交渉を行うのは一度きり、本契約の判を押すか押さないかの一度きりの交渉が一番効果的です。このタイミングだけは遠慮無用で、少し大胆にお願いをしてみる事をおすすめします。
GLホーム 値引きのコツ オプションサービスを狙う
金額面の値引き交渉よりも、営業マンが乗り易いのがオプションのサービスです。「このオプション追加分を通常価格でお願い出来ないか、それで決断する」といった交渉の仕方が効果的です。どうしても値引き交渉が上手く行かなかった場合は、こういった交渉の仕方をすれば営業マンも折れるケースが多いです。
GLホーム 値引きのコツ 競合他社と比較する
競合する他のハウスメーカーと比較するのが一番の王道です。これをやらずして効果的な価格交渉は有り得ないとお考え下さい。基本的に高額な買い物は競合他社と競争させる事が、より安く購入するコツでもあります。例えあなたが「GLホームに決めた」と思っていても、必ず他のハウスメーカーや工務店と比較しておいた方が値引き交渉も有利に働く事でしょう。
GLホームと同価格帯の競合としては《タマホーム》《アイフルホーム》《ユニバーサルホーム》辺りが妥当です。また「2×6工法」や「輸入住宅」を取り扱うハウスメーカーと比較する事で、値引き交渉もやり易くなるのでチェック推奨です。
まずは希望の予算・エリアに対応しているハウスメーカーを何社か見つけることから始めましょう。せっかく相見積もりをするなら性能スペックやデザインが希望条件にある程度あてはまらないとあまり意味がありません。
そこで最初のふるい落としに役立つのが「住宅カタログ」です。何冊かカタログに目を通すだけで各ハウスメーカーの特徴・強みがだいたいわかってきます。何社かお気に入りをみつくろったら「あいみつ」を取ってみてください。
似たようなスペックでも「ハウスメーカーごとにこんなに価格が違うの?!」と驚くと思います。価格差を知らずになんとなく決めてしまってたら…ゾッとしますね。すごくカンタンな作業ですが、これをやるかやらないかでマイホーム計画の失敗率は格段に下がります。「カタログ比較」は注文住宅の登竜門。まずはライフルホームズから始めましょう!
GLホームの構造と特徴
GLホームは北米生まれのツーバイ工法を採用しています。元々は「2×4工法」を採用していましたが、長期優良住宅及びZEH水準をクリアする為に「2×6工法」へと進化させています。
「2×6工法」と言えば《一条工務店》や《三井ホーム》《スウェーデンハウス》など、高級注文住宅を手掛けるハウスメーカーが手掛けている工法になります。2×4工法の約1.6倍の壁厚となる為、その分断熱材を多く入れる事が出来ます。また航空機や新幹線などで採用される「ハイパーモノコック構造」が採用されますので、外力に強く耐久力のある構造躯体を実現する事が可能になります。
GLホームの特徴
GLホームのコンセプトは「アメリカンライフ&ジャパンクオリティ」です。アメリカは移民の国なので、住宅においても多様な文化が融合し、進化してきました。アメリカン住宅の様式美、その文化は必ずしも日本の文化に馴染むものでありません。そこでGLホームではアメリカンライフのデザイン性を日本文化に合った機能性と品質にブラッシュアップ。
昔、映画やテレビドラマで見た「古き良きアメリカ住宅」に憧れている方にとって、日本住宅の住み易さとアメリカ住宅のデザイン性が融合したGLホームの注文住宅は魅力的に感じるのではないでしょうか。
またGLホームの大きな特徴としては「2×6工法」を採用している点が挙げられると思います。大空間を表現できる「2×4工法」を進化させた「2×6工法」を採用する事で、間取りの開放感や強固な構造躯体を実現する事が可能になりました。また従来の「2×4工法」に比べて1.6倍の壁の厚みを持たせる事が出来ますので、断熱材を分厚く施工する事が出来るのも大きな強調材料です。
- GLホームのフランチャイズシステム
GLホームは全国の工務店とフランチャイズ契約を結び展開している注文住宅ブランドです。施工面において間に余計な問屋や下請けを通す必要が無い為に、大幅なコスト削減を行う事が可能となります。GLホームの住まいが高品質な上に低価格な理由を紐解けば、これが大きな理由です。
フランチャイズ形式の最大のメリットは、ハウスメーカーと地場工務店のメリットを両方活かせる点です。ハウスメーカーは新商品開発や部材の一括仕入れなどのスケールメリットを活かせますし、地場工務店は地域密着型のサービスとスピーディな対応が可能になります。互いのメリットを活かす相乗効果により、GLホームでは高品質住宅を低価格で提供する事を実現しています。
GLホームの基礎
基礎は主に「布基礎」「ベタ基礎」がありますので、注文住宅を建てる際の基礎知識として覚えておきましょう。
※布基礎とは…鉄筋で補強された逆T字型の基礎で、帯状の連続的に一体化した構造を持ち、上部からの力や地盤の構造によって不同沈下を防いでいます。
※ベタ基礎とは…床全体に格子状に鉄筋を入れ、床面にコンクリートを打つ基礎です。地面への設置面積が広い為、基礎全体で建物を支える事が出来ます。
