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住友林業の注文住宅 構造と特徴
住友林業の注文住宅について、まずは構造や特徴をまとめていきます。戸建て住宅の構造は後からリフォームで変更することができない非常に重要なポイントです。住友林業の注文住宅はどんな構造で造られているのか、把握しておきましょう。
冒頭でも述べましたが住友林業は社名に「林業」と付くとおり、森林事業も手掛け住宅の建築資材となる「木材建材」を自社で供給する木造住宅専門のハウスメーカーです。住友林業の注文住宅はすべて木造住宅です。
森林事業も手掛け、建材を自社のみならず他社にも供給する企業ですので「木」の特性をよく理解し、自然と調和する邸宅を得意としているハウスメーカーといえるでしょう。
住友林業 商品ラインナップ
住友林業の主な商品ラインナップを下記にわかりやすくまとめています。
The Forest BF(ザ・フォレストビーエフ) ビッグフレーム構造 自由設計/住友林業の新スタンダードモデル |
My Forest BF(マイフォレストGS) マルチバランス構造 GSパネル標準装備 自由設計/GSパネル標準装備 |
BF-耐火(ビーエフ たいか) ビッグフレーム構造 自由設計/耐火仕様 |
Grand life(グランドライフ) マルチバランス構造、ビッグフレーム構造 自由設計/平屋住宅 |
GRAND LIFE Terrace Style(グランドライフ テラススタイル) マルチバランス構造、ビッグフレーム構造 自由設計/テラスリビング付き平屋住宅 |
Proudio(プラウディオ) マルチバランス構造、ビッグフレーム構造 都市型注文住宅/狭小地や店舗併用も対応 |
ikiki(イキキ) マルチバランス構造など 二世帯住宅向け注文住宅 |
konoka(このか) マルチバランス構造、ビッグフレーム構造 女性の理想を目指した住宅 |
和楽(わらく)華・雅 マルチバランス構造など 和風モダン・純和風の注文住宅 |
Green smart(グリーンスマート) マルチバランス構造、ビッグフレーム構造 ZEH対応のスマートハウス |
エアドリームハイブリッド マルチバランス構造、ビッグフレーム構造 Green smartに全館空調をプラスした上位モデル |
BF Gran Square(ビーエフ グランスクエア) ビッグフレーム構造 スクエア(立方体)な形を基本とするデザイン住宅 |
Forest Selection BF(フォレストセレクションビーエフ) ビッグフレーム構造 セミオーダー注文住宅(企画型) |
上記が住友林業が手掛ける主な構造別商品ラインナップです。
住友林業は木造住宅に強みをもつハウスメーカーで全ての商品ラインナップは木造住宅になります。
住友林業が採用している構造は「ビッグフレーム構造」「マルチバランス構造」「「ツーバイフォー構造」の3種類ですが、現在ではツーバイフォー構造は賃貸住宅と賃貸併用住宅のみの対応となっています。
現在、住友林業が主力商品に採用している構造は2012年から発売を開始した「ビッグフレーム構造(BF構法)」です。
ビッグフレーム構法は一般的な日本の在来工法のように「柱で支える」タイプの工法ですが、特徴はこの柱の幅です。一般的な柱が105mm角であるのに対し、BF構法では幅560mmのビッグコラムと呼ばれる大断面集成柱を主要構造材として使用しています。柱の幅がおよそ5倍あることから、柱でありながらも地震に耐えるための耐力壁としての役割も果たすものとなっています。このビッグコラムによって、耐震性を確保しつつ柱や壁を最小限に抑えることができ、結果的に大開口の窓や大空間のリビングなどを実現できる工法となっています。
また、住友林業では「ビッグフレーム構造(BF構法)」の他にも、日本の伝統的な木造軸組工法を最新技術により進化させた「マルチバランス構造」も採用しています。住友林業が採用する工法については後述の「住友林業の工法」の項目で詳しく説明します。
住友林業は多数の商品ラインナップを用意していますが、基本的にセミオーダーの企画型タイプの商品以外は「The Forest BF(ザ・フォレストビーエフ)」や「Grand life(グランドライフ)」など自由設計のプランが主流です。
自由設計のプランですので、施主の希望にもっとも近いもの商品が当てはめられるということですね。ですので住友林業の自由設計プランで注文住宅を建てる場合、商品ラインナップはそこまで気にする必要はなさそうです。
住友林業の注文住宅は施主の希望を建築士含むチームで実現するオーダーメイド住宅というイメージですね。まぁ注文住宅はどれもオーダーメイドといえばオーダーメイドですが、住友林業の家は「より純粋なオーダーメイド住宅」というイメージです。
住友林業も商品によって坪単価が異なりますので詳しく知りたい人はまずはカタログ請求して比較しましょう。
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住友林業の特徴
次に住友林業の特徴についてまとめます。いくつかの項目に分けて説明します。
木材・無垢材に強み
冒頭でも説明しましたが、住友林業は木造住宅の最大手企業です。とにかく木にこだわりを持っている企業です。
と、いうにも住友林業はハウスメーカーとしての側面だけでなく、山林事業も手掛けており日本国土のおよそ800分の1にも相当する47,977ヘクタールもの人工林を自社保有しています。
住友林業は木造住宅の構造材として使用する木材を自社で供給しているという点が大きな特徴の一つです。住友林業が「木にこだわりをもっている」と言える理由でもありますね。
ただし勘違いしがちですが「住友林業の家は全ての木材で国産材を使用している」というわけではありません。
住友林業のホームページによると、現在は主要構造材における国産材の使用率は「約5割」とのことです。また北海道地区では主要構造材の使用100%を実現したようです。
いずれにしても住友林業が国産木材の積極活用を推進している企業であることは評価できる点といえそうです。
国産の木材が使われればその土地での雇用も発生しますし山林の適切な間伐も行われます。日本にとっては輸入木材よりも国産木材が使われたほうが色々いいことずくめですので、住友林業にはぜひ国産材の積極活用を引き続き頑張ってほしいですね。
住友林業は「いい木に住むこと」をキャッチコピーにしているだけあって木材には並々ならぬこだわりをもっています。
木造住宅のいいところは木の独特のぬくもりなどを感じれるところでしょう。住友林業でも木のぬくもりや木打破の色合いや肌触り、木目や光沢など個性豊かな樹種を、好みやライフスタイルに合わせてデザイン・コーディネートしています。
住友林業は無垢材にもこだわりを持っており、内装で木材を使用するところは施主の好みで以下の無垢材から家のデザインなどを選ぶことが可能です。
※無垢材とは
無垢材とは切りだしたままの自然な状態の木材のこと。反対に、薄くした木材を接着剤などで張り合わせたものは「集成材」という
マホガニー
世界三大銘木。独特の光沢と美しい木目を持ち、経年変化により味わいを増す。
ウォルナット
世界三大銘木。濃淡のある木目が美しいがノーブルな印象を演出します。
チーク
世界三大銘木。しっとりとした光沢は重厚かつ優美で気品に満ちた空間に。
チェリー
上質感漂う、なめらかな木肌と赤みを帯びた色あい。
メープル
白く絹のような光沢で明るくナチュラルな雰囲気を。
オーク
落ち着きがあり格調高い雰囲気を醸し出す。
無垢材は天然木の独特の風合いで高級感が増しますが、「水に弱い」「傷が付きやすい」というデメリットがありますので、メリット・デメリットはしっかりと確認しておくべきです。
お申し込み制度による自由設計プラン
「住友林業の家」は基本的にほとんどの商品が自由設計の注文住宅となります。(企画型のセミオーダータイプの注文住宅以外)
このため住友林業では「お申込み制度」を採用しています。
住友林業の「申し込み制度」とは、専任の建築士を含めた専任チームを編成し、施主もそのチームの一員となり最適な家づくりの設計プランを提案するというもの。専任チームは営業担当者、設計担当者、インテリア担当者、生産担当者、外構担当者などそれぞれの分野のエキスパートがろい、専門知識をもった担当者が総力をあげて理想の住まいの実現をサポートしてくれます。
なお、住友林業のお申し込み制度では「5万円以上のお申込金」を預けることが必要となります。
では申込みをして5万円の申込金を払わないと、住友林業では注文住宅の相談ができないのか?
当然このような疑問をもつと思いますが、実はそうではありません。住友林業のホームページにも記載がありますが、お申し込みをしなくても住宅の相談やプランの事前相談などにはしっかり対応してくれます。
申込みをするとそれぞれの専門分野のエキスパートが付き、濃密なプラン練りに近付くというイメージです。
また申込みをすると「敷地・地盤調査」も行われます。ただし敷地調査・地盤調査はあくまで「自分の所有する土地」でなければ行うことはできません。なのですでに土地を所有している人はいいですが、土地探しを行っている時点では、住友林業のお申込み制度を利用するメリットはそこまでありません。申し込み制度を利用する前でも営業担当者と相談できるため、まずは営業担当者に要望を伝えて相談するのがおすすめです。
住友林業のお申し込み制度の5万円は返金してもらえる?