GLホームでは「ベタ基礎」を採用しています。部分欠損の無い一体化基礎は、建物の荷重や地震時の揺れに対して、無理なく地盤に伝達させる事が可能です。また、壁と土台を基礎にアンカーボルトで固定とする事で、耐久性の高い構造を実現しています。
GLホームの耐震性能
GLホームは2×6工法、正式名称「木造枠組壁構法」を採用しています。床、壁、天井の六面体の箱型形状で建物を支える「モノコック構造」になっており、この構造は新幹線や航空機でも採用される程、外力に強い特徴があります。
GLホームでは床部分に構造用合板と根太材の組み合わせる事で強い剛性の床面を実現、また屋根面は構造的に強度の高い「※トラス」を採用しています。この構造を採用する事で大空間の間取りなども実現が可能になりました。
※トラスとは…体育館などの巨大建築物の屋根部分で採用される事の多い構造で、部材の接点がピン接合になっていて、それぞれの部材同士が三角形に組まれた骨組み構造です。
またGLホームの壁に採用されている耐力面材は、地震による外力を壁倍率5倍(耐力面材4倍+石膏ボード1倍)と高性能。地震の揺れに対して強い構造を実現しています。
- GLホームの制震システム
GLホームは地震に強いモノコック構造に加えて、制震システムを採用する事で「ハイパーモノコック構法」に進化させています。
高層ビルの制震システムに採用される粘弾性体「GTSウォール」を構造壁に挟み込み、地震エネルギーを吸収するのがGLホームの制震技術。モノコック構造の高い耐震性に、地震の揺れを1/2、建物変形量を50%に抑える制震システムを加える事で、繰り返される地震にも高い効果を発揮します。
この「GTSウォール」は、集中型の制震システムと異なり設計上のメリットが少ないのも大きなメリット。自由度の高い間取り設計を実現しながらも高い耐震技術が採用される事になります。
「モノコック構造+制震システム」の技術が採用されていますので、GLホームの注文住宅は耐震等級3(最高等級)相当に対応する事が可能です。
GLホームは寒い?断熱材・断熱性能・UA値は?
GLホームは2×6工法を採用しています。この工法は耐震性だけではなく、気密性や断熱性に関しても高い水準を期待する事が出来ます。従来の「2×4工法」の壁の厚みは「89mm」ですが、2×6工法の壁厚は「140mm」となり、約1.6倍の壁の厚みを持たせる事が出来ます。壁が分厚ければそれだけ断熱材を分厚く施工する事が出来ますし、六面体の壁で支える構造なので建物自体の気密性能にも高い効果が期待出来ます。
GLホームでは北海道断熱仕様と同等の断熱性能を提供していると公式ホームページでも明言しており、具体的な断熱性能を現す数値として外皮平均熱貫流率は「UA値0.44」を実現すしています。なおUA値とは住宅の断熱性能を示す数値であり、数値がゼロに近ければ近いほど優れた断熱性であることを示します。GLホームが目安とする「UA値0.44」はZEH水準(UA値0.6以下:4.5.6.7地域)を優に超えており、それどころか国内屈指の断熱基準であるHEAT20 G1水準(UA値0.46:4.5.6.7地域)をも超えています。
さすがは壁の分厚い2×6工法を採用するGLホーム。このUA値は競合他社と比較しても非常に優秀な数値と言えます。またGLホームは断熱性だけでなく住まいの省エネ性も重視しており、暖冷房設備、換気設備等の設備機器は高効率機器を採用し、一次エネルギーの消費量を抑える取り組みを実施しています。
GLホームが採用する断熱材はロックウールです。ロックウールは玄武岩や鉄炉スラグなどに石灰を混ぜ高温で溶かし繊維状にした断熱材で、繊維間に動かない空気が詰まっています。ロックウールは一般的なグラスウール断熱に比べてやや高い断熱性能に期待出来ますが、単純な断熱性能のほかに耐火性に優れる点も大きなメリットです。何よりGLホームは2×6工法なので断熱材の厚さも140㎜と極厚仕様。年間を通して快適な室温を保つ事が出来るでしょう。
GLホームの断熱仕様
2階天井部 | ロックウール230㎜ |
2階床部 | ロックウール55㎜ |
壁部 | ロックウール140㎜ |
1階床部 | ポリスチレンフォーム90㎜ |
GLホームで採用されるロックウールは繊維系断熱材の中でも密度が高いのも大きな特徴。つまり遮音性に優れ、水にも強いので結露の心配が少ない丈夫な素材になります。柱・土台の腐食や湿気を好む白アリの発生を防ぐ効果にも期待出来そうですね。またロックウールは基本的には岩で出来ていますので、耐火性に優れているのも強調材料。万が一の火災の際にも有毒ガスを発生しません。
尚、GLホームは住宅設備大手LIXILグループの一員でもありますので、窓断熱においてはLIXIL製のサーモスⅡ、窓ガラスは「空気入りLow-E複層ガラス」が標準採用されています。窓断熱に関してはグレードが低めの製品が設定されていますので、断熱性能を重視されている方はオプションで「アルゴンガス入り」や「トリプルガラス」など、グレードを上げる事をオススメします。尚、窓断熱に関しては下記特集ページにまとめてありますので、興味がある方は覗いてみて下さい。
GLホームの調湿天井
GLホームでは、1年を通して家の中が快適な空間である事を重視しています。高い気密性・断熱性による室内の温熱環境の他に、重視したいのが綺麗な空気環境。
高温多湿の夏、低温乾燥の冬と日本の住環境は思った以上に厳しいです。快適な暮らしに欠かせないのが「湿度」のコントロール。湿度が高ければダニやカビが発生しますし、低すぎればウイルスが蔓延し易くなってしまいます。
GLホームでは「調湿機能」を備えた天井を採用する事で、家の中の空気環境を調整します。調質建材による吸温効果実験では、一般の通常仕様に比べ、湿度に10%以上の差が出たそうです。かなり大きな差だと思います。
尚、この調湿天井にはシックハウスの原因物質であるホルムアルデヒドなどのVOCを吸収・分解する性能があるので、家族の健康を守る事も出来ます。
GLホームの熱交換型24時間換気システム
GLホームの24時間換気システムは、換気の際に排出される室内の熱エネルギーを約6割~8割回収し再利用するエコ仕様です。熱エネルギーを再利用する事で冷暖房コストを抑える事が出来ますし、微小粒子用高性能フィルターを採用していますので、花粉や黄砂、PN2.5などの有害物質をしっかりガードしてくれます。
他にもGLホームでは「パッシブエコ」の考え方が採用されていて、風を効率よく採り入れる為の「高窓」や「地窓」「ウインドキャッチャー」などを多様した提案を得意としています。効率的に風を採り入れ、風を逃がす最適な設計プラン「通風創風設計」を実施する事で、より環境に優しい家づくりを行っています。
GLホームの気密性・C値は?
一戸建て住宅にとって断熱性(UA値)とセットで高めておきたい性能が「気密性(C値)」です。
気密性とは「家の中に意図せぬスキマがどれくらいあるか?」ということを数値化したものとお考えください。気密性は「C値」という単位で表し、こちらもUA値と同様に数値がゼロに近ければ近いほどスキマが少なく気密性が保たれた住まいであることを表します。
気密性がなぜ重要か?という点について少し解説します。
気密性が悪い住まいは、室内の意図せぬスキマから熱損失してしまい空調効率が悪くなるので、いくら分厚く断熱材を施工してもあまり意味がありません。またスキマから熱損失してしまえば、局所的な温度差が生じてしまう点も問題です。温度差は結露の原因となり、結露はカビや腐食を招く木造住宅の大敵です。
壁の内部で結露が起きれば発見も遅れ、断熱材や構造材を痛めてしまう原因にもなりかねません。気密性が悪い住まいは、エネルギー効率が悪くなるだけでなく、家の寿命を縮めてしまう可能性もあるのです。
せっかく注文住宅を建てるならば断熱性と気密性は必ずセットで重視するようにしましょう。
さて前置きが少し長くなりましたが、GLホームの気密性について解説します。
結論から申し上げると、GLホームでは気密性の数値(C値)を公式ホームページで公表していません。
この点は少しマイナスポイントではありますが、実はC値を非公表としているハウスメーカーは多いのが実情です。
と言いますのもC値は一棟一棟で数値が異なるものですから、1棟1棟で気密測定器を用いて実測しなければ正確な数値が出せないからです。GLホームは、リーズナブルな価格帯でハイクオリティな注文住宅を提供しているため、気密測定にはコストを割けにくいという事情があるのかもしれません。
GLホームがC値の目安を公開していない点はマイナス評価とせざるを得ませんが、ただ2×6工法を採用しているハウスメーカーで、極端にC値が悪いということは考えにくく、おそらく平均以上のC値は確保されていると思われます。
ツーバイ工法は壁パネル同士を強固に繋ぎ合わせる工法で、非常にシンプルな構造のため気密性を確保しやすいと言われています。正確なC値に関してはヒアリングをして頂きたいですが、おそらくはそこまで悪い数値ではないと推測できます。
もしGLホームを検討しているならば、ヒアリングはもちろん実際に契約される際には「気密測定」を行うことも推奨します。新築時の気密測定はハウスメーカーに依頼することも可能ですが、施主がみずから外部業者に依頼することも可能です。むしろ外部業者のほうが公平中立な測定に期待できるかもしれません。一般的に木造一戸建て住宅であれば「C値1.0」を下回っていれば高気密住宅と言われていますので参考にしてみてください。
当サイトがここまで気密性の数値を特に重視すべきと提唱するのは優れたC値は「丁寧で精密な施工でなければ出せないものだから」という意味も込めています。優秀なC値を計測する高気密住宅は、精密で丁寧な気密処理が行われているという一つの証明です。外部業者に気密測定を依頼すると、約15~20万円前後の金額がかかりますが、この金額は必要経費と考えて依頼することをオススメします。
家を建てるなら断熱性能は超重要です!