5万円はけっこうな大金です。もし住友林業で契約に至らなかった場合には、返金して貰えるのでしょうか?この点が気になって申し込みできないと言う人もいると思います。
実は、住友林業のHPなどをみても「返金します」とは一切書いていません。が、インターネット上の情報をみると、一応返金はしてもらえるみたいです。ただし、こちら側から「申し込み制度の5万円を返金してください」と申し伝える必要があるようです。
標準で長期優良住宅認定
住友林業の家は全ての商品が標準仕様で「長期優良住宅認定」に対応しており、税制優遇などの面でメリットがあります。長期優良住宅については下記ページに詳しい説明がありますので、そちらもチェックしておきましょう。
住友林業の構法
住友林業は木造住宅に強みをもつハウスメーカーです。住友林業の木造住宅では「ビッグフレーム構法」「マルチバランス構法」「ツーバイフォー構法」の3つを採用しています。ただし「ツーバイフォー」に関しては、現在は賃貸住宅か賃貸併設住宅にのみ採用しており、一戸建て注文住宅では採用しておりません。
なので、住友林業の一戸建て住宅は現在「ビッグフレーム構法」か「マルチバランス構法」のどちらかで建てることとなりますが、近年では特にビッグフレーム構法を推奨する営業方針が主流となっています。
住友林業の構法 ビッグフレーム構法(BF構法)
住友林業が近年、主力の構法として採用しているのが住友林業が独自に開発した「ビッグフレーム構法」です。BF構法とも呼ばれたりしていますね。
ビッグフレーム構法は梁勝ちラーメン構造の一種で、ツーバイフォーなどの「面で支える構造」とは異なり、耐力壁を必要とせず柱と梁を剛接合した構造となっています。
ラーメン構造とは、高層ビルに使われている構造で、これを木造住宅で日本で初めて梁勝ちラーメン構造で実現したのが住友林業のビッグフレーム構造です。柱と梁を剛接合することで縦方向・横方向のどちらにも強い建物となります。
ちなみにラーメンとはドイツ語で、額縁・フレームを意味する言葉です。一般に「柱と梁で支える構造」のことをラーメン構造といいます。
ビッグフレーム構法は、主要構造材に独自に開発したビッグコラムと呼ばれる「大断面集成柱」を使用している点が特徴の一つです。
一般的な柱が105mmであるのに対し、住友林業のビッグコラムは「105mm×560mm」と5倍の幅をもつ長方形の柱です。ビッグコラムは十分に乾燥させた板材を何層にも重ねることで、高い強度と優れた寸法安定性を実現。ねじれや反り割れなども少なく剛性も高いため耐震性能にも優れています。
ビッグフレーム構法は、ビッグコラム・梁・基礎はフィンボルトやタフボルトなどの専用の金物で接合しています。地震や強風などの「外力(外から伝わるチカラ)」が伝わる接合部はすべてメタルタッチ接合のため、ガタや狂いの影響を受けにくい特徴もあります。
またビッグフレーム構法の大きなメリットが「設計自由度の高さ」です。ビッグフレーム構法では、一般的な柱の5倍の幅をもつビッグコラム(大断面集成柱)が、耐力壁の役割を果たすため、構造躯体を構成する柱や壁などを最小限に抑えられます。
そのため、非常に設計自由度が高く色々なプランが実現できます。
やはり注文住宅を建てる醍醐味は、自分だけの邸宅プランを専門家と一緒に練り上げること。ビッグフレーム構法はビッグコラムが耐震性を確保するため、大空間や大開口の窓など開放感のある住宅をつくることができます。
例えばビッグフレーム構法は1階と2階で異なる柱の配置が可能なので、マンションなどではよくみかける2階が1階よりも大きく張り出したキャンティレバーも実現でき、1階部分をテラスやカーポートなどにしても2階部分の張り出した部分も居室やバルコニーとして活用できます。
他にも2台の車を収納できるビルトインガレージを実現することも可能です。もちろんガレージの上は居室として利用できます。
ツーバイフォーや木質パネル構法などの「面で支えるタイプ」の構法も室内に柱がないためデザイン性は高いですが、反面、設計自由度では少し制約があります。
ビッグコラムは柱と梁で支えるタイプの構法のため設計自由度を確保しながら室内に柱型が出ることがなくデザイン性・機能性でも優れています。
ちなみに住友林業のビッグフレーム構法は優れた耐震性を確保しながら自由な設計を可能にした住宅構法としてグッドデザイン賞を受賞しています。住宅構法でグッドデザイン賞を受賞したのはビッグフレーム構法が初めての事例です。
住友林業の構法 マルチバランス構法
住友林業が注文住宅に採用しているもう一つの構法はマルチバランス構法です。
マルチバランス構法は日本家屋に古来から使われている伝統的な木造軸組構造に「スーパー檜」「剛床パネル」「きづれパネル」といった最新技術を組み合わせて進化させた構法です。
スーパー檜
マルチバランス構法には専用の構造用集成材「スーパー檜」が使われています。スーパー檜は高品質な国産檜を使用した構造材で、板材(ラミナ)を含水率15%以下まで乾燥させ結合力が強いフィンガージョイントにより一本の柱にします。積層の集成材であることから品質にばらつきが少なく、優れた強度と耐久性をもつ構造材です。
※北海道仕様の場合は道産材の「スーパーカラマツ」が使用されます。
また、住友林業はスーパー檜に加えて高品質の無垢材「ミズダス檜」という木材も用意しています。一般的に無垢材は乾燥が不十分な場合、割れやくるいが生じやすいという弱点がありますが、ミズダス檜は独自の高温乾燥技術で含水率を15%以下に抑えています。ミズダス檜は無垢材でありながら、割れや収縮などが少なく寸法安定性に優れています。
剛床パネル
住友林業のマルチバランス構法は、床に「剛床パネル」を採用している点も特徴です。
床の剛性は耐震性を確保するうえで非常に重要な点です。マルチバランス構法では床に厚さ24mmの剛床パネルを使用しています。剛性の高い床が地震の横揺れによる床の変形を抑え、壁に伝わる力を分散し、建物の局部的な負担を軽減させます。
きづれパネル
住友林業のマルチバランス構法では構造躯体の外周部に「きづれパネル」を採用していることも大きな特徴です。
地震の揺れに耐えるには建物の壁面の強さが重要です。きづれパネルは住友林業が独自に開発した耐力面材で、同サイズの構造用合板と比較しておよそ1.3倍の剛性がありながら、重さはおよそ6~7割程度に抑えられています。写真でみるとわかりやすいですが、ギザギザというか格子状の面材となっているので、パネル状のものよりも重さは明らかに軽そうです。
基本的に地震は建物が重くなればなるほど影響を強く受けます。きづれパネルにより建物が軽くなっている点も地震に対して有効とされています。
「ウィンクス(WiNX)」
一般的に、戸建て住宅の構造は過去の経験に基づき設計されるものですが、住友林業では独自に開発した構造計算システム「ウィンクス(WiNX)」をで建物全体の構造設計を実施しています。住友林業の家は「ウィンクス(WiNX)」により一邸ごとに最適な構造設計を実現しています。
住友林業の基礎
次は住友林業の基礎をみていきましょう。基礎は建物が乗っかっている土台ですので後から変更がきかない部分であり、建物を建てるうえでもっとも重要な箇所です。
住友林業では「べた基礎」を採用しています。
べた基礎は基礎の立ちあがりだけでなく底板一面がすべて鉄筋コンクリートとなっているタイプの基礎です。
建物の荷重を底板全体で受け止める構造のため「面で支えるタイプの基礎」といえます。
べた基礎は近年の戸建て住宅ではもっとも採用されている基礎ですね。比較的、施工の手間がかからないという点と床下からの湿気や白アリの侵入を防ぐという点で優れています。
住友林業のべた基礎は通常のべた基礎よりも幅が広く厚みも大きいのが特徴です。一般的なべた基礎は、立ちあがり幅「120mm以上」、底板の厚さは「150mm以上」とされていますが、住友林業のべた基礎は立ちあがり幅「160mm」、底板の厚さは「180mm」となります。
やはり坪単価が高いと言われる住友林業だけあって、基礎部分も他よりもボリュームがありますね。
基礎はコンクリートの厚みを確保することで、内部の鉄筋の腐食を抑えて基礎部分を長期にわたり健全に保つことができます。当然、地震などの外力に対する強度も高まります。
ただしは建物の基礎は、土地や地盤の性質にあったものであることが大前提です。地盤の状況は土地によって異なりますので、上記に記載したべた基礎は住友林業のスタンダードな基礎のケースです。
住友林業では申し込み制度を採用しており、申し込みがあった時点で敷地調査・地盤調査を行い、独自の構造計算システム「ウィンクス(WiNX)」で建物全体の構造設計をプランニングしています。
注文住宅を建てる場合は住友林業のように敷地・地盤調査を行い、個別の対応をしてくれるのが基本です。
住友林業の屋根
次は住友林業の屋根についてまとめていきます。
「住友林業の家」は屋根材の下の前面にオリジナルルーフィングを敷き詰めている点が特長の一つです。このオリジナルルーフィングは熱に強く引っ張り強度にも優れた素材で、屋根の耐水性を向上させています。
ただ、住友林業は屋根材に関しては特別、独自のテクノロジーを有しているわけではありません。
「住友林業の家」では他社製品の屋根材を採用しており、標準装備となっている屋根材はスレート屋根(コロニアルグラッサ)です。
住友林業だけのオンリーワンの屋根材というのは特にありませんが、逆にいえば好みの屋根材があればオプションで採用できます。
スレート屋根(コロニアルグラッサ)
スレート屋根は粘土板岩という素材を薄く加工した屋根材です。住友林業はケイミュー社製のスレート屋根「コロニアルグラッサ」を標準装備としています。
屋根材の大手企業ケイミューのコロニアルグラッサは「大和ハウス」など他のハウスメーカーでも多数採用されている人気の屋根材です。
そもそもスレート屋根は「安い」「軽量」「高耐久」「防火性」「耐腐食性」などの特長をもつ優秀な屋根材で最近の一戸建て住宅ではもっとも採用されている非常にポピュラーな屋根材です。
一般的にスレート屋根は「10年~15年程度でメンテナンスが必要」な屋根材ですが、ケイミュー社のコロニアルグラッサは紫外線から表面を保護する塗装が施されているため、30年間はメンテナンスが不要と謳われている商品です。
スレート屋根は「メンテナンス頻度」が弱点でしたが、その弱点を克服した商品がケイミューの「コロニアルグラッサ」というわけです。
機能面でも優れておりカラーバリエーションも豊富なため、さまざまなハウスメーカーからの採用実績があるのでしょう。スレート屋根は価格面もその他の屋根材に比べて控え目です。
瓦
住友林業で、標準装備の屋根材はスレート屋根ですが、オプションで瓦屋根に変更することも可能です。瓦屋根は日本家屋でもっとも古くから使われている屋根材で一番の特長は耐久性です。瓦は陶器でできており物理的な衝撃には弱いですが、衝撃で割れてしまうことがなければ半永久的な寿命を誇ります。
色あせしにくいため塗り直しなどのメンテナンスも不要です。ただし瓦の接合部である「漆喰(しっくい)」部分はメンテナンスが必要です。
また瓦屋根は重厚感のある見た目も特長の一つです。
ただ瓦自体に重量があるため、軽量な屋根材に比べると耐震性の面では少し劣り価格も高いのがデメリットと言えます。
住友林業は寒い?断熱材・断熱性能は?