というのもマイホームを建てた人の後悔ポイント1位が「室内の寒さ・暑さ」、2位が「光熱費が高いこと」だと言われているからです。コレ、どちらも高気密・高断熱の家なら解消できていた後悔ポイントです。
せっかく注文住宅を建てるなら「夏涼しく冬暖かい省エネ住宅」が良いのは当たり前ですよね。
マイホームの気密・断熱で失敗したくないなら、必ず「カタログの数値」で比較してください。
営業マンに「気密・断熱はどうですか?」と聞くだけじゃダメです。だいたい皆「うちは悪くない」というはずです。気密・断熱に自信のあるハウスメーカーなら“住宅カタログに必ず数値を載せる”ものです。カタログの数値に嘘はありません。
逆にカタログに数値が載っていなければ、その会社は「自信がない」と判断してOKです。これをやっておけば「気密・断熱での失敗」はまずありません。
気密・断熱性はハウスメーカー各社で力量差が非常に大きく表れるポイント。先輩方と同じ後悔をしないために気密・断熱の数値は必ずカタログで比較しておきましょう。
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GLホームの外観
アーリーアメリカンスタイル
昔見た映画やテレビドラマの舞台のような佇まい、古き良きアメリカの素朴な味わいを演出するのが「アーリーアメリカンスタイル」の外観です。大きな切妻屋根とラップサイディングが印象的で、ミッドテリアにロッキングチェアを置きたくなるような外観デザインです。
スパニッシュスタイル
こちらは南欧風の外観佇まいで、特に女性に人気のモデルになります。地中海沿岸部を彷彿とさせる暖色系の屋根と砂岩の塗壁材で、小さなホテルのような可愛い外観デザインが印象的です。
GLホームの魅力は、このエキゾチックな外観デザインを日本品質で提供している点。輸入住宅を提供しているハウスメーカーは幾つか存在しますが、資材を輸入すれば輸送費が掛かりますし、外国品質に不安を感じている方も多いと思います。GLホームは輸入住宅と同様の外観デザインを採用しながら、主な住宅資材は日本の工場で生産します。重要な住宅設備はLIXIL製品を採用していますので、日本の住文化に上手くマッチした住宅を実現する事が出来るでしょう。
ミッドテリアの手すりやファサードの妻飾りにはこだわりの輸入装飾材を採用する事で、輸入住宅のデザイン性を高めているのも印象的です。
GLホームの屋根・外壁
GLホームの「アーリーアメリカンスタイル」では、切妻屋根が印象的で、ヴィンテージ風デザインの屋根材が採用されています。そしてアメリカ住宅と言えば外壁のラップサイディングをイメージする方が多いのではないでしょうか。
ラップサイディングとは、1米の幅が狭い板を何枚を重ねたもので、通常の窯業系サイディングと比較すると施工難易度が高いとされています。ですが綺麗に施工すれば高級感や質感が上に見えるのが大きな特徴です。日本の住宅の7割以上は窯業系サイディングを採用しているといわれますが、ラップサイディングの外壁を採用すれば、よりアメリカンスタイルな外観に近付く事が出来ます。
またGLホームの「スパニッシュスタイル」では、カラフルなテラコッタ色の屋根材とアールデザインの玄関などが南欧風テイストを彩ります。最近は南欧風デザインの注文住宅を扱うハウスメーカーも増えて来ましたが、施工の経験やノウハウではGLホームが信頼出来そうですね。
GLホームの内装と間取り
GLホームの魅力は外観デザインだけではありません。内装のインテリアも魅力的です。例えば「アーリーアメリカンスタイル」では、アメリカの様式美が詰まった「ミッドテリア」が印象的です。ここにロッキングチェアを配置する事を夢見ている方もきっと多い筈。
「スパニッシュワンズコートスタイル」では中庭空間に「ガーデンダイニング」を配置すれば、毎日のランチタイムが特別な時間に変化する事でしょう。GLホームは輸入住宅のデザイン性と日本住宅の機能性を兼ね備えていますので、文化の違いに戸惑う事もなく、安心して暮らせる家づくりを行っています。
- GLホームのララカジ
GLホームでは住まいに「ララカジ」の考え方を採用しています。「ララカジ」とは、「家族の暮らしに必要な家の事は全て家事にある」とした考えで、ゆとりある暮らしのアイデアや家事のストレスを軽減する提案を推奨しています。
・ゆとりの暮らしを楽しむ
ゆとりの暮らしを楽しむアイデアとしては「アールリビング」「吹き抜け空間」「バスルームのある主寝室」など、非日常な空間を採り入れる事でゆとりの暮らしを楽しむ事を提案。
・家族のコミュニケーションを深める