住友林業は木造住宅に強みをもつハウスメーカーですが、一般的に木造住宅は鉄筋コンクリート造のマンションに比べて気密性の面でビハインドがあります。
木造住宅といえば「夏は暑く冬は寒い」というイメージがありますよね。木造の戸建て住宅にとって「断熱性能」は弱点です。
しかし、木造住宅の建築技術も日進月歩で進んでおり、近年の木造住宅は鉄筋コンクリート造にも引けを取らない十分な気密性・断熱性能を誇るケースも存在します。特に木造住宅を主力とするハウスメーカーはいかにして断熱性能を向上させるかに心血を注いでいるわけです。
住友林業は、木造住宅の最大手ハウスメーカーで「坪単価・価格」も高めと言われていますが、断熱材・断熱性能に関してはどうなのか?住友林業の家は冬寒いのでしょうか?
住友林業でマイホーム購入を検討している方は、この点は非常に気になる点だと思います。
木造住宅において断熱材・断熱性能は非常に重要なポイントです。せっかくマイホームを建てるのですから「夏は暑い」「冬は寒い」という家は避けたいものです。せっかく一から注文住宅を建てるのですから、断熱材・断熱性能にはこだわった方がいいです。
断熱性能が高ければエアコン代などの電気料金も割安になりランニングコストを抑えることができます。
この項目では住友林業の断熱材・断熱性能についてまとめていきます。
住友林業の断熱材・断熱性能
木造住宅の断熱工法には大きく分けて「充填断熱工法」と「外張り断熱工法」の2種類がありますが、住友林業では基本的に「充填断熱工法」を採用しています。
充填断熱工法とは壁や天井、床の内部に断熱材を充填する断熱工法です。住友林業では住友林業では天井・外壁・床下・窓など、住宅をかたちづくるそれぞれの部分において適切な断熱部材を選んでいます。
住友林業は建築物省エネ法の地域区分で日本で最も広範囲にわたる4~7地域では下記の断熱仕様を採用しています。
天井 | グラスウール(高性能品)16K(110mm厚×2) |
外壁 | グラスウール(高性能品)16K(100mm厚) |
床下 | 押出法ポリスチレンフォーム3種(100mm厚) |
窓 | 樹脂サッシorアルミ樹脂複合サッシ+Low-E複層ガラス(アルゴンガス入り) |
住友林業では天井と外壁には高性能なグラスウールを採用しています。
グラスウールとは、ガラスと砂を混ぜ合せた素材でできており耐火性能が高くシロアリの被害も受けにくい素材のため木造住宅とは非常に相性がよい断熱材です。
住友林業のグラスウールはその「分厚さ」が特長です。
前述のとおり、木造住宅の断熱材にはよくグラスウールが使われており、それこそ建売住宅などでもグラスウールが標準装備とされていることが多いですが、住友林業の断熱材はとにかく分厚いです。
「旧省エネ基準の家」と「住友林業の家」の断熱材の厚さを比較すれば、一目瞭然です。
旧省エネ基準の家 断熱材の厚み
天井:31mm
壁 :23mm
床 :14mm
住友林業の家 断熱材の厚み
天井:220mm
壁 :100mm
床 :100mm
各部位で厚さが異なりますが、旧省エネ基準の数倍の厚さのものを採用しています。
住友林業は2020年の省エネ基準適合住宅の義務化を見据えた高い断熱性能をいち早く実現したハウスメーカーとしても知られ、断熱性能が高いことも「売り」の一つのハウスメーカーです。
またグラスウールのl充填断熱工法は、年月が経つと断熱材の自重によりずり落ちてきてしまうケースがありますが、住友林業の家はグラスウールを敷きつめる内部を格子状で仕切っているため、断熱材がずりおちにくくなっています。
住友林業 窓の断熱性能
住宅の中で一番熱損失が大きいのは「窓」です。
「戸建て住宅の断熱性能の5~6割は窓で決まる」とも言われているほど、住まいにとって窓の断熱性能は重要です。
住友林業では窓には断熱性の高いアルゴンガス入りのLow-E複層ガラスを採用しています。これは複層ガラスの間に空気よりも熱を伝えにくい「アルゴンガス」を封入し特殊金属膜をガラス面にコーティングしたもので、高い断熱性・遮熱性を誇ります。このLow-E複層ガラス(アルゴンガス入り)は一般的な1枚ガラスに比べて断熱性能はおよそ5倍。また熱効率を高めるだけでなく結露も抑制し紫外線もカット、さらに複層ガラスのため遮音性も高いガラスになっています。
サッシも住まいの断熱性能を高めるために重要な箇所です。一般的にアルミサッシが普及している日本ですが、アルミは熱伝導率が高く断熱性能としてはよくありません。
住友林業のサッシは標準仕様でアルミ樹脂複合サッシとなっており、オプションで「樹脂サッシ」に変更できます。また寒冷地の場合は樹脂サッシが標準となります。
木の家はコンクリートに比べて温度の変化が小さい
「住友林業の家」は木の家ですので、夏はひんやり涼しげで冬は温もりを感じると言われていますが、これはなんとなくそう感じるのではなく、「木の家はコンクリートの家に比べて温度の変化が小さい」という理由があります。
木の熱伝導率を「1」とした場合、コンクリートは木の約13倍、鉄は約440倍となります。木造住宅は気密性の点から断熱性能が弱点とされていますが、木という素材自体の断熱性能は低くなくむしろ高いです。木の断熱性能に加えて、旧省エネ基準よりも大幅に分厚くした断熱材を敷き詰めることによって住友林業の家は高い断熱性能を確保しています。
家を建てるなら断熱性能は超重要です!
というのもマイホームを建てた人の後悔ポイント1位が「室内の寒さ・暑さ」、2位が「光熱費が高いこと」だと言われているからです。コレ、どちらも高気密・高断熱の家なら解消できていた後悔ポイントです。
せっかく注文住宅を建てるなら「夏涼しく冬暖かい省エネ住宅」が良いのは当たり前ですよね。
マイホームの気密・断熱で失敗したくないなら、必ず「カタログの数値」で比較してください。
営業マンに「気密・断熱はどうですか?」と聞くだけじゃダメです。だいたい皆「うちは悪くない」というはずです。気密・断熱に自信のあるハウスメーカーなら“住宅カタログに必ず数値を載せる”ものです。カタログの数値に嘘はありません。
逆にカタログに数値が載っていなければ、その会社は「自信がない」と判断してOKです。これをやっておけば「気密・断熱での失敗」はまずありません。
気密・断熱性はハウスメーカー各社で力量差が非常に大きく表れるポイント。先輩方と同じ後悔をしないために気密・断熱の数値は必ずカタログで比較しておきましょう。
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住友林業 エアドリームハイブリッド(全館空調システム)
最近は他社ハウスメーカーでも全館空調システムを搭載している家が多いですが、住友林業でもオプションの位置付けですが住友林業ではエアドリームハイブリッドという全館空調システムを提供しています。
エアドリームハイブリッドは「機械のちから」と「自然のちから」を融合したハイブリッドな空調システムです。
全館空調システムは基本的に「冷房・暖房・空気清浄・換気・除湿」の機能が備わっていますが、エアドリームハイブリッドはこの基本性能にさらに「外気冷房」の機能がプラスされています。外の空気が心地よい時には外気冷房機能により窓を開けることなく自然の空気を取り入れます。時に外気冷房を使うことでエネルギー消費を抑えるエコな空調システムとなっています。
全館空調システムですので、もちろん家全体の空調をコントロールしながら常に外部から新鮮な空気を取り入れ、内部の汚れた空気を屋外に排出。空気洗浄フィルターで花粉などのアレルギー物質を取り除く機能も備わっています。
住友林業 ZEH(ゼッチ)
ZEH(ゼッチ)という言葉はご存知ですか?
ZEH(ゼッチ)とはNet Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略で、住宅の断熱性能と省エネ性能を上げ、また太陽光発電設備などにより自宅で発電する環境を整え、年間の消費エネルギーと創エネルギーの収支をプラスマイナスゼロとした住宅のことです。
ZEH(ゼッチ)であれば、理論上「電気代は0円」かあるいは創エネ設備で発電した電力を売電し、副収入を得れることもあります。
売電収入は季節や日当たり状況、天気に左右されるため具体的な金額は出せませんが「ZEH(ゼッチ)設備のイニシャルコストを10年単位でペイできる」と言われています。
住友林業の家も「ZEH(ゼッチ)」に対応しており、2017年度の実績では総販売戸数のうち33%が「ZEH(ゼッチ)住宅」でした。住友林業は今後の目標でも「ZEH(ゼッチ)住宅」の割合は増やしていく目標を発表しています。
ただし「ZEH(ゼッチ)」は住友林業の専売特許というわけではなく、その他ハウスメーカーでも「ZEH(ゼッチ)」の普及に取り組んでいます。
住友林業の耐震性能
次は住友林業の耐震性能についてみていきましょう。
日本は地震大国であり、東日本大震災や熊本地震など近年では大規模な地震に襲われています。また、今後は南海トラフ地震や首都直下型地震が起こる確率が高いとされています。
地震大国の日本において「住宅の耐震性能」は非常に重要です。
住友林業の家の耐震性能はどうなっているのか。住友林業でマイホーム購入を検討している方にとっては非常に気になるポイントです。
この項目では住友林業の耐震性能についてまとめます。
住友林業の家は標準で耐震等級3
まず第一に住友林業の家は標準で耐震等級3(最高等級)をクリアしています。現在、住友林業では「ビッグフレーム構法」と「マルチバランス構法」の2種類の構法を採用していますが、当然これはどちらも耐震等級3を標準で備えています。
※耐震等級とは住宅の耐震性能をわかりやすくランク付けした等級のことです。ランクは1~3まであり、3が最高等級となります。具体的には耐震等級1は震度6強~7程度の地震に対して倒壊や崩壊しない程度。耐震等級2は等級1の1.25倍の強さ、耐震等級3は等級1の1.5倍の強さという基準です。
と、いうか住友林業の家は「耐震等級3以上」です。
住友林業の家 ビッグフレーム構法の耐震性能
ビッグフレーム構法は通常の柱の5倍に相当する幅をもつ長方形の柱「ビッグコラム」を使用しており、ビッグコラム・梁・基礎は専用の金物で接合しており、非常に高い耐震性能を誇る構法です。
住友林業では構造躯体はもちろん、実物大の住宅モデルで振動実験を行い耐震性能を検証しています。具体的に、ビッグフレーム構法では東日本大震災と同等の最大加速度2,699galの揺れを余裕でクリア。阪神・淡路大震災の最大加速度818galの3.3倍の揺れにも耐えています。
さらに東日本大震災の震度7を2回、阪神・淡路大震災の震度7を20回、合計22回加震する耐震実験にも耐えています。
また阪神・淡路大震災の最大地動加速度の1.2倍、1.5倍を2回、さらに2倍を7回と、巨大地震を超える地震力を検証モデルに加えて実験していますが、こういった繰り返しの加震実験にも建物が倒壊することはなく、一部の内装とサイディング(外壁)に軽微な損傷が発生した程度でした。巨大地震が発生した時は、大きな余震が繰り返し発生するケースが多いですが、こうした地震に対しても非常に強い検証結果が出ています。
住友林業の家 マルチバランス構法の耐震性能
マルチバランス構法では、日本の伝統的な木造軸組構造に「きづれパネル」や「剛床パネル」「地震エネルギー吸収パネル」といった最新のテクノロジーを掛け合わせている構法で、こちらも耐震性が高い構法です。
特に住友林業が開発した「地震エネルギーパネル」は地震のエネルギーによる建物の変形を一般的な筋かい工法に比べて、最大およそ70%も抑えられます。
住友林業ではマルチバランス構法においても実物大の住宅モデルで振動実験を行っています。
マルチバランス構法では「耐震等級3程度の壁量」で構成した試験体に阪神・淡路大震災時の最大地動加速度の1.2倍(1,090gal)を加振し。また、さらに強い余震を想定しほぼ同等の加振を再度行ないましたが、マルチバランス構法の試験体は損傷も倒壊もなく、最高等級3の想定レベルを余裕で上回る高い耐震性能を確認済みです。
また、さらにマルチバランス構法は阪神・淡路大震災の最大地動加速度の1.2倍、1.5倍を2回、さらに2倍を7回と繰り返しの加震実験を行っていますが、これにも建物が倒壊することなく一部の内装とサイディング(外壁)に軽微な損傷が発生した程度でした。マルチバランス構法も繰り返される地震にも高い耐震性を示す検証結果が出ています。
耐震等級は3が現状の最高等級であるため、便宜上「ビッグフレーム構法」も「マルチバランス構法も」耐震等級3となっていますが、実際には耐震等級3以上の耐震性能といえるかもしれません。
住友林業の外壁・外観
次は住友林業の外壁・外観についてまとめます。
外壁は「戸建て住宅の顔」です。建物の強度や耐久性も左右する重要な箇所であり、見栄えも外壁次第でガラリと変わってきます。他人の目に付く部分ですし、せっかくのマイホームですから耐久性や強度だけでなく外観・見栄えにもこだわりたいものですね。
住友林業で採用している外壁を紹介していきます。
サイディング
まずはサイディングです。近年の戸建て住宅の外壁材としてはもっともポピュラーな外壁ですね。サイディングは外壁材としては価格が安めでありデザインも非常に豊富なことがメリットです。
ただしサイディングの耐用年数はおよそ10年程度で定期的なメンテナンスが必要です。イニシャルコストは抑えられますが、ランニングコストがかかってしまう点を理解しておきましょう。
またサイディングは厚さ16mmが一般的な厚さとなりますが、住友林業では標準で18mmの厚さのものを採用しています。外壁に厚さがあると、その分凸凹の陰影がきわ立ち、高級感や重厚感がアップします。
サイディングは比較的、安価な外壁材ですが、住友林業のサイディングは適度な重厚感があるので人気がありますね。
タイル
住友林業ではタイル外壁も採用しています。タイルも外壁材としてはポピュラーな素材です。住友林業のタイル外壁は「LIXIL」や「INAX」の製品が選べます。
タイル外壁のメリットは非常に耐久性が高い点です。擦り傷やひっかき傷にも強く、地震などの衝撃にも強いです。さらに汚れにくい素材のためメンテナンスがほぼ必要ありません。
そしてなんといってもタイルは高級感・重厚感のある見た目に惚れ込む人が多いですね。比較的安価な外壁材であるサイディングは「タイルのような見た目」をしたデザインが多いですが、本物のタイルにはやはりかないません。重厚感をもとめる人はタイル外壁がおすすめです。
タイルのデメリットとしては価格が高い点ですね。住友林業でもタイル外壁はオプションとなっています。ただしタイル外壁はメンテナンス費用が抑えられるため、数十年単位のトータルコストでみればお得かもしれません。
シーサンドコート
シーサンドコートはエスケー化研という会社が住友林業だけに卸しているオリジナルの吹付け外壁です。シーサンドコートは昔はオプションの位置付けでしたが、2019年現在では標準での採用となっています。
「シーサンド」の言葉のとおり、砂、貝殻、サンゴなどを混ぜ合わせた吹き付け材です。カラーバリエーションも豊富で、なんといってもところどころキラキラと光る砂が混じっている見た目がオシャレです。またシーサンドコートはオシャレなだけでなく紫外線や雨などに5000時間以上耐えるという耐久性・防水性を兼ね備えています。
ちなみにシーサンドコートは住友林業の「内装・三種の神器」とも言われており、内装のアクセントにも採用されることがありますね。ただ内装に使うのならばいいのですが、外壁材として使うとサイディングやタイルに比べて「汚れが目立つ」というデメリットがあります。
価格はサイディングよりもやや高い程度です。
ジェイストンコート
ジェイストンコートはアイカ工業から販売されている吹き付け外壁材です。ジェイストンコートは住友林業のオリジナルというわけではなく、他社でも採用している一般的な吹き付け外壁ですね。
シーサンドコートは貝殻やサンゴを砕いたものが混ざっていましたが、ジェイストンコートは鉱石系の素材が混じっているようで、余りキラキラはしていないです。どちらかというとマットな印象です。こちらもカラーバリエーションはかなり豊富ですね。
なお、ジェイストンコートは30年メンテナンスフリーという高い耐久性を誇っていますが、吹き付け外壁のため汚れはやや目立ちそうです。
価格はシーサンドコートよりもやや安い程度です。
住友林業 外観(外壁別)
次は住友林業の外壁別の外観写真をピックアップします。
住友林業の家「サイディング」の外観写真
住友林業の家「タイル」の外観写真
住友林業の家「シーサンドコート」の外観写真
住友林業の家「ジェイストンコート」の外観写真
住友林業のオリジナルの外壁はシーサンドコート
住友林業の外壁で、サイディング・タイル・ジェイストンコートは他のハウスメーカーでも採用していますが、シーサンドコートだけは住友林業の家でなければ採用できません。
せっかくの注文住宅ですから外観にもこだわりたいですよね。好みの外観デザインを探すならまとめてカタログ請求がオススメです。カタログ比較は注文住宅の登竜門!ライフルホームズなら、無料で複数社のカタログを一括で取り寄せできちゃいます。
住友林業の平屋
次は住友林業の平屋についてまとめていきます。
一般的に都市部で注文住宅を建てる場合は2階建てや3階建てが中心ですが、元々の持ち家を建てなおす場合など広い土地を確保できるのであれば平屋は非常に魅力的な選択肢です。
平屋は1階建てですので階段がないため、上下ののぼり下り移動をすることがなく楽な生活動線を確保することが可能です。長く住むのが前提の注文住宅ですので、最初から老後のことを考えて平屋造りを選択する方も多数おります。
また、平屋は1階建てですので構造上の制約が少なく高い天井高を確保できたり、大開口の窓なども実現しやすいというメリットがあります。ワンフロアのため自然と家族がリビングスペースに集まり易く団らんの時間がとり易く、また上下の移動がないためお手入れも比較的ラクです。
さらに平屋は重心が低いため耐震性能も高まることも特長ですね。