家族が集まり易いプランは重要です。多機能空間として利用出来る「ララカジPit」や、階段の途中に設ける「ステップファミリーPit」、子供の成長と合わせて間取りを変えられる「グローイングルーム」などアイデア満載です。
・家事のストレスフリー
家事効率をアップする事で自由な時間をつくる事が出来ます。キッチンの後ろに「ララカジPit」を配置する事でながら家事が可能になる「ラクラク家事動線」、洗濯物を干したままでも安心な「インナーバルコニー」など、家事の時短効果に大きな期待が持てます。
GLホームの提案する「ララカジ」が考慮された間取りを採用すれば、住み心地に直結。特に家事の時間短縮は一生暮らして行く住まいなら重要視すべき項目ですね。
GLホームの平屋
アメリカ住宅と言えば平屋建てをイメージする方も多いのではないでしょうか。広い芝生の庭に伝統のアーリーアメリカン住宅、映画の中で観た佇まいを実現する事が出来るかもしれません。
最近は平屋建て住宅を検討する人が増えているそうです。「ワンフロアで暮らせる」「移動が楽」などが理由ですが、例えば子供が自立して、終の棲家として平屋住宅を建てたいと考えている方が増えているのかもしれませんね。
そういった意味でもGLホームの「古き良きアメリカ」の平屋住宅は魅力的に映る方も多いのではないでしょうか。土地に余裕があるなら、大きな軒を利用した「ミッドテリア」や「スクリーンドポーチ」を採用してみるのも面白いかもしれません。
GLホーム 平屋の実例
GLホームでもしも欠陥があった場合の保証とアフターサービス
せっかく注文住宅で夢のマイホームを手に入れたとしても、購入後に万が一「欠陥住宅」だった場合はシャレになりません。その辺りは、やはり「安かろう悪かろう」といった言葉があるように、ローコスト住宅の場合は不安も大きいですよね。また例え欠陥が無かったとしても、実際に長く住んでいるとと住居は様々な不具合が発生するものです。
住まいは建てた後の方が重要です。GLホームは家を建てた後の保証やアフターサービスには力を入れてくれているのでしょうか。この項目でチェックしたいと思います。
GLホームの保証内容と保証延長方法
初期保証:10年
最長延長:20年
延長条件:11年目の無償点検・有償補修
GLホームでは引き渡しから10年間の初期保証(無償で受ける事の出来る保証期間)を設けています。これは法律で定められた最低限の義務期間ですが、ローコスト住宅の場合は殆どのハウスメーカーが初期保証10年間に設定しているので致し方無い部分かもしれません。
尚、定期点検に関しては実際に契約したフランチャイズ加盟の工務店が行います。もしフランチャイズ加盟店が倒産してしまった場合に保証や定期点検がどうなるのか等は、契約前にしっかりと確認を取るようにしましょう。
尚、他社の保証やアフターサービスと比較する事で、GLホームがどの位、アフターサービスに力を入れているハウスメーカーなのかが判ると思います。興味がある方は、下記特集ページでチェックしてみて下さい。
GLホームで注文住宅を建てるメリットとデメリット
注文住宅を建てるとなれば、高額な買い物となります。恐らく、人生で一番悩む買い物が「マイホーム」になるのではないでしょうか。自分の中で何を重視したいのか優先順位を付けておくべきですよね。
最終的にどこのハウスメーカーで建てるべきかは本当に大きな悩みどころです。一生で一番高い買い物だからこそ、自分の理想に一番近い住まいを実現出来る、そして信頼出来るハスウメーカーを選ばなくてはなりません。
この項目ではGLホームで注文住宅を建てた場合のメリット・デメリットについてまとめたいと思います。事前に把握しておく事で、ハウスメーカーの良いところ、悪いところ、そして自分が何を優先したいのかが見えて来ると思います。
GLホームのメリット
・2×6工法を安価に実現
「2×6工法」は《一条工務店》《三井ホーム》《スウェーデンハウス》など、高級注文住宅ハウスメーカーが手掛ける事の多い工法です。GLホームは「2×6工法」を安価に採用出来るハウスメーカーとして強みがあります。これは大きなメリットとして考えるべきでしょう。
・輸入住宅のデザインを日本品質で
近年は日本の住宅も多様性が生まれて来ましたが、それでも輸入住宅は日本人にとっては異国情緒溢れる佇まいを印象付けます。しかも一般的には輸入住宅は高価に思われがちです。GLホームは輸入住宅のデザインを日本品質で実現していますので、価格を抑える事が出来ますし、輸入住宅にありがちな文化のズレを解決してくれている点も強調材料でしょう。
・全商品で耐震等級3相当