デメリットは広い土地が確保できない場合は希望の広さや間取りが実現しにくいという点でしょう。広い土地が確保できるのならば平屋はメリットの多い選択肢といえます。
住友林業 平屋の実例
もちろん住友林業でも平屋タイプの注文住宅を提案しています。住友林業の商品では「Grand life(グランドライフ)」や「GRAND LIFE Terrace Style(グランドライフ テラススタイル)」が平屋タイプとなります。
この項目では住友林業の平屋の実例をピックアップしていきます。文章だけではイメージしにくいですが、平屋の実例写真をみるとよりイメージしやすくなります。
住友林業の平屋 「Grand life(グランドライフ)」の実例
住友林業の平屋 「GRAND LIFE Terrace Style(グランドライフ テラススタイル)」の実例
住友林業の平屋商品「Grand life(グランドライフ)」「GRAND LIFE Terrace Style(グランドライフ テラススタイル)」は特に重厚感抜群な見た目で人気があります。重心の低い平屋はどっしりとした印象があり、広い敷地に悠然と構えるとより見栄えが良くなるでしょう。
住友林業の内装・間取り
次は住友林業の内装・間取りについてまとめていきます。
基本的に住友林業の家は「自由設計」で、施主によって内装プラン・間取りプランの選択肢は無限大です。好みの間取り・内装を建築士を含めたチームで相談しながら一歩ずつ決めていくのが注文住宅の醍醐味。住友林業では建築士やその他分野のエキスパートからなるチームで家づくりをしていくため、提案力・プランニング力にも期待できます。
さて、基本的に住友林業の間取り・内装は自由設計ですので内装の選択肢は多数ありますが、住友林業には「内装・三種の神器」とネット上で囁かれる得意としている内装があります。
住友林業自らが三種の神器と謳っているわけではありませんが、住友林業オーナーの間では有名な呼び名です。多数の住友林業オーナーに選ばれている内装ですし紹介しておきます。
この項目では住友林業の三種の神器について紹介していきます。
住友林業 三種の神器 ウッドタイル
住友林業「三種の神器」の一つ目はウッドタイルです。もちろん名前のとおり「木製のタイル」です。さすが「木の家」にこだわりをもつ木造住宅専門のハウスメーカーですね。
内装インテリアとして採用するオーナーが多いのも頷けるほどかっこいいデザインで内装に高級感・重厚感がでます。凹凸のあるタイプやフラットなタイプなど複数の修理から選べます。
住友林業 三種の神器 格子スクリーン
住友林業「三種の神器」の二つ目は格子スクリーンです。お部屋を壁やドアで仕切るのではなく、格子状で仕切るスクリーンです。これもお部屋のアクセントになりますしオシャレです。採用されているオーナーさんも多いようです。
住友林業 三種の神器 シーサンドコート
外壁材の項目で紹介したシーサンドコートも住友林業「三種の神器」の一角とされています。吹付け外壁としても採用できますが、内装に使うことも可能です。内装に使えば排気ガスや雨、泥汚れなども心配ないですし採用実績も多いです。
住友林業の坪単価
次は住友林業で注文住宅を建てる際の坪単価についてまとめていきます。
坪単価はマイホーム購入を検討するうえで最重要ポイントです。予算上限がしっかり定まっていないと、プランがブレてきてしまいますので、予算に直結する坪単価は真っ先にチェックするべきポイントです。
住友林業は商品ラインナップが豊富ですので、各商品別のおおよその坪単価を表にまとめます。
住友林業 注文住宅商品別 坪単価一覧
■坪単価90万~110万円前後 Grand life(グランドライフ) GRAND LIFE Terrace Style(グランドライフ テラススタイル) |
■坪単価80万~100万円前後 The Forest BF(ザ・フォレストビーエフ) My Forest BF(マイフォレストGS) BF-耐火(ビーエフ たいか) Proudio(プラウディオ) ikiki(イキキ) konoka(このか) 和楽(わらく)華・雅 Green smart(グリーンスマート) エアドリームハイブリッド BF Gran Square(ビーエフ グランスクエア) |
■坪単価65万円~75万円 Forest Selection BF(フォレストセレクションビーエフ) |
住友林業は公式ホームページ上で建物本体価格・坪単価などの価格をハッキリとは公表しておりません。これは住友林業に限ったことではなく、多くのハウスメーカーでも同様です。注文住宅は1棟1棟で敷地条件も違えば、仕様や設備・採用するオプションなども異なるオーダーメイドの住まいですので、ハッキリとした価格は公表しにくいからでしょう。
ただまったく価格がわからないのでは参考になりませんので、当サイトでは各商品ごとの大まかな価格帯・坪単価を独自に調査して掲載しています。
上記の各商品ごとの価格・坪単価を総合すると住友林業のフルオーダーの注文住宅商品は「平均坪単価:90万円~」と推察します。住友林業は「自由設計」が売りが注文住宅メーカーですので、希望する条件によって坪単価が大きく変動する可能性がありますので、あくまで参考程度に考えて頂ければと思います。
いずれにしても住友林業は木造高級注文住宅の代名詞ともいえるハウスメーカーで、価格帯・坪単価は「高め」に設定されていると言えます。もちろん規格住宅タイプのフォレストセレクションBFのように、抑えようと思えば70万円以下に抑える商品プランもありますが、あまり予算を抑え過ぎても「じゃあ住友林業で注文住宅を建てる必要性があるのか?」という問題も浮上するでしょう。
住友林業のフルオーダー注文住宅の大まかな予算目安「坪単価90万円~」という金額を出せるのならば、それこそ価格面でいえば、ほとんどのハウスメーカーが選択肢に入ります。規格住宅「Forest Selection BF(フォレストセレクションビーエフ)」の予算目安である「坪単価65~75万円」でも、ミドルコストハウスメーカーと同程度の価格ですから、競合会社は多いです。
住友林業で建てる予算があるなら、予算だけで言えばほかのほとんどのハウスメーカーでも家を建てられますので「比較検討・相見積もり」がより重要になってくると言えるでしょう。マイホーム購入は一生に一度の大切な買い物です。予算と相談し、特長をよく理解しその他のハウスメーカーと比較検討することが大切です。
注文住宅でマイホームを建てるなら、必ず「予算に合うハウスメーカー」を複数社みつくろって比較・相見積もりしてください。
注文住宅は基本的にオーダーメイドの一点モノ。ほとんど「定価」という概念がありません。つまり自分の条件であいみつをとらなければ「自分の条件のマイホームの適正価格」があいまいのまま。
適正価格があいまいのまま、なんとなくフィーリングで決めてしまうことだけは絶対にやめましょう。
注文住宅は似たような見た目や性能でもハウスメーカーが違えば「300万円~1000万円単位で価格差がある」のが当たり前の世界です。後から「向こうのほうが安かったのに…」と後悔しないためにも必ず複数社のカタログを比較・相見積もりを取るようにしてください。
住友林業の家は高い?安い?価格設定は?
次に住友林業の家は「一般的にみて高いのか?安いのか?」という点についてまとめていきます。
結論から言いますが、住友林業の家は一般的にみて「高め」の価格設定と言えます。住友林業は坪単価:およそ90万円~が予算目安となりますが、自由設計の家ですし設備などで上を求めればさらに坪単価が上がるケースもあります。
ですが、住友林業の売り上げ規模は「業界5位」です。つまり「高くても売れている」ハウスメーカーです。もちろん、知名度が高いということもありますが、それ以外にも評価できる点は多いです。まず木造住宅の専業メーカーですので、木の特性を知り尽くしたエキスパートが家づくりをしてくれるのは非常に安心感があります。
また、住友林業が現在、主力商品として売り出しているビッグフレーム構法が評価されている点も大きいです。ビッグフレーム構法は通常の柱のおよそ5倍の幅となるビッグコラムを使用し、耐震性能・設計自由度がともに非常に高いのが特長の構法です。
注文住宅を建てる際、設計の自由度が高いのは大きな判断基準の一つになります。他社では断れてしまうプランでも住友林業ならば実現できる可能性があるからです。高い設計自由度を武器に施主のこだわりを細部まで実現できる点、そしてなによりも高級感抜群の自慢できる邸宅に仕上げてくれる点は住友林業の最大魅力でしょう。間取りに特にこだわりがない方でも、住友林業のモデルハウスを見て一発で虜になったという方も多いです。住友林業は開放的な空間デザインも得意ですので、内装も抜群におしゃれにプランニングしてくれます。
住友林業のように独自の構法をもつハウスメーカーは「他社にできない」という強みがあるぶん価格も高くなりがちですが、それでも予算に入るならば選ぶ施主は多いです。住友林業は独自工法の強みに加えて、高級感・重厚感という大きな付加価値がプラスされますので、価格が高めでも納得感はあると思います。また、言うまでもないですが住宅性能のバランスも高く保証も充実しています。企業としての信頼度も高いですし、さまざまな要素を加味すればコストパフォーマンスが悪いとは言えないと思います。
単純な価格設定だけでみれば、住友林業の家は確かに「高額」ではありますが、大切なのは「予算」と「希望の条件」に合うかどうかです。住友林業の家がもつ特長と価格を天秤にかけ、納得できるのであれば住友林業の注文住宅も選択肢に入ると思います。
住友林業は値引きしてくれるか?
次に「住友林業は値引きしてくれるのかどうか?」という点についてまとめていきます。
マイホームは基本的に一生に一度の買い物。マイホームを買い慣れている人なんてそうそういないですし、値引きしてくれるものかすらも知らない人が大多数でしょう。
ですが数千万単位の買い物です。数%でも値引いてくれるだけで数十万円~数百万円単位の値引きになりますし、値引きしてくれるならそれに越したことはありませんよね。
結論からいって注文住宅を建てる場合、ほとんどのハウスメーカーで「値引きは可能」と考えてください。注文住宅に限った話ではなく、新築の建売戸建て住宅でも中古住宅でもマンションでも住宅購入をする場合は最初に提示されている金額から多少の値引きは可能なケースが多いです。
住友林業でも、その他ハウスメーカーと同様に多少の値引きには応じてくれるケースが多いようです。
住友林業は具体的にどれくらい値引きしてくれるのか?