GLホームは外力に強いモノコック構造を採用しています。この構造は新幹線や航空機でも採用される程で、耐震性においても信頼度の高い構造になります。GLホームでは全商品で耐震等級3相当。これは大きなメリットとして考えて良いでしょう。
・北海道断熱仕様と同等の断熱性能
GLホームは2×6工法を採用しています。一般的な2×4工法に比べて壁の厚みは1.6倍、断熱材も140㎜の厚みで施工する事が出来ます。当然、断熱材に厚みがありますので断熱性能にも期待出来ると思います。GLホームでは「北海道断熱仕様と同等の性能」と公表しています。ZEH住宅の北海道仕様の断熱性能は「UA値0.46」なので、それに近い水準の断熱性能があると予想する事が出来ます。
・標準設備が高品質LIXIL製
GLホームはLIXILグループの一員なので、キッチンや浴室などの水回りや玄関や収納などの建具まで全て高品質なLIXIL製品となります。しかもグループ価格で安く仕入れる事が出来るので、価格面でも大きなメリットになると思います。
GLホームのデメリット
・設計自由度は低い
GLホームの注文住宅は、間取りの自由度の幅は狭い印象を受けます。ある程度型に嵌った規格型住宅の延長線上のようなイメージでしょうか。細かく家の間取りを変えたいと考えている方にとってはデメリットに感じるかもしれません。
・品質が価格相応
GLホームは輸入住宅のデザイン性を日本品質で実現していますが、やはり価格相応に品質を落としている部分は多々見受けられると思います。価格が価格なので妥協すべき点かもしれませんが、少し安っぽく感じてしまうので、気になる方は気になると思います。
・フランチャイズなので営業マンもピンキリ
これは当たり外れがある部分ではあるのですが、GLホームはフランチャイズ方式を取っていますので、施主と直接対峙するのは加盟店の営業マンとなります。この営業マンもやはりピンキリと言いますか…良い営業マンも居れば、イマイチな営業マンも多いようです。
・フランチャイズならではの不安点
例えば施工したフランチャイズ加盟の工務店がアフターサービス期間中に倒産してしまった場合などのリスク面も考慮する必要がありそうです。この辺りは事前に確認しておく必要がありますし、大手ハウスメーカーと比較した場合、ストレスに感じてしまうかもしれません。
マイホーム購入は人生の一大イベントですし、非常に高額なお買い物です。ハウスメーカー選びに迷っているなら、一度専門家による客観的な意見をお聞きすることをおすすめします。
ハウスメーカーのカタログを見たり、モデルハウスを見に行くと心が舞い踊って冷静な判断が出来なくなっていたりしてしまいますね。後から「もっとハウスメーカー選びを頑張ればよかった‥」「同じような家がもっと安く契約できたかも‥」「住宅性能があまり良くないかも‥」このような後悔の言葉が残念ながらネットには溢れています。
仮にも何千万円と住宅ローンを組んで長期間支払いをしていくお買い物ですから、自分達は絶対に失敗したくない。そうお考えならば、是非一度は「家づくりの専門家」による中立的なアドバイスを受けておく事をオススメします!!
「家づくりの専門家」に相談するといっても、ハウスメーカーの営業マンに相談するのとは一味違います。基本的にハウスメーカーの営業マンは自社で契約して貰いたいのが本音なので、偏った意見を言いがちです。
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GLホームの注文住宅 まとめ
このページではGLホームの注文住宅についての評判・口コミ・坪単価・価格別実例などをまとめてみましたが参考になりましたでしょうか。
より皆様に役立つコンテンツにしていくためには、皆様の口コミ・評判の書き込みが必要不可欠です。GLホームで実際に注文住宅を購入された方は、良かった点・悪かった点・メリット・デメリットなどどんなことでもかまいませんのでご感想を寄せて頂けると嬉しい限りです。
注文住宅のハウスメーカー選びで失敗しないために、最後にアドバイスをさせて頂きます。
住宅に限った話ではありませんが、高額な買い物をする時は「どの会社が品質・性能が良いか」「どの会社がお得か」必ず比較しますよね?マイホーム購入は特に比較検討が大事です。
見た目は同じような家でも品質・性能・価格は大きく異なります!ハウスメーカーごとにどんな特色があって、どんな価格設定なのか。注文住宅の知識を身につけておけば必ず判断材料になりますし、また複数社を比較検討することで最終的な値引き交渉の際も有利になります。
注文住宅を検討しているならまずは無料でカタログを見てみましょう!注文住宅のハウスメーカー選びはここから始まります!