「じゃあ具体的にどれくらいの値引きが可能なのか?」という点が気になりますよね。
インターネット上の口コミ情報などを総合すると、住友林業の場合はおおよそ「3%~8%程度」の値引きに対応してくれる可能性が高そうです。
これ、言うのと言わないのとではえらい違いです。
例えば最初に提示された見積もり金額が3000万円だった場合は3%の値引きで「90万円」もお得になる計算です。8%の場合は240万円もお得になります。240万円の値引きとなれば、新居と同時に車も買えちゃうレベルです。
値引き交渉は注文住宅を建てるうえで必須項目。「やらないと損」ですので、絶対にしましょう。
もちろん値引きに関してはケースバイケースですので「必ずこれくらいは値引きしてくれる」というわけではありせんのであくまで参考程度にしてほしいのですが、前もって「どれくらいの値引きなら交渉のテーブルにのるのか?」という点を把握しておくと交渉もスムーズにいくと思います。
住友林業 値引きのコツ
住友林業もその他ハウスメーカーと同じく、値引き交渉を有利にすすめるコツがあります。この項目では住友林業の値引きのコツについてまとめていきます。
決算期を狙う
「決算期を狙う」のはどこのハウスメーカーでも有効な値引きのコツです。企業であればどこも共通して、決算期前には少しでも売り上げを上げたいものです。上場企業などはその傾向は強いかもしれません。住友林業は東証一部上場の一流企業ですので、売り上げにせっぱつまっているということはないでしょうが、やはり決算期前には少しでも売り上げがほしいもので、担当の営業マンんも売り上げ・ノルマに関してうるさく言われているケースも多いです。
決算期前にどうしても契約がほしい営業マンは、多少の値引きになら応じてくれる可能性が高いでしょう。
住友林業の決算期は以下の通りです。
本決算 :03月31日
第1四半期決算:06月30日
第2四半期決算:09月30日
第3四半期決算:12月30日
注意すべきは決算美までの本契約が必要になる点です。「決算期を把握する」ことで有利な値引き交渉ができるかもしれませんので、住友林業で注文住宅購入を検討している人はチェックしておきましょう。
住宅が売れにくい時期を狙う
決算期を狙うのと同じくらい有効なのが「住宅が売れにくい時期を狙う」です。
一般的に住宅業界は「2月・6月・8月」が売れにくい時期とされています。2月・8月は「二八(ニッパチ)」と言われどの業界でも売り上げが下がる時期だからでしょう。6月は梅雨の時期ですので、雨が降りやすいからだと思われます。できればモデルハウスをみる時でも晴れていた方がわかりやすいですしね。住友林業の場合、本決算が3月ですので「2月中に契約ができるように話を進める」のが有効かもしれません。
設備品などの値引きを交渉する
基本的にオンリーワンの技術を有するハウスメーカーの場合、そういう技術面での割引は後ろ向きな傾向にあります。
例えば住友林業の場合は「ビッグフレーム構法」は独自の構法であり、住友林業でなければBF構法で建物を建てることはできません。こういうオンリーワンの技術について割引してもらうよりも、外壁や屋根材などその他のハウスメーカーでも採用している設備系のほうが割引してもらえる可能性が高いと言われています。この点も把握しておくと有利な交渉ができるかもしれません。
また値引き交渉というと「金額面の値引き」というイメージが強いですが、設備や外壁・屋根・内装などの「オプションサービス」をしてもらえる可能性もあります。金額の値引きではなく「設備品をアップグレードしてもらう」というのも実質的に値引きのようなものです。金額面での交渉が難しいと感じた場合は、そういう交渉も試す価値があるでしょう。
住友林業のキャンペーン時期を狙う
住友林業も他社lハウスメーカーと同様に、時期によっては得なキャンペーンを打ち出していることがあります。
例えば住友林業 柏支店では2019年04月27日~05月31日までの期間で「平屋モニターキャンペーン」を打ち出していました。
住友林業の平屋モニターキャンペーンの詳細はネット上では確認できませんでしたが、おそらく平屋造りの家をキャンペーン価格で購入できるという内容でしょう。このようなキャンペーンもお得に活用できれば実質的には「値引き」と言えます。
ただしキャンペーンの場合、「キャンペーン期間中ですので値引きには対応できない」というケースもあり得ますので、キャンペーンに関しては固執し過ぎるのではなく「タイミング良く使えるならラッキー」くらいに考えておくのがベターです。
複数社で比較検討・相見積もりをとる
これもどのハウスメーカーでも有効な交渉材料です。住宅に限ったことではなく、例えば電機屋さんで家電を購入しようという時も複数の店舗を回って一番値引き率が高い店舗で購入する人が多いです。
注文住宅のハウスメーカー選びでも同じことです。「複数社で検討している」という点は最終的な値引き交渉で施主に有利に働く交渉材料になります。
それと、できれば「格が近い競合他社」で相見積もりをとるのがオススメです。例えば、電機屋さんで家電を買う時も「ネット通販ではこの値段でしたけど?」と言っても「ネット通販と比べられても…」と言われてしまうことが多いです。
住宅業界でも「地元の○○工務店ではこの値段でしたけど?」というよりも、格が近いハウスメーカーとの競合させた方が競り合ってくる可能性が高いです。
住友林業は一般的に高級ハウスメーカーと言われていますので「大和ハウス」や「三井ホーム」「積水ハウス」「へーベルハウス」などが格が近いハウスメーカーです。住友林業でマイホーム購入を検討する場合は、これらのハウスメーカーと競合させるのは非常に有効です。住友林業に限らずマイホームを購入する時は「複数社で比較検討し相見積もりをとる」ことが大切です。
まずは希望の予算・エリアに対応しているハウスメーカーを何社か見つけることから始めましょう。せっかく相見積もりをするなら性能スペックやデザインが希望条件にある程度あてはまらないとあまり意味がありません。
そこで最初のふるい落としに役立つのが「住宅カタログ」です。何冊かカタログに目を通すだけで各ハウスメーカーの特徴・強みがだいたいわかってきます。何社かお気に入りをみつくろったら「あいみつ」を取ってみてください。
似たようなスペックでも「ハウスメーカーごとにこんなに価格が違うの?!」と驚くと思います。価格差を知らずになんとなく決めてしまってたら…ゾッとしますね。すごくカンタンな作業ですが、これをやるかやらないかでマイホーム計画の失敗率は格段に下がります。「カタログ比較」は注文住宅の登竜門。まずはライフルホームズから始めましょう!
その他 ハウスメーカー 値引きの裏ワザ
上記に挙げた値引きのコツ以外にも当サイトでは注文住宅の値引きの裏ワザをまとめています。下記のリンクより「ハウスメーカー 値引きの裏ワザ」をチェックしてください。
住友林業でもしも欠陥があった場合の保証・アフターサービス
次は住友林業の保証・アフターサービスについてまとめていきます。
念願の注文住宅でマイホームを建て、後から「欠陥住宅であることが発覚」なんてシャレになりません。マイホームは買ってゴールではありません。むしろ「購入して住んでからがスタートライン」です。
大手ハウスメーカーで注文住宅を建てて「欠陥住宅だった」というケースは非常に少ないですが、欠陥住宅でなくともどんな住宅でも実際に長く住めばどこかに綻びがでてくるもの。
一戸建て住宅は「保証」と「アフターサービス」が非常に重要です。ハウスメーカーごとに保証・アフターサービスは異なりますので、前もって把握しておきましょう。
住友林業の保証
それでは住友林業の家の保証はどうなっているかみていきましょう。
住友林業の家は、構造躯体・防水面において初期保証で「30年の保証」となっています。国が定める住宅瑕疵担保利工法の保証期間は「10年間」となっているのに対し、住友林業ではその3倍の「30年間保証」となります。
30年の保証は長期優良認定住宅の認定を受けた住まいに限るとのことですが、住友林業の家は標準で長期優良住宅認定に対応しているので問題なさそうです。
ただし、長期優良住宅の認定を受けた住まいは「維持保全計画書」に基づくメンテナンス工事を実施する必要があります。つまり無料で受けられる実質的な初期保証は10年で、以降は何か不具合があった場合は有料の工事を行えば30年目まで保証を延ばす事が出来るという訳ですね。少し煙にまかれたような表現なので注意が必要です。
尚、住友林業の家は長期にわたる耐久性をもつ部材を搭載することでメンテナンスコストの軽減を実現していますので、その辺りは強みでしょうか。
例えば、一般的な木造住宅では「防蟻処理」は5年ごと、外壁などの外部メンテナンスは10年ごとに行うのが普通ですが、住友林業では防蟻処理は10年ごと、外壁などの外部メンテナンスは30年ごとに行うサイクルとなっています。メンテナンスの頻度が少なくすみ、ランニングコストが抑えられる点は大きなメリットです。
住友林業のアフターサービス
次は住友林業はアフターサービスをまとめます。
25年目まで無料の点検を実施
住友林業の注文住宅では25年目まで定期的に「無料の点検」を実施しています。25年間で8回の点検が無料で行われます。30年目からは有料の点検になります。
24時間365日受付のコールセンター
住友林業ではオーナー専用の24時間365日受付のコールセンターを用意しています。住まいの補修や住宅設備の修理、建具の不具合や玄関鍵の紛失、増改築や庭づくりの相談もこのコールセンターで対応しています。休日や夜間などでも緊急時にはいつでも24時間・365日体制で即時対応してくれるのは嬉しいアフターサービスです。
住友林業で注文住宅を建てるメリットとデメリット
次は住友林業で注文住宅を建てる場合のメリットとデメリットをまとめます。
何事もいいことづくめということはなくメリットがあればデメリットもあるものです。ハウスメーカー選びでは各ハウスメーカーのメリットとデメリットを把握したうえで、ご自身の予算と希望条件、生活スタイルにあった会社を選ぶことが大切です。
住友林業のメリットとデメリットをまとめますのでハウスメーカー選びの判断基準の一つとしてお役立てください。
住友林業のメリット
まずは住友林業で注文住宅を建てるメリットからです。わかりやすいように箇条書きでまとめていきます。
- 木造住宅のパイオニア
- ビッグフレーム構法は地震に強く設計自由度が高い
- 知名度が高い(自慢できる)
木造住宅のパイオニア
まず第一に住友林業といえば木造住宅においては最大手のハウスメーカーです。木造住宅を業界でもっとも建ててきているハウスメーカーですので、木造住宅のノウハウに関しては業界随一です。自社で森林事業も手掛けており、木材建材を自社で供給できることから素材に関してもブレが少なく安心できる点は大きなメリットといえるでしょう。
ビッグフレーム構法は地震に強く設計自由度が高い
近年の住友林業の主力構法は独自に開発したビッグフレーム構法です。こちらは耐力壁を必要としない柱と梁を剛接合した構造となっており、設計自由度が高いうえ、通常の5倍の幅となるビッグクラムを柱に採用しており、非常に耐震性能が高いことが特長です。
ツーバイフォー工法や木質パネル工法など「面で支える構造」は耐震性は高いですが、一般に設計の自由度はさほど高くないのですが、住友林業のビッグフレーム構法は高い耐震性能を確保したうえで、なおかつ設計自由度が高いので、他社では断られてしまう間取りでも住友林業では実現できるというケースもあり得ます。設計自由度が高いため、提案力・プラン力も比較的高いです。
またビッグフレーム構法は住友林業独自のオリジナル構法ですので他社でマネできません。ビッグフレーム構法の住宅を建てられるのは住友林業の大きなメリットです。
知名度が高い(自慢できる)
住友林業は木造住宅で高い知名度を誇り、坪単価も高いことから高級ハウスメーカーとして知られています。「住友林業で家を建てた」といえば自慢できちゃいます。
マイホーム購入は一生で一度の大切な買い物です。せっかく注文住宅を建てるならば「自慢できる家」が良いのが施主の本音だと思います。住友林業で注文住宅を建てれば、周りの人にかなり自慢できちゃいます。これも立派なメリットです。
住友林業のデメリット
次は住友林業のデメリットです。こちらもわかりやすいように箇条書きでまとめていきます。
- 価格が高い
- 無垢材はほとんどオプション
- 木材は外国産も使用している
- 施工が下請け工務店の場合は技術ブレもある
価格が高い
住友林業の最大のデメリットといえば、やはり「価格が高い」という点に尽きるでしょう。住友林業の家は比較的、その他のハウスメーカーと比べても坪単価は高めです。自慢できるマイホームではありますが、その分やはりお値段は張ってしまいます。
無垢材はオプション
住友林業といえば「木の家」ですが、実は「無垢材」はオプションになることが多いです。住友林業で注文住宅を建てたのに「無垢材はほとんど使用されていない」という方も多いみたいです。
無垢材は「天然木」ですので、木のもつ本来の風合いが特長で内装に使えば高級感や重厚感を出すことができますが、傷がつきやすかったり定期的なワックス掛けが必要だったり無垢材自体にもデメリットがあることを理解しておきましょう。
木材は外国産も使用している
住友林業は国内に広大な森林を保有しており、国産の木材建材を供給しているので「住友林業の建材はもちろん国産のものだろう」と思ってしまいがちですが、実は外国産の木材も使用しています。外国産の木材建材が悪いというわけではありませんが、国産木材のイメージが強いため、後から輸入木材を使用していることがわかると落胆する人もいます。
施工が下請け工務店の場合は技術ブレもある
住友林業もその他ハウスメーカーと同様で、住友林業自体が施工をするわけではありません。住友林業の場合、施工は子会社の「住友ホームエンジニアリング」か「下請け工務店」が行います。どちらかといえと下請け工務店での施工となった場合は技術ブレがでてくる可能性があります。下請け工務店に任せる体制は他のハウスメーカーでも採用していますし、それが悪いわけではありませんが、やはり下請け工務店のスキル次第では最終的な家の品質にバラつきがでてしまう可能性があります。
住友林業で注文住宅を建てる場合は、施工はどこが行うのか予め確認しておくべきでしょう。
マイホーム購入は人生の一大イベントですし、非常に高額なお買い物です。ハウスメーカー選びに迷っているなら、一度専門家による客観的な意見をお聞きすることをおすすめします。
ハウスメーカーのカタログを見たり、モデルハウスを見に行くと心が舞い踊って冷静な判断が出来なくなっていたりしてしまいますね。後から「もっとハウスメーカー選びを頑張ればよかった‥」「同じような家がもっと安く契約できたかも‥」「住宅性能があまり良くないかも‥」このような後悔の言葉が残念ながらネットには溢れています。
仮にも何千万円と住宅ローンを組んで長期間支払いをしていくお買い物ですから、自分達は絶対に失敗したくない。そうお考えならば、是非一度は「家づくりの専門家」による中立的なアドバイスを受けておく事をオススメします!!
「家づくりの専門家」に相談するといっても、ハウスメーカーの営業マンに相談するのとは一味違います。基本的にハウスメーカーの営業マンは自社で契約して貰いたいのが本音なので、偏った意見を言いがちです。
当サイトがおすすめするのは、第三者である専門家が、損得勘定なく客観的なアドバイスをしてくれるWEB無料相談サービスを利用する事です。
NTTデータの100%子会社が運営する「HOME4U家づくりのとびら」は、専門のプロに家づくりにおけるあらゆる「疑問」や「質問」に直接相談する事が出来ます。
などなど…客観的に比較したいこと、ハウスメーカーにはちょっと聞きにくいことを、注文住宅を知り尽くした専門家が的確に回答あるいは選択肢を教えてくれます。強制されることも営業されることも一切なく、なんならしつこいハウスメーカーにはお断り代行も完全無料でして下さいます。もっと言うと、もしお気に入りのハウスメーカーが見つかった場合、所謂「ベテラン営業マン」のみ紹介してもらえます。新人営業マンやいい加減な営業マンはNTTグループのご紹介者には対応させないのです。この強み、めちゃくちゃメリットなこと、わかる人にはわかりますよね。
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住友林業の注文住宅 まとめ
このページでは住友林業の注文住宅について評判や口コミ・坪単価や価格別の実例などをまとめましたがいかがでしたでしょうか。皆様のハウスメーカー選びの参考になれば幸いです。
注文住宅のハウスメーカー選びで失敗しないために、最後にアドバイスをさせて頂きます。
住宅に限った話ではありませんが、高額な買い物をする時は「どの会社が品質・性能が良いか」「どの会社がお得か」必ず比較しますよね?マイホーム購入は特に比較検討が大事です。
見た目は同じような家でも品質・性能・価格は大きく異なります!ハウスメーカーごとにどんな特色があって、どんな価格設定なのか。注文住宅の知識を身につけておけば必ず判断材料になりますし、また複数社を比較検討することで最終的な値引き交渉の際も有利になります。
注文住宅を検討しているならまずは無料でカタログを見てみましょう!注文住宅のハウスメーカー選びはここから始まります!
無料カタログをまとめて請求するなら「ライフルホームズ」が断トツオススメです。東証一部上場企業が運営する大手不動産サイトですので、あやしいハウスメーカー・工務店が紛れ込まないよう厳しく審査を行っています。住宅は高額な買い物なので安心して使えるサイトかどうかは重要なポイントです。
またLIFULL HOME’Sは国内TOPクラスの不動産サイトだけあって、全国規模で1200件以上(2019年6月時点)のハウスメーカー・工務店を網羅しています。知名度は低いけれど良い家を建てる質実剛健な工務店さんは全国各地にたくさんあります。LIFULL HOME’Sならそのような未知の優良工務店と巡りあえるかもしれません。
LIFULL HOME’Sではエリア検索・予算検索・テーマ検索とさまざまな検索方法で自分にあったハウスメーカー・工務店を検索できるため、そもそもエリア対応していない工務店や予算が合わないハウスメーカーを除外して検討できるのでムダな時間を省けます。
ただでさえマイホーム購入は疲れてしまうもの。省ける時間は省いて賢くハウスメーカーを選びましょう!
住友林業のカタログを実際に請求してみた
実際に住友林業のカタログ請求を行いました。
届いたのは上質な背表紙で高級感のあるカタログ集、豊富な外観エクステリアから良質な木材の事、無垢材の種類など、木材に対して並々ならぬ自信を感じさせるカタログ集となっています。ここまで木材に拘ったカタログを作っているのは住友林業だけではないでしょうか。
他にも住友林業独自のビッグフレーム構法・マルチバランス構法や耐震性、基礎工事の内容や資金計画まで掲載されていて、とても満足感の高いカタログとなっています。
住友林業のキャンペーンをお得に利用する
尚、住友林業では定期的にイベントやキャンペーンを開催しています。例えばカタログ請求を行っておけば、下記のような招待状が届きます。
こちらは住友林業が開催する「住まい博」で、体験型家づくりイベントの招待状となります。イベントの内容はスペシャルステージの他に「首都直下地震に備える防災対策セミナー」や「落語で学ぶ相続対策セミナー」など、役に立ちそうなセミナーを拝聴する事が出来ます。
他にも「邸宅設計相談会」や「住まい博限定特典」として、特別価格提供があったりなど、住友林業を候補の一つに入れている方なら、カタログ請求をしておくだけでそういったキャンペーンサービスの恩恵を受けれる可能性は飛躍的に向上すると思います。
ライフルホームズで気軽にカタログ請求して、イベントやキャンペーンをどんどん利用した方が「お得に家を買える」チャンスの幅は拡がると思いますよ。本気で家を買いたいと考えているのなら、まずは《ライフルホームズ》でカタログの一括請求を試してみましょう。
住友林業の注文住宅の評判は?