無料カタログをまとめて請求するなら「ライフルホームズ」が断トツオススメです。東証一部上場企業が運営する大手不動産サイトですので、あやしいハウスメーカー・工務店が紛れ込まないよう厳しく審査を行っています。住宅は高額な買い物なので安心して使えるサイトかどうかは重要なポイントです。
またLIFULL HOME’Sは国内TOPクラスの不動産サイトだけあって、全国規模で1200件以上(2019年6月時点)のハウスメーカー・工務店を網羅しています。知名度は低いけれど良い家を建てる質実剛健な工務店さんは全国各地にたくさんあります。LIFULL HOME’Sならそのような未知の優良工務店と巡りあえるかもしれません。
LIFULL HOME’Sではエリア検索・予算検索・テーマ検索とさまざまな検索方法で自分にあったハウスメーカー・工務店を検索できるため、そもそもエリア対応していない工務店や予算が合わないハウスメーカーを除外して検討できるのでムダな時間を省けます。
ただでさえマイホーム購入は疲れてしまうもの。省ける時間は省いて賢くハウスメーカーを選びましょう!
GLホームで注文住宅の評判は?
最後にGLホームの評判についてまとめておきます。
注文住宅で家を建てる場合に絶対にチェックしておきたいのが、実際にハウスメーカーで家を建てた人の感想や評価などの評判です。
実際に家を建てて失敗した事、ああすれば良かった…こうすれば良かったといった経験談は何よりも役に立つ事は間違いないです。マイホーム購入において、実の体験談ほど分かり易く為になるものはありません。人生で一番大切な買い物。後悔することのないよう、GLホームの口コミ・評判をこの項目でしっかりチェックしておきましょう。
GLホームの具体的な評判
・GLホームで建てて良かった
積雪量の多い東北在住です。GLホームで建てて5年経ちますが、とにかく冬も暖かくて満足しています。やはりツーバイ工法は凄いと実感しています。暖房を消してから寝ても、朝に布団から起きるのが苦ではありませんし、結露も殆どありません。冬の寒さが厳しいエリアでは毎朝の事なので、本当に生活が一変しました。室温が安定しているので、ヒートショックのリスクも少ないと思います。5年経ちますが、未だに新築のようにピカピカですし、GLホームで建てて良かったと実感しています。
・地震に強いのは間違いありません
東日本大震災で震度6弱のエリアでした。我が家はGLホームだったのですが、地震に全く動じる事なく、家具が少し倒れる程度でした。隣の在来工法の家は壁にヒビが入ったり、屋根が倒壊したりと酷い惨状でしたから、GLホームの家は本当に頑丈だと感じる事が出来ました。正直、家を建てた当初は営業マンの対応の悪さや雑な施工など不満に感じていましたが、地震に強いと言うだけでもGLホームにして良かったと感じています。
・2×6工法なのに安い
5社と比較して最終的にGLホームで契約、新築しました。やはり輸入住宅のような外観に惹かれたのと、2×6工法が決め手でした。三井ホームで同じような仕様で考えると坪単価は倍になります。半額近い価格で抑えられたのでコスパはとても良いと感じます。子供の頃に見ていたアメリカドラマのような生活に憧れていたので、アーリーアメリカンスタイルの家は私にとって夢でした。住宅設備自体はリクシル製品なので使い勝手も良いですし、これから毎日の生活が楽しみです。
・アフターサービスに不満
スパニッシュの南欧プロヴァンス風の外観に惹かれてGLホームでお願いしました。テラコッタ色の屋根に、外壁や堀を波立たせた仕様にしたので、まるでジブリ映画の魔女の宅急便のような家に仕上がりました。友達にも評判が良くて、とても満足しています。家の中は断熱性も良くて結露もしないので概ね満足しています。リクシルのサーモス2の窓が優秀なのかも。不満な点はアフターサービスが残念でした。不具合があった時にこちらから連絡しても中々対応して貰えなくて、それだけは少しガッカリしています。
GLホームの評判 まとめ
GLホームの評判をザックリとわかりやすく箇条書きでまとめます。
- コスパが良い
- 2×6工法で暖かい
- 地震に本当に強い
- 輸入住宅のような見栄えの良さ
- LIXIL製の住宅設備で安心感
- アフターサービスがやや物足りない
GLホームの評判を見ると、やはり2×6工法や輸入住宅のようなデザイン性に惹かれた方が多いようで、概ね評判が良いように感じました。特に地震への強さに関しては「東日本大震災でも大丈夫だった」などの声が多く、モノコック構造の優秀さが際立った印象です。
GLホームのネガティブな意見としては、営業マンや間取りの提案レベルやアフターサービス部分が期待に沿わなかったとの意見が多かった印象です。この辺りは今後の改善に期待したいところですね。
GLホームの口コミを募集しています