最後に住友林業の評判についてまとめておきます。
マイホーム購入は一生でもっとも高額な買い物です。だからこそ「絶対に失敗したくない・後悔したくない」ものです。契約してから後悔することのないよう、目当てのハウスメーカーの評判はしっかりチェックしておくべきです。
マイホーム購入において実の体験談ほど、ためになるものはありません。この項目では住友林業で注文住宅を建てた先輩たちの評判をまとめます。
住友林業の評判
全ての面で品質が高い 私は担当の方と相性が良かったので、住友林業でお願いしました。住友林業は木の家の中でもトップメーカーですし、信頼感もあります。木の種類まで選べる事にも驚きました。設計の魅力は他社を凌駕していましたし、建具にしても一つ一つの手触りや品質の良さは高級感を感じる事が出来ます。設計士やインテリアコーディネーターなど、次々に担当が変わって行きますが、それぞれスペシャリストなので安心して家を建てる事が出来ました。サービス面の品質の高さも感じました。 |
魅力的な提案力と対応力 担当の営業マンを中心に設計士や建築担当の方、外講担当の方、インテリア担当の方と、チームで家造りを行ってくれますが、引き継ぎが上手く行ってない部分が少々あったのか、何度か同じ事を指摘しなければならない事がありました。但し、魅力的な提案力やこちらの要望に親身になって対応して頂いたり、一緒に良い家を造るという姿勢は素晴らしいと思います。 |
高いから国産の材木かと思ったら 住友林業の営業マンは使用する材木も森を保有しているからモノが良いと言いながら、実際は殆どが外国産で国産の木材を使っているのは土台の一部だけです。国産の木材を使用しているようなミスリードを誘うやり方は信用を失うと思います。皆さん、騙されないように気を付けて下さい。 |
とにかく高い 木質系注文住宅なら住友林業と決めていましたので、営業の方と打ち合わせを繰り返していたのですが、他のハウスメーカーと比較してみたくなり、比較をしてみたら価格がこんなにも違うのかと驚きました。住友林業は相当高いですね。例えば同じ木質系の○○工務店さんと比較すればどれだけ高いのか分かると思います。ブランド価格なのかもしれませんが、そこまでの価値を感じる事が出来なくなり、最終的にはお断りさせて頂きました。 |
住友林業の評判 まとめ
住友林業の評判をザックリとわかりやすく箇条書きでまとめます。
- 提案力が高く自由な設計
- 耐震性能が高く安心できる
- 担当者が次々と変わるので食い違いが起こり易い
- 坪単価・価格が高い
- 国産木材はほとんど使用していない
インターネットの口コミは基本的に「悪い口コミ」の方が多いものですので仕方ないといえば仕方ないですが、正直、住友林業の口コミはやや悪評が多いという印象を受けます。住友林業はチームで家づくりをしますので、設計担当者やインテリア担当者など多くの担当者が入れ替わることで意見がすれ違ってしまうケースがあるようです。そういった連携不足が悪評に繋がっているのかもしれません。
悪い口コミでは「価格の高さ」や「コストパフォーマンス面」での意見が多い印象です。また、強みである木材に関しても「外国産の輸入木材も使用している」という口コミも目立ちました。
反面、自由度の高い設計力や提案力、高い耐震性能は評価されているようです。
住友林業は当サイトのハウスメーカーランキングのトップ10にランクインしています≫
住友林業の口コミを大募集しています!
当サイトでも住友林業の注文住宅についての口コミを大募集しています。注文住宅をご検討中の皆様に、より役立つコンテンツとしていくために皆さまのご協力が必要不可欠です。
住友林業で注文住宅を建てた方は住友林業の良かった点、悪かった点などの口コミを寄せて頂けると嬉しい限りです。また住友林業の注文住宅をご検討中の方やモデルハウスを見学に行かれた方なども些細な感想でも口コミをお寄せください。どうぞご協力をお願い致します。
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住友林業は営業担当さんの対応が良く提案力も優れているように感じました。うちはビッグフレーム構法にしましたが、だから提案力も優れていたのかも?この構造は耐震性も高いようですし安心感がありますね。住林はオプションが豊富でしたが予算ギリギリだったので諦めた部分も多いのが少し心残りですが、結果的にはおおむね満足しています。外観もとても気に入っています。
住友林業はモデルハウスを内覧した時に惚れ込みました。外観・設備・内装どれも抜群に格好良かったです。ただやっぱり住友林業は高いです。高級ハウスメーカーだとわかっていますし、無理すれば買えない金額というわけではないので悩ましいところです。ですが、これだけのお金をかける必要があるのか?どうしても自問してしまいます。住友林業で家を建てている人はもともとお金持ちの方ばかりでしょうか。
長澤まさみのCM見て、スミリンの家に興味を持ち住宅展示場に行ってアンケートに記入したら、営業マンに「この年収じゃちょっと…」と言われてしまいました。こんなに高いハウスメーカーだと知らずに大恥をかいてしまいました。やはり事前に情報収集しないとダメですね。身の丈に合った会社を探してみようと思います。
住友林業の展示場に一目惚れしてしまい、無謀にも展示場と全く同じ間取りと仕様で見積もりをお願いしました。後日提示された坪単価は約150万円。贅を尽くしたオプションの付帯工事はどれも高額でした。リビングとダイニングには折り下げ天井の間接照明。小上がり和室には無垢材のリブ天井。テレビの壁凹ませ取付け加工。石調のエコカラット壁面貼り。各部屋にはカウンター収納・・・etc。どんどん金銭感覚が崩壊する自分に戸惑いながらも何とか展示場仕様で着工合意することが出来ました。現在、環境パイルでの地盤改良が終わり、間もなく基礎工事が始まります。一度は諦めようとしましたが、ビックフレーム工法による間取りの自由度と上質なデザインこそ住友林業の魅力ではないでしょうか。
スミリンの営業担当さんは清潔感もあってさわやかでしたが、いかんせん忙しそうで、打ち合わせの時もやたらと契約を急かされましたね。昨年から6社程候補に挙げて最終的には積水かスミリンかで悩みましたが、積水を選びました。もう少し営業担当さんにゆとりがあれば、スミリンに決めていたかもしれません。
幾つかの候補の中から住友林業を選びましたが、設計の自由度が高くて、営業マンの真摯な対応もとても好感が持てました。住友林業のカタログに掲載されている企業の商品なら、特注品でも採用する事が出来るし、コンセントから軒の長さのまで、何でも自在に変更する事が出来ます。他にはない、私だけの世界で一つだけの家をつくりたいなら、安心感や工法、技術を考えても住友林業が一番だと思います。
長澤まさみさんのテレビCMで木を楽しむツリーイングの考え方に凄く共感して住友不動産を選びました。私は首都圏で毎日コンクリートに囲まれた日々を過ごしていますが、マイホームを建てるなら木の温もりを感じられる家にしたいと考えるようになりました。若い頃はタマーマンションに憧れていたのですが、人って変わるものですね(笑)。住友林業の家は国産の良質な木材が使われているそうで、家の中で森林浴しているような感覚になれると期待しています。コロナの影響もあり、着工は少し遅れそうですがとても楽しみにしています。
住友林業さんの屋内の天井から軒に繋がるデザインに一目惚れ。
ビッグフレーム工法のおかげで大きな間口も採用出来て、シーサンドコートの外壁もとにかく格好良い。
軒が大きく張りだした家に憧れていたのですが、他は軒は70~80㎝までと言われましたが、住友林業さんだけは91㎝の張り出しが可能だったので決めました。
軒がこれだけ大きいと、雨の日でも窓を開けられますし、日差しのキツイ日でも自然の風を感じる事が出来て、穏やかな週末を過ごす事が出来ます。
山岳リゾートで過ごすような感覚を自宅で体験出来る。
これだけでも住友林業さんにお願いして良かったと思えます。
最終的に三井ホームと迷っていたところ、大幅な値引きを提示して貰い住林さんに決めました。木の温もりを感じられる良い家が完成したと思います。これからの人生、テレビCMで放映されているツリーイングを楽しみたいと思います。
北関東で住友林業の家を建てました。窓断熱が標準仕様のままでは物足りないので、サーモスXに変更しました。おかげで断熱性が大きく向上したと思います。但し、ハニカムシェードだと冬は若干結露する事もあるので、ガラスは出来ればトリプルガラスにしておいた方が無難だと思います。
住友林業が他の大手と一番違うと感じたのは設計自由度の高さです。工場生産、プレハブ工法が基本のところは既製品のような家しか作る事が出来ませんが、住友林業は尺モジュールに従って4分の1くらいの間隔で設計しますが、細部まで拘りたい部分はcm単位で対応して貰う事が出来ます。細部まで拘れる地場工務店と保証や安心感のある大手HMの両方良いとこ取りをしたような会社だと思っています。
住友林業と積水ハウスを比較してずっと悩んでいましたが、最終的に住友林業を選びました。やはりシーサンドコートの外壁が素敵で、貝殻の結晶がキラキラと光っていて、地中海沿岸の白い家を彷彿とさせる外観が最高に気に入っています。積水もインテリアや大空間のあるリビングが素敵だったのですが、住友林業の良質な木材を使った家の方が長年に渡って愛着を持てると判断しました。
すみりんの家は庶民には買えないんだなと思いました。坪単価はいろいろ諸費用含めれば100万円は超えると。さらにオプションとか含めるといくらになるのか。無理してすみりんで建ててしょぼりんと言われるくらいならミドルコストのハウスメーカーで建てたほうが満足できるのかも
モデルハウスはべらぼうにかっこよかった。露骨に豪華な家じゃなく室内に使われている木材一つ一つがさりげなく高級な感じ。けどお値段はまぁまぁ露骨に高いんですよね。確かにセンスはいいのだが。
住宅展示場で住林の営業からもアプローチされていたが、当初某工務店の方を本命視しており敷地の地盤調査もしてもらい、モデルハウスの他に居住者の家まで拝見したところ、モデルハウスと比べ廊下等の狭さを実感してしまいました(モジュール縛り)。そこで住林の営業にその旨を話してからは設計から絶妙な間取りの提案があった事で住林に決めました。都市部で庭の半分を残したままの限られた敷地で気持ちよく作業して頂き感謝です。入居して間もなく8年になり無垢床の色も落ち着いてきました。定期点検は5年点検まで同じ担当者が来てくれており、メンテの注意もして頂きありがたいです。