当サイトでもGLホームの注文住宅についての口コミを大募集しています。注文住宅をご検討中の皆様に、より役立つコンテンツとしていくために皆さまのご協力が必要不可欠です。
GLホームで注文住宅を建てた方はGLホームの良かった点、悪かった点などの口コミを寄せて頂けると嬉しい限りです。またGLホームをご検討中の方やモデルハウスを見学に行かれた方なども些細な感想でも口コミをお寄せください。どうぞご協力をお願い致します。
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GLホームで昨年夏に新築しました。輸入住宅のような家に昔から憧れていたので、色々調べた結果GLホームが予算的にも良さそうだったので。住み心地は冷暖房も良く効きますし、断熱性能はとても優秀だと感じています。デザインもとても凝ってますし、性能も高く、アフターサービスも満足しています。GLホームで建てて良かったです。
LIXIL住宅研究所のグループ企業なので安心感がありましたね。決め手はやはりツーバイ工法の高気密高断熱住宅です。一条工務店は予算的に厳しかったので、GLホームがピッタリでした。工事は少し雑な感じもしましたが、引き渡し時は綺麗だったので満足しています。
昔憧れた「古き良きアメリカ」。終の棲家はアーリーアメリカンタイプの平屋住宅と決めていました。ずっと東京で頑張って来ましたが、定年退職を機会に那須高原に土地を買い、GLホームで念願の平屋住宅を購入。小さいクラシックカーとアメリカンスタイルの住まい。ずっと思い描いていた暮らしを楽しんでいます。那須高原は冬場は雪も積もるしかなり寒いエリアですが、家の中は本当に暖かい。ツーバイシックス工法は断熱材が分厚いので効果抜群です。
昨年新築しました。コロナの事を考えると、昨年新築しておいて良かったと感じています。壁と屋根にロックウール、天井にセルロースの断熱材を採用しました。一冬越しましたが、寒い日でも家の中はとても暖かいです。暖房設備はエアコンのみで、ワンフロア1台づつの稼働ですが、それでも全く問題がない程です。オール電化なので、他にも色々と電気は使いますが、冬の一番寒い時期でも電気代は1万6000円。ガス代が別だった頃を思えば光熱費自体が半額ほどになりました。
長崎のハウステンボスを見に行ってから、将来は絶対に輸入住宅で家を建てたいと考えていました。輸入住宅メーカーを色々調べた結果、日本品質で輸入住宅を再現してくれるGLホームがベストと思い、昨年念願のマイホームが完成。標準のサーモス2を採用したのですが、それでも冷暖房の効きが凄く良いですね。ツーバイ工法の素晴らしさを実感しています。
窓断熱は本当に重要だと思います。ここをケチってしまうと、本当に住宅性能が大きく変わる部分。オプション費用が50万円ほど掛かってしまいましたが、私は樹脂サッシに南窓をペア、それ以外はトリプルを採用しました。おかげで全く結露はしませんし、快適さも耐久性もアップしたと思います。長く良い家に住みたいなら、窓断熱は絶対にケチってはダメです。
ツーバイ工法の家で一定水準以上の住宅性能を確保する事を考えるならGLホームか新昭和がコスパ的には優れていると思います。こちらはフランチャイズなので施工技術に差があるかもしれませんが、ツーバイ工法はその辺りが簡易なのでそれ程影響は無いでしょう。私はリクシルの方が安心感あると思いますし、輸入住宅デザインが好きなのでGLホームを選びました。
アーリーアメリカンの家にずっと憧れていて色々と情報収集した結果、GLホームがコスト的にも一番良く感じたので昨年建てました。外国仕様だけど実は日本製って感じが使い易くて、家の性能もしっかりしていて、GLで建てて正解だったと嫁さんと話しています。特にトータルバランスに優れていると感じますね。ダメな所がどこも無い感じです。
GLで建てて全館空調付けました。冬は寒い福島県の雪の多いエリアです。まず断熱性能が標準仕様のままでも良くて、実家とは雲泥の差です。築30年以上の実家と比べてしまっては当然かもしれませんが、それでも凄く快適なので。全館空調は基本的に付けっぱなしなので電気代は掛かりますが、冬でも2万円まではいかないです。各部屋のルームエアコンや石油ストーブを使う事を考えれば、及第点レベルに感じます。樹脂サッシに変更で大体40万円くらいのオプション費用が掛かりましたが、これは採用して正解でしたね。光熱費に響きますし、結露が全くないので家の耐久性も上げてくれるそうです。これから建てる方にもおすすめのオプションです。
自分は山形ですが同じく断熱性はかなり良く感じますね。樹脂サッシの変更はやっておいた方が良いです。冬場の光熱費考えれば数年でペイ出来ます。家の耐久性を考えても結露を防ぐ意味でも樹脂サッシの効果は大きいと思います